当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1)経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出の持ち直しの動きが見られましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が継続する中、個人消費や雇用情勢の回復には弱さが見られ、依然として厳しい状況が継続しております。
世界経済は、ワクチン接種の進展を背景に経済回復の動きが広がりつつありますが、一部の地域では変異株による感染再拡大が見られ、また、依然として緊張状態にある米中対立の影響などもあり、先行きは非常に不透明な状況が続いております。
このような経済環境の下、当社グループは積極的な販売活動を展開いたしました結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は50,603百万円と、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けておりました前年同期比12.3%の増加となりました。
損益面につきましては、経営全般にわたる業務の効率化・合理化施策を推進してまいりました結果、経常利益は前年同期比1,106百万円増加の2,366百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比772百万円増加の1,381百万円となりました。
セグメント別の概況
(ガラス事業)
建築用ガラスにつきましては、国内建築需要の減少に加えて、不採算取引を見直したことによる影響により、売上高は前年同期を下回りました。
自動車用ガラスにつきましては、国内は半導体供給不足による各自動車メーカーの生産抑制の影響を受けたものの、前年同期は新型コロナウイルス感染症による各自動車メーカーの生産一時停止の影響が大きく、前年同期を大幅に上回りました。一方で海外の第1四半期は1月から3月を連結対象としており、当期は北米で発生した寒波の影響による各自動車メーカーの生産一時停止の影響を受け、新型コロナウイルス感染症の影響も前年同期ではまだ比較的軽微であったことから、売上高は前年同期を下回りました。
ガラス繊維につきましては、電材及び自動車分野の出荷が好調に推移し、売上高は前年同期を大幅に上回りました。
以上、ガラス事業の売上高は27,958百万円(前年同期比4.4%増)となり、損益につきましては46百万円の営業損失(前年同期比1,287百万円の改善)となりました。
(化成品事業)
化学品につきましては、主力のハイドロフルオロオレフィン製品が、次世代溶剤の販売が順調に推移し、断熱用発泡剤が国内外で出荷量が増加したことから、売上高は前年同期を大幅に上回りました。
ファインケミカルにつきましては、医療関連製品の販売は低調に推移したものの、堅調な半導体需要により、半導体用途の特殊ガス関連製品の出荷が増加し、農薬関連製品、リチウムイオン電池用電解液製品の販売も好調に推移したため、売上高は前年同期を上回りました。
肥料につきましては、6月からの価格値上げ改定の影響による前倒し需要などにより、売上高は前年同期を上回りました。
以上、化成品事業の売上高は22,645百万円(前年同期比23.8%増)となり、損益につきましては1,951百万円の営業利益(前年同期比193百万円の増加)となりました。
(2)財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ、株価の下落などで投資有価証券が1,944百万円減少する一方、棚卸資産が2,924百万円、有形固定資産が1,286百万円それぞれ増加したことなどにより、3,424百万円増加し288,330百万円となりました。
負債は借入金が1,805百万円減少する一方、仕入債務が2,885百万円増加したことなどにより、1,645百万円増加し117,468百万円となりました。
純資産は株価の下落などによりその他有価証券評価差額金が1,570百万円減少する一方、為替換算調整勘定が3,578百万円増加したことなどにより、1,778百万円増加し170,861百万円となりました。また、自己資本比率は0.1%減少し58.0%となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,380百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。