当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、以下の追加すべき事項が生じております。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大は、社会活動や経済活動に多大な影響を及ぼしております。当社グループは、社長を本部長とする緊急対策本部を立ち上げ、本感染症に対するリスク管理対応を行っておりますが、従業員が本感染症に罹患した場合や、物流網の停滞により原材料の調達に遅延が生じた場合、生産活動が一時的に停止し、業績に影響を与える可能性があります。また、顧客の事業活動の停止や生産計画の見直しにより当社製品の需要が減少した場合、売上高が減少し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。事業環境の悪化による収益性の低下が長期化した場合は、固定資産の減損損失の計上が必要となる可能性もあります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から持ち直しの動きがみられたものの、依然として極めて厳しい状況にありました。海外においても、新型コロナウイルス感染症の収束の目処が立たず、世界経済への長期的な影響が懸念される中で、米中の経済対立が先鋭化するなど、先行き不透明な状況が続きました。
このような事業環境のもと、当社グループは積極的な営業活動を推進してまいりましたが、新型コロナウイルスの影響による需要の減退をカバーするには至らず、当第3四半期連結累計期間の売上高は、374億26百万円と前年同期に比べ31億15百万円、7.7%の減少となりました。損益につきましては、経常利益は34億86百万円と前年同期に比べ29億64百万円、46.0%の減少となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は19億78百万円と前年同期に比べ21億63百万円、52.2%の減少となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
か性ソーダおよび塩酸は、販売数量の減少と販売価格の低下により、前年同期に比べ減収となりました。
塩素系有機製品につきましては、トリクロールエチレンは、販売数量の減少により、前年同期に比べ減収となりました。パークロールエチレンは、販売数量は増加したものの販売先の構成の変化により、前年同期に比べ減収となりました。
以上の結果、基礎化学品事業部門の売上高は、41億20百万円となり、前年同期に比べ8億19百万円、16.6%の減少となりました。営業損益につきましては、営業損失2億13百万円となりました(前年同期は営業利益1億05百万円)。
半導体・液晶用特殊ガス類につきましては、三フッ化窒素は、販売数量は増加したものの販売価格の低下により、前年同期に比べ減収となりました。六フッ化タングステンは、販売価格は低下したものの販売数量の増加により、前年同期に比べ増収となりました。ヘキサフルオロ-1,3-ブタジエンは、販売数量の増加により、前年同期に比べ増収となりました。
電池材料の六フッ化リン酸リチウムは、販売数量の減少と販売価格の低下により、前年同期に比べ減収となりました。
以上の結果、精密化学品事業部門の売上高は、292億31百万円となり、前年同期に比べ8億80百万円、2.9%の減少となりました。営業損益につきましては、営業利益34億69百万円となり、前年同期に比べ17億99百万円、34.2%の減少となりました。
複写機・プリンターの現像剤用であるキャリヤーは、テレワークの浸透による印刷減少等により販売数量が減少したため、前年同期に比べ減収となりました。鉄酸化物は、着色剤の販売減少により、前年同期に比べ減収となりました。
以上の結果、鉄系事業部門の売上高は、12億82百万円となり、前年同期に比べ5億67百万円、30.7%の減少となりました。営業損益につきましては、営業利益1億31百万円となり、前年同期に比べ1億61百万円、55.2%の減少となりました。
商事事業につきましては、化学工業薬品の販売増加により、前年同期に比べ増収となりました。
以上の結果、商事事業部門の売上高は、18億11百万円となり、前年同期に比べ9百万円、0.6%の増加となりました。営業損益につきましては、営業利益99百万円となり、前年同期に比べ4百万円、4.6%の増加となりました。
化学設備プラントおよび一般産業用プラント建設の売上高は、請負工事の減少により前年同期に比べ減収となりました。
以上の結果、設備事業部門の売上高は、9億81百万円となり、前年同期に比べ8億58百万円、46.7%の減少となりました。営業損益につきましては、営業利益1億79百万円となり、前年同期に比べ3億73百万円、67.6%の減少となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産は、現金及び預金が増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ74億86百万円増加し、915億47百万円となりました。
負債は、借入金が増加したことなどから50億59百万円増加し、419億06百万円となりました。
純資産は、その他有価証券評価差額金や利益剰余金が増加したことなどから24億26百万円増加し、496億40百万円となりました。自己資本比率は、前連結会計年度末の54.8%から52.7%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および連結子会社)の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発活動の金額は、10億54百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。