当社グループでは、経営計画「Denka100」の3つの新成長戦略である、「生産体制の最適化」「徹底したコストの総点検」「新たな成長ドライバーへの経営資源集中と次世代製品開発への取組み」に従って、多くの具体的施策を「攻め」の姿勢で着実に実行に移しており、当期は、全体で257億20百万円の設備投資を実施いたしました。
エラストマー・機能樹脂部門では、当社青海工場や千葉工場などで、83億64百万円の設備投資を実施いたしました。
インフラ・ソーシャルソリューション部門では、当社青海工場や大牟田工場などで、86億92百万円の設備投資を実施いたしました。
電子・先端プロダクツ部門では、当社大牟田工場や伊勢崎工場などで、29億47百万円の設備投資を実施いたしました。
生活・環境プロダクツ部門では、当社やデンカ生研株式会社などで、56億25百万円の設備投資を実施いたしました。
当連結会計年度中に完成した主要な設備工事といたしましては、当社千葉工場での、ユーティリティー最適化による競争力強化のための工事やスチレンモノマープラントのコストダウン工事などがあります。また、建設中の設備工事といたしましては、当社青海工場での新規水力発電所の建設や、デンカ生研株式会社でのがん治療ウイルス製剤「G47Δ」製造設備の建設などがあります。
このほか、当社が「成長4分野」と位置づけている「環境」「エネルギー」「インフラ」「健康」の各分野において、さらなる成長に向けたM&Aなどの戦略投資を積極的に実施しており、「インフラ」分野では、東南アジアでの特殊混和材事業展開の一環として、マレーシアに続き、インドネシアの建設資材メーカーPT ESTOP INDONESIA 社への出資比率を33%から79%へ引き上げ子会社化いたしました。
また、「健康」分野では、シンガポールに、同国科学技術庁(A*STAR)とのパートナーシップにより、ライフサイエンス分野初の海外研究開発拠点となる「Denka Life Innovation Research Private Limited」を設立したほか、米国の検査サービス会社KEW, Inc. と共同で、がん遺伝子変異検査ならびに情報サービス事業を目的としたデンカ・キュー・ジェノミクス合同会社を設立いたしました。
平成29年3月31日現在
|
事業所名 |
セグメント |
設備の内容 |
建物及び |
機械装置 |
土地 注4 |
その他 |
帳簿価額 |
従業員数 |
|
|
面積 |
簿価 |
||||||||
|
青海工場 |
エラストマー・機能樹脂 |
無機・有機化学製品・医薬品生産設備 |
24,518 |
26,854 |
6,738 (1,771) 注3 |
6,747 |
5,780 |
63,901 |
824 |
|
大牟田工場 |
エラストマー・機能樹脂 |
無機・有機化学製品・電子機能材料生産設備 |
7,189 |
7,396 |
882 |
7,592 |
714 |
22,892 |
512 |
|
千葉工場 |
エラストマー・機能樹脂 |
有機化学製品・樹脂加工製品生産設備 |
5,646 |
8,233 |
703 |
21,946 |
609 |
36,435 |
383 |
|
渋川工場 |
電子・先端プロダクツ |
電子機能材料製品生産設備 |
2,006 |
1,928 |
188 |
4,787 |
176 |
8,899 |
154 |
|
大船工場 |
生活・環境プロダクツ |
樹脂加工製品生産設備 |
1,021 |
764 |
46 |
3,148 |
173 |
5,108 |
99 |
|
伊勢崎工場 |
電子・先端プロダクツ |
電子機能材料・樹脂加工製品生産設備・研究開発設備 |
2,515 |
4,113 |
91 |
3,071 |
713 |
10,414 |
223 |
|
イノベーション |
全社(共通) |
研究開発設備 |
2,092 |
86 |
33 |
4,499 |
824 |
7,502 |
134 |
|
本社 |
エラストマー・機能樹脂 |
管理・販売業務用設備および福利厚生施設 |
455 |
518 |
3 |
378 |
701 |
2,053 |
477 |
|
支店・その他 |
エラストマー・機能樹脂 |
管理・販売業務用設備および福利厚生施設 |
691 |
533 |
128 (8) |
3,456 |
29 |
4,711 |
154 |
(注) 1.「その他帳簿価額」は、工具、器具及び備品および建設仮勘定の合計であります。なお、金額には消費税等は含まれておりません。
2.上記中の( )内は、賃借中のものであります。
3.年間賃借料は193百万円であります。
4.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、事業用の土地の再評価をおこなっております。なお、土地の再評価の概要等については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結貸借対照表関係)」に記載のとおりであります。
平成29年3月31日現在
|
会社名 |
事業所名 |
セグメント |
設備の内容 |
建物及び |
機械装置 |
土地 |
その他 |
帳簿価額 |
従業員数 |
|
|
面積 |
簿価 |
|||||||||
|
デナールシラン㈱ |
工場 |
電子・先端プロダクツ |
電子機能材料生産設備 |
520 |
1,653 |
(13) |
- |
9 |
2,182 |
- |
|
デンカポリマー㈱ |
佐倉工場 |
生活・環境プロダクツ |
樹脂加工製品 |
104 |
272 |
11 |
673 |
19 |
1,068 |
55 |
|
五井工場 |
生活・環境プロダクツ |
樹脂加工製品 |
46 |
318 |
7 |
527 |
96 |
987 |
119 |
|
|
香取工場 |
生活・環境プロダクツ |
樹脂加工製品 |
88 |
244 |
(55) |
- |
61 |
393 |
69 |
|
|
デンカ生研㈱ |
新潟工場・鏡田工場 |
生活・環境プロダクツ |
医薬品生産設備 |
5,442 |
5,179 |
88 |
1,113 |
1,208 |
12,945 |
573 |
(注) 1.「その他帳簿価額」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定およびリース資産の合計であります。なお、金額には消費税等は含まれておりません。
2.上記中の( )内は、提出会社より賃借中のものであります。
平成29年3月31日現在
|
会社名 |
事業所名 |
セグメント |
設備の内容 |
建物及び |
機械装置 |
土地 |
その他 |
帳簿価額 |
従業員数 |
|
|
面積 |
簿価 |
|||||||||
|
デンカシンガポールP.L |
ポリスチレン工場、アセチレンブラック工場 |
エラストマ |
有機化学製品生産設備 |
2,694 |
7,616 |
(116) 注3 |
- |
1,081 |
11,391 |
122 |
|
デンカパフォーマンスエラストマーLLC |
クロロプレン工場(アメリカ ルイジアナ州) |
エラストマ |
有機化学製品生産設備 |
684 |
2,686 |
(151) 注4 |
- |
771 |
4,141 |
238 |
|
デンカアドバンテックP.L |
溶融シリカ工場 |
電子・先端プロダクツ |
電子機能材料生産設備 |
704 |
1,001 |
(24) 注5 |
- |
3 |
1,709 |
68 |
|
トヨカロン工場 |
生活・環境プロダクツ |
樹脂加工製品生産設備 |
2,275 |
1,253 |
(21) 注6 |
- |
67 |
3,595 |
46 |
|
|
デンカアドバンスドマテリアルズベトナムC.L |
工業用テープ工場、機能性テープ工場 |
電子・先端プロダクツ生活・環境プロダクツ |
電子機能材料生産設備 |
1,172 |
1,668 |
(31) 注7 |
- |
11 |
2,851 |
79 |
(注) 1.「その他帳簿価額」は、工具、器具及び備品および建設仮勘定の合計であります。なお、金額には消費税等は含まれておりません。
2.上記中の( )内は、賃借中のものであります。
3.年間賃借料は165百万円であります。
4.年間賃借料は1百万円であります。
5.年間賃借料は32百万円であります。
6.年間賃借料は23百万円であります。
7.年間賃借料は6百万円であります。
当社グループの設備投資については、経営資源の重点的かつ効率的な投入を念頭に策定しております。設備計画は原則的に連結会社が個別に策定しておりますが、重要な計画に関しては当社を中心に調整を図っております。
なお、当社グループは、多種多様な事業を国内外でおこなっており、内容が多岐に渡るため、セグメントごとの数値を開示する方法によっております。
当連結会計年度後1年間の設備投資計画(新設・拡充)は300億円であり、セグメントごとの内訳は次のとおりです。
|
セグメントの名称 |
平成29年3月末計画金額 |
設備等の主な内容・目的 |
資金調達方法 |
|
エラストマー・機能樹脂 |
7,000 |
有機製品製造設備拡充工事他 |
主に自己資金 |
|
インフラ・ソーシャルソリューション |
8,000 |
無機製品製造設備拡充工事他 |
主に自己資金 |
|
電子・先端プロダクツ |
8,000 |
電子材料製品製造設備拡充工事他 |
主に自己資金 |
|
生活・環境プロダクツ |
7,000 |
合成樹脂製品製造設備、医薬品製造設備拡充工事他 |
主に自己資金 |
|
合計 |
30,000 |
|
|
(注) 1.金額には、消費税等は含まれておりません。
2.経常的な設備の更新のための売却・除却を除き、重要な設備の売却・除却の計画はありません。