第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用、所得環境の改善が続く中で、企業収益が改善傾向に進み、個人消費や設備投資に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。

当社グループを取り巻く事業環境につきましては、鉱山資源価格が上昇基調で推移し、米国・中国の政策動向などによる海外景気の下振れリスクが懸念されました。

このような状況のもと、当社グループにおきましては、引き続き、基幹製品の拡販、高品質・高付加価値製品の販売強化に努めるとともに事業全般にわたるコストダウンを図り、経営の効率化に一層注力いたしました。

この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は21,630百万円と前年同期に比べ6.6%の増収、営業利益は1,361百万円と前年同期に比べ43.8%の増益、経常利益は1,328百万円と前年同期に比べ75.1%の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は853百万円と前年同期に比べ152.6%の増益となりました。

セグメントの業績は以下のとおりです。

(化学)

当社では、拡販に努めた酸化チタンは、全般に亘り出荷が堅調に推移しましたが、鉱石価格上昇によるコスト増を補えず利益は低下しました。亜鉛製品は、亜鉛建値が上昇したことにより、販売単価が高値で推移しました。IT関連向けバリウム製品は、車載およびスマートフォン向けが堅調に推移しました。また、樹脂添加剤は、東南アジアを主とした海外へ積極的な拡販を進めた結果、塩ビ安定剤やハイドロタルサイトの販売が好調に推移しました。

連結子会社におきましては、堺商事株式会社の衛生材料が伸び悩み、SC有機化学株式会社のチオ製品も大口顧客の生産調整のため減少しました。しかし、レジノカラー工業株式会社のOA機器向け機能性インキが大口顧客において受注回復となり、共同薬品株式会社や日本カラー工業株式会社の受託製品、大崎工業株式会社の電極材料向け製品、株式会社片山製薬所の医薬品中間体などが堅調に推移しました。

この結果、当セグメントの売上高は18,885百万円と前年同期に比べ6.6%の増収となり、営業利益は1,729百万円と前年同期に比べ18.8%の増益となりました。

(医療)

カイゲンファーマ株式会社では、医療機関向けは、X線バリウム造影剤や医療機器が堅調に推移しました。しかし、消化性潰瘍・逆流性食道炎治療薬「アルロイドG」は、販売量が減少するとともに、原料の値上がりの影響を受けたほか、ヘルスケア関連製品のかぜ薬「改源」やその他のOTC(一般用)医薬品、健康食品も低調に推移しました。

この結果、当セグメントの売上高は2,438百万円と前年同期に比べ4.6%の増収となり、営業利益はコストダウンの徹底により110百万円(前年同期営業損失15百万円)となりました。

(その他)

路面標示・道路標識の設置工事などを行うラインファルト工業株式会社において、首都圏を中心に積極的な営業活動を展開した結果、当セグメントの売上高は306百万円と前年同期に比べ25.7%の増収となり、営業利益は1百万円(前年同期営業損失22百万円)となりました。

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、771百万円です。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。