文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、国内ならびに中国および東南アジア諸国の堅調な景気に支えられ、前年同期比6.0%増の42,931百万円となりました。
また、利益面では、鉱山資源価格が上昇しましたが、高品質・高付加価値製品の販売強化に努めるとともに事業全般に亘るコストダウンを図ったため、営業利益は前年同期比24.3%増の2,322百万円、経常利益は前年同期比64.6%増の2,210百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比84.1%増の1,205百万円となりました。
なお、当社グループの強みを活かし、より成長が期待される事業に経営資源を集中して資本効率の向上と事業の拡大を図るため、松岡メディテック株式会社の株式(66.7%)ならびにラインファルト工業株式会社の全株式を譲渡いたしました。
セグメントの業績は、以下のとおりです。
(化学)
当社では、酸化チタンは、全般に亘り出荷が堅調に推移しましたが、鉱石価格上昇によるコスト増を補えず利益は減少しました。亜鉛製品は、出荷数量が減少したものの、亜鉛建値の上昇を受けて販売単価が高値で推移しました。IT関連向けバリウム製品は、車載向けおよびスマートフォン向けが堅調に推移しました。また、樹脂添加剤は、東南アジアを主とした海外向けを中心に塩ビ安定剤やハイドロタルサイトの販売が好調に推移しました。
連結子会社におきましては、大口顧客の生産調整の影響を受けた堺商事株式会社の衛生材料やSC有機化学株式会社のチオ製品、株式会社片山製薬所の医薬品中間体は減少しました。しかし、大崎工業株式会社の電極材料向け製品や共同薬品株式会社・日本カラー工業株式会社における受託ビジネスが堅調に推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は前年同期比6.9%増の37,309百万円となり、営業利益は前年同期比11.3%増の3,008百万円となりました。
(医療)
カイゲンファーマ株式会社では、かぜ薬「改源」やその他のOTC(一般用)医薬品、健康食品が低調に推移したほか、消化性潰瘍・逆流性食道炎治療薬「アルロイドG」は原料の値上がりの影響を受けました。
一方、新規製品である「ソルプロ」(日焼け止めの飲み薬)、「レボシス」(人工骨充填剤)、「グルカゴン」(消化管蠕動運動抑制作用)が順調に売上を伸ばしているほか、X線バリウム造影剤も堅調に推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は前年同期比0.7%減の4,947百万円となりましたが、営業利益はコストダウンの徹底により前年同期比213.0%増の245百万円となりました。
(その他)
路面標示・道路標識の設置工事などを行うラインファルト工業株式会社において、売上高は前年同期比7.1%増の674百万円となり、営業利益は前年同期比182.2%増の16百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローに関しては、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、営業活動によるキャッシュ・フローは1,960百万円と前年同期に比べ1,251百万円減少しました。これは、主として売上債権の増減額が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動によるキャッシュ・フローは△1,249百万円と前年同期に比べ2,108百万円増加しました。これは、主として有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動によるキャッシュ・フローは△1,697百万円と前年同期に比べ926百万円減少しました。これは、主として自己株式の取得による支出が増加したことによるものです。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,005百万円減少し、13,592百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,519百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。