第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間の当社グループの業績は、医薬原薬・中間体事業の受注が下期に偏重していること、前第2四半期連結会計期間に子会社2社を売却したこと、加えて原料価格が上昇していることなどにより、売上高は前年同期比3.5%減の20,874百万円、営業利益は前年同期比11.1%減の1,210百万円、経常利益は前年同期比7.1%減の1,234百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比0.6%減の848百万円となりました。

なお、総資産は前連結会計年度末比0.0%減の117,452百万円となりました。

(化学)

電子材料は、総じて車載向けに堅調に推移しましたが、原料価格上昇の影響を受けました。

酸化チタンは、前年からフル生産が続いており、売上は前年同期並みに推移しましたが、鉱石価格上昇により原価が増加しました。また、亜鉛製品は、化粧品向けが日焼け止めへの販売を伸ばしましたが、工業向けが伸び悩みました。

樹脂添加剤は、東南アジアを主とした海外向けを中心に塩ビ安定剤やハイドロタルサイトが堅調に推移しましたが、為替や原料価格上昇の影響を受けました。

衛生材料は、衛生部材(フィルム・不織布)の売上が堅調に推移するとともに、歩留りも改善して利益が増加しました。

有機化学品は、チオ製品がコンクリート混和剤向けの輸出を減らし、医薬品中間体が受注量減により売上、利益ともに減少しました。

触媒は、脱硝触媒が特に中国でのごみ焼却炉向けに売上を伸ばし、石油樹脂の水素添加などに使用するニッケル触媒も拡販の実現により好調に推移しました。

また、受託ビジネスも堅調に推移しました。

この結果、当セグメントの売上高は前年同期比1.0%減の18,704百万円となり、営業利益は前年同期比9.6%減の1,563百万円となりました。

 

(医療)

X線バリウム造影剤は、アジアへの輸出を伸ばしましたが、国内向けが薬価引き下げなどの影響により伸び悩みました。

消化性潰瘍・逆流性食道炎治療薬「アルロイドG」は、ジェネリック品1社の販売中止を受けて売上が増加に転じましたが、薬価引き下げや原料値上がりの影響を受けました。

医療機器は、メンテナンス契約等の獲得は順調でしたものの、機器本体の拡販が進まず伸び悩みました。

美容整形外科向けに販売した日焼け止め対策サプリ「ソルプロプリュスホワイト」は好調に推移しました。

また、かぜ薬「改源」などのOTC医薬品は低調に推移しました。

この結果、当セグメントの売上高は前年同期比11.0%減の2,169百万円となりましたが、新製品の治験終了による委託外注費の減少などにより、営業利益は前年同期比65.4%増の182百万円となりました。

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、739百万円です。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。