なお、重要事象等は存在していません。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、原油安や円安などの効果もあり緩やかな回復基調が続きましたが、中国経済の減速や新興国市場の低迷など不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のなかで、当社グループは主力事業の一層の拡大強化に努めるとともに、安定的な収益力確保に向けてグループ一体となった積極的な営業活動に取り組んでまいりました結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は372億57百万円(前年同期比1.7%減少)、営業利益は20億69百万円(前年同期比9.0%増加)、経常利益は23億44百万円(前年同期比8.4%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億53百万円(前年同期比10.9%増加)となりました。
当第2四半期連結累計期間における、セグメントの業績は、次のとおりであります。
ガス事業を取り巻く環境は、建設、鉄鋼、電機、化学、半導体など仕向け先全般にわたり緩やかな持ち直しの動きがみられましたが、回復力は弱く依然として不透明な状況で推移いたしました。
主力製品の「溶解アセチレン」は、造船業界向けに需要が回復したものの、建設、橋梁向けなどの需要が減少し、売上高は前年同期を下回りました。
「その他工業ガス等」は、炭酸、特殊ガスが新規需要先の獲得により増加しましたが、窒素が工事需要の減少により、LPガス等の石油系ガスが新規需要先の獲得により販売数量は増加したものの輸入価格の大幅な下落に伴い減少し、売上高は前年同期を下回りました。
「溶接溶断関連機器」は、ロボットや工作機械などの生産設備の需要が上向き、また、ガス供給関連工事の受注増に伴い、売上高は前年同期を上回りました。
「容器」は、消火設備装置向けの需要が減少したものの、特殊容器の需要が増加し、売上高は前年同期を上回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は279億52百万円(前年同期比1.6%減少)、営業収入は1億22百万円(前年同期比7.3%減少)、営業利益は19億75百万円(前年同期比0.3%減少)となりました。
化成品事業を取り巻く環境は、消費増税の駆け込み需要の影響が未だ残るなか、新しい技術の開発に注力し、環境にやさしい製品や付加価値の高い製品の開発に努めました。
「接着剤」は、ペガールでは木工用が住宅建材向けに、塗料用が塗り替え工事向けに、粘着用が荷札向けにそれぞれ減少し、シアノン、ペガロックの海外向けが、円安の影響、高機能品の市場開拓により増加したものの、売上高は前年同期を下回りました。
「塗料」は、エアゾール製品の販売が新規需要先の獲得により増加したものの、消費増税の駆け込み需要の影響、住宅改修工事の需要の低迷と天候不順による工事の減少に伴い建築用塗料が減少し、売上高は前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は88億5百万円(前年同期比2.1%減少)、営業収入は5百万円(前年同期比8.5%増加)、営業利益は5億68百万円(前年同期比25.2%増加)となりました。
その他事業は、海外向けに光学機器の需要が減少したものの、LSIカードが車両関係向けに需要を伸ばし、売上高は4億99百万円(前年同期比0.5%増加)、営業利益は79百万円(前年同期比72.2%増加)となりました。
(各事業別の売上高、営業収入および営業利益)
(単位:百万円)
事業区分 | 売 上 高 | 営 業 収 入 | 営 業 利 益 | |||
金 額 | 前年同期比(%) | 金 額 | 前年同期比(%) | 金 額 | 前年同期比(%) | |
ガス事業 | 27,952 | 98.4 | 122 | 92.7 | 1,975 | 99.7 |
化成品事業 | 8,805 | 97.9 | 5 | 108.5 | 568 | 125.2 |
その他事業 | 499 | 100.5 | - | - | 79 | 172.2 |
合計 | 37,257 | 98.3 | 128 | 93.2 | 2,624 | 105.6 |
(注)各事業部別営業利益合計26億24百万円と四半期連結損益計算書「営業利益」20億69百万円の差額5億 54百万円は、各事業に帰属しない一般管理費であります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、147億85百万円となり、前連結会計年度末と比べ12百万円減少しました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、14億89百万円(前年同期比39.5%減少)となりました。
これは主に、法人税等の支払額が8億96百万円及び仕入債務の減少額が11億24百万円あったものの、税金等調整前四半期純利益が23億42百万円、売上債権の減少額が11億38百万円及び減価償却費が8億62百万円あったことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、11億46百万円(前年同期比43.0%減少)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出が11億7百万円あったことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は、3億56百万円(前年同期比0.0%減少…表示単位未満で減少)となりました。
これは主に、配当金の支払いが3億84百万円あったことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は1億64百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。