第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在していません。

 

 

2 【経営上の重要な契約等】

   当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な米国経済や中国経済を背景に生産や輸出が増加したほか、設備投資や個人消費に持ち直しの動きがみられるなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。

このような状況のなか、当社グループは、市場が求める安全・安心な製品やサービスを供給することを基本とし、販売体制の強化や生産体制の効率化など、収益確保に向けてグループ一体となった積極的な事業活動に取り組んでまいりました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は594億7百万円(前年同期比6.1%増加)、営業利益は37億49百万円(前年同期比13.7%増加)、経常利益は42億56百万円(前年同期比12.4%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29億95百万円(前年同期比21.4%増加)となりました。

当第3四半期連結累計期間における、セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

① ガス事業

『溶解アセチレン』は、建設等の現場工事向けに下げ止まりの兆しがあるものの、造船向けの需要が減少し、売上高は前年同期を下回りました。

『その他工業ガス等』は窒素、アルゴン、特殊ガスが新規獲得及び需要先の回復により増加しました。LPガス等の石油系ガスは輸入価格の上昇に伴なう販売価格の上昇により、売上高は前年同期を上回りました。

『溶接溶断関連機器』は、設備投資に持ち直しの動きがあり、溶接ロボットや工作機械等の需要が増加し、売上高は前年同期を上回りました。

『容器』は、半導体向け特殊容器などが増加し、売上高は前年同期を上回りました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は450億23百万円(前年同期比6.7%増加)、営業収入は1億99百万円(前年同期比1.5%増加)、営業利益は35億83百万円(前年同期比17.1%増加)となりました。

 

 

② 化成品事業

『接着剤』は、ペガールが新規需要先の獲得により紙用、塗料用、粘着用に需要を伸ばし、シアノンが国内及び海外向けに高機能品が伸長しました。また、ペガロックが新規用途の開発により国内向けが増加し、売上高は前年同期を上回りました。 

『塗料』は、建築用塗料が天候不順により減少し、エアゾール製品が新規需要先の獲得及び既存品の需要増により伸長したものの、売上高は前年同期を下回りました。 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は140億84百万円(前年同期比5.4%増加)、営業収入は0百万円(前年同期比0.0%)、営業利益は10億85百万円(前年同期比3.5%増加)となりました。

 

③ その他事業

鉄道事業者向けのLSIカードの需要が減少し、売上高は前年同期を下回りました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2億99百万円(前年同期比33.8%減少)、営業損失は56百万円(前年同期は3百万円の営業損失)となりました。

 

       (各事業別の売上高、営業収入および営業利益)

                                            (単位:百万円) 

事業区分

売 上 高

営 業 収 入

営 業 利 益

金 額

前年同期比(%)

金 額

前年同期比(%)

金 額

前年同期比(%)

 ガス事業

45,023

106.7

199

101.5

3,583

117.1

 化成品事業

14,084

105.4

0

100.0

1,085

103.5

 その他事業

299

66.2

△56

 合計

59,407

106.1

199

101.5

4,611

112.3

 

(注)各事業別営業利益合計46億11百万円と四半期連結損益計算書「営業利益」37億49百万円の差額8億62百万円は、各事業に帰属しない一般管理費であります。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費は2億19百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。