なお、重要事象等は存在していません。
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっています。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調がみられたものの、原料価格の高騰や物流流コストの上昇、米中貿易摩擦問題や金融資本市場の変動の影響が懸念されるなど不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは市場が求める安全・安心な製品やサービスを供給することを基本とし、販売体制の強化や生産体制の効率化など、収益確保に向けてグループ一体となった積極的な事業活動に取り組んでまいりました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は632億81百万円(前年同期比6.5%増加)、営業利益は38億60百万円(前年同期比2.9%増加)、経常利益は44億2百万円(前年同期比3.4%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28億93百万円(前年同期比3.4%減少)となりました。
当第3四半期連結累計期間における、セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間から、報告セグメントの区分を一部変更しています。以下の前年同期比については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
ガス事業を取り巻く環境は、一部に減速感が出始めたものの、鉄鋼、自動車、化学など仕向け先全般において堅調に推移いたしました。このような事業環境のなか、シリンダーガスビジネスの収益力強化のため、生産体制の合理化などを進め、地域に密着した営業に努めてまいりました。
『溶解アセチレン』は、新規需要先の獲得があったものの、建設、土木など現場工事向け及び造船向けの需要が減少し、売上高は前年同期を下回りました。
『その他工業ガス等』は窒素、アルゴン、炭酸ガスがそれぞれ半導体、溶接、食品向けに新規需要先の獲得及び既存需要先の回復により増加しました。また、LPガス等の石油系ガスは輸入価格の上昇に伴なう販売価格の上昇に加え、需要先の獲得により販売数量が増加し、売上高は前年同期を上回りました。
『溶接溶断関連機器』は、溶接ロボット、工作機械等の獲得や設備工事の受注があり、売上高は前年同期を上回りました。
『容器』は、半導体向け特殊容器などが増加し、売上高は前年同期を上回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は476億45百万円(前年同期比5.8%増加)、営業収入は2億16百万円(前年同期比8.7%増加)、営業利益は36億5百万円(前年同期比0.6%増加)となりました。
化成品事業を取り巻く環境は、ナフサ価格の上昇による原料価格の高騰、運送費の上昇など厳しい状況が続きました。このような事業環境のなか、新しい技術開発に注力し、環境にやさしい製品や付加価値の高い製品の開発に努めてまいりました。
『接着剤』は、ペガールが粘着用の需要が低迷し減少したものの、紙用、塗料用、土木用の需要が増加し、シアノンが海外のコンシューマー用に需要を伸ばし、ベガロックが国内、海外とも新規需要先の獲得により増加し、売上高は前年同期を上回りました。
『塗料』は、建築用塗料が新製品の上市により増加したものの、西日本豪雨、台風などの自然災害により戸建の塗装工事が減少しました。他方でエアゾール製品が増加し、売上高は前年同期を上回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は133億62百万円(前年同期比1.3%増加)、営業収入は0百万円(前年同期比0.0%で増減なし)、営業利益は9億77百万円(前年同期比9.9%減少)となりました。
LSIカードは、国内、海外ともに需要が回復し、また、食品添加物が新規需要先の獲得により増加し、売上高は前年同期を上回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は22億73百万円(前年同期比90.1%増加)、営業利益は43百万円(前年同期は56百万円の営業損失)となりました。
(各事業別の売上高、営業収入および営業利益)
(単位:百万円)
|
事業区分 |
売 上 高 |
営 業 収 入 |
営 業 利 益 |
|||
|
金 額 |
前年同期比(%) |
金 額 |
前年同期比(%) |
金 額 |
前年同期比(%) |
|
|
ガス事業 |
47,645 |
105.8 |
216 |
108.7 |
3,605 |
100.6 |
|
化成品事業 |
13,362 |
101.3 |
0 |
100.0 |
977 |
90.1 |
|
その他事業 |
2,273 |
190.1 |
― |
― |
43 |
― |
|
合計 |
63,281 |
106.5 |
216 |
108.7 |
4,626 |
100.3 |
(注)各事業別営業利益合計46億26百万円と四半期連結損益計算書「営業利益」38億60百万円の差額7億65百万円は、各事業に帰属しない一般管理費であります。
当第3四半期連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比べて20億94百万円増加して864億24百万円となりました。
資産は、主として投資有価証券の時価が下落したものの現金及び預金、売上債権、有形固定資産の増加により前連結会計年度末と比べて20億94百万円増加しました。
負債は、主として賞与引当金などが減少したものの仕入債務などが増加したことにより前連結会計年度末と比べて6億20百万円増加しました。
純資産は、主として利益剰余金の増加により前連結会計年度末に比べて14億73百万円増加しました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は2億15百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。