第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在していません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首より適用しており、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間の売上高及び売上原価がそれぞれ7億86百万円減少しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会・経済活動が大きく制限されるなか、一時持ち直しの動きが見られたものの、感染拡大の傾向が継続しており、先行き不透明な状況で推移いたしました。

このような状況のもと、当第1四半期連結累計期間の売上高は192億86百万円(前年同期比6.8%増加)、営業利益は12億34百万円(前年同期比45.3%増加)、経常利益は14億63百万円(前年同期比47.1%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億2百万円(前年同期比54.8%増加)となりました。

 

当第1四半期連結累計期間における、セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

  ガス事業

ガス事業を取り巻く環境は、自動車、化学、半導体、食品など仕向け先全般において緩やかな持ち直しの動きがみられました。このような事業環境のなか、当事業ではシリンダーガスビジネスの持続的な成長や収益の改善を目指し、地域に密着した営業に努めてまいりました。

『溶解アセチレン』は、自動車関連向けの需要が増加したものの、造船業界向けでは仕事量の減少による需要が減少し、売上高は前年同期を下回りました。『その他工業ガス等』は、酸素が新規及びスポット需要の獲得、窒素が半導体及び食品向け需要の回復、アルゴンが新規獲得及び需要の回復、炭酸ガスがプラントメーカーの出荷量増加及びドライアイス向け需要の回復、また、LPガス等の石油系ガスが入札獲得と輸入価格の上昇に伴う販売価格の上昇によりそれぞれ増加し、売上高は前年同期を上回りました。『溶接溶断関連機器』は、設備工事や工作機械等の受注が減少し、売上高は前年同期を下回りました。『容器』は、消火設備装置向け容器が減少し、売上高は前年同期を下回りました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は140億25百万円(前年同期比4.8%増加)、営業収入は97百万円(前年同期比5.0%増加)、営業利益は10億50百万円(前年同期比25.8%増加)となりました。

 

  化成品事業

化成品事業を取り巻く環境は、ナフサ価格の上昇による原材料の高騰や供給不足が続く厳しい状況で推移しました。このような事業環境のなか、新しい技術の開発に注力し、環境にやさしい製品や付加価値の高い製品の開発に努めてまいりました。

『接着剤』は、ペガールが新製品の開発により、紙用接着剤及び粘着用が増加し、また、需要先の業況回復により塗料用、建築用、繊維用の需要が増加、シアノンが韓国、南米向けコンシューマー用の需要が増加、ペガロックが国内、海外向けの需要が増加し、売上高は前年同期を上回りました。

『塗料』は、建築用塗料が高機能品の「ウォ-ルバリアシリーズ」や「ビーズコートシリーズ」の伸長、また、エアゾール製品は需要が回復し売上高は前年同期を上回りました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は44億58百万円(前年同期比11.7%増加)、営業収入は0百万円(前年同期比0.0%で増減なし)、営業利益は4億45百万円(前年同期比43.6%増加)となりました。

 

 

  その他事業

その他事業は、LSIカード関連が減少したものの、食品添加物の需要が回復し前年同期を上回り、売上高は8億3百万円(前年同期比17.1%増加)、営業利益は1百万円(前年同期は6百万円の営業損失)となりました。

 

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて2億6百万円減少して922億3百万円となりました。

資産は、主として現預金や有形固定資産が増加したものの売上債権の減少や投資有価証券時価の下落により前連結会計年度末と比べて2億6百万円減少しました。

負債は、主として繰延税金負債が増加したものの未払法人税等の減少により前連結会計年度末と比べて5億87百万円減少しました。

純資産は、主として有価証券評価差額金が減少したものの利益剰余金の増加により前連結会計年度末に比べて3億80百万円増加しました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費は1億5百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

    当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。