【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

エア・ウォーター㈱(以下、「当社」という。)は日本に所在する株式会社です。当社の登記している本社の住所は、大阪市中央区です。

当社及び子会社(以下、「当社グループ」という。)の要約四半期連結財務諸表は6月30日を期末日とし、当社グループ並びに当社グループの関連会社及び共同支配の取決めに対する持分により構成されております。

当社グループは、産業ガス関連、ケミカル関連、医療関連、エネルギー関連、農業・食品関連、物流関連、海水関連並びにその他の製品・サービスの製造・販売を行っております。各事業の内容については、注記「4.事業セグメント」に記載しております。

 

2.作成の基礎

(1) IFRSに準拠している旨及び初度適用に関する事項

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

当社グループは、2019年4月1日に開始する当連結会計年度の第1四半期連結累計期間よりIFRSを初めて適用しており、当連結会計年度の年次の連結財務諸表がIFRSに準拠して作成する最初の連結財務諸表であります。IFRSへの移行日(以下、「移行日」という。)は2018年4月1日であり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」」(以下「IFRS第1号」という。)を適用しております。移行日及び比較年度において、IFRSへの移行が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は注記「12.初度適用」に記載しております。

 

(2) 測定の基礎

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」に記載している退職給付に係る負債(資産)及び公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3) 機能通貨及び表示通貨

要約四半期連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円で表示しております。日本円で表示しているすべての財務情報は、百万円未満を切り捨て表示しております。

 

(4) 連結財務諸表の承認

当社グループの本要約四半期連結財務諸表は、2019年8月9日に当社代表取締役会長によって承認されております。

 

(5) 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断

当社グループの要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行う必要があります。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直されます。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りが変更された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

当社グループの要約四半期連結財務諸表に重要な影響を与える可能性のある会計上の判断、見積り及び仮定に関する主な情報は、以下のとおりであります。

・非金融資産の減損(「9.非金融資産の減損」)

・繰延税金資産の回収可能性

・確定給付制度債務の測定

・金融商品の公正価値(「7.金融商品」)

 

 

 

3.重要な会計方針

(1) 連結の基礎

① 子会社

子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループが投資先への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、投資先に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、その企業を支配していると判断しております。

連結財務諸表の作成にあたっては、当社グループで統一された会計方針に基づき作成された各グループ企業の財務諸表を用いております。子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表に調整を加えております。

連結財務諸表には、子会社の所在する現地法制度上、当社と異なる決算日が要請されていること等により、決算日を親会社の決算日に統一することが実務上不可能であり、当社の決算日と異なる日を決算日とする子会社の財務諸表が含まれております。

当該子会社の決算日と当社の決算日の差異は3ヶ月を超えることはありません。決算日の差異により生じる重要な取引又は事象の影響については調整を行っております。

子会社の連結は、当社グループが子会社に対する支配を獲得した日から開始し、子会社に対する支配を喪失した日に終了いたします。

当社グループ間取引、並びに当該取引から発生した債権債務残高及び未実現損益は相殺消去しております。

支配の喪失を伴わない子会社に対する持分の変動があった場合には、資本取引として会計処理を行い、非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識しております。

支配を喪失した場合には、当社グループは残存する投資の支配を喪失した日の公正価値で測定し認識しております。支配の喪失から生じた利得及び損失は純損益として認識しております。

子会社の純資産に対する非支配持分は、当社グループの持分とは別個に識別しております。なお、子会社の包括利益は、非支配持分が負の残高となる場合であっても、親会社の所有者と非支配持分に帰属させております。

② 関連会社

関連会社とは、当社グループが当該企業に対し、財務及び営業の方針決定に重要な影響力を有しているものの、支配又は共同支配を有していない企業をいいます。

当社グループは、関連会社に対する投資を、持分法を用いて会計処理しております。

持分法において関連会社に対する投資は、取得時に取得原価で認識され、取得後の関連会社の純資産の変動に対する当社グループの持分を調整して、連結財政状態計算書に計上しております。

連結損益計算書には関連会社の業績に対する当社グループの持分を反映させております。関連会社のその他の包括利益に認識される金額に変動がある場合には、当該変動に対する当社グループの持分はその他の包括利益で認識しております。

当社グループと関連会社との間の取引から生じる未実現損益に対する当社グループの持分を消去するため、連結財務諸表において調整を行っております。

連結財務諸表には、他の株主との関係等により、決算日を統一することが実務上不可能であるため、決算日の異なる持分法適用会社に対する投資もあります。当該関連会社の決算日と当社の決算日の差異は3ヶ月を超えることはありません。決算日の差異により生じる重要な取引又は事象の影響については調整を行っております。

関連会社に対する重要な影響力を喪失した場合、当社グループは残存する投資を重要な影響力を喪失した日の公正価値で測定し認識しております。重要な影響力の喪失から生じた利得及び損失は純損益として認識しております。

 

③ 共同支配の取決め

共同支配の取決めとは、関連性のある活動に係る意思決定について支配を共有している当事者の全員一致の合意を必要とする取決めをいいます。

ジョイント・ベンチャー(共同支配企業)とは、取決めに対する共同支配を有する当事者が、当該取決めの純資産に対する権利を有している場合の共同契約をいいます。

当社グループは、ジョイント・ベンチャーに対する持分を有する場合、当該持分を、持分法を用いて会計処理しております。

ジョイント・オペレーション(共同支配事業)とは、共同支配を有する当事者が共同支配の取決めに関連性のある資産に対する権利及び負債に対する義務を実質的に有している事業をいいます。

当社グループは、ジョイント・オペレーションに対する持分を有する場合、当該ジョイント・オペレーションに係る投資については、共同支配の営業活動から生じる資産、負債、収益及び費用のうち、当社グループの持分相当額のみを認識しております。

ジョイント・オペレーションとの取引、並びに当該取引から発生した債権債務残高及び未実現損益は、相殺消去しております。

当社グループは、㈱堺ガスセンターの議決権の50%以上を保有しておりませんが、同社はジョイント・オペレーションに該当すると判断しております。

 

(2) 企業結合

企業結合は取得法を用いて会計処理しております。

移転した対価は、取得企業が移転した資産、取得企業に発生した被取得企業の旧所有者に対する負債及び取得企業が発行した資本持分の取得日における公正価値の合計で計算しております。

被取得企業に対する非支配持分は、企業結合ごとに、公正価値又は被取得企業の識別可能純資産の公正価値に対する非支配持分割合相当額のいずれかにより測定しております。

企業結合に伴って発生した取得関連コストは、発生時の費用として認識しております。

当社グループが事業を取得する場合、取得日における契約条件、経済状況及び関連する諸条件に基づき、取得資産及び引受負債の分類及び指定を行っております。また、取得した識別可能資産及び引受負債は、原則として、取得日の公正価値で測定しております。

企業結合が段階的に行われた場合、被取得企業に対する支配獲得前に保有していた持分を取得日に公正価値で再評価し、その評価差額は純損益として認識しております。

取得日以前にその他の包括利益に計上されていた被取得企業の持分の金額は、取得企業がその持分を処分した場合と同じ方法で会計処理しております。

のれんは、移転した対価と非支配持分として認識された金額の総額が識別可能取得資産及び引受負債の純額を超過した額として測定しております。

移転した対価と非支配持分として認識された金額の総額が、識別可能取得資産及び引受負債の純額を下回る場合、その差額は純損益として認識しております。

当初認識後、企業結合で取得したのれんは償却せず、当初認識した金額から減損損失累計額を控除した金額で表示しております。また、のれんの減損テストについては、毎年かつ減損の兆候が存在する場合はその都度行っております。

 

 

(3) 外貨換算

当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。また、当社グループ内の各企業はそれぞれ独自の機能通貨を定めており、各企業の取引はその機能通貨により測定しております。

外貨建取引は、取引日における直物為替相場又はそれに近似するレートにより機能通貨に換算しております。

外貨建ての貨幣性資産及び負債は、期末日の直物為替相場により機能通貨に換算しております。当該換算及び決済により生じる換算差額は純損益として認識しております。ただし、その他の包括利益を通じて測定する資本性金融商品およびヘッジが有効な範囲内におけるキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換算差額については、その他の包括利益として認識しております。

在外営業活動体の資産及び負債は期末日の直物為替相場により、収益及び費用は取引日の直物為替相場又はそれに近似するレートにより、それぞれ円貨に換算し、その換算差額はその他の包括利益として認識しております。

在外営業活動体が処分された場合には、当該営業活動体に関連する累積換算差額を処分した期の純損益として認識しております。

 

(4) 金融商品

① 金融資産(デリバティブを除く)

(ⅰ)当初認識及び測定

当社グループは、営業債権を、これらの発生日に当初認識しております。その他のすべての金融資産は、当社グループが当該金融資産の契約当事者となった取引日に当初認識しております。一定の営業債権については取引価格で測定しております。

当社グループは、金融資産を、(a) 償却原価で測定される金融資産、(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産、(c) 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しており、この分類は金融資産の当初認識時に決定しております。

全ての金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類される場合を除き、公正価値に取引コストを加算した金額で当初測定しております。

(a) 償却原価で測定される金融資産

負債性金融資産は、次の条件がともに満たされる場合には、償却原価で測定される金融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて、金融資産が保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

償却原価で測定される金融資産は、公正価値に当該金融資産の取得に直接帰属する取引コストを加算した金額で測定しております。

(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産

・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品

負債性金融資産は、次の条件がともに満たされる場合には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローの回収及び金融資産の売却を目的とした事業モデルに基づいて、金融資産が保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品

投資先との取引関係の維持又は強化を主な目的として保有する株式などの資本性金融資産は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定し、当該指定を継続的に適用しております。

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産は、公正価値に当該金融資産の取得に直接帰属する取引コストを加算した金額で測定しております。

 

(c) 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

償却原価で測定される金融資産又はその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産以外の金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。

ただし、純損益を通じて公正価値で測定しない金融資産に対し、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定することにより、会計上のミスマッチを除去又は大幅に低減する場合には、当初認識時に、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定する取消不能な選択をする場合があります。

(ⅱ)事後測定

金融資産は当初認識後、その分類に応じて以下のとおり測定しております。

(a) 償却原価で測定される金融資産

償却原価で測定される金融資産については、実効金利法による償却原価で測定しております。

(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産

公正価値で測定し、その変動額はその他の包括利益として認識しております。

ただし、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融資産については、公正価値の変動額はその他の包括利益として認識し、認識を中止した場合、あるいは公正価値が著しく下落した場合には利益剰余金に振り替えております。

(c) 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産については、当初認識後は公正価値で測定し、その変動額は純損益として認識しております。

(ⅲ)認識の中止

当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、又は金融資産を譲渡し、ほとんどすべてのリスクと経済価値が移転した場合にのみ、金融資産の認識を中止しております。

当社グループがリスクと経済価値のほとんどすべてを移転しないが保持もせず、譲渡した金融資産を支配し続ける場合には、継続的関与の範囲内において当該金融資産の認識を継続しており、その場合には、関連する負債も認識しております。

(ⅳ)減損

当社グループは、金融資産及び契約資産の減損の測定にあたっては、期末日ごとに償却原価で測定する金融資産に当初認識時点からの信用リスクの著しい増加があるかどうかに基づいております。

なお、償却原価で測定する金融資産について、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損失を貸倒引当金として認識しております。ただし、営業債権については、当初から残存期間にわたる予想信用損失を認識しております。

一方、当初認識時点から信用リスクの著しい増加があった場合には、残存期間にわたる予想信用損失を貸倒引当金として認識しております。

信用リスクが著しく増加しているか否かは、デフォルトリスクの変化に基づいて判断しており、デフォルトリスクに変化があるかどうかの判断にあたっては、主に延滞(期日超過情報)を考慮しております。

また、予想信用損失は、契約上受け取ることのできる金額と、過去の信用損失等に基づいて受取りが見込まれる金額との差額の割引現在価値に基づいて測定しております。

② 金融負債(デリバティブを除く)

(ⅰ)当初認識及び測定

当社グループは、デリバティブ以外の金融負債を償却原価で測定される金融負債に分類しており、この分類は金融負債の当初認識時に決定しております。

すべての金融負債は、公正価値で当初測定しておりますが、償却原価で測定される金融負債については、公正価値から当該金融負債に直接帰属する取引コストを控除した金額で測定しております。

(ⅱ)事後測定

償却原価で測定される金融負債は、当初認識後、実効金利法による償却原価で測定しております。実効金利法による償却及び認識が中止された場合の利得及び損失は、純損益として認識しております。

 

(ⅲ)認識の中止

当社グループは、金融負債の義務の履行、免除、又は失効、並びに大幅に異なる条件による交換、又は大幅に異なる条件に変更した場合に認識を中止しております。

③ 金融商品の相殺

金融資産と金融負債は、認識した金額を相殺する強制可能な法的権利が現時点で存在し、かつ純額で決済するか又は資産を実現すると同時に負債を決済する意図が存在する場合にのみ相殺し、連結財政状態計算書において純額で計上しております。

④ デリバティブ及びヘッジ会計

当社グループは、為替リスクや金利リスクをヘッジするために、為替予約、金利スワップ契約のデリバティブを利用しております。これらのデリバティブは、契約が締結された時点の公正価値で当初測定され、その後も公正価値で再測定しております。

デリバティブの公正価値変動額は純損益として認識しております。ただし、キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分はその他の包括利益として認識しております。

当社グループは、ヘッジ開始時に、ヘッジ会計を適用しようとするヘッジ関係並びにヘッジを実施するにあたってのリスク管理目的及び戦略について、公式に指定及び文書化を行っております。当該文書は、具体的なヘッジ手段、ヘッジ対象となる項目又は取引並びにヘッジされるリスクの性質及びヘッジされたリスクに起因するヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動に対するエクスポージャーを相殺する際のヘッジ手段の公正価値変動の有効性の評価方法などを含めております。当社グループは、ヘッジ開始時及び継続的に、ヘッジ取引に利用したデリバティブがヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動を相殺するために有効であるかを評価しております。具体的には、ヘッジ対象とヘッジ手段との間の経済的関係が相殺をもたらす場合においてヘッジが有効であると判断しております。

ヘッジ会計に関する厳格な要件を満たすヘッジは、国際財務報告基準第9号「金融商品」(以下、「IFRS第9号」という。)に基づき以下のように分類し、会計処理を行っております。

キャッシュ・フロー・ヘッジ

ヘッジ手段に係る利得又は損失のうち有効部分はその他の包括利益として認識し、非有効部分は直ちに純損益として認識しております。

その他の包括利益に計上したヘッジ手段に係る金額は、ヘッジ対象である取引が純損益に影響を与える時点で純損益に振り替えております。ヘッジ対象が非金融資産又は非金融負債の認識を生じさせるものである場合には、その他の包括利益として認識している金額は、非金融資産又は非金融負債の当初の帳簿価額の修正として処理しております。

予定取引の発生がもはや見込まれない場合には、従来その他の包括利益を通じて資本として認識していた累積損益を純損益に振替えております。

ヘッジ手段が失効、売却、又は他のヘッジ手段への入替えや更新が行われずに終了又は行使された場合、若しくはリスク管理目的の変更等ヘッジ会計が中止された場合には、従来その他の包括利益を通じて資本として認識されていた累積損益は、予定取引が発生するか又は発生が見込めなくなるまで引き続き資本に計上しております。

⑤ 金融商品の公正価値

期末日現在で活発な金融市場において取引されている金融商品の公正価値は、市場における公表価格又はディーラー価格を参照しております。

活発な市場が存在しない金融商品の公正価値は、適切な評価技法又は取引先金融機関から提示された価格等を参照して算定しております。

 

 

(5) 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。

 

(6) 棚卸資産

棚卸資産の取得原価には、購入原価、加工費、及び棚卸資産が現在の場所及び状態に至るまでに発生したその他のすべての原価を含めております。

棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額とのいずれか低い額で測定しております。原価の算定にあたっては、主として加重平均法を使用しております。また、正味実現可能価額は、通常の事業過程における予想売価から、完成に要する見積原価及び販売に要する見積費用を控除して算定しております。

 

(7) 有形固定資産

当社グループは、有形固定資産の測定に原価モデルを採用しております。

有形固定資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体、除去及び原状回復費用、並びに資産計上の要件を満たす借入コストを含めております。

土地以外のすべての有形固定資産について、見積耐用年数にわたり、主として定額法で減価償却を実施しております。有形固定資産の見積耐用年数及び償却方法は、期末日に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

主な有形固定資産の見積耐用年数は、以下のとおりであります。

建物及び構築物   2-65年

機械装置及び運搬具 2-42年

工具器具備品    2-38年

 

(8) 無形資産

当社グループは、無形資産の測定に原価モデルを採用しております。

無形資産は、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

個別に取得した無形資産は、当初認識に際し取得原価で測定し、企業結合において取得した無形資産の取得原価は、取得日現在における公正価値で測定しております。なお、内部創出の無形資産については、資産化の要件を満たす開発費用を除き、その支出額はすべて発生した期の費用として認識しております。

耐用年数を確定できる無形資産は、それぞれの見積耐用年数にわたって定額法で償却し、減損の兆候が存在する場合はその都度、減損テストを実施しております。耐用年数を確定できる無形資産の見積耐用年数及び償却方法は、期末日に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

主な無形資産の見積耐用年数は、以下のとおりであります。

無形資産 5-20年

耐用年数を確定できない無形資産及び未だ使用可能でない無形資産については、償却を行わず、毎年かつ減損の兆候が存在する場合はその都度、個別に又は各資金生成単位で減損テストを実施しております。

 

 

(9) リース

借手としてのリース

リースの開始日において、使用権資産及びリース負債を認識しております。

使用権資産は開始日において取得原価で当初測定しております。この取得原価は、リース負債の当初測定額に、開始日又はそれ以前に支払ったリース料を調整し、発生した当初直接コストと原資産の解体及び除去、原資産又は原資産の設置された敷地の原状回復の際に生じるコストの見積りを加え、受領済みリース・インセンティブを控除して算定します。開始日後においては、原価モデルを適用して、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しております。原資産の所有権がリース期間の終了時までに借手に移転する場合又は、使用権資産の取得原価が購入オプションを行使することを反映している場合には、使用権資産を開始日から原資産の耐用年数の終了時までに定額法により減価償却しております。それ以外の場合は、開始日から使用権資産の耐用年数又はリース期間の終了時のいずれか早い時まで定額法により減価償却しております。使用権資産の見積耐用年数は、自己所有の有形固定資産と同様に決定します。さらに、使用権資産は、(該当ある場合)減損損失によって減額され、特定のリース負債の再測定に際して調整されます。

リース負債は、開始日において同日現在で支払われていないリース料の現在価値で測定しております。開始日後においては、リース負債に係る金利や、支払われたリース料を反映させて帳簿価額を増減しております。リース負債を見直した場合又はリースの条件変更が行われた場合には、リース負債を再測定し使用権資産を修正しております。

リース負債の測定に含めるリース料総額は、以下で構成されます。

・固定リース料(実質的な固定リース料を含む)

・指数又はレートに基づいて算定される変動リース料。当初測定には開始日現在の指数またはレートを用いる

・残価保証に基づいて支払うと見込まれる金額

・当社グループが行使することが合理的に確実である場合の購入オプションの行使価格、延長オプションを行使することが合理的に確実である場合のオプション期間のリース料、及びリースの早期解約に対するペナルティの支払額(当社グループが早期解約しないことが合理的に確実な場合を除く)

リース負債は、実効金利法による償却原価で測定しております。指数又はレートの変動により将来のリース料が変動した場合、残価保証に基づいて支払うと見込まれる金額の見積りが変動した場合、又は購入、延長、あるいは解約オプションを行使するかどうかの判定が変化した場合、リース負債は再測定されます。

このようにリース負債を再測定する場合、対応する修正は使用権資産の帳簿価額を修正するか、使用権資産の帳簿価額がゼロまで減額されている場合には損益として認識します。

当社グループは、リース期間が12か月以内の機械の短期リース及び少額資産のリースについて、使用権資産及びリース負債を認識しないことを選択しております。当社グループは、これらのリースに係るリース料をリース期間にわたり定額により費用として認識しております。

 

セール・アンド・リースバック取引

セール・アンド・リースバック取引は売手である借手から買手である貸手への資産の譲渡が売却に該当するか否かを国際財務報告基準第15号「顧客との契約から生じる収益」(以下、「IFRS第15号」という。) に基づいて判断しております。資産の売却に該当する場合は、売手である借手は、リースバックから生じた使用権資産を、資産の帳簿価額に基づき測定し、リースバックされなかった部分の損益のみを認識しております。資産の売却に該当しない場合は、売手である借手は、譲渡した資産を引き続き認識するとともに、譲渡収入と同額の金融負債を認識し、金融取引として処理しております。

 

 

 

(10) 非金融資産の減損

① 非金融資産の減損

当社グループは、期末日時点で資産に減損の可能性を示す兆候の有無を判定しております。減損の兆候がある場合、及び資産に年次の減損テストが必要な場合、当社グループはその資産の回収可能価額を見積っております。資産の回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方の金額としており、個々の資産について回収可能価額を見積ることができない場合には、その資産の属する資金生成単位又は資金生成単位グループごとに回収可能価額を見積っております。資金生成単位又は資金生成単位グループの帳簿価額が回収可能価額を超過する場合、その資産について減損を認識し、回収可能価額まで評価減を行っております。使用価値の評価にあたっては、貨幣の時間価値及びその資産に特有のリスクについて現在の市場の評価を反映した税引前の割引率を用いて、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値を計算しております。なお、将来キャッシュ・フローの見積りにあたって利用する事業計画は原則として5年を限度とし、事業計画の予測の期間を超えた後の将来キャッシュ・フローは、個別の事情に応じた長期平均成長率をもとに算定しております。

処分コスト控除後の公正価値の算定にあたっては、利用可能な公正価値指標に裏付けられた適切な評価モデルを使用しております。

のれんは、取得日以降企業結合のシナジーによる便益が生じると期待される個々の資金生成単位又は資金生成単位グループに配分しております。

のれん又は耐用年数を確定できない無形資産、及び未だ使用可能でない無形資産は、毎年かつ減損の兆候が存在する場合はその都度、減損テストを実施しております。

② 減損の戻入れ

のれん以外の資産に関しては、期末日時点で過年度に認識された減損損失について、その回収可能価額の算定に使用した想定事項に変更が生じた場合等、損失の減少又は消滅の可能性を示す兆候が存在しているかどうかについて評価を行っております。そのような兆候が存在する場合は、当該資産、資金生成単位又は資金生成単位グループの回収可能価額の見積りを行い、その回収可能価額が、当該資産、資金生成単位又は資金生成単位グループの帳簿価額を超える場合、算定した回収可能価額と過年度で減損損失が認識されていなかった場合の減価償却累計額控除後の帳簿価額とのいずれか低い方を上限として、減損損失を戻し入れております。なお、減損損失の戻入れは、純損益として認識しております。

のれんについては、減損損失の戻入れを行っておりません。

 

(11) 売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業

非流動資産(又は処分グループ)の帳簿価額が、継続的使用よりも主として売却取引によって回収が見込まれる場合に、「売却目的で保有する非流動資産」に分類しております。なお、1年以内に売却の可能性が非常に高く、かつ当該資産(又は処分グループ)が現在の状態で直ちに売却可能である場合にのみ、上記要件に該当するものとしております。売却目的保有に分類した非流動資産(又は処分グループ)については、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のうち、いずれか低い方の金額で測定しております。

売却目的保有に分類した資産のうち有形固定資産及び無形資産については、減価償却又は償却を行っておりません。

非継続事業には、既に処分されたか又は売却目的保有に分類された企業の構成単位が含まれており、当社グループの1つの事業を構成し、その1つの事業の処分の計画がある場合に認識しております。

 

(12) 借入コスト

意図した使用又は販売が可能となるまでに相当の期間を必要とするような資産に関して、その資産の取得、建設又は製造に直接起因する借入コストは、当該資産の取得原価の一部として資産化しております。なお、その他の借入コストはすべて、発生した期に費用として認識しております。

 

 

(13) 従業員給付

①退職給付

当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

確定給付制度債務の現在価値及び関連する当期勤務費用並びに過去勤務費用を、予測単位積増方式を使用して制度ごとに個別に算定しております。

割引率は、期末日時点の優良社債の利回りに基づき算定しております。

確定給付制度に係る負債又は資産は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して算定しております。

確定給付制度に係る負債又は資産の再測定額は、発生した期においてその他の包括利益として一括認識した後、直ちに利益剰余金に反映しております。また、過去勤務費用は、発生した期の費用として処理しております。

確定拠出型の退職給付に係る掛金は、従業員が勤務を提供した期間に費用として認識しております。

②その他の長期従業員給付

退職後給付制度以外の長期従業員債務として、一定の勤続年数に応じた特別休暇や年休特別休暇制度を有しております。

その他の長期従業員給付に対する債務額は、従業員が過年度および当年度において提供したサービスの対価として稼得した将来給付の見積額を現在価値に割り引いた額で計上しております。

 

(14) 引当金

引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の債務(法的又は推定的)を有しており、当該債務を決済するために経済的便益を有する資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に認識しております。

貨幣の時間価値の影響に重要性がある場合には、債務を決済するために必要となると見込まれる支出の現在価値で測定しております。現在価値の算定には、貨幣の時間価値と負債に固有のリスクについての現在の市場の評価を反映した税引前の割引率を用いております。

 

(15) 資本

① 普通株式

普通株式は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上しております。

② 自己株式

自己株式を取得した場合には、その支払対価を資本の控除項目として認識しております。

自己株式を処分した場合には、帳簿価額と処分時の対価の差額を資本剰余金として認識しております。

 

(16) 株式報酬

当社は、持分決済型の株式報酬制度として、ストック・オプション制度及び譲渡制限付株式報酬制度を採用しております。

ストック・オプションは、付与日から権利が確定するまでの期間にわたって費用として認識し、同額を資本の増加として認識しております。ストック・オプションの公正価値は、付与日において、ブラック・ショールズモデルを用いて測定しております。

譲渡制限付株式は、付与日から権利が確定するまでの期間にわたって費用として認識し、同額を資本の増加として認識しております。譲渡制限付株式報酬の公正価値は、付与日において、付与した資本性金融商品の公正価値を参照して測定しております。

 

 

(17) 収益

IFRS第15号の適用に伴い、下記の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

ステップ1:顧客との契約を識別する

ステップ2:契約における履行義務を識別する

ステップ3:取引価格を算定する

ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

ステップ5:企業が履行義務の充足時に収益を認識する

 

当社グループは、産業ガス関連事業、ケミカル関連事業、医療関連事業、エネルギー関連事業、農業・食品関連事業、物流関連事業、海水関連事業、その他の事業を営んでおります。

「産業ガス関連事業」は、酸素・窒素・アルゴン等の産業ガスの製造・販売のほか高圧ガス関連設備工事及びガス発生装置の製作・据付をしております。「ケミカル関連事業」は、基礎化学品やファインケミカル製品等の製造・販売をしております。「医療関連事業」は、酸素・窒素等の医療用ガスの製造・販売のほか各種医療機器、病院設備工事等の事業を展開しております。「エネルギー関連事業」は、LPガス・灯油等の石油製品等の販売をしております。「農業・食品関連事業」は、青果物の卸売・加工及び冷凍食品や食肉加工品等の製造・販売並びに清涼飲料水の製造受託をしております。「物流関連事業」は、高圧ガス、一般貨物、食品、医療・環境等の物流サービスのほか倉庫・流通加工サービス、特殊車両製造等の事業を展開しております。「海水関連事業」は、塩及び製塩副産物並びに電融マグネシア及び酸化マグネシウム等の製造・販売をしております。「その他の事業」は、エアゾール事業等から構成しております。

 

① 物品の販売

製品の引渡時点において、顧客が当該製品に対する支配を獲得することから、履行義務が充足されると判断し、当該製品の引渡時点で収益を認識しております。また、収益は、顧客との契約において約束された対価から、値引き、リベート及び返品などを控除した金額で測定しております。

 

② 役務の提供、機器工事契約

原則として取引成果の見積りが可能な場合は、取引の進捗度に応じて収益を認識しております。見積りが不可能な場合は、発生原価は発生した期の費用として認識し、収益は、費用が回収可能と認められる範囲でのみ認識しております。

また、収益は、顧客との契約において約束された対価から、値引き、リベート及び返品などを控除した金額で測定しております。

なお、製品の販売契約における対価は、製品に対する支配が顧客に移転した時点から概ね1年以内に回収しており、重要な金利要素は含んでおりません。

 

(18) 政府補助金

政府補助金は、当社グループが補助金交付のための付帯条件を満たし、かつ補助金を受領するという合理的な保証が得られた時に公正価値で認識しております。

収益に関する政府補助金は、補助金で補償することを意図している関連コストを、費用として認識する期間にわたって、規則的に純損益として認識しております。

資産に関する政府補助金は、補助金を繰延収益として認識し、関連する資産の耐用年数にわたり、規則的に純損益に認識しております。

 

 

(19) 法人所得税

当期及び過去の期間に係る当期税金は、税務当局に対して納付(又は税務当局から還付)されると予想される額で算定しております。税額の算定に使用する税率及び税法は、期末日において制定され又は実質的に制定されているものを使用しております。

繰延税金は、期末日における資産及び負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との差額(一時差異)に基づいて算定しております。

原則として繰延税金負債はすべての将来加算一時差異について認識し、繰延税金資産は将来減算一時差異、未使用の繰越税額控除及び繰越欠損金について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において認識しております。

ただし、例外として以下の一時差異に対しては、繰延税金資産及び負債を計上しておりません。

・のれんの当初認識から生じる場合

・企業結合でない取引で、かつ取引時に会計上の利益にも課税所得(又は欠損金)にも影響を与えない取引における資産又は負債の当初認識から生じる場合

・子会社、関連会社に対する投資及び共同支配の取決めに対する持分に係る将来減算一時差異に関して、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合、又は当該一時差異の使用対象となる課税所得が稼得される可能性が低い場合

・子会社、関連会社に対する投資及び共同支配の取決めに対する持分に係る将来加算一時差異に関して、一時差異の解消の時点をコントロールすることができ、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合

繰延税金資産及び負債の帳簿価額(未認識の繰延税金資産を含む)については、期末日ごとに再検討を行っております。繰延税金資産及び負債は、期末日までに制定又は実質的に制定されている税率に基づいて、当該資産が実現する又は負債が決済される期の税率を見積り、算定しております。

 

(20) 1株当たり利益

基本的1株当たり四半期利益の金額は、当社の普通株主に帰属する四半期利益を、その期の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり四半期利益の金額は、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しております。

 

 

4.事業セグメント

(1) 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、製品・サービス別に包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており、産業ガス関連事業、ケミカル関連事業、医療関連事業、エネルギー関連事業、農業・食品関連事業、物流関連事業、海水関連事業、その他の事業を営んでおります。

従って、当社グループは製品・サービス別の事業セグメントから構成されており、「産業ガス関連事業」「ケミカル関連事業」「医療関連事業」「エネルギー関連事業」「農業・食品関連事業」「物流関連事業」「海水関連事業」「その他の事業」の8つを報告セグメントとしております。

各報告セグメントの主要な製品・サービスは以下の通りであります。

「産業ガス関連事業」は、酸素・窒素・アルゴン等の産業ガスの製造・販売のほか高圧ガス関連設備工事及びガス発生装置の製作・据付をしております。「ケミカル関連事業」は、基礎化学品やファインケミカル製品等の製造・販売をしております。「医療関連事業」は、酸素・窒素等の医療用ガスの製造・販売のほか各種医療機器、病院設備工事等の事業を展開しております。「エネルギー関連事業」は、LPガス・灯油等の石油製品等の販売をしております。「農業・食品関連事業」は、青果物の卸売・加工及び冷凍食品や食肉加工品等の製造・販売並びに清涼飲料水の製造受託をしております。「物流関連事業」は、高圧ガス、一般貨物、食品、医療・環境等の物流サービスのほか倉庫・流通加工サービス、特殊車両製造等の事業を展開しております。「海水関連事業」は、塩及び製塩副産物並びに電融マグネシア及び酸化マグネシウム等の製造・販売をしております。「その他の事業」は、エアゾール事業等から構成しております。

 

(2) 報告セグメントごとの売上収益及び損益の金額に関する情報

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と同一であります。

報告セグメントの利益は営業利益であります。セグメント間の内部売上収益又は振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)

要約四
半期連
結損益
計算書
計上額

産業ガス
関連事業

ケミカル
関連事業

医療関連
事業

エネルギー
関連事業

農業・食品関連事業

物流関連
事業

海水関連

事業

その他の
事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

39,916

5,437

37,980

10,875

34,701

11,529

8,355

22,153

170,950

170,950

セグメント間の

内部売上収益
又は振替高

1,317

43

56

791

208

3,645

68

579

6,710

6,710

41,234

5,480

38,037

11,666

34,910

15,175

8,423

22,732

177,660

6,710

170,950

セグメント利益

3,643

275

1,009

526

1,084

505

352

1,133

8,531

1,157

9,688

金融収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

540

金融費用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

331

税引前四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9,897

 

(注) (1) セグメント間の内部売上収益又は振替高の調整額△6,710百万円はセグメント間取引消去であります。

(2) セグメント利益の調整額1,157百万円は、セグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない当社本社部門の損益に係るものであります。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
 (注)

要約四
半期連
結損益
計算書
計上額

産業ガス
関連事業

ケミカル
関連事業

医療関連
事業

エネルギー
関連事業

農業・食品関連事業

物流関連
事業

海水関連

事業

その他の
事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

42,914

4,744

41,816

11,352

34,495

12,271

8,744

26,972

183,313

183,313

セグメント間の
内部売上収益
又は振替高

1,347

28

54

705

187

3,687

77

537

6,625

6,625

44,261

4,773

41,870

12,058

34,683

15,959

8,821

27,509

189,938

6,625

183,313

セグメント利益

4,755

29

1,086

638

864

588

508

1,366

9,778

1,193

10,971

金融収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

580

金融費用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

432

税引前四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11,120

 

(注) (1) セグメント間の内部売上収益又は振替高の調整額△6,625百万円はセグメント間取引消去であります。

(2) セグメント利益の調整額1,193百万円は、セグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない当社本社部門の損益に係るものであります。

 

(3)報告セグメントの変更等に関する事項

 当第1四半期連結会計期間より、従来「その他の事業」に含まれていた「海水関連事業」について、当社グルー

プの組織変更に伴い、報告セグメントとして記載する方法に変更しております。

 なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分および算定方法

に基づき作成しております。

 

 

5.売却目的保有に分類される処分グループ及び非継続事業

(1) 非継続事業の概要

当社は、2018年3月に新日鐵住金㈱(現 日本製鉄㈱)および新日鉄住金化学㈱(現 日鉄ケミカル&マテリアル㈱)との間で、ケミカル関連事業の一部であるコークス炉ガスの精製事業および当該コークス炉ガスの精製に伴い分離される副産品の販売事業を譲渡する契約を締結し、2019年4月1日に譲渡を完了しております。これに伴い、当社のコークス炉ガスの精製事業および当該コークス炉ガスの精製に伴い分離される副産品の販売事業に関わる資産を売却目的で保有する非流動資産に分類し、かかる損益を非継続事業に分類しております。

また、産業ガス、医療ガス関連事業、海外貿易事業等を取り扱うその他の事業の連結子会社について、当該事業の譲渡を行った結果、2018年12月に事業活動を終了したことにより、かかる損益を非継続事業に分類しております。

 

(2) 売却目的保有に分類される処分グループ

 

 

 

(単位:百万円)

 

移行日
 2018年4月1日

前連結会計年度
 2019年3月31日

当第1四半期
連結会計期間
 2019年6月30日

棚卸資産

737

882

有形固定資産

12,399

13,119

 

 

 

(3) 非継続事業の損益

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期
連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

当第1四半期
連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

非継続事業の損益

 

 

収益

6,780

45

費用

△6,422

△91

税引前四半期利益

357

△45

法人所得税費用

103

△0

四半期利益

460

△46

四半期利益の帰属

 

 

親会社の所有者

460

△46

非支配持分

 

 

(4) 非継続事業のキャッシュ・フロー

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期
連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

当第1四半期
連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

△338

△17

投資活動によるキャッシュ・フロー

△687

14,039

財務活動によるキャッシュ・フロー

△400

△35

合計

△1,425

13,986

 

 

 

 

6.配当金

前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)

(1) 配当金支払額

 

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2018年5月11日

取締役会

普通株式

利益剰余金

4,122

21

2018年3月31日

2018年6月28日

 

(注) 配当金の総額には、持株会信託が保有する自社の株式に対する配当金19百万円を含めております。

 

(2) 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

(1) 配当金支払額

 

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2019年5月14日

取締役会

普通株式

利益剰余金

4,122

21

2019年3月31日

2019年6月27日

 

(注) 配当金の総額には、持株会信託が保有する自社の株式に対する配当金11百万円を含めております。

 

(2) 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

 

7.金融商品

金融商品の公正価値

金融商品の公正価値ヒエラルキーは、公正価値測定に用いたインプットのレベル区分に基づき、以下のいずれかに分類しております。

レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格

レベル2:レベル1以外の、直接又は間接的に観察可能な価格で構成されたインプット

レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプット

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、報告期間の末日時点で発生したものとして認識しております。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。

 

(1) 公正価値の算定方法

金融商品の公正価値の評価方法は以下のとおりであります。

a.現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務、借入金(流動)

これらは短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額によっております。

b.長期貸付金

元利金の合計額を同様の新規貸付を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

c.デリバティブ

レベル2に分類されるデリバティブは、取引先金融機関から提示された価格等によっております。

d.株式及び出資金

株式の公正価値については、レベル1に分類される上場株式については取引所の市場価格、レベル3に分類される非上場株式については、合理的に入手可能なインプットにより、類似企業比較法又はその他適切な評価技法を用いて算定しております。なお、必要に応じて一定の非流動性ディスカウント等を加味しております。

e.社債

元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いて算定する方法によっております。

f.長期借入金

元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

 

(2) 償却原価で測定される金融商品

移行日、前連結会計年度及び当第1四半期連結会計期間における償却原価で測定される金融商品の帳簿価額と公正価値ヒエラルキーは、以下のとおりであります。なお、帳簿価額と公正価値が近似している金融商品については、次表に含まれておりません。

a.移行日(2018年4月1日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金(注)

6,886

6,928

6,928

長期借入金(注)

132,099

132,916

132,916

社債

20,000

20,048

20,048

 

 

b. 前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金(注)

6,975

6,986

6,986

長期借入金(注)

156,511

157,641

157,641

社債(注)

30,500

30,880

30,880

 

 

c. 当第1四半期連結会計期間(2019年6月30日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金(注)

6,354

6,390

6,390

長期借入金(注)

160,009

161,627

161,627

社債(注)

30,500

31,041

31,041

 

(注) 1年以内に回収、1年以内に返済及び償還予定の残高を含んでおります。

 償却原価で測定される短期金融資産、短期金融負債については、公正価値は帳簿価額と近似しております。

 

 

(3) 公正価値で測定される金融商品

移行日、前連結会計年度及び当第1四半期連結会計期間における公正価値ヒエラルキーのレベルごとに分類した、公正価値で測定される金融商品の内訳は、以下のとおりであります。

a. 移行日(2018年4月1日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

24

24

その他

564

564

その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

38,033

18,024

56,057

合計

38,033

588

18,024

56,646

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

1,045

1,045

合計

1,045

1,045

 

 

b. 前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

1,962

1,962

その他

575

575

その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

33,413

18,122

51,536

合計

33,413

2,538

18,122

54,074

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

928

928

合計

928

928

 

 

 

c. 当第1四半期連結会計期間(2019年6月30日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

1,898

1,898

その他

577

577

その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

33,007

19,494

52,502

合計

33,007

2,476

19,494

54,979

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

1,368

1,368

合計

1,368

1,368

 

レベル3に分類される金融商品は、主に非上場株式により構成されており、適切な権限者に承認された公正価値測定に係る評価方法を含む評価方針及び手続に従い、評価者が対象となる各金融商品の評価方法を決定し、公正価値を算定しております。その結果は適切な権限者がレビュー、承認しております。

レベル3に分類された金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の増減は見込まれていません。

レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

期首残高

18,024

18,122

その他の包括利益(注)

245

△92

購入

1,755

1,545

売却

△15

△0

連結範囲の変動

△459

30

その他の増減

△1

△110

四半期末残高

19,549

19,494

 

(注) 要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含まれております。

 

 

8.売上収益

顧客との契約から認識した収益の分解は、以下のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)               

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

産業ガス

関連事業

ケミカル

関連事業

医療

関連事業

エネルギー

関連事業

農業・食品

関連事業

物流

関連事業

海水

関連事業

その他の

事業

物品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガス

29,693

2,129

6,364

38,187

その他

4,540

5,437

18,292

2,012

33,416

7,635

18,271

89,606

機器工事

4,134

14,924

1,587

1,285

1,301

720

1,757

25,712

役務提供

1,546

2,633

911

10,228

2,123

17,443

39,916

5,437

37,980

10,875

34,701

11,529

8,355

22,153

170,950

 

 

当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)               

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

産業ガス

関連事業

ケミカル

関連事業

医療

関連事業

エネルギー

関連事業

農業・食品

関連事業

物流

関連事業

海水

関連事業

その他の

事業

物品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガス

30,521

2,155

6,736

39,413

その他

4,826

4,744

19,326

2,010

33,257

7,843

18,956

90,965

機器工事

4,714

17,153

1,695

1,238

1,379

900

6,543

33,626

役務提供

2,851

3,181

910

10,892

1,472

19,307

42,914

4,744

41,816

11,352

34,495

12,271

8,744

26,972

183,313

 

 

 

 

9.非金融資産の減損

移行日における、減損損失のセグメント別の内訳は以下のとおりです。

             (単位:百万円)

セグメント

移行日

2018年4月1日

医療関連事業

1,191

農業・食品関連事業

3,155

その他の事業

141

合計

4,488

 

 

IFRSの規定に従って減損テストを行った結果、資産から見込まれる回収可能価額が当該資産の帳簿価額を下回ったため、当該資産の帳簿価額と回収可能価額との差額を減損損失として計上しております。これらの減損損失は、移行日における利益剰余金調整額に含まれております。

減損損失の認識及び測定にあたって、回収可能価額は使用価値または処分コスト控除後の公正価値を用いて測定しており、資金生成単位の固有のリスクを反映した市場平均と考えられる収益率を合理的に反映する率を割引率として使用しております。

移行日における固定資産の減損損失には、農業・食品関連事業セグメントに属する当社連結子会社に係る固定資産(のれん、その他無形資産等)の減損損失2,297百万円が含まれております。同社は取得時点での計画に比して収益性が乖離していることから、減損損失を計上しております。

回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値を基に測定しており、固定資産税評価額等を基準にして合理的に算定した価額により評価しており、公正価値のヒエラルキーはレベル3であります。

 

 

 

10.1株当たり情報

(1) 基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益

(単位:円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

基本的1株当たり四半期利益(△は損失)

34.64

36.48

 継続事業

32.29

36.71

 非継続事業

2.36

△0.24

希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)

34.58

36.41

 継続事業

32.23

36.65

 非継続事業

2.35

△0.24

 

 

(2) 基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎

① 普通株主に帰属する利益

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

親会社の普通株主に帰属する四半期利益
(△は損失)

6,770

7,143

 継続事業

6,309

7,189

 非継続事業

460

△46

希薄化後の普通株主に帰属する四半期利益
(△は損失)

6,770

7,143

 継続事業

6,309

7,189

 非継続事業

460

△46

 

 

② 期中平均普通株式数

(単位:千株)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

普通株式の期中平均株式数

195,434

195,821

ストックオプションによる
普通株式増加数

335

350

希薄化後普通株式の期中平均株式数

195,769

196,171

 

 

 

11.後発事象

1.インド Praxair India Private Limited の産業ガス事業の一部譲受及び子会社の増資

当社は、インドの子会社であるAir Water India Private Limited(以下、AW インディア社)を通じてPraxair India Private Limited(以下、Praxair インディア社)がインド東部において営む酸素・窒素・アルゴンの製造・販売・供給に関する事業を譲り受ける契約(以下、本契約)を、2019年6月14日付で Praxair インディア社との間に締結し、同社からの事業譲受を2019年7月12日に完了しました。

本事業譲受に必要な資金調達については、本契約に基づき、当社が AW インディア社に2019年7月10日に増資しました。

 

2.事業譲受の概要

(1)相手企業の名称

Praxair インディア社

(2)事業の内容

インド東部における酸素・窒素・アルゴンの製造・貯蔵・運搬・販売に関する一部の事業

(取引商品の保管・運送・販売に関わる事業を含む)

(3)取得日

2019年7月12日

(4)事業譲受の目的

譲受の対象となる事業は、今後、インドの経済成長とともに産業ガス需要の拡大が見込まれ、且つ、当社が国内で豊富な運営ノウハウを有している高炉向けのオンサイトガス供給事業がその大部分を占めます。また、新たに液化ガスの製造・供給拠点を獲得できるという点で川上事業の構築に直結するものであり、当社の子会社であるEllenbarrie Industrial Gases Ltd.がインド東部地域を中心に展開しているローリー・シリンダー供給による川下事業との中長期的な事業戦略上の補完性が高いなど、インドにおける産業ガスビジネスの拡大に大きく寄与するものであります。 

なお、本事業の譲受は、当社グループの子会社である AW インディア社が行うこととし、事業譲受にかかる必要資金については当社がAW インディア社が実施する増資を引き受ける方法により対応いたしました。

 

3.譲受価額

    152.5億インドルピー(約244億円※)現金決済

                       ※)1インドルピー=1.60円(2019年7月12日現在)で換算 

 

4.子会社の増資額  

   169億インドルピー(約270億円※。事業譲受後の運転資金や必要経費を含む。)

                       ※)1インドルピー=1.60円(2019年7月10日現在)で換算 

 

なお、当該譲受に関する当初の会計処理が完了していないため、企業結合の会計処理に関する詳細な情報は開示しておりません。 

 

 

12.初度適用

当社グループは、当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年6月30日まで)からIFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表を開示しております。

日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2019年3月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2018年4月1日であります。

IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について任意に免除規定を適用することができるものを定めております。

当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した免除規定は以下のとおりであります。

・企業結合

IFRS第1号では、IFRS移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号「企業結合」」(以下「IFRS第3号」という。)を遡及適用しないことを選択することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用しないことを選択しております。

この結果、移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、日本基準に基づく移行日時点での帳簿価額によっております。なお、のれんについては、減損の兆候の有無に関わらず、移行日時点で減損テストを実施しております。

・在外営業活動体の換算差額

IFRS第1号では、IFRS移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められております。当社グループは、在外営業活動体の換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなすことを選択しております。

・借入コスト

IFRS第1号では、適格資産に係る借入コストの資産化の開始日を移行日とすることが認められております。当社グループはこの免除規定を適用し、移行日以前の適格資産に係る借入コストは資産化しておりません。

・みなし原価

IFRS第1号では、有形固定資産、投資不動産および無形資産について、IFRS移行日現在の公正価値を当該日現在のみなし原価として使用することが認められております。当社グループは、一部の有形固定資産について、移行日現在の公正価値を当該日におけるみなし原価として使用しております。

・リース

IFRS第1号では、契約にリースが含まれているか否かの評価を移行日時点で判断することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているか否かを判断しております。

リース債務は、残りのリース料で割り引いた現在価値で測定しております。使用権資産は、リース債務と同額で測定しております。

・IFRS移行日以前に認識した金融商品の指定

IFRS第1号では、IFRS第9号における分類について、当初認識時点で存在する事実及び状況ではなく、移行日時点の事実及び状況に基づき判断することが認められております。

また、移行日時点に存在する事実及び状況に基づき資本性金融資産をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定しております。

当社グループは、IFRS第9号における分類について、移行日時点で存在する事実及び状況に基づき判断を行っており、資本性金融資産については、その全額をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定しております。

・株式報酬

IFRS第1号では、2002年11月7日以後に付与され、IFRS移行日より前に権利確定した株式報酬に対して、IFRS第2号「株式に基づく報酬」(以下「IFRS第2号」という。)を適用することを奨励しておりますが、要求はされておりません。当社グループは移行日よりも前に権利確定した株式報酬に対しては、IFRS第2号を適用しないことを選択しております。

 

IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は以下のとおりであります。

 

移行日(2018年4月1日)現在の資本に対する調整

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

資産の部

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

23,298

△864

869

23,303

 

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

185,216

△1,996

52

△709

182,562

(1),(9)

営業債権及び
その他の債権

商品及び製品

28,896

△28,896

 

 

 

仕掛品

8,442

△8,442

 

 

 

原材料及び貯蔵品

15,902

36,602

160

△3,895

48,769

(2)

棚卸資産

短期貸付金

10,736

△10,736

 

 

 

 

 

11,629

△3,460

2

8,171

 

その他の金融資産

 

 

2,218

12

2,231

 

未収法人所得税

その他

12,280

△1,967

45

△87

10,270

 

その他の流動資産

貸倒引当金

△ 1,781

1,781

 

 

 

 

282,991

△672

△2,319

△4,689

275,309

 

小計

 

 

13,136

13,136

 

売却目的で保有する資産

流動資産合計

282,991

12,463

△2,319

△4,689

288,445

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産

274,277

△12,399

11,762

3,573

277,213

(2),(3),
(4),(7)

有形固定資産

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

のれん

17,408

△3,957

13,451

(5)

のれん

その他

14,185

0

△414

13,771

(5),(6)

無形資産

投資その他の資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25,721

△170

25,551

 

持分法で会計処理
されている投資

退職給付に係る
資産

7,444

△882

6,562

(12)

退職給付に係る資産

投資有価証券

79,270

△15,650

△498

△1,167

61,952

(8)

その他の金融資産

長期貸付金

2,805

△2,805

 

 

 

繰延税金資産

5,260

65

38

861

6,226

(11)

繰延税金資産

再評価に係る
繰延税金資産

65

△65

 

 

 

その他

10,969

△8,843

7

△394

1,737

 

その他の非流動資産

貸倒引当金

△ 1,578

1,578

 

 

 

固定資産合計

410,109

△12,399

11,139

△2,381

406,468

 

非流動資産合計

資産合計

693,101

64

8,819

△7,071

694,914

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

 

 

 

 

 

 

 

負債及び資本

負債の部

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

114,429

19,406

612

△578

133,870

(1),(10)

営業債務及び

その他の債務

短期借入金

32,836

20,530

3,321

1,864

58,552

(9)

社債及び借入金

1年内返済予定の
長期借入金

20,530

△20,530

 

 

 

リース債務

2,676

△2,676

 

 

 

未払費用

18,463

△18,463

 

 

 

 

 

2,769

459

1,243

4,472

(7)

その他の金融負債

未払法人税等

8,009

△616

11

7,405

 

未払法人所得税

その他の引当金

1,402

△336

9

△513

561

 

引当金

その他

24,856

△17

226

△634

24,431

 

その他の流動負債

流動負債合計

223,205

64

4,642

1,381

229,294

 

流動負債合計

固定負債

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

20,000

△20,000

 

 

 

長期借入金

108,030

20,000

80

128,111

 

社債及び借入金

リース債務

19,108

△19,108

 

 

 

 

 

21,014

3,615

5,150

29,779

(7)

その他の金融負債

役員退職慰労引当金

927

△927

 

 

 

退職給付に係る負債

8,664

1

8,666

(12)

退職給付に係る負債

その他の引当金

823

592

△127

1,289

 

引当金

繰延税金負債

10,635

902

△2,576

8,961

(11)

繰延税金負債

再評価に係る
繰延税金負債

902

△902

 

 

 

その他

6,157

△1,570

4,055

8,642

(4)

その他の非流動負債

固定負債合計

175,251

3,695

6,502

185,450

 

非流動負債合計

負債合計

398,456

64

8,338

7,884

414,744

 

負債合計

純資産の部

 

 

 

 

 

 

資本

資本金

32,263

32,263

 

資本金

資本剰余金

37,060

37,060

 

資本剰余金

自己株式

△ 4,089

△ 4,089

 

自己株式

利益剰余金

209,570

181

△20,770

188,980

(13)

利益剰余金

その他の包括利益
累計額

3,148

379

5,849

9,377

(14)

その他の資本の
構成要素

新株予約権

379

△379

 

 

 

 

278,333

181

△14,921

263,593

 

親会社の所有者に
帰属する持分合計

非支配株主持分

16,311

299

△34

16,575

 

非支配持分

純資産合計

294,644

481

△14,955

280,169

 

資本合計

負債純資産合計

693,101

64

8,819

△7,071

694,914

 

負債及び資本合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資本に対する調整に関する注記

 

(1) 営業債権及び営業債務

当社グループは、日本基準では、一部の受託加工取引により発生した債権債務を売掛金及び買掛金として総額で表示しておりましたが、IFRSでは、純額で表示しているため、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務が減少しております。

 

(2) 棚卸資産

当社グループは、日本基準では「原材料及び貯蔵品」の貯蔵品に含めていた交換部品及び保守用の物品を、IFRSでは有形固定資産に振替えたため、棚卸資産が減少しております。

 

(3) 有形固定資産

当社グループでは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、一部の有形固定資産についてIFRS移行日現在の公正価値をみなし原価として使用する選択可能な免除規定を適用しております。IFRS移行日において、みなし原価を使用した有形固定資産の従前の帳簿価額は24,326百万円、公正価値は16,767百万円であります。

 

(4) 政府補助金

当社グループは、日本基準では、政府補助金を受領した時点で一括して収益を計上しておりましたが、IFRSでは繰延収益として計上し、政府補助金により取得した有形固定資産の減価償却に応じて収益を計上しております。

 

(5) 非金融資産の減損

当社グループは、日本基準では、のれんは一定の年数で償却を行っており、減損の兆候がある場合にのみ資産から見込まれる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額との比較により減損損失の認識要否を判定しておりました。IFRSでは、のれんの償却は行わず、減損の兆候の有無に関わらず毎期減損テストを実施し、資産から見込まれる回収可能価額が帳簿価額を下回った一部ののれんについて、当該資産の帳簿価額と回収可能価額の差額を減損損失として計上しております。

 

(6) 資産性のない無形資産

当社グループは、日本基準では、その効果が長期にわたると判断した支出について、その効果が見込まれる期間にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは、無形資産の要件を満たさないことから支出時に一括で費用計上しているため、無形資産が減少しております。

 

(7) リース

当社グループは、日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりました。IFRSでは、借手のリースについてファイナンス・リース又はオペレーティング・リースに分類することはないため、リース取引についてリース資産(使用権資産)及びリース債務(リース負債)を両建て計上しております。

 

(8) その他の金融資産(非流動資産)

当社グループは、日本基準では非上場株式を主として移動平均法による原価法により評価しておりましたが、IFRSでは公正価値で評価することにより、その他の金融資産が減少しております。

 

(9) 債権流動化

当社グループは、日本基準では、債権流動化取引について営業債権を譲渡した際に、全額金融資産としての認識を中止しておりましたが、IFRSでは、一部の営業債権に関して金融資産の認識の中止要件を満たさないことから、営業債権及び借入金を両建て計上しているため、営業債権、社債及び借入金が増加しております。

 

 

(10) 賦課金

当社グループは、日本基準では、固定資産税等の賦課金に該当する項目について、納税した会計年度にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは債務発生事象が生じた時点で一括して計上しているため、営業債務及びその他の債務が増加しております。

 

(11) 繰延税金資産及び繰延税金負債

当社グループは、日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したこと等により、繰延税金資産及び繰延税金負債の金額を調整しております。

 

(12) 退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債

当社グループは、日本基準では、数理計算上の差異は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは、数理計算上の差異は、発生時にその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。 

日本基準では、過去勤務費用は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により費用処理しておりましたが、IFRSでは、過去勤務費用は、発生時に損益で認識することから、その調整を利益剰余金に認識しております。

また、IFRSでは、日本基準と異なり、確定給付制度が積立超過である場合には、確定給付資産の純額は資産上限額に制限されるとともに、過去の勤務に関する最低積立要件がある場合には、制度に支払うべき最低積立掛金が返還又は将来掛金の減額のいずれかとして利用可能とならない範囲で資産の減額又は負債の増額を行うことから、その調整をその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。

 

(13) 利益剰余金

IFRS適用に伴う調整による利益剰余金への影響は以下のとおりであります。なお、以下の金額は、関連する税効果及び非支配持分を調整した後の金額であります。

(単位:百万円)

 

 

移行日

(2018年4月1日)

有形固定資産に関する調整
((3)参照)

 

△15,105

非金融資産の減損に関する調整
((5)参照)

 

△4,311

無形資産に関する調整((6)参照)

 

△644

賦課金に関する調整((10)参照)

 

△1,126

退職給付に関する調整
 ((12)参照)

 

385

その他

 

31

利益剰余金に関する調整合計

 

△20,770

 

 

 

 

 

(14) その他の資本の構成要素

当社グループは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、在外営業活動体に係る累積換算差額の残高を、移行日である2018年4月1日時点においてすべて利益剰余金に振り替えております。

 

 

(15) 表示組替

当社グループは、上記のほか、IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っており、主なものは以下のとおりであります。

・日本基準では、預入期間が3ヶ月を超える短期の定期預金を「現金及び預金」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」に含めて表示しております。

・日本基準では「商品及び製品」、「仕掛品」及び「原材料及び貯蔵品」を独立掲記しておりますが、IFRSでは「棚卸資産」に一括して表示しております。

・日本基準では「短期貸付金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」に一括して表示しております。

・日本基準では「貸倒引当金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」及び「その他の非流動資産」に含めて表示しております。

・IFRSの表示規定に基づき、「商品及び製品」及び「有形固定資産」から「売却目的で保有する資産」に振り替えて表示しております。

・日本基準では、持分法で会計処理される投資について「投資有価証券」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは、「持分法で会計処理されている投資」として区分掲記しております。

 

(16) 連結範囲の差異

当社グループは、日本基準では連結範囲に含めず非連結子会社としていた重要性の低い一部の子会社を、IFRSでは連結範囲に含めております。また、日本基準では持分法適用関連会社であった㈱堺ガスセンターを、IFRSではジョイント・オペレーションとしております。

 

 

 

 

前第1四半期連結会計期間末(2018年6月30日)現在の資本に対する調整

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

資産の部

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

23,824

△811

832

23,845

 

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

179,104

△4,478

△70

△1,344

173,211

(1),(9)

営業債権及び

その他の債権

商品及び製品

30,168

△30,168

 

 

 

仕掛品

10,297

△10,297

 

 

 

原材料及び貯蔵品

16,666

39,728

158

△4,028

52,526

(2)

棚卸資産

短期貸付金

10,875

△10,875

 

 

 

 

 

11,733

△3,300

99

8,532

 

その他の金融資産

 

 

3,707

15

3,722

 

未収法人所得税

その他

14,214

△1,358

79

△725

12,210

 

その他の流動資産

貸倒引当金

△ 2,082

2,082

 

 

 

 

283,070

△737

△2,285

△5,997

274,049

 

小計

 

 

14,274

14,274

 

売却目的で保有する
資産

流動資産合計

283,070

13,536

△2,285

△5,997

288,323

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産

280,705

△13,536

11,478

3,639

282,286

(2),(3),
(4),(7)

有形固定資産

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

のれん

16,973

△3,423

13,549

(5)

のれん

その他

14,003

△398

13,605

(5),(6)

無形資産

投資その他の資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25,939

△172

95

25,863

 

持分法で会計処理
されている投資

退職給付に係る
資産

7,512

△912

6,599

(12)

退職給付に係る資産

投資有価証券

82,579

△15,491

△496

△916

65,674

(8)

その他の金融資産

長期貸付金

2,667

△2,667

 

 

 

繰延税金資産

5,310

65

38

777

6,192

(11)

繰延税金資産

再評価に係る
繰延税金資産

65

△65

 

 

 

その他

11,456

△9,364

6

△372

1,726

 

その他の非流動資産

貸倒引当金

△ 1,582

1,582

 

 

 

固定資産合計

419,691

△13,536

10,854

△1,510

415,498

 

非流動資産合計

資産合計

702,761

8,569

△7,508

703,822

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

 

 

 

 

 

 

 

負債及び資本

負債の部

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

111,840

19,032

659

△1,694

129,838

(1),(10)

営業債務及び

その他の債務

短期借入金

51,378

16,126

3,083

1,102

71,690

(9)

社債及び借入金

1年内返済予定の
長期借入金

16,126

△16,126

 

 

 

リース債務

2,747

△2,747

 

 

 

未払費用

15,127

△15,127

 

 

 

 

 

2,825

461

1,195

4,482

(7)

その他の金融負債

未払法人税等

3,273

△85

8

3,196

 

未払法人所得税

その他の引当金

964

△18

46

△425

566

 

引当金

その他

28,360

△3,880

155

△404

24,230

 

その他の流動負債

流動負債合計

229,816

4,414

△227

234,003

 

流動負債合計

固定負債

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

20,000

△20,000

 

 

 

長期借入金

107,563

20,000

192

127,755

 

社債及び借入金

リース債務

20,210

△20,210

 

 

 

 

 

21,710

3,498

4,998

30,207

(7)

その他の金融負債

役員退職慰労引当金

946

△946

 

 

 

退職給付に係る負債

8,708

52

8,761

(12)

退職給付に係る負債

その他の引当金

479

598

△127

950

 

引当金

繰延税金負債

11,516

902

△2,519

9,899

(11)

繰延税金負債

再評価に係る
繰延税金負債 

902

△902

 

 

 

その他

5,597

△1,152

4,060

8,505

(4)

その他の非流動負債

固定負債合計

175,924

3,691

6,464

186,080

 

非流動負債合計

負債合計

405,741

8,105

6,237

420,084

 

負債合計

純資産の部

 

 

 

 

 

 

資本

資本金

32,263

32,263

 

資本金

資本剰余金

37,117

6

37,123

 

資本剰余金

自己株式

△ 3,908

△ 3,908

 

自己株式

利益剰余金

211,100

172

△19,676

191,596

(13)

利益剰余金

その他の包括利益
累計額

4,986

400

6,137

11,525

(14)

その他の資本の
構成要素

新株予約権

400

△400

 

 

 

 

281,960

172

△13,531

268,601

 

親会社の所有者に
帰属する持分合計

非支配株主持分

15,059

292

△214

15,136

 

非支配持分

純資産合計

297,020

464

△13,746

283,738

 

資本合計

負債純資産合計

702,761

8,569

△7,508

703,822

 

負債及び資本合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資本に対する調整に関する注記

 

(1) 営業債権及び営業債務

当社グループは、日本基準では、一部の受託加工取引により発生した債権債務を売掛金及び買掛金として総額で表示しておりましたが、IFRSでは、純額で表示しているため、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務が減少しております。

 

(2) 棚卸資産

当社グループは、日本基準では「原材料及び貯蔵品」の貯蔵品に含めていた交換部品及び保守用の物品を、IFRSでは有形固定資産に振り替えたため、棚卸資産が減少しております。

 

(3) 有形固定資産

当社グループでは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、一部の有形固定資産についてIFRS移行日現在の公正価値をみなし原価として使用する選択可能な免除規定を適用しております。

 

(4) 政府補助金

当社グループは、日本基準では、政府補助金を受領した時点で一括して収益を計上しておりましたが、IFRSでは繰延収益として計上し、政府補助金により取得した有形固定資産の減価償却に応じて収益を計上しております。

 

(5) 非金融資産の減損

当社グループは、日本基準では、のれんは一定の年数で償却を行っており、減損の兆候がある場合にのみ資産から見込まれる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額との比較により減損損失の認識要否を判定しておりました。IFRSでは、のれんの償却は行わず、減損の兆候の有無に関わらず毎期減損テストを実施し、資産から見込まれる回収可能価額が帳簿価額を下回った一部ののれんについて、当該資産の帳簿価額と回収可能価額の差額を減損損失として計上しております。

 

(6) 資産性のない無形資産

当社グループは、日本基準では、その効果が長期にわたると判断した支出について、その効果が見込まれる期間にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは、無形資産の要件を満たさないことから支出時に一括で費用計上しているため、無形資産が減少しております。

 

(7) リース

当社グループは、日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりました。IFRSでは、借手のリースについてファイナンス・リース又はオペレーティング・リースに分類することはないため、リース取引についてリース資産(使用権資産)及びリース債務(リース負債)を両建て計上しております。

 

(8) その他の金融資産(非流動資産)

当社グループは、日本基準では非上場株式を主として移動平均法による原価法により評価しておりましたが、IFRSでは公正価値で評価することにより、その他の金融資産が減少しております。

 

(9) 債権流動化

当社グループは、日本基準では、債権流動化取引について営業債権を譲渡した際に、全額金融資産としての認識を中止しておりましたが、IFRSでは、一部の営業債権に関して金融資産の認識の中止要件を満たさないことから、営業債権及び借入金を両建て計上しているため、営業債権、社債及び借入金が増加しております。

 

 

(10) 賦課金

当社グループは、日本基準では、固定資産税等の賦課金に該当する項目について、納税した会計年度にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは債務発生事象が生じた時点で一括して計上しているため、営業債務及びその他の債務が増加しております。

 

(11) 繰延税金資産及び繰延税金負債

当社グループは、日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したこと等により、繰延税金資産及び繰延税金負債の金額を調整しております。

 

(12) 退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債

当社グループは、日本基準では、数理計算上の差異は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは、数理計算上の差異は、発生時にその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。 

日本基準では、過去勤務費用は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により費用処理しておりましたが、IFRSでは、過去勤務費用は、発生時に損益で認識することから、その調整を利益剰余金に認識しております。

また、IFRSでは、日本基準と異なり、確定給付制度が積立超過である場合には、確定給付資産の純額は資産上限額に制限されるとともに、過去の勤務に関する最低積立要件がある場合には、制度に支払うべき最低積立掛金が返還又は将来掛金の減額のいずれかとして利用可能とならない範囲で資産の減額又は負債の増額を行うことから、その調整をその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。

 

(13) 利益剰余金

IFRS適用に伴う調整による利益剰余金への影響は以下のとおりであります。なお、以下の金額は、関連する税効果及び非支配持分を調整した後の金額であります。

(単位:百万円)

 

 

前第1四半期連結会計期間
(2018年6月30日)

有形固定資産に関する調整
((3)参照)

 

△15,107

非金融資産の減損に関する調整
((5)参照)

 

△4,300

無形資産に関する調整((6)参照)

 

△629

賦課金に関する調整((10)参照)

 

529

退職給付に関する調整
((12)参照)

 

396

その他

 

△564

利益剰余金に関する調整合計

 

△19,676

 

 

 

 

 

(14) その他の資本の構成要素

当社グループは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、在外営業活動体に係る累積換算差額の残高を、移行日である2018年4月1日時点においてすべて利益剰余金に振り替えております。

 

 

(15) 表示組替

当社グループは、上記のほか、IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っており、主なものは以下のとおりであります。

・日本基準では、預入期間が3ヶ月を超える短期の定期預金を「現金及び預金」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」に含めて表示しております。

・日本基準では「商品及び製品」、「仕掛品」及び「原材料及び貯蔵品」を独立掲記しておりますが、IFRSでは「棚卸資産」に一括して表示しております。

・日本基準では「短期貸付金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」に一括して表示しております。

・日本基準では「貸倒引当金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」及び「その他の非流動資産」に含めて表示しております。

・IFRSの表示規定に基づき、「商品及び製品」及び「有形固定資産」から「売却目的で保有する資産」に振り替えて表示しております。

・日本基準では、持分法で会計処理される投資について「投資有価証券」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは、「持分法で会計処理されている投資」として区分掲記しております。

 

(16) 連結範囲の差異

当社グループは、日本基準では連結範囲に含めず非連結子会社としていた重要性の低い一部の子会社を、IFRSでは連結範囲に含めております。また、日本基準では持分法適用関連会社であった㈱堺ガスセンターを、IFRSではジョイント・オペレーションとしております。

 

 

前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)の純損益及び包括利益に対する調整

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

売上高

185,783

△6,641

352

△8,543

170,950

(1)

売上収益

売上原価

△ 147,064

6,065

△285

8,422

△ 132,861

(1)

売上原価

売上総利益

38,718

△575

67

△121

38,088

 

売上総利益

販売費及び一般管理費

△ 30,415

327

△7

1,137

△ 28,959

(2)

販売費及び一般管理費

 

 

510

△25

118

603

 

その他の収益

 

 

△514

△88

△ 602

 

その他の費用

 

 

464

△2

95

558

 

持分法による投資利益

営業利益

8,303

211

31

1,142

9,688

 

営業利益

営業外収益

1,785

△1,785

 

 

 

営業外費用

△ 693

693

 

 

 

特別利益

42

△42

 

 

 

特別損失

△ 218

218

 

 

 

 

 

561

△8

△13

540

 

金融収益

 

 

△293

△36

△1

△ 331

 

金融費用

税金等調整前
四半期純利益

9,219

△435

△12

1,127

9,897

 

税引前四半期利益

法人税等

△ 3,263

△24

△6

△135

△ 3,430

 

法人所得税費用

 

5,955

△460

△18

991

6,467

 

継続事業からの
四半期利益

 

 

460

460

 

非継続事業からの
四半期利益

四半期純利益

5,955

△18

991

6,928

 

四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益

5,699

△11

1,081

6,770

 

親会社の所有者に
帰属する四半期利益

非支配株主に帰属する四半期純利益

255

△7

△89

157

 

非支配持分に
帰属する四半期利益

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

四半期純利益

5,955

△18

991

6,928

 

四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

その他有価証券
評価差額金

1,314

126

1,440

 

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

退職給付に係る
調整額

40

△40

 

確定給付制度の再測定

為替換算調整勘定

△148

20

△127

 

在外営業活動体の換算差額

繰延ヘッジ損益

850

95

945

 

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の
有効部分

持分法適用会社に
対する持分相当額

△77

△3

△81

 

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

その他の包括利益合計

1,979

198

2,178

 

その他の包括利益合計

四半期包括利益

7,934

△18

1,189

9,106

 

四半期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純損益及び包括利益に対する調整に関する注記

 

(1) 売上収益及び売上原価

当社グループは、日本基準では、代理人として関与した取引額を売上高及び売上原価として総額で表示しておりましたが、IFRSでは、純額で表示しているため、売上収益及び売上原価が減少しております。

 

(2) 販売費及び一般管理費

当社グループは、日本基準では一定期間でのれんの償却を行っておりましたが、IFRSでは、のれんの償却を行っていないため販売費及び一般管理費が減少しております。

 

(3) 表示組替

IFRSでは非継続事業を区分表示しており、非継続事業に関する売上収益から法人所得税については、表示組替に含めております。

 

前連結会計年度末(2019年3月31日)現在の資本に対する調整

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

資産の部

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

32,621

△1,150

638

32,108

 

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

194,938

△9,415

△1,550

914

184,887

(1),(9)

営業債権及び

その他の債権

商品及び製品

33,740

△33,740

 

 

 

仕掛品

9,238

△9,238

 

 

 

原材料及び貯蔵品

17,167

42,096

666

△4,606

55,325

(2)

棚卸資産

短期貸付金

5,269

△5,269

 

 

 

 

 

6,766

△332

119

6,553

 

その他の金融資産

 

 

2,495

0

2,495

 

未収法人所得税

その他

14,689

4,229

△377

56

18,598

 

その他の流動資産

貸倒引当金

△ 2,343

2,343

 

 

 

 

305,323

△882

△955

△3,516

299,969

 

小計

 

 

14,002

14,002

 

売却目的で保有する資産

流動資産合計

305,323

13,119

△955

△3,516

313,971

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産

329,590

△13,119

12,021

3,601

332,093

(2),(3),
(4),(7)

有形固定資産

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

のれん

24,353

2

△1,581

22,775

(5)

のれん

その他

14,980

0

△350

14,629

(5),(6)

無形資産

投資その他の資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

26,746

△176

383

26,953

 

持分法で会計処理
されている投資

退職給付に係る
資産

4,407

△70

4,336

(12)

退職給付に係る資産

投資有価証券

77,349

△7,512

△3,128

△4,370

62,337

(8)

その他の金融資産

長期貸付金

8,133

△8,133

 

 

 

繰延税金資産

5,926

85

55

1,421

7,489

(11)

繰延税金資産

再評価に係る
繰延税金資産

85

△85

 

 

 

その他

15,942

△14,144

6

△447

1,356

 

その他の非流動資産

貸倒引当金

△ 3,045

3,045

 

 

 

固定資産合計

477,723

△13,119

8,782

△1,414

471,972

 

非流動資産合計

資産合計

783,047

7,827

△4,930

785,944

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

 

 

 

 

 

 

 

負債及び資本

負債の部

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

127,670

26,659

832

1,195

156,357

(1),(10)

営業債務及び
その他の債務

短期借入金

54,906

17,748

551

1,954

75,162

(9)

社債及び借入金

1年内返済予定の
長期借入金

17,498

△17,498

 

 

 

リース債務

2,968

△2,968

 

 

 

未払費用

16,855

△16,855

 

 

 

 

 

4,011

468

628

5,108

(7)

その他の金融負債

未払法人税等

8,000

△748

13

7,266

 

未払法人所得税

その他の引当金

1,528

△361

10

△244

933

 

引当金

その他

33,086

△9,485

54

△124

23,530

 

その他の流動負債

流動負債合計

262,516

501

1,931

3,409

268,358

 

流動負債合計

固定負債

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

30,250

△30,250

 

 

 

長期借入金

136,013

30,250

2,540

168,803

 

社債及び借入金

リース債務

21,277

△21,277

 

 

 

 

 

22,421

3,155

4,873

30,449

(7)

その他の金融負債

役員退職慰労引当金

1,214

△1,214

 

 

 

退職給付に係る負債

9,153

96

9,249

(12)

退職給付に係る負債

その他の引当金

370

601

972

 

引当金

繰延税金負債

7,151

921

△3,327

4,745

(11)

繰延税金負債

再評価に係る
繰延税金負債

921

△921

 

 

 

その他

5,480

△1,032

16

3,890

8,354

(4)

その他の非流動負債

固定負債合計

211,832

△501

5,712

5,531

222,575

 

非流動負債合計

負債合計

474,348

7,643

8,941

490,934

 

負債合計

純資産の部

 

 

 

 

 

 

資本

資本金

32,263

32,263

 

資本金

資本剰余金

36,651

24

36,675

 

資本剰余金

自己株式

△ 3,463

△ 3,463

 

自己株式

利益剰余金

228,015

6

△19,838

208,183

(13)

利益剰余金

その他の包括利益
累計額

△ 2,255

423

6,227

4,395

(14)

その他の資本
の構成要素

新株予約権

423

△423

 

 

 

 

291,634

6

△13,587

278,053

 

親会社の所有者に

帰属する持分合計

非支配株主持分

17,063

177

△284

16,956

 

非支配持分

純資産合計

308,698

183

△13,871

295,009

 

資本合計

負債純資産合計

783,047

7,827

△4,930

785,944

 

負債及び資本合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資本に対する調整に関する注記

 

(1) 営業債権及び営業債務

当社グループは、日本基準では、一部の受託加工取引により発生した債権債務を売掛金及び買掛金として総額で表示しておりましたが、IFRSでは、純額で表示しているため、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務が減少しております。

 

(2) 棚卸資産

当社グループは、日本基準では「原材料及び貯蔵品」の貯蔵品に含めていた交換部品及び保守用の物品を、IFRSでは有形固定資産に振り替えたため、棚卸資産が減少しております。

 

(3) 有形固定資産

当社グループでは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、一部の有形固定資産についてIFRS移行日現在の公正価値をみなし原価として使用する選択可能な免除規定を適用しております。

 

(4) 政府補助金

当社グループは、日本基準では、政府補助金を受領した時点で一括して収益を計上しておりましたが、IFRSでは繰延収益として計上し、政府補助金により取得した有形固定資産の減価償却に応じて収益を計上しております。

 

(5) 非金融資産の減損

当社グループは、日本基準では、のれんは一定の年数で償却を行っており、減損の兆候がある場合にのみ資産から見込まれる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額との比較により減損損失の認識要否を判定しておりました。IFRSでは、のれんの償却は行わず、減損の兆候の有無に関わらず毎期減損テストを実施し、資産から見込まれる回収可能価額が帳簿価額を下回った一部ののれんについて、当該資産の帳簿価額と回収可能価額の差額を減損損失として計上しております。

 

(6) 資産性のない無形資産

当社グループは、日本基準では、その効果が長期にわたると判断した支出について、その効果が見込まれる期間にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは、無形資産の要件を満たさないことから支出時に一括で費用計上しているため、無形資産が減少しております。

 

(7) リース

当社グループは、日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりました。IFRSでは、借手のリースについてファイナンス・リース又はオペレーティング・リースに分類することはないため、リース取引についてリース資産(使用権資産)及びリース債務(リース負債)を両建て計上しております。

 

(8) その他の金融資産(非流動資産)

当社グループは、日本基準では非上場株式を主として移動平均法による原価法により評価しておりましたが、IFRSでは公正価値で評価することにより、その他の金融資産が増加しております。

 

(9) 債権流動化

当社グループは、日本基準では、債権流動化取引について営業債権を譲渡した際に、全額金融資産としての認識を中止しておりましたが、IFRSでは、一部の営業債権に関して金融資産の認識の中止要件を満たさないことから、営業債権及び借入金を両建て計上しているため、営業債権、社債及び借入金が増加しております。

 

 

(10) 賦課金

当社グループは、日本基準では、固定資産税等の賦課金に該当する項目について、納税した会計年度にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは債務発生事象が生じた時点で一括して計上しているため、営業債務及びその他の債務が増加しております。

 

(11) 繰延税金資産及び繰延税金負債

当社グループは、日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したこと等により、繰延税金資産及び繰延税金負債の金額を調整しております。

 

(12) 退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債

当社グループは、日本基準では、数理計算上の差異は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは、数理計算上の差異は、発生時にその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。 

日本基準では、過去勤務費用は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により費用処理しておりましたが、IFRSでは、過去勤務費用は、発生時に損益で認識することから、その調整を利益剰余金に認識しております。

また、IFRSでは、日本基準と異なり、確定給付制度が積立超過である場合には、確定給付資産の純額は資産上限額に制限されるとともに、過去の勤務に関する最低積立要件がある場合には、制度に支払うべき最低積立掛金が返還又は将来掛金の減額のいずれかとして利用可能とならない範囲で資産の減額又は負債の増額を行うことから、その調整をその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。

 

(13) 利益剰余金

IFRS適用に伴う調整による利益剰余金への影響は以下のとおりであります。なお、以下の金額は、関連する税効果及び非支配持分を調整した後の金額であります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度末
(2019年3月31日)

有形固定資産に関する調整
((3)参照)

 

△14,988

非金融資産の減損に関する調整
((5)参照)

 

△2,090

無形資産に関する調整((6)参照)

 

△582

賦課金に関する調整((10)参照)

 

△1,860

退職給付に関する調整
((12)参照)

 

△1,100

その他

 

783

利益剰余金に関する調整合計

 

△19,838

 

 

 

 

 

(14) その他の資本の構成要素

当社グループは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、在外営業活動体に係る累積換算差額の残高を、移行日である2018年4月1日時点においてすべて利益剰余金に振り替えております。

 

 

(15) 表示組替

当社グループは、上記のほか、IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っており、主なものは以下のとおりであります。

・日本基準では、預入期間が3ヶ月を超える短期の定期預金を「現金及び預金」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」に含めて表示しております。

・日本基準では「商品及び製品」、「仕掛品」及び「原材料及び貯蔵品」を独立掲記していますが、IFRSでは「棚卸資産」に一括して表示しております。

・日本基準では「短期貸付金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」に一括して表示しております。

・日本基準では「貸倒引当金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」及び「その他の非流動資産」に含めて表示おります。

・IFRSの表示規定に基づき、「商品及び製品」及び「有形固定資産」から「売却目的で保有する資産」に振り替えて表示しております。

・日本基準では、持分法で会計処理される投資について「投資有価証券」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは、「持分法で会計処理されている投資」として区分掲記しております。

 

(16) 連結範囲の差異

当社グループは、日本基準では連結範囲に含めず非連結子会社としていた重要性の低い一部の子会社を、IFRSでは連結範囲に含めております。また、日本基準では持分法適用関連会社であった㈱堺ガスセンターを、IFRSではジョイント・オペレーションとしております。

 

 

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)の純損益及び包括利益に対する調整

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

売上高

801,493

△25,599

△706

△32,899

742,288

(1)

売上収益

売上原価

△ 631,232

22,788

788

30,250

△ 577,404

(1)

売上原価

売上総利益

170,261

△2,810

82

△2,649

164,884

 

売上総利益

販売費及び一般管理費

△ 126,681

1,093

△40

4,393

△ 121,235

(2)

販売費及び一般管理費

 

 

3,381

△96

442

3,728

 

その他の収益

 

 

△5,983

△66

△213

△ 6,263

 

その他の費用

 

 

1,307

△5

383

1,685

 

持分法による投資利益

営業利益

43,580

△3,011

△125

2,356

42,799

 

営業利益

営業外収益

6,624

△6,624

 

 

 

営業外費用

△ 3,227

3,227

 

 

 

特別利益

833

△833

 

 

 

特別損失

△ 7,972

7,972

 

 

 

 

 

1,858

△31

△696

1,130

 

金融収益

 

 

△1,993

△142

318

△ 1,818

 

金融費用

税金等調整前
当期純利益

39,838

594

△300

1,977

42,111

 

税引前当期利益

法人税、住民税
及び事業税

法人税等調整額

△ 11,768

230

△4

396

△ 11,145

 

法人所得税費用

 

28,070

825

△304

2,374

30,965

 

継続事業からの

当期利益

 

 

△825

△ 825

 

非継続事業からの
当期損失

当期純利益

28,070

△304

2,374

30,139

 

当期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社株主に帰属する
当期純利益

26,468

△181

2,528

28,815

親会社の所有者に

帰属する当期利益

非支配株主に帰属する当期純利益

1,601

△122

△154

1,324

非支配持分に

帰属する当期利益

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

当期純利益

28,070

△304

2,374

30,139

 

当期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

その他有価証券
評価差額金

△3,593

△1,884

△5,478

 

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

退職給付に
係る調整額

△2,442

614

△1,828

 

確定給付制度の再測定

為替換算調整勘定

△286

34

△252

 

在外営業活動体の換算差額

繰延ヘッジ損益

1,515

130

1,645

 

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の
有効部分

持分法適用会社に対する持分相当額

△192

△7

△200

 

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

その他の包括利益合計

△4,999

△1,113

△6,113

 

その他の包括利益合計

包括利益

23,070

△304

1,260

24,026

 

当期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純損益及び包括利益に対する調整に関する注記

 

(1) 売上収益及び売上原価

当社グループは、日本基準では、代理人として関与した取引額を売上高及び売上原価として総額で表示しておりましたが、IFRSでは、純額で表示しているため、売上収益及び売上原価が減少しております。

 

(2)販売費及び一般管理費

当社グループは、日本基準では一定期間でのれんの償却を行っておりましたが、IFRSでは、のれんの償却を行っていないため販売費及び一般管理費が減少しております。

 

(3) 表示組替

IFRSでは非継続事業を区分表示しており、非継続事業に関する売上収益から法人所得税については、表示組替に含めております。

 

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)のキャッシュ・フローに対する調整

IFRSに基づいた連結キャッシュ・フロー計算書と日本基準における連結キャッシュ・フロー計算書に重要な差異はありません。

 

 

2 【その他】

(1)当社は、2019年5月14日開催の取締役会において、次のとおり剰余金の配当(期末)を行うことを決議しました。

①配当金の総額

4,122百万円

②1株当たり配当金

21円

③支払請求権の効力発生日及び支払開始日

2019年6月27日

 

 

(2)その他、特記すべき事項はありません。