【連結財務諸表注記】

1.報告企業

エア・ウォーター㈱(以下、「当社」という。)は日本に所在する株式会社であります。当社の登記している本社の住所は、大阪市中央区であります。

当社及び子会社(以下、「当社グループ」という。)の連結財務諸表は、3月31日を期末日とし、当社グループ並びに当社グループの関連会社及び共同支配の取決めに対する持分により構成されております。

当社グループは、産業ガス関連、ケミカル関連、医療関連、エネルギー関連、農業・食品関連、物流関連、海水関連並びにその他の製品・サービスの製造・販売を行っております。各事業の内容については、注記「4.事業セグメント」に記載しております。

 

2.作成の基礎

(1) IFRSに準拠している旨及び初度適用に関する事項

当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準審議会によって公表されたIFRSに準拠して作成しております。当社は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同93条の規定を適用しております。

当社グループは、2019年4月1日に開始する当連結会計年度よりIFRSを初めて適用しており、当連結会計年度の年次の連結財務諸表がIFRSに準拠して作成する最初の連結財務諸表であります。

IFRSへの移行日(以下、「移行日」という。)は2018年4月1日であり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下「IFRS第1号」という。)を適用しております。移行日及び比較年度において、IFRSへの移行が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は注記「38.初度適用」に記載しております。

 

(2) 測定の基礎

当社グループの連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」に記載している退職給付に係る負債(資産)及び公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3) 機能通貨及び表示通貨

当社グループの連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円で表示しております。日本円で表示しているすべての財務情報は、百万円未満を切り捨て表示しております。

 

(4) 連結財務諸表の承認

当社グループの連結財務諸表は、2020年7月10日に当社代表取締役会長によって承認されております。

 

(5) 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断

当社グループの連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行う必要があります。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直されます。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りが変更された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

当社グループの連結財務諸表に重要な影響を与える可能性のある会計上の判断、見積り及び仮定に関する主な情報は、以下のとおりであります。

・非金融資産の減損(「10.有形固定資産」、「11.のれん及び無形資産」)

・繰延税金資産の回収可能性(「14.法人所得税」)

・確定給付制度債務の測定(「20.従業員給付」)

・金融商品の公正価値(「23.金融商品」)

・偶発負債(「36.偶発事象」)

当社グループは会計上の見積りの前提として、次期(2021年3月期)の事業環境については、第1四半期は新型コロナウイルスの影響によって企業の生産や設備投資をはじめとした国内外の経済活動が大幅な制約を受けるものの、第2四半期以降は経済活動の自粛が緩和され、年度末までの期間をかけて緩やかなペースで正常化に向かい、2021年度開始時点でほぼ正常化している、との仮定を置いております。ただし、当社グループの重要な会計上の見積り、判断及び仮定の1つである非金融資産の減損について、新型コロナウイルス感染症の拡大等に伴う影響が将来キャッシュ・フローの見積りに不確実性を伴うため、当社グループの見積りは将来の期間に見直される可能性があります。

 

3.重要な会計方針

(1) 連結の基礎

① 子会社

子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループが投資先への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、投資先に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、その企業を支配していると判断しております。

連結財務諸表の作成にあたっては、当社グループで統一された会計方針に基づき作成された各グループ企業の財務諸表を用いております。子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表に調整を加えております。

連結財務諸表には、子会社の所在する現地法制度上、当社と異なる決算日が要請されていること等により決算日を親会社の決算日に統一することが実務上不可能であり、当社の決算日と異なる日を決算日とする子会社の財務諸表が含まれております。

当該子会社の決算日と当社の決算日の差異は3ヶ月を超えることはありません。決算日の差異により生じる重要な取引又は事象の影響については調整を行っております。

子会社の連結は、当社グループが子会社に対する支配を獲得した日から開始し、子会社に対する支配を喪失した日に終了いたします。

当社グループ間取引、並びに当該取引から発生した債権債務残高及び未実現損益は相殺消去しております。

支配の喪失を伴わない子会社に対する持分の変動があった場合には、資本取引として会計処理を行い、非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識しております。

支配を喪失した場合には、当社グループは残存する投資の支配を喪失した日の公正価値で測定し認識しております。支配の喪失から生じた利得及び損失は純損益として認識しております。

子会社の純資産に対する非支配持分は、当社グループの持分とは別個に識別しております。なお、子会社の包括利益は、非支配持分が負の残高となる場合であっても、親会社の所有者と非支配持分に帰属させております。

② 関連会社

関連会社とは、当社グループが当該企業に対し、財務及び営業の方針決定に重要な影響力を有しているものの、支配又は共同支配を有していない企業をいいます。

当社グループは、関連会社に対する投資を、持分法を用いて会計処理しております。

持分法において関連会社に対する投資は、取得時に取得原価で認識され、取得後の関連会社の純資産の変動に対する当社グループの持分を調整して、連結財政状態計算書に計上しております。

連結損益計算書には関連会社の業績に対する当社グループの持分を反映させております。関連会社のその他の包括利益に認識される金額に変動がある場合には、当該変動に対する当社グループの持分はその他の包括利益で認識しております。

当社グループと関連会社との間の取引から生じる未実現損益に対する当社グループの持分を消去するため、連結財務諸表において調整を行っております。

連結財務諸表には、他の株主との関係等により、決算日を統一することが実務上不可能であるため、決算日の異なる持分法適用会社に対する投資もあります。当該関連会社の決算日と当社の決算日の差異は3ヶ月を超えることはありません。決算日の差異により生じる重要な取引又は事象の影響については調整を行っております。

関連会社に対する重要な影響力を喪失した場合、当社グループは残存する投資を重要な影響力を喪失した日の公正価値で測定し認識しております。重要な影響力の喪失から生じた利得及び損失は純損益として認識しております。

③ 共同支配の取決め

共同支配の取決めとは、関連性のある活動に係る意思決定について支配を共有している当事者の全員一致の合意を必要とする取決めをいいます。

ジョイント・ベンチャー(共同支配企業)とは、取決めに対する共同支配を有する当事者が、当該取決めの純資産に対する権利を有している場合の共同契約をいいます。

当社グループは、ジョイント・ベンチャーに対する持分を有する場合、当該持分を、持分法を用いて会計処理しております。

 

ジョイント・オペレーション(共同支配事業)とは、共同支配を有する当事者が共同支配の取決めに関連性のある資産に対する権利及び負債に対する義務を実質的に有している事業をいいます。

当社グループは、ジョイント・オペレーションに対する持分を有する場合、当該ジョイント・オペレーションに係る投資については、共同支配の営業活動から生じる資産、負債、収益及び費用のうち、当社グループの持分相当額のみを認識しております。

ジョイント・オペレーションとの取引、並びに当該取引から発生した債権債務残高及び未実現損益は、相殺消去しております。

当社グループは、㈱堺ガスセンターはジョイント・オペレーションに該当すると判断しております。

 

(2) 企業結合

企業結合は取得法を用いて会計処理しております。

移転した対価は、取得企業が移転した資産、取得企業に発生した被取得企業の旧所有者に対する負債及び取得企業が発行した資本持分の取得日における公正価値の合計で計算しております。

被取得企業に対する非支配持分は、企業結合ごとに、公正価値又は被取得企業の識別可能純資産の公正価値に対する非支配持分割合相当額のいずれかにより測定しております。

企業結合に伴って発生した取得関連コストは、発生時の費用として認識しております。

当社グループが事業を取得する場合、取得日における契約条件、経済状況及び関連する諸条件に基づき、取得資産及び引受負債の分類及び指定を行っております。また、取得した識別可能資産及び引受負債は、原則として、取得日の公正価値で測定しております。

企業結合が段階的に行われた場合、被取得企業に対する支配獲得前に保有していた持分を取得日に公正価値で再評価し、その評価差額は純損益として認識しております。

取得日以前にその他の包括利益に計上されていた被取得企業の持分の金額は、取得企業がその持分を処分した場合と同じ方法で会計処理しております。

のれんは、移転した対価と非支配持分として認識された金額の総額が識別可能取得資産及び引受負債の純額を超過した額として測定しております。

移転した対価と非支配持分として認識された金額の総額が、識別可能取得資産及び引受負債の純額を下回る場合、その差額は純損益として認識しております。

当初認識後、企業結合で取得したのれんは償却せず、当初認識した金額から減損損失累計額を控除した金額で表示しております。また、のれんの減損テストについては、毎年かつ減損の兆候が存在する場合はその都度行っております。

 

(3) 外貨換算

 当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。また、当社グループ内の各企業はそれぞれ独自の機能通貨を定めており、各企業の取引はその機能通貨により測定しております。外貨建取引は、取引日における直物為替相場又はそれに近似するレートにより機能通貨に換算しております。

外貨建ての貨幣性資産及び負債は、期末日の直物為替相場により機能通貨に換算しております。当該換算及び決済により生じる換算差額は純損益として認識しております。ただし、その他の包括利益を通じて測定する資本性金融商品およびヘッジが有効な範囲内におけるキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換算差額については、その他の包括利益として認識しております。

在外営業活動体の資産及び負債は期末日の直物為替相場により、収益及び費用は取引日の直物為替相場又はそれに近似するレートにより、それぞれ円貨に換算し、その換算差額はその他の包括利益として認識しております。

在外営業活動体が処分された場合には、当該営業活動体に関連する累積換算差額を処分した期の純損益として認識しております。

 

 

(4) 金融商品

① 金融資産(デリバティブを除く)

(ⅰ) 当初認識及び測定

当社グループは、営業債権を、これらの発生日に当初認識しております。その他のすべての金融資産は、当社グループが当該金融資産の契約当事者となった日に当初認識しております。

当社グループは、金融資産を、(a) 償却原価で測定される金融資産、(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産、(c) 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しており、この分類は金融資産の当初認識時に決定しております。

純損益を通じて公正価値で測定される金融商品の取引コストは発生時に純損益で認識し、その他のすべての金融商品については、公正価値に取引コストを加算した金額で当初測定しております。ただし、営業債権については取引価格で測定しております。

(a) 償却原価で測定される金融資産

負債性金融商品は、次の条件がともに満たされる場合には、償却原価で測定される金融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルに基づ いて、金融資産が保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産

・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品

負債性金融商品は、次の条件がともに満たされる場合には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローの回収及び金融資産の売却を目的とした事業モデルに基づいて、金融資産が保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品

投資先との取引関係の維持又は強化を主な目的として保有する株式などの資本性金融商品は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定し、当該指定を継続的に適用しております。

(c) 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

償却原価で測定される金融資産又はその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産以外の金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。

ただし、純損益を通じて公正価値で測定しない金融資産に対し、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定することにより、会計上のミスマッチを除去又は大幅に低減する場合には、当初認識時に、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定する取消不能な選択をする場合があります。

(ⅱ) 事後測定

金融資産は当初認識後、その分類に応じて以下のとおり測定しております。

(a) 償却原価で測定される金融資産

償却原価で測定される金融資産については、実効金利法による償却原価で測定しております。

(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産

公正価値で測定し、その変動額はその他の包括利益として認識しております。

ただし、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融商品については、公正価値の変動額はその他の包括利益として認識し、認識を中止した場合、あるいは公正価値が著しく下落した場合には利益剰余金に振り替えております。

(c) 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産については、当初認識後は公正価値で測定し、その変動額は純損益として認識しております。

 

(ⅲ) 認識の中止

当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、又は金融資産を譲渡し、ほとんどすべてのリスクと経済価値が移転した場合に、金融資産の認識を中止しております。

当社グループがリスクと経済価値のほとんどすべてを移転しないが保持もせず、譲渡した金融資産を支配し続ける場合には、継続的関与の範囲内において当該金融資産の認識を継続しており、その場合には、関連する負債も認識しております。

(ⅳ) 減損

当社グループは、金融資産の減損の測定にあたっては、期末日ごとに償却原価で測定する金融資産に当初認識時点からの信用リスクの著しい増加があるかどうかに基づいております。

なお、償却原価で測定する金融資産について、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損失を貸倒引当金として認識しております。ただし、営業債権については、当初から残存期間にわたる予想信用損失を認識しております。

一方、当初認識時点から信用リスクの著しい増加があった場合には、残存期間にわたる予想信用損失を貸倒引当金として認識しております。

信用リスクが著しく増加しているか否かは、デフォルトリスクの変化に基づいて判断しており、デフォルトリスクに変化があるかどうかの判断にあたっては、主に延滞(期日超過情報)を考慮しております。

当社グループにおいて、債務者の重大な財政的困難、契約上の支払の期日経過が長期間延滞するなど金融資産の見積将来キャッシュ・フローに不利な影響を与える事象が生じた場合に債務不履行が生じていると判断しております。

いずれの金融資産についても、債務者の深刻な財政難、債務者の破産等の法的整理の手続の開始等の場合には、信用減損金融資産として取り扱っております。

また、予想信用損失は、貨幣の時間的価値、過去の事象、現在の状況及び将来の経済状況の予測等についての、報告日において過大なコストや労力をかけずに利用可能な合理的で裏付け可能な情報を反映する方法で見積っております。

また、予想信用損失は、契約上受け取ることのできる金額と、過去の信用損失等に基づいて受取りが見込まれる金額との差額の割引現在価値に基づいて測定しております。

なお、法的に債権が消滅する場合等、債権の回収が合理的に見込めない場合には、金融資産の帳簿価額を直接償却しております。

② 金融負債(デリバティブを除く)

(ⅰ) 当初認識及び測定

当社グループは、デリバティブ以外の金融負債を償却原価で測定される金融負債に分類しており、この分類は金融負債の当初認識時に決定しております。すべての金融負債は、当社グループが契約当事者となった日に当初認識しております。

(ⅱ) 事後測定

償却原価で測定される金融負債は、当初認識後、実効金利法による償却原価で測定しております。実効金利法による償却及び認識が中止された場合の利得及び損失は、純損益として認識しております。

(ⅲ) 認識の中止

当社グループは、金融負債の義務の履行、免除、又は失効、並びに大幅に異なる条件による交換、又は大幅に異なる条件に変更した場合に認識を中止しております。

(ⅳ) 非支配株主へ付与されたプット・オプション

非支配株主に対してプット・オプションを付与した場合は、当該プット・オプションに係る非支配持分の認識を中止し、当該プット・オプションの償還金額の現在価値を金融負債として認識するとともに、差額を資本剰余金として処理しております。当初認識後の変動については資本剰余金に認識しております。

 

③ デリバティブ及びヘッジ会計

当社グループは、為替リスクや金利リスクをヘッジするために、為替予約、金利スワップ契約のデリバティブを利用しております。これらのデリバティブは、契約が締結された時点の公正価値で当初測定され、その後も公正価値で再測定しております。

デリバティブの公正価値変動額は純損益として認識しております。ただし、キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分はその他の包括利益として認識しております。

当社グループは、ヘッジ開始時に、ヘッジ会計を適用しようとするヘッジ関係並びにヘッジを実施するにあたってのリスク管理目的及び戦略について、公式に指定及び文書化を行っております。当該文書は、具体的なヘッジ手段、ヘッジ対象となる項目又は取引並びにヘッジされるリスクの性質及びヘッジされたリスクに起因するヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動に対するエクスポージャーを相殺する際のヘッジ手段の公正価値変動の有効性の評価方法などを含めております。当社グループは、ヘッジ開始時及び継続的に、ヘッジ取引に利用したデリバティブがヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動を相殺するために有効であるかを評価しております。具体的には、ヘッジ対象とヘッジ手段との間の経済的関係が相殺をもたらす場合においてヘッジが有効であると判断しております。

ヘッジ会計に関する厳格な要件を満たすヘッジは、国際財務報告基準第9号「金融商品」(以下、「IFRS第9号」という。)に基づき以下のように分類し、会計処理を行っております。

キャッシュ・フロー・ヘッジ

ヘッジ手段に係る利得又は損失のうち有効部分はその他の包括利益として認識し、非有効部分は直ちに純損益として認識しております。

その他の包括利益に計上したヘッジ手段に係る金額は、ヘッジ対象である取引が純損益に影響を与える時点で純損益に振り替えております。ヘッジ対象が非金融資産又は非金融負債の認識を生じさせるものである場合には、その他の包括利益として認識している金額は、非金融資産又は非金融負債の当初の帳簿価額の修正として処理しております。

ヘッジ手段が失効、売却、又は他のヘッジ手段への入替えや更新が行われずに終了又は行使された場合、若しくはリスク管理目的の変更等ヘッジ会計が中止された場合には、従来その他の包括利益を通じて資本として認識されていた累積損益は、予定取引が発生するか又は発生が見込めなくなるまで引き続き資本に計上しております。

一方、予定取引の発生がもはや見込まれない場合には、従来その他の包括利益を通じて資本として認識していた累積損益を純損益に振り替えております。

④ 金融商品の公正価値

期末日現在で活発な金融市場において取引されている金融商品の公正価値は、市場における公表価格又はディーラー価格を参照しております。

活発な市場が存在しない金融商品の公正価値は、適切な評価技法又は取引先金融機関から提示された価格等を参照して算定しております。

 

(5) 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。

 

(6) 棚卸資産

棚卸資産の取得原価には、購入原価、加工費、及び棚卸資産が現在の場所及び状態に至るまでに発生したその他のすべての原価を含めております。

棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額とのいずれか低い額で測定しております。原価の算定にあたっては、主として加重平均法を使用しております。また、正味実現可能価額は、通常の事業過程における予想売価から、完成に要する見積原価及び販売に要する見積費用を控除して算定しております。

 

 

(7) 有形固定資産

当社グループは、有形固定資産の測定に原価モデルを採用しております。

有形固定資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体、除去及び原状回復費用、並びに資産計上の要件を満たす借入コストを含めております。

土地以外のすべての有形固定資産については、見積耐用年数にわたり、主として定額法で減価償却を実施しております。有形固定資産の見積耐用年数及び償却方法は、期末日に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

主な有形固定資産の見積耐用年数は、以下のとおりであります。

建物及び構築物   2-65年

機械装置及び運搬具 2-42年

工具、器具及び備品 2-38年

 

(8) 無形資産

当社グループは、無形資産の測定に原価モデルを採用しております。

無形資産は、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

個別に取得した無形資産は、当初認識に際し取得原価で測定し、企業結合において取得した無形資産の取得原価は、取得日現在における公正価値で測定しております。なお、内部創出の無形資産については、資産化の要件を満たす開発費用を除き、その支出額はすべて発生した期の費用として認識しております。

耐用年数を確定できる無形資産は、それぞれの見積耐用年数にわたって定額法で償却し、減損の兆候が存在する場合はその都度、減損テストを実施しております。耐用年数を確定できる無形資産の見積耐用年数及び償却方法は、期末日に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

主な無形資産の見積耐用年数は、以下のとおりであります。

ソフトウェア   2-16年

その他の無形資産 5-20年

耐用年数が確定できない無形資産及び未だ使用可能でない無形資産のうち、商標権については、事業が継続する限り基本的に存続するため、将来の経済的便益が流入する期間が予見できないと判断し、耐用年数を確定できないものと判断しております。

耐用年数を確定できない無形資産及び未だ使用可能でない無形資産については、償却を行わず、毎期個別に又は各資金生成単位で減損テストを実施しております。さらに、減損の兆候が存在する場合はその都度、減損テストを実施しております。

 

(9) リース

① 借手としてのリース

当社グループは、契約開始時に、契約にリースが含まれているか否かを判断しております。

リースの開始日において、使用権資産及びリース負債を認識しております。

使用権資産は開始日において取得原価で当初測定しております。この取得原価は、リース負債の当初測定額に、開始日又はそれ以前に支払ったリース料を調整し、発生した当初直接コストと原資産の解体及び除去、原資産又は原資産の設置された敷地の原状回復の際に生じるコストの見積りを加え、受領済みリース・インセンティブを控除して算定しております。開始日後においては、原価モデルを適用して、取得価額から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しております。原資産の所有権がリース期間の終了時までに借手に移転する場合又は、使用権資産の取得原価が購入オプションを行使することを反映している場合には、使用権資産を開始日から原資産の耐用年数の終了時までに定額法により減価償却しております。それ以外の場合は、開始日から使用権資産の耐用年数又はリース期間の終了時のいずれか早い時まで定額法により減価償却しております。使用権資産の見積耐用年数は、自己所有の有形固定資産と同様に決定しております。さらに、使用権資産は、(該当ある場合)減損損失によって減額され、特定のリース負債の再測定に際して調整されます。

 

リース負債は、開始日において同日現在で支払われていないリース料の現在価値で測定しております。開始日後においては、リース負債に係る金利や、支払われたリース料を反映させて帳簿価額を増減しております。リース負債を見直した場合又はリースの条件変更が行われた場合には、リース負債を再測定し使用権資産を修正しております。

リース負債の測定に含めるリース料総額は、以下で構成されます。

・固定リース料(実質的な固定リース料を含む)

・指数又はレートに基づいて算定される変動リース料。当初測定には開始日現在の指数又はレートを用いる

・残価保証に基づいて支払うと見込まれる金額

・当社グループが行使することが合理的に確実である場合の購入オプションの行使価格、延長オプションを行使することが合理的に確実である場合のオプション期間のリース料、及びリースの早期解約に対するペナルティの支払額(当社グループが早期解約しないことが合理的に確実な場合を除く)

リース負債は、実効金利法による償却原価で測定しております。指数又はレートの変動により将来のリース料が変動した場合、残価保証に基づいて支払うと見込まれる金額の見積りが変動した場合、又は購入、延長、あるいは解約オプションを行使するかどうかの判定が変化した場合、リース負債は再測定されます。

このようにリース負債を再測定する場合、対応する修正は使用権資産の帳簿価額を修正するか、使用権資産の帳簿価額がゼロまで減額されている場合には損益として認識しております。

当社グループは、リース期間が12か月以内の機械の短期リース及び少額資産のリースについて、使用権資産及びリース負債を認識しないことを選択しております。当社グループは、これらのリースに係るリース料をリース期間にわたり定額法により費用として認識しております。

 

② セール・アンド・リースバック取引

セール・アンド・リースバック取引は売手である借手から買手である貸手への資産の譲渡が売却に該当するか否かを国際財務報告基準第15号「顧客との契約から生じる収益」(以下、「IFRS第15号」という。) に基づいて判断しております。資産の売却に該当する場合は、売手である借手は、リースバックから生じた使用権資産を、資産の帳簿価額に基づき測定し、リースバックされなかった部分の損益のみを認識しております。資産の売却に該当しない場合は、売手である借手は、譲渡した資産を引き続き認識するとともに、譲渡収入と同額の金融負債を認識し、金融取引として処理しております。

 

(10) 非金融資産の減損

① 非金融資産の減損

当社グループは、期末日時点で資産に減損の可能性を示す兆候の有無を判定しております。減損の兆候がある場合、及び資産に年次の減損テストが必要な場合、当社グループはその資産の回収可能価額を見積っております。資産の回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方の金額としており、個々の資産について回収可能価額を見積ることができない場合には、その資産の属する資金生成単位又は資金生成単位グループごとに回収可能価額を見積っております。資金生成単位又は資金生成単位グループの帳簿価額が回収可能価額を超過する場合、その資産について減損を認識し、回収可能価額まで評価減を行っております。使用価値の評価にあたっては、貨幣の時間価値及びその資産に特有のリスクについて現在の市場の評価を反映した税引前の割引率を用いて、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値を計算しております。なお、将来キャッシュ・フローの見積りにあたって利用する事業計画は原則として5年を限度とし、事業計画の予測の期間を超えた後の将来キャッシュ・フローは、個別の事情に応じた長期平均成長率をもとに算定しております。

処分コスト控除後の公正価値の算定にあたっては、利用可能な公正価値指標に裏付けられた適切な評価モデルを使用しております。

のれんは、取得日以降企業結合のシナジーによる便益が生じると期待される個々の資金生成単位又は資金生成単位グループに配分しております。

のれん又は耐用年数を確定できない無形資産、及び未だ使用可能でない無形資産は、毎年かつ減損の兆候が存在する場合はその都度、減損テストを実施しております。

 

② 減損の戻入れ

のれん以外の資産に関しては、期末日時点で過年度に認識された減損損失について、その回収可能価額の算定に使用した想定事項に変更が生じた場合等、損失の減少又は消滅の可能性を示す兆候が存在しているかどうかについて評価を行っております。そのような兆候が存在する場合は、当該資産、資金生成単位又は資金生成単位グループの回収可能価額の見積りを行い、その回収可能価額が、当該資産、資金生成単位又は資金生成単位グループの帳簿価額を超える場合、算定した回収可能価額と過年度で減損損失が認識されていなかった場合の減価償却累計額控除後の帳簿価額とのいずれか低い方を上限として、減損損失を戻し入れております。なお、減損損失の戻入れは、純損益として認識しております。

のれんについては、減損損失の戻入れを行っておりません。

 

(11) 売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業

非流動資産(又は処分グループ)の帳簿価額が、継続的使用よりも主として売却取引によって回収が見込まれる場合に、「売却目的で保有する非流動資産」に分類しております。なお、1年以内に売却の可能性が非常に高く、かつ当該資産(又は処分グループ)が現在の状態で直ちに売却可能である場合にのみ、上記要件に該当するものとしております。売却目的保有に分類した非流動資産(又は処分グループ)については、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のうち、いずれか低い方の金額で測定しております。

売却目的保有に分類した資産のうち有形固定資産及び無形資産については、減価償却又は償却を行っておりません。

非継続事業には、既に処分されたか又は売却目的保有に分類された企業の構成単位が含まれており、当社グループの1つの事業を構成し、その1つの事業の処分の計画がある場合に認識しております。

 

(12) 借入コスト

意図した使用又は販売が可能となるまでに相当の期間を必要とするような資産に関して、その資産の取得、建設又は製造に直接起因する借入コストは、当該資産の取得原価の一部として資産化しております。なお、その他の借入コストはすべて、発生した期に費用として認識しております。

 

(13) 従業員給付

① 退職給付

当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

確定給付制度債務の現在価値及び関連する当期勤務費用並びに過去勤務費用を、予測単位積増方式を使用して制度ごとに個別に算定しております。

割引率は、期末日時点の優良社債の利回りに基づき算定しております。

確定給付制度に係る負債又は資産は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除した純額にアセットシーリングの影響を加味して資産または負債として認識しております。

確定給付制度に係る負債又は資産の再測定額は、発生した期においてその他の包括利益として一括認識した後、直ちに利益剰余金に反映しております。また、過去勤務費用は、発生した期の費用として処理しております。

確定拠出型の退職給付に係る掛金は、従業員が勤務を提供した期間に費用として認識しております。

② その他の長期従業員給付

退職後給付制度以外の長期従業員債務として、一定の勤続年数に応じた特別休暇や年休特別休暇制度を有しております。

その他の長期従業員給付に対する債務額は、従業員が過年度および当年度において提供したサービスの対価として稼得した将来給付の見積額を現在価値に割り引いた額で計上しております。

 

 

(14) 引当金

引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の債務(法的又は推定的)を有しており、当該債務を決済するために経済的便益を有する資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に認識しております。

貨幣の時間価値の影響に重要性がある場合には、債務を決済するために必要となると見込まれる支出の現在価値で測定しております。現在価値の算定には、貨幣の時間価値と負債に固有のリスクについての現在の市場の評価を反映した税引前の割引率を用いております。

 

(15) 資本

① 普通株式

普通株式は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上しております。

② 自己株式

自己株式を取得した場合には、その支払対価を資本の控除項目として認識しております。

自己株式を処分した場合には、帳簿価額と処分時の対価の差額を資本剰余金として認識しております。

 

(16) 株式報酬

当社は、持分決済型の株式報酬制度として、ストック・オプション制度及び譲渡制限付株式報酬制度を採用しております。

ストック・オプションは、付与日から権利が確定するまでの期間にわたって費用として認識し、同額を資本の増加として認識しております。ストック・オプションの公正価値は、付与日において、ブラック・ショールズモデルを用いて測定しております。

譲渡制限付株式は、付与日から権利が確定するまでの期間にわたって費用として認識し、同額を資本の増加として認識しております。譲渡制限付株式報酬の公正価値は、付与日において、付与した資本性金融商品の公正価値を参照して測定しております。

 

(17) 収益

IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用に伴い、下記の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

ステップ1:顧客との契約を識別する

ステップ2:契約における履行義務を識別する

ステップ3:取引価格を算定する

ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

ステップ5:企業が履行義務の充足時に収益を認識する

 

当社グループは、産業ガス関連事業、ケミカル関連事業、医療関連事業、エネルギー関連事業、農業・食品関連事業、物流関連事業、海水関連事業、その他の事業を営んでおります。

「産業ガス関連事業」は、酸素・窒素・アルゴン等の産業ガスの製造・販売のほか高圧ガス関連設備工事及びガス発生装置の製作・据付をしております。「ケミカル関連事業」は、機能化学品等の製造・販売をしております。「医療関連事業」は、酸素・窒素等の医療用ガスの製造・販売のほか各種医療機器、病院設備工事等の事業を展開しております。「エネルギー関連事業」は、LPガス・灯油等の石油製品等の販売をしております。「農業・食品関連事業」は、青果物の卸売・加工及び冷凍食品や食肉加工品等の製造・販売並びに清涼飲料水の製造受託をしております。「物流関連事業」は、高圧ガス、一般貨物、食品、医療・環境等の物流サービスのほか倉庫・流通加工サービス、特殊車両製造等の事業を展開しております。「海水関連事業」は、塩及び製塩副産物並びに電融マグネシア及び酸化マグネシウム等の製造・販売をしております。「その他の事業」は、エアゾール事業等から構成しております。

 

① 物品の販売

製品の引渡時点において、顧客が当該製品に対する支配を獲得することから、履行義務が充足されると判断し、当該製品の引渡時点で収益を認識しております。また、収益は、顧客との契約において約束された対価から、値引き、リベート及び返品などを控除した金額で測定しております。

② 役務の提供、機器工事契約

当社グループでは、以下の要件のいずれかに該当する場合には、サービスに対する支配を一定の期間にわたり移転するため、一定の期間にわたり当社グループの履行義務が充足されると判断し、履行義務の進捗度に応じて収益を認識しております。進捗度の測定方法は、顧客に移転する財又はサービスの性質を考慮しております。

・顧客が当社グループの履行によって提供される便益を、当社グループが履行するにつれて同時に受け取って消費する

・当社グループの履行が、資産(例えば、仕掛品)を創出するか又は増価させ、顧客が当該資産の創出又は増価につれてそれを支配する

・当社グループの履行が、当社グループが他に転用できる資産を創出せず、かつ、当社グループが現在までに完了した履行に対する支払を受ける強制可能な権利を有している

上記の要件を満たさない場合には、役務提供の完了等により当社グループが顧客から対価の支払を受ける権利を得た時点で、当社グループの履行義務が充足されると判断しているため、当該時点で収益を認識しております。

また、収益は、顧客との契約において約束された対価から、値引き、リベート及び返品などを控除した金額で測定しております。

なお、製品の販売契約における対価は、製品に対する支配が顧客に移転した時点から概ね1年以内に回収しており、重要な金利要素は含んでおりません。

 

(18) 政府補助金

政府補助金は、当社グループが補助金交付のための付帯条件を満たし、かつ補助金を受領するという合理的な保証が得られた時に公正価値で認識しております。

収益に関する政府補助金は、補助金で補償することを意図している関連コストを、費用として認識する期間にわたって、規則的に純損益として認識しております。

資産に関する政府補助金は、補助金を繰延収益として認識し、関連する資産の耐用年数にわたり、規則的に純損益に認識しております。

 

 

(19) 法人所得税

当期及び過去の期間に係る当期税金は、税務当局に対して納付(又は税務当局から還付)されると予想される額で算定しております。税額の算定に使用する税率及び税法は、期末日において制定され又は実質的に制定されているものを使用しております。

繰延税金は、期末日における資産及び負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との差額(一時差異)に基づいて算定しております。

原則として繰延税金負債はすべての将来加算一時差異について認識し、繰延税金資産は将来減算一時差異、未使用の繰越税額控除及び繰越欠損金について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において認識しております。

ただし、例外として以下の一時差異に対しては、繰延税金資産及び負債を計上しておりません。

・将来加算一時差異がのれんの当初認識から生じる場合

・企業結合でない取引で、かつ取引時に会計上の利益にも課税所得(又は欠損金)にも影響を与えない取引における資産又は負債の当初認識から生じる場合

・子会社、関連会社に対する投資及び共同支配の取決めに対する持分に係る将来減算一時差異に関して、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合、又は当該一時差異の使用対象となる課税所得が稼得される可能性が低い場合

・子会社、関連会社に対する投資及び共同支配の取決めに対する持分に係る将来加算一時差異に関して、一時差異の解消の時点をコントロールすることができ、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合

繰延税金資産及び負債の帳簿価額(未認識の繰延税金資産を含む)については、期末日ごとに再検討を行っております。繰延税金資産及び負債は、期末日までに制定又は実質的に制定されている税率に基づいて、当該資産が実現する又は負債が決済される期の税率を見積り、算定しております。

 

(20) 1株当たり利益

基本的1株当たり当期利益の金額は、当社の普通株主に帰属する当期利益を、その期の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり当期利益の金額は、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しております。

 

 

 

4.事業セグメント

(1) 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、製品・サービス別に包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

従って、当社は製品・サービス別の事業セグメントから構成されており、「産業ガス関連事業」「ケミカル関連事業」「医療関連事業」「エネルギー関連事業」「農業・食品関連事業」「物流関連事業」「海水関連事業」「その他の事業」の8つを報告セグメントとしております。

「産業ガス関連事業」は、酸素・窒素・アルゴン等の産業ガスの製造・販売のほか高圧ガス関連設備工事及びガス発生装置の製作・据付をしております。

「ケミカル関連事業」は、基礎化学品やファインケミカル製品等の製造・販売をしております。

「医療関連事業」は、酸素・窒素等の医療用ガスの製造・販売のほか各種医療機器、病院設備工事等の事業を展開しております。

「エネルギー関連事業」は、LPガス・灯油等の石油製品等の販売をしております。

「農業・食品関連事業」は、青果物の卸売・加工及び冷凍食品や食肉加工品等の製造・販売並びに清涼飲料水の製造受託をしております。

「物流関連事業」は、高圧ガス、一般貨物、食品、医療・環境等の物流サービスのほか倉庫・流通加工サービス、特殊車両製造等の事業を展開しております。

「海水関連事業」は、塩及び製塩副産物並びに電融マグネシア及び酸化マグネシウム等の製造・販売をしております。

「その他の事業」は、エアゾール事業等から構成しております。

 

当連結会計年度より、経営実態をより的確に把握することを目的にセグメント資産の算定方法の見直しを行い、連結子会社における余剰運用資金(現預金)及び金融資産を提出会社同様、報告セグメントに含めず、調整額として表示する方法に変更いたしました。

なお、移行日及び前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の算定方法に基づき作成しております。

 

(2)報告セグメントの変更等に関する事項

当連結会計年度より、従来「その他の事業」に含まれていた「海水関連事業」について、当社グループの組織変更に伴い、報告セグメントとして記載する方法に変更しております。

なお、移行日及び前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分および算定方法に基づき作成しております。

 

 

(3) 報告セグメントに関する情報

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と同一であります。

報告セグメントの利益は営業利益であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

移行日(2018年4月1日)

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)

連結
財務諸表
計上額

産業ガス
関連事業

ケミカル
関連事業

医療
関連事業

エネルギー
関連事業

農業・食品関連事業

物流
関連事業

海水
関連事業

その他の
事業

セグメント
資産

173,446

42,299

109,311

28,760

75,479

28,172

52,037

90,840

600,348

94,566

694,914

持分法で会計処理されている投資

1,788

9,679

721

504

12,856

25,551

25,551

 

(注) セグメント資産の調整額94,566百万円の内容はセグメント間資産の消去及び各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。全社資産の主なものは、報告セグメントに帰属しない現預金、金融資産、全社共有設備等であります。

 

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)

連結
財務諸表
計上額

産業ガス
関連事業

ケミカル
関連事業

医療
関連事業

エネルギー
関連事業

農業・食品
関連事業

物流
関連事業

海水
関連事業

その他の
事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

174,147

22,917

174,187

52,732

136,443

47,947

40,217

93,694

742,288

742,288

セグメント間の内部売上収益又は振替高

5,726

163

279

3,402

799

15,370

274

2,253

28,269

28,269

179,873

23,081

174,467

56,134

137,242

63,318

40,492

95,948

770,558

28,269

742,288

セグメント
利益

16,721

546

10,358

3,877

4,214

2,217

2,359

3,395

43,691

891

42,799

金融収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,130

金融費用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,818

税引前
当期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

42,111

セグメント
資産

191,002

47,231

119,709

29,158

80,487

38,746

55,219

113,478

675,034

110,909

785,944

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費
及び償却費

13,293

2,389

1,933

2,024

3,331

1,255

136

6,412

30,776

30,776

減損損失

855

855

855

持分法による投資利益

153

500

8

20

1,003

1,685

1,685

持分法で会計
処理されて
いる投資

1,625

10,402

729

522

13,673

26,953

26,953

資本的支出

24,772

2,983

9,970

2,257

7,155

9,918

4,645

18,168

79,871

2,397

82,269

 

(注) (1) セグメント間の内部売上収益又は振替高の調整額△28,269百万円はセグメント間取引消去であります。

(2) セグメント利益の調整額△891百万円は、セグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない当社本社部門の損益に係るものであります。

(3) セグメント資産の調整額110,909百万円の内容はセグメント間資産の消去及び各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。全社資産の主なものは、報告セグメントに帰属しない現預金、金融資産、全社共有設備等であります。

(4) 資本的支出の調整額2,397百万円は主に報告セグメントに帰属しない全社資産等であります。

 

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)

連結
財務諸表
計上額

産業ガス
関連事業

ケミカル
関連事業

医療
関連事業

エネルギー
関連事業

農業・食品
関連事業

物流
関連事業

海水
関連事業

その他の
事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

188,965

27,479

187,913

51,969

137,298

50,413

39,986

125,057

809,083

809,083

セグメント間の内部売上収益又は振替高

9,854

149

294

3,030

783

15,878

357

2,340

32,689

32,689

198,819

27,628

188,208

55,000

138,082

66,292

40,344

127,398

841,773

32,689

809,083

セグメント
利益

19,246

1,338

10,109

4,251

3,282

2,396

2,935

7,338

50,899

283

50,616

金融収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,395

金融費用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,181

税引前
当期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

49,830

セグメント
資産

242,869

44,421

128,012

32,235

80,782

45,377

64,577

144,228

782,505

117,194

899,699

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費
及び償却費

14,414

1,553

3,052

2,402

4,102

2,142

2,994

4,332

34,994

34,994

減損損失

992

20

1,012

1,012

持分法による投資利益

109

539

21

71

26

836

1,605

1,605

持分法で会計
処理されて
いる投資

1,879

10,887

865

101

432

14,336

28,503

28,503

資本的支出

20,957

1,735

4,621

3,450

6,720

8,123

9,345

6,701

61,655

1,244

62,900

 

(注) (1) セグメント間の内部売上収益又は振替高の調整額△32,689百万円はセグメント間取引消去であります。

(2) セグメント利益の調整額△283百万円は、セグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない当社本社部門の損益に係るものであります。

(3) セグメント資産の調整額117,194百万円の内容はセグメント間資産の消去及び各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。全社資産の主なものは、報告セグメントに帰属しない現預金、金融資産、全社共有設備等であります。

(4) 資本的支出の調整額1,244百万円は主に報告セグメントに帰属しない全社資産等であります。

 

(4) 製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

(5) 地域ごとの情報

① 売上収益

本邦の外部顧客への売上収益が連結損益計算書の売上収益の大部分を占めるため、地域別の売上収益の記載を省略しております。

② 非流動資産

非流動資産の地域別内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

日本

458,187

505,252

米国

4,765

4,882

インド

3,620

44,490

その他

5,399

11,796

合計

471,972

566,422

 

 

(6) 主要な顧客ごとの情報

売上収益の10%以上を占める単一の外部顧客が存在しないため、記載を省略しております。

 

 

5.現金及び現金同等物

現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

現金及び預金

23,303

32,108

41,861

合計

23,303

32,108

41,861

 

移行日、前連結会計年度及び当連結会計年度の連結財政状態計算書における現金及び現金同等物の残高と連結キャッシュ・フロー計算書上の現金及び現金同等物の残高は一致しております。また、現金及び現金同等物は、償却原価で測定される金融資産に分類しております。

 

 

6.営業債権及びその他の債権

営業債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

売掛金

144,042

150,488

152,114

受取手形

25,086

21,068

19,053

電子記録債権

9,688

10,726

12,195

その他

3,745

2,603

4,038

合計

182,562

184,887

187,402

 

営業債権及びその他の債権は、償却原価で測定される金融資産に分類しております。

 

 

7.棚卸資産

棚卸資産の内訳は以下のとおりであります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

商品及び製品

28,186

32,889

36,921

仕掛品

8,442

9,196

10,628

原材料及び貯蔵品

12,139

13,239

16,865

合計

48,769

55,325

64,415

 

費用として認識した棚卸資産の評価減の金額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ294百万円及び315百万円であります。なお、棚卸資産の評価減の金額は売上原価に含まれております。

 

 

8.その他の金融資産

(1) 内訳

その他の金融資産の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

預金

873

1,385

1,277

株式

56,057

51,536

50,242

貸付金

10,080

10,525

7,391

デリバティブ資産

24

1,962

4,626

その他

3,087

3,480

4,622

合計

70,124

68,891

68,160

流動資産

8,171

6,553

5,794

非流動資産

61,952

62,337

62,365

合計

70,124

68,891

68,160

 

株式はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産に、デリバティブ資産は純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に、その他は主に償却原価で測定される金融資産にそれぞれ分類しております。

 

(2) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

すべての株式は、主に取引関係の維持強化のために保有しているため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産に指定しております。

① 主な銘柄及び公正価値

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の主な銘柄及び公正価値は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

ダイキン工業㈱

4,073

4,314

4,562

日東紡績㈱

2,368

1,978

4,164

㈱モリタホールディングス

3,458

3,128

2,715

㈱中山製鋼所

3,349

2,357

1,798

JXTGホールディングス㈱

2,582

2,153

1,495

㈱重松製作所

581

517

1,120

 

 

② 受取配当金

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産に関する受取配当金の内訳は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

期中に認識を中止した投資

41

4

期末日現在で保有する投資

893

1,051

合計

935

1,056

 

 

 

③ 認識を中止したその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の一部は、取引関係の見直し等の観点から期中に処分しております。処分時の公正価値、処分時の累積利得又は損失は以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

売却日時点の公正価値

2,122

1,019

累積利得・損失(△)

475

147

 

その他の資本の構成要素として認識されていた累積損益は、売却した場合及び取得原価に比し公正価値が著しく下落した場合にその他の資本の構成要素から利益剰余金へ振り替えており、当連結会計年度において、47百万円(前連結会計年度は258百万円)をその他の資本の構成要素から利益剰余金へ振り替えております。

 

 

9.その他の資産

その他の資産の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

契約資産

5,749

11,875

20,344

前払費用

2,417

2,766

3,456

その他

3,841

5,313

8,506

合計

12,008

19,954

32,307

流動資産

10,270

18,598

30,813

非流動資産

1,737

1,356

1,494

合計

12,008

19,954

32,307

 

 

 

10.有形固定資産

有形固定資産の取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は以下のとおりであります。

(単位:百万円) 

取得原価

建物及び
構築物

機械装置及び
運搬具

工具器具及び
備品

土地

建設仮勘定

その他

合計

2018年4月1日
残高

159,856

346,928

29,849

63,956

39,180

22

639,793

取得(注)

2,259

10,995

1,447

1,651

64,248

1

80,603

建設仮勘定から
の振替

17,778

18,170

2,123

5,944

△44,016

企業結合による
取得

2,562

2,966

138

2,540

1,182

10

9,400

処分

△3,842

△13,990

△1,493

△474

△898

△9

△20,708

在外営業活動体
の換算差額

△107

△154

△49

△34

△16

0

△363

その他

△341

△2,080

119

1

△329

△25

△2,656

2019年3月31日
残高

178,165

362,835

32,135

73,585

59,350

2

706,069

取得(注)

4,251

7,319

1,426

1,864

48,783

3

63,648

建設仮勘定から
の振替

18,508

57,635

3,313

2,774

△82,244

11

企業結合による
取得

4,678

10,840

693

7,770

503

358

24,844

処分

△7,369

△16,510

△1,559

△929

△171

△26,541

在外営業活動体
の換算差額

△98

△932

△36

△85

△62

△23

△1,238

その他

32

△35

64

7

△899

△1

△831

2020年3月31日
残高

198,167

421,152

36,037

84,987

25,259

346

765,950

 

(注) 前連結会計年度及び当連結会計年度において、有形固定資産の取得原価に含めた重要な借入コストはありません。

 

(単位:百万円)

減価償却累計額及び
減損損失累計額

建物及び
構築物

機械装置及び
運搬具

工具器具及び
備品

土地

建設仮勘定

その他

合計

2018年4月1日
残高

95,379

241,109

23,931

1,100

1,059

362,579

減価償却費

△5,636

△20,575

△2,277

△203

△5

△28,698

減損損失

△433

△409

△12

△855

処分

2,944

12,880

1,274

34

9

17,142

在外営業活動体
の換算差額

15

44

34

32

△0

127

その他

△83

1,086

△40

△94

△1

19

886

2019年3月31日
残高

98,572

248,082

24,951

1,366

1,026

23

373,976

減価償却費

△6,607

△22,862

△2,694

△224

△21

△32,411

減損損失

△493

△410

△21

△925

処分

5,190

14,723

1,454

62

73

21,504

在外営業活動体
の換算差額

12

177

7

0

0

198

その他

△11

15

△30

0

△32

3

△56

2020年3月31日
残高

100,482

256,441

26,235

1,527

985

5

385,666

 

 

(単位:百万円)

帳簿価額

建物及び
構築物

機械装置及び
運搬具

工具器具及び
備品

土地

建設仮勘定

その他

合計

2018年4月1日
残高

64,477

105,819

5,918

62,856

38,120

22

277,213

2019年3月31日
残高

79,592

114,752

7,183

72,219

58,323

21

332,093

2020年3月31日
残高

97,684

164,711

9,802

83,459

24,273

352

380,284

 

有形固定資産の帳簿価額に含まれる使用権資産については、「13.リース」に記載しております。

 

 

11.のれん及び無形資産

のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

取得原価

のれん

無形資産

ソフトウェア

その他

合計

2018年4月1日残高

17,403

17,712

6,525

24,238

個別取得

2,030

715

2,746

企業結合による取得

9,348

44

243

288

処分

△114

△18

△132

在外営業活動体の
換算差額

11

△0

△21

△21

その他

△51

46

△35

10

2019年3月31日残高

26,711

19,719

7,409

27,129

個別取得

2,238

79

2,318

企業結合による取得

43,898

87

5,335

5,422

処分

△650

△65

△716

在外営業活動体の
換算差額

△2,645

△2

3

0

その他

△40

△496

194

△302

2020年3月31日残高

67,924

20,896

12,956

33,853

 

 

(単位:百万円)

償却累計額及び
減損損失累計額

のれん

無形資産

ソフトウェア

その他

合計

2018年4月1日残高

3,951

6,745

3,721

10,466

償却

△1,465

△612

△2,078

減損損失

処分

85

9

95

在外営業活動体の
換算差額

15

0

△2

△1

その他

△46

△2

△48

2019年3月31日残高

3,936

8,170

4,328

12,499

償却

△1,648

△935

△2,583

減損損失

△86

△86

処分

573

63

637

在外営業活動体の
換算差額

17

1

△1

0

その他

24

6

31

2020年3月31日残高

3,918

9,218

5,281

14,500

 

 

 

(単位:百万円)

帳簿価額

のれん

無形資産

ソフトウェア

その他

合計

2018年4月1日残高

13,451

10,967

2,804

13,771

2019年3月31日残高

22,775

11,548

3,081

14,629

2020年3月31日残高

64,005

11,678

7,674

19,352

 

無形資産の償却費は、連結損益計算書において「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。

移行日、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、重要な自己創設無形資産はありません。

前連結会計年度及び当連結会計年度において、費用として認識した研究開発費は、それぞれ2,859百万円及び3,422百万円であります。

 

 

12.非金融資産の減損

(1) 減損損失

 移行日(2018年4月1日

セグメント

資産の種類

減損損失(百万円)

医療関連事業

のれん、土地

1,191

農業・食品関連事業

のれん、無形資産

3,155

その他の事業

のれん

141

合計

 

4,488

 

 

IFRSの規定に従って減損テストを行った結果、資産から見込まれる回収可能価額が当該資産の帳簿価額を下回ったため、当該資産の帳簿価額と回収可能価額との差額を減損損失として認識しております。これらの減損損失は、移行日における利益剰余金調整額に含まれております。

減損損失の認識及び測定にあたって、回収可能価額は、使用価値または処分コスト控除後の公正価値を用いて測定しており、資金生成単位の固有のリスクを反映した市場平均と考えられる収益率を合理的に反映する率を割引率として使用しております。

回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値を基に測定しており、重要性の高い資産については主にマーケットアプローチを用いた第三者による不動産鑑定評価額等に基づいて評価しております。売却価額等の観察不能なインプットを含む評価技法を使用しているため、公正価値のヒエラルキーはレベル3に分類しております。

 

前連結会計年度(2019年3月31日

セグメント

資産の種類

減損損失(百万円)

ケミカル関連事業

機械装置及び運搬具、他

855

合計

 

855

 

 

ケミカル関連事業について、事業構造の変化に伴い、将来の使用が見込まれなくなったことなどにより、減損損失を認識しております。具体的には、個々の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。

減損損失の認識及び測定にあたって、回収可能価額は、使用価値または処分コスト控除後の公正価値を基に測定しており、重要性の高い資産については主にマーケットアプローチを用いた第三者による不動産鑑定評価額等に基づいて評価しております。売却価額等の観察不能なインプットを含む評価技法を使用しているため、公正価値のヒエラルキーはレベル3に分類しております。

使用価値は、資金生成単位の固有のリスクを反映した市場平均と考えられる収益率を合理的に反映する率を割引率として使用しており、将来キャッシュ・フローを7.0%(税引前)で割り引いて算定しております。

 

当連結会計年度(2020年3月31日

セグメント

資産の種類

減損損失(百万円)

ケミカル関連事業

機械装置及び運搬具、他

992

農業・食品関連事業

建物及び構築物、他

20

合計

 

1,012

 

 

ケミカル関連事業については、操業再開の目途が立たない中国の生産工場の閉鎖を決定したことなどにより、減損損失を認識しております。具体的には、個々の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。

 

減損損失の認識及び測定にあたって、回収可能価額は、使用価値または処分コスト控除後の公正価値を基に測定しており、重要性の高い資産については主にマーケットアプローチを用いた第三者による不動産鑑定評価額等に基づいて評価しております。売却価額等の観察不能なインプットを含む評価技法を使用しているため、公正価値のヒエラルキーはレベル3に分類しております。

使用価値は、資金生成単位の固有のリスクを反映した市場平均と考えられる収益率を合理的に反映する率を割引率として使用しており、将来キャッシュ・フローを7.0%(税引前)で割り引いて算定しております。

 

 (2) のれんの減損テスト

企業結合で取得したのれんは、企業結合のシナジーから便益が生じると期待される資金生成単位に配分しております。のれんの資金生成単位への配分額は、以下のとおりであります。
                                           (単位:百万円)

報告セグメント

資金生成単位

のれん

移行日

(2018年4月1日)

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

産業ガス関連事業

AIR WATER INDIA PTE. LTD.他

3,348

4,387

37,729

ケミカル関連事業

㈱FILWEL他

122

122

1,218

医療関連事業

GLOBALWIDE INTERNATIONAL
PTE .LTD.他

3,370

3,837

3,893

エネルギー関連事業

㈱日江金属他

935

1,045

1,283

農業・食品関連事業

春雪さぶーる㈱他

4,849

5,138

6,906

物流関連事業

エア・ウォーター食品物流㈱他

302

302

302

海水関連事業

アクアインテック㈱他

8

8

8

その他の事業

POWER PARTNERS PTE. LTD.他

514

7,932

12,662

合計

 

13,451

22,775

64,005

 

 

 

のれんが配分された資金生成単位の回収可能価額は使用価値により算定しており、使用価値は、経営者により承認された事業計画を基礎とした将来キャッシュ・フローの見積額を、現在価値に割り引いて算定しております。事業計画は外部情報に基づき、過去の経験を反映したものであり、原則として5年を限度としております。事業計画後のキャッシュ・フローは、資金生成単位グループが属する市場の長期平均成長率の範囲内で見積った成長率をもとに算定しております。割引率(税引前)は、各資金生成単位の税引前加重平均資本コスト等を基礎に算定しており、移行日8.0%~17.9%、前連結会計年度7.7%~19.4%、当連結会計年度6.9%~17.7%を用いております。

 

移行日に減損損失を認識した資金生成単位を除いて、使用価値は各資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っており、各資金生成単位に配分されたのれんの使用価値について、減損テストに用いた主要な仮定に合理的な範囲で変動があった場合にも、使用価値が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しております。

 

 

13.リース

(1) 借手のリース

① リースに関連する費用、キャッシュ・フロー及び使用権資産の増加

リースに関連する費用、キャッシュ・フロー及び使用権資産の増加は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

 至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

 至 2020年3月31日)

使用権資産減価償却費

 

 

建物及び構築物

510

448

機械装置及び運搬具

3,470

3,645

工具器具及び備品

99

119

その他

225

245

合計

4,306

4,458

リース負債に係る支払利息

435

482

短期リースの免除規定によるリース費用

7,975

7,604

少額資産の免除規定によるリース費用

2,634

2,672

使用権資産の増加

5,858

6,593

 

セール・アンド・リースバック取引から生じた利得又は損失は重要ではありません。

 

 

② リースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度
(自 2018年4月1日

  至 2019年3月31日

 当連結会計年度
(自 2019年4月1日

  至 2020年3月31日

リースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額

15,673

16,788

 

 

 

③ 有形固定資産及び無形資産の帳簿価額に含まれる使用権資産の残高

有形固定資産及び無形資産の帳簿価額に含まれる使用権資産の帳簿価額及び増減は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

工具器具
及び備品

その他

合計

2018年4月1日時点の残高

2,886

24,806

277

1,985

29,955

取得

60

5,128

134

113

5,436

企業結合

-

208

16

196

421

減価償却費

△510

△3,470

△99

△225

△4,306

その他

1

△117

6

△10

△118

2019年3月31日時点の残高

2,438

26,555

336

2,060

31,389

取得

1,833

3,834

233

89

5,991

企業結合

147

339

11

102

602

減価償却費

△448

△3,645

△119

△245

△4,458

その他

△974

△154

22

△306

△1,412

2020年3月31日時点の残高

2,996

26,929

484

1,700

32,111

 

 

④ リース負債の満期分析

(単位:百万円)

 

移行日(2018年4月1日)

1年以内

1年超2年以内

2年超3年未満

3年超4年未満

4年超5年未満

5年超

リース負債

4,361

3,671

3,160

2,894

2,598

15,091

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末(2019年3月31日)

1年以内

1年超2年以内

2年超3年未満

3年超4年未満

4年超5年未満

5年超

リース負債

4,570

3,694

3,486

3,033

2,704

15,486

 

 

(単位:百万円)

 

当連結会計年度末(2020年3月31日)

1年以内

1年超2年以内

2年超3年未満

3年超4年未満

4年超5年未満

5年超

リース負債

5,187

4,414

3,841

3,376

3,194

13,200

 

 

⑤ 借手におけるリース契約の補足情報
a.借手のリース活動の性質

当社グループは、事務所、土地、製造設備、車両等の一部を解約可能または解約不能な契約に基づき賃借しております。リースの契約条件は個々に交渉され、幅広く異なる契約条件となっております。

 

b.延長オプションおよび解約オプションについて

当社グループにおいては、各社がリース管理に責任を負っており、リース条件は個々に交渉され、幅広く異なる契約条件となっております。

延長オプション及び解約オプションは、当社グループの不動産及び設備に係るリースに多く含まれており、これらの条件は、契約管理の観点から運用上の柔軟性を最大化するために使用されます。

その多くは、1年間ないし原契約と同期間にわたる延長オプション、また6ヶ月前から1年前までに相手方に書面をもって通知した場合に早期解約を行うオプションとなっております。

これらのオプションは、リース契約主体が不動産及び設備を事業に活用する上で、必要に応じて使用されております。

 

c.残価保証について

当社グループのリース契約には残価保証が含まれているものがあります。当該残価保証について、当社グループが将来のリース期間満了時に支払う可能性が合理的に確実と判断される場合、支払われると見込まれる金額を使用権資産に含めており、一部は使用権資産の償却費として、一部はリース負債から生じる借入利息として、費用化しております。

 

d.セール・アンド・リースバック取引について

当社グループはガス供給設備をセール・アンド・リースバック取引により、リースしております。当該契約について、セール・アンド・リースバック取引が売却と判断される場合は、当該売却により発生した売却損益のうち、使用権資産部分に該当する部分を繰り延べております。また、売却と判断されなかった場合は金融取引とし、金融負債を認識しております。

 

 

14.法人所得税

(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債

繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳及び増減は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

連結財政状態計算書

連結損益計算書

 

移行日

(2018年4月1日)

前連結会計年度末

(2019年3月31日)

当連結会計年度末

(2020年3月31日)

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

 至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

 至 2020年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

有形固定資産、
無形資産

5,275

4,515

5,218

△768

611

退職給付に係る負債

2,511

2,985

3,484

△172

86

未払賞与

2,024

2,143

2,182

55

△51

未払金及び未払費用

1,104

1,265

1,553

115

238

税務上の繰越欠損金

523

789

587

199

△370

その他

2,756

5,268

2,936

1,074

△308

繰延税金資産 合計

14,195

16,968

15,962

504

205

繰延税金負債

 

 

 

 

 

有形固定資産、
無形資産

7,298

7,385

10,474

△163

175

その他の包括利益を
通じて公正価値で
測定する金融資産

5,801

4,275

3,537

留保利益

1,750

394

407

△1,356

12

その他

2,079

2,169

3,466

△329

506

繰延税金負債 合計

16,930

14,225

17,886

△1,849

694

純額

△2,734

2,743

△1,923

2,354

△488

 

 

繰延税金資産及び負債の増減内容は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

 至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

 至 2020年3月31日)

期首残高

△2,734

2,743

純損益として認識

2,354

△488

その他の包括利益として認識

3,114

△1,621

企業結合

△13

△2,627

その他

23

70

期末残高

2,743

△1,923

 

 

 

 

 

 

(2) 繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金

繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日

(2018年4月1日)

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

将来減算一時差異

30,923

30,375

41,898

税務上の繰越欠損金

5,798

6,228

7,432

 

 

繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効予定は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日

(2018年4月1日)

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

1年目

415

110

27

2年目

305

121

1,315

3年目

135

1,610

374

4年目

1,610

552

320

5年目以降

3,332

3,833

5,394

合計

5,798

6,228

7,432

 

 

(3) 将来の課税所得に依拠した繰延税金資産

当連結会計年度及び前連結会計年度において税務上の繰越欠損金を認識している子会社があり、それらの税務上の繰越欠損金については、当連結会計年度において将来の課税所得の発生が見込まれる範囲内で繰延税金資産を587百万円(前連結会計年度は789百万円)認識しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の発生の有無に依存しておりますが、繰延税金資産の認識にあたって使用した将来の課税所得は、経営者が承認した事業計画のもとで想定されたものであり、過去の計画と実績の推移からその実現可能性は高いことから、繰延税金資産の回収可能性に問題はないと判断しております。

 

(4) 法人所得税費用

法人所得税費用の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

当期税金費用

13,413

15,594

繰延税金費用

△2,354

488

法人所得税費用 合計

11,059

16,083

継続事業

11,145

16,085

非継続事業

△86

△1

 

繰延税金費用には、従前は税効果未認識であった税務上の欠損金、税額控除又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額と、繰延税金資産の評価減又は以前に計上した評価減の戻入れにより生じた費用の額が含まれております。これに伴う当連結会計年度における繰延法人所得税の減少額は14百万円(前連結会計年度は1,006百万円)であります。

 

 

(5) 適用税率の調整

当連結会計年度及び前連結会計年度において、当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は30.6%となっております。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。

継続事業における各年度の法定実効税率と平均実際負担税率との調整は以下のとおりであります。平均実際負担税率は税引前当期利益に対する法人所得税の負担割合を表示しております。

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

法定実効税率

30.6

30.6

永久に損金に算入されない項目

1.7

1.3

持分法による投資損益

△1.3

△1.0

負ののれん発生益

 

△1.3

未認識の繰延税金資産の増減

△1.3

3.1

その他

△3.0

△0.5

平均実際負担税率

26.8

32.3

 

 

(6) 資本で直接認識された法人所得税費用

資本にて直接認識された法人所得税の内容は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

法人所得税費用

 

 

新株発行増資のために直接要した費用

69

合計

69

 

 

 

15.営業債務及びその他の債務

営業債務及びその他の債務の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

買掛金

93,323

104,735

99,846

支払手形

16,583

19,006

13,222

未払金

12,322

14,179

11,800

その他

11,640

18,436

13,075

合計

133,870

156,357

137,945

 

営業債務及びその他の債務は、償却原価で測定される金融負債に分類しております。

 

 

16.社債及び借入金

社債及び借入金は主に償却原価で測定しております。

(1) 内訳

 

 

移行日
(2018年4月1日)
(百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
(百万円)

当連結会計年度
(2020年3月31日)
(百万円)

平均利率

(注1)

返済期限

1年以内に償還予定
の社債(注2)

250

10,150

0.27

短期借入金

32,699

54,998

69,425

0.81

1年以内に返済予定の長期借入金

23,988

17,957

24,206

0.73

債権流動化に伴う
支払債務

1,864

1,955

1,604

0.19

社債(1年以内に償還予定のものを除く)(注2)

20,000

30,250

30,100

0.35

2023年~
2030年

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)

108,111

138,553

165,548

0.42

2021年~
2040年

合計

186,663

243,965

301,034

流動負債

58,552

75,162

105,386

非流動負債

128,111

168,803

195,648

 

(注1) 「平均利率」は、借入金等の期末残高に対する表面金利の加重平均利率を記載しております。

(注2) 社債の発行条件の要約は以下のとおりであります。

 

会社名

銘柄

発行年月日

移行日
(2018年4月1日)(百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)(百万円)

当連結会計年度
(2020年3月31日)(百万円)

利率
(%)

担保

償還期限

エア・
ウォーター㈱

第2回
無担保社債

2015年9月3日

10,000

10,000

10,000

(10,000)

0.271

なし

2020年9月3日

第3回
無担保社債

2018年3月16日

10,000

10,000

10,000

0.355

なし

2028年2月29日

第4回
無担保社債

2018年9月7日

10,000

10,000

0.405

なし

2028年8月31日

第5回
無担保社債

2020年3月13日

10,000

0.290

なし

2030年2月28日

日本電熱㈱

私募債

2017年3月25日

250

(250)

0.350

なし

2020年2月28日

㈱見方

第6回
無担保社債

2015年12月25日

150

150

(150)

0.230

なし

2020年12月25日

第7回
無担保社債

2018年3月16日

100

100

0.260

なし

2023年3月16日

合計

20,000

30,500

(250)

40,250

(10,150)

 

(注) ( )内は1年以内の償還予定額であります。

 

 

(2) 担保に供している資産

連結グループにおいて担保に供している資産及びそれに対応する債務は以下のとおりであります。

担保に供している資産

 

 

 

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

現金及び現金同等物

127

286

1,110

営業債権及びその他の
債権

1,864

2,816

1,873

棚卸資産

55

2,342

有形固定資産

9,588

19,159

19,281

その他の金融資産

760

952

1,045

合計

12,340

23,270

25,654

 

 

担保付債務

 

 

 

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

営業債務及びその他の
債務

2,613

1,589

2,474

社債及び借入金(流動)

3,626

2,689

2,913

社債及び借入金(非流動)

4,382

6,907

9,261

合計

10,621

11,186

14,649

 

 

 

17.引当金

(1) 増減明細

引当金の増減は、以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

 

資産除去債務

工事損失引当金

その他

合計

2019年4月1日残高

601

354

950

1,905

増加額

1,641

2

783

2,427

減少額(目的使用)

△17

△394

△861

△1,273

減少額(戻入)

△0

△9

△9

その他

7

78

429

516

2020年3月31日残高

2,232

41

1,292

3,566

 

 

引当金の連結財政状態計算書における流動・非流動の区分は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

流動

561

933

1,211

非流動

1,289

972

2,354

引当金合計

1,850

1,905

3,566

 

 

(2) 引当金の内容

資産除去債務は、有形固定資産の取得、建設、開発又は通常の使用によって、当該有形固定資産の除去に関する法令又は契約上の義務を負う場合に、除去に要する将来の支出を計上しております。

将来において経済的便益の流出が予測される時期は、主に各連結会計年度末日より1年を経過した後の時期であることが見込まれておりますが、将来の事業計画等により影響を受けます。

工事損失引当金は、損失の発生が見込まれ、かつ、その金額を合理的に見積ることができる工事契約について、翌連結会計年度以降に発生が見込まれる損失を計上しております。

その他には、製品保証引当金等が含まれております。

 

 

18.その他の金融負債

その他の金融負債の内訳は、以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

リース負債

31,776

32,976

33,214

デリバティブ負債

1,045

928

268

非支配株主へ付与されたプット・オプション

8,682

その他

1,429

1,653

1,848

合計

34,251

35,558

44,013

流動負債

4,472

5,108

5,426

非流動負債

29,779

30,449

38,586

合計

34,251

35,558

44,013

 

デリバティブ負債は純損益を通じて公正価値で測定する金融負債に、その他は主に償却原価で測定する金融負債にそれぞれ分類しております。リース負債に係る情報は、「13.リース」をご参照ください。

 

 

19.その他の負債

その他の負債の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

契約負債

1,603

2,400

3,751

前受収益

3,199

2,899

2,533

繰延収益

3,372

3,243

3,185

未払賞与

6,955

7,247

7,794

未払費用

11,941

9,785

7,642

その他

6,001

6,309

8,737

合計

33,073

31,885

33,644

流動負債

24,431

23,530

25,020

非流動負債

8,642

8,354

8,623

合計

33,073

31,885

33,644

 

 

 

20.従業員給付

(1) 退職給付制度の概要

当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

当社及び連結子会社の確定給付企業年金制度のうち、主なものはキャッシュバランスプランを導入しております。給付額は、勤続期間、加入者の職務基準資格別基準給与及び市場金利の動向に基づいた再評価率により計算された利息に基づき設定されております。積立金の管理及び運用に関して、運用受託機関と年金信託契約及び生命保険契約を締結しており、運用受託機関は所定の方針に基づき制度資産の運用を行う責任を負っております。また退職給付一時金制度(非積立型制度であるが、退職給付信託を設定した結果、積立型制度となっているものがあります。)では、退職給付として、勤続期間と給与、または在職中の成果等を踏まえたポイント等の諸条件に基づいた一時金を支給しており、一部の連結子会社は、中小企業退職金共済制度、特定退職金共済に加入しております。

 

(2) 確定給付制度

① 連結財務諸表において認識した金額

確定給付制度の連結財政状態計算書上の金額は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

確定給付制度債務の
現在価値

36,263

38,872

38,487

制度資産の公正価値

△35,067

△33,985

△31,682

アセット・シーリングの
影響

907

26

24

確定給付負債の純額

2,104

4,912

6,829

退職給付に係る負債

8,666

9,249

9,918

退職給付に係る資産

△6,562

△4,336

△3,088

確定給付負債の純額

2,104

4,912

6,829

 

 

確定給付制度に関して、連結損益計算書上、費用として認識した金額は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

勤務費用

2,118

2,357

利息費用

228

171

利息収益

△219

△149

合計

2,128

2,378

 

 

 

② 確定給付制度債務の現在価値の調整表

確定給付制度債務の現在価値に係る変動は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

期首における確定給付制度債務の現在価値

36,263

38,872

勤務費用

2,118

2,357

利息費用

228

171

再測定

 

 

人口統計上の仮定の変更により生じた数理計算上の
差異

1,816

0

財務上の仮定の変更により生じた数理計算上の差異

1,232

△902

実績の修正により生じた数理計算上の差異

△601

324

給付の支払額

△2,722

△2,868

企業結合及び処分の影響額

458

466

その他の増減

78

65

期末における確定給付制度債務の現在価値

38,872

38,487

 

 

③ 制度資産の公正価値の調整表

制度資産の公正価値に係る変動は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

期首における制度資産の公正価値

35,067

33,985

利息収益

219

149

再測定

△1,013

△1,459

事業主からの拠出額

1,427

1,013

給付の支払額

△1,669

△1,977

その他の増減

△44

△29

期末における制度資産の公正価値

33,985

31,682

 

 

 

④ 制度資産の公正価値の種類別内訳

制度資産の公正価値の種類別内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

 

活発な市場における
公表市場価格の有無

合計

活発な市場における
公表市場価格の有無

合計

活発な市場における
公表市場価格の有無

合計

 

株式

12,486

12,486

10,832

10,832

8,950

8,950

債券

7,793

7,793

7,748

7,748

7,622

7,622

生保一般
勘定

7,064

7,064

7,186

7,186

7,104

7,104

その他

7,722

7,722

8,218

8,218

8,004

8,004

合計

20,280

14,786

35,067

18,580

15,404

33,985

16,572

15,109

31,682

 

 

⑤ アセット・シーリングの影響の変動

アセット・シーリングの影響の変動は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

アセット・シーリングの影響の期首残高

907

26

利息収益

再測定

 

 

確定給付資産の純額を資産上限額に制限している
ことの影響

△881

△2

アセット・シーリングの影響の期末残高

26

24

 

 

⑥ 数理計算上の仮定

確定給付制度債務の現在価値の算定に用いた主要な数理計算上の仮定は、以下のとおりであります。

 

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

割引率

主として0.96%

主として0.33%

主として0.60%

 

 

主要な数理計算上の仮定である割引率が変動した場合、確定給付制度債務の現在価値は前連結会計年度末及び当連結会計年度末において以下のとおり変動します。この感応度分析は、分析の対象となる数理計算上の仮定以外のすべての数理計算上の仮定が一定であることを前提としております。

(単位:百万円)

 

基礎率の変化

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

割引率

0.5%の上昇

△1,894

△1,950

0.5%の低下

2,064

2,091

 

 

 

⑦ 資産・負債マッチング戦略

当社グループの制度資産の運用方針は、確定給付制度債務の給付を将来にわたり確実に行うために、許容されるリスクの範囲で、必要とされる総合収益を中長期的に確保することを運用目的としております。制度資産については、運用目標を達成するために策定した政策アセットミックスの資産配分目標に基づき、国内外の株式、債券及び生保一般勘定に幅広く分散投資を行い、リスクの低減を図っております。

 

資産配分については、中長期的なリスク、リターンの予想及び各資産の運用実績の相関に基づき、中長期的に維持すべき配分を設定しております。資産配分の見直しについては、環境の著しい変化があった場合など、必要に応じて適宜見直しを行うことにしております。

 

⑧ 確定給付制度の将来キャッシュ・フローに与える影響
(i)   確定給付制度への拠出は、将来にわたって年金財政の均衡を保つことができるように定期的に財政再計算を実施して掛金を定めております。財政再計算においては、掛金の設定に係る計算基礎率(予定利率、予定死亡率、予定脱退率など)を見直し、掛金の妥当性を検証しております。

(ii)  翌連結会計年度の拠出額は1,614百万円と予想しております。

(iii) 確定給付制度債務に係る加重平均デュレーションは、当連結会計年度は主に15.1年(前連結会計年度は主に12.6年)であります。

 

(3) 確定拠出制度

確定拠出制度に関して費用として計上された金額は、当連結会計年度は602百万円(前連結会計年度は501百万円)であります。

 

(4) 従業員給付費用

連結損益計算書上、「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれる従業員給付費用の合計は、当連結会計年度は116,319百万円(前連結会計年度は105,570百万円)であります。

 

 

21.資本及びその他の資本項目

(1) 資本金及び自己株式

(単位:株)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

株式の種類

無額面普通株式

無額面普通株式

授権株式数

480,000,000

480,000,000

発行済株式数(注1)

 

 

期首

198,705,057

198,705,057

期中増減(注2)

31,050,000

期末

198,705,057

229,755,057

自己株式数

 

 

期首

3,320,506

2,943,138

期中増減(注3)

△377,368

△580,334

期末

2,943,138

2,362,804

 

(注1) 発行済株式は全額払込済みとなっております。

(注2) 2019年12月10日を払込期日とする公募増資及び2019年12月27日を払込期日とする第三者割当増資による増加

であります。

(注3) 自己株式の期中増減は、主に持株会信託の売却、ストック・オプションの権利行使によるものであります。

 

(2) 資本剰余金

通常の新株の発行及び新株予約権の行使による新株の発行の際に資本金に組み入れなかった資本準備金とそれ以外のその他資本剰余金からなります。

日本の会社法では、株式の発行に対しての払込又は給付の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれている資本準備金に組み入れることが規定されております。資本準備金は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。

株式取得費用158百万円は資本剰余金から控除しております。

 

(3) その他の資本の構成要素

① 確定給付制度の再測定

確定給付制度の再測定は、期首時点の数理計算上の仮定と実際の結果との差異による影響額及び数理計算上の仮定の変更による影響額であります。これについては、発生時にその他の包括利益で認識し、その他の資本の構成要素から利益剰余金に直ちに振り替えております。

 

② 在外営業活動体の換算差額

外貨建てで作成された在外営業活動体の財務諸表を表示通貨である日本円に換算する際に生じた為替換算差額であります。

 

③ その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

公正価値の変動をその他の包括利益を通じて測定すると指定した金融商品の公正価値による評価額と取得価額の評価差額であります。

 

 

④ キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分

キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されたデリバティブ取引の公正価値の純変動額の累積額のうち、ヘッジが有効と認められる部分からなります。

 

⑤ 新株予約権

当社は新株予約権方式によるストック・オプション制度を採用しており、会社法の規定に基づき、新株予約権を付与しております。新株予約権としてその他の資本の構成要素に計上している金額は、それらの公正価値に基づく金額であり、また、それらの契約条件等は、「22.株式報酬」に記載しております。

 

⑥ 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産、確定給付制度の再測定、及び在外営業活動体の換算差額が含まれております。

 

(4) 利益剰余金及び配当金

① 利益剰余金

当連結会計年度以前に純損益として認識されたもの及びその他の包括利益から振り替えられたものからなります。

会社法では、剰余金の配当により減少する剰余金の額の10分の1を、資本準備金及び利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで資本準備金又は利益準備金として積み立てることが規定されております。

積み立てられた利益準備金は、欠損填補に充当することができ、また株主総会の決議をもって、利益準備金を取り崩すことができます。

 

② 配当

(ⅰ) 配当金支払額

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 

決議日

株式の種類

配当の総額
(単位:百万円)

1株当たり配当額
(単位:円)

基準日

効力発生日

2018年5月11日

取締役会

普通株式

4,122

21

2018年3月31日

2018年6月28日

 

(注) 配当金の総額には、持株会信託が保有する自社の株式に対する配当金19百万円を含めております。

 

決議日

株式の種類

配当の総額
(単位:百万円)

1株当たり配当額
(単位:円)

基準日

効力発生日

2018年11月9日

取締役会

普通株式

3,729

19

2018年9月30日

2018年12月3日

 

(注) 配当金の総額には、持株会信託が保有する自社の株式に対する配当金14百万円を含めております。

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

 

決議日

株式の種類

配当の総額
(単位:百万円)

1株当たり配当額
(単位:円)

基準日

効力発生日

2019年5月14日

取締役会

普通株式

4,122

21

2019年3月31日

2019年6月27日

 

(注) 配当金の総額には、持株会信託が保有する自社の株式に対する配当金11百万円を含めております。

 

決議日

株式の種類

配当の総額
(単位:百万円)

1株当たり配当額
(単位:円)

基準日

効力発生日

2019年11月7日

取締役会

普通株式

3,928

20

2019年9月30日

2019年12月2日

 

(注) 配当金の総額には、持株会信託が保有する自社の株式に対する配当金7百万円を含めております。

 

 

(ⅱ) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 

決議日

株式の種類

配当の原資

配当の総額
(単位:百万円)

1株当たり配当額
(単位:円)

基準日

効力発生日

2019年5月14日

取締役会

普通株式

利益剰余金

4,122

21

2019年3月31日

2019年6月27日

 

(注) 配当金の総額には、持株会信託が保有する自社の株式に対する配当金11百万円を含めております。

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

 

決議日

株式の種類

配当の原資

配当の総額
(単位:百万円)

1株当たり配当額
(単位:円)

基準日

効力発生日

2020年5月28日

取締役会

普通株式

利益剰余金

5,460

24

2020年3月31日

2020年6月30日

 

(注)配当金の総額には、持株会信託が保有する自社の株式に対する配当金2百万円を含めております。

 

22.株式報酬

当社は、ストック・オプション制度を採用しており、取締役にストック・オプションを付与しております。

この制度の目的は、当社の業績と株式価値との連動性をより一層強固なものとし、取締役が株価上昇によるメリットのみならず株価下落によるリスクまでも株主と共有することで、中長期的に継続した業績向上と企業価値増大への意欲や士気を高めることであります。

また、当連結会計年度に当社の取締役(社外取締役を除く)が、従来にも増して、株価変動のメリットとリスクを株主の皆様と共有し、株価上昇及び企業価値向上への貢献意欲を高めるため、譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。同時に、当社の取締役(社外取締役を除く)に対する株式報酬型ストック・オプション制度を廃止し、既に割当て済みのものを除き、今後、当社の取締役(社外取締役を除く)に対する株式報酬型ストック・オプションのための新株予約権の新たな割当ては行わないことといたしました。

 

(1) 株式報酬型ストック・オプション制度

① ストック・オプションの契約条件等
(ⅰ) 付与対象者

当社取締役(社外取締役を除く)

(ⅱ) 権利確定条件

当社取締役の地位を喪失したこと

(ⅲ) 付与されたストック・オプションの権利行使期間

付与日から20年以内の期間において、権利確定後5年以内

(ⅳ) 決済方法

株式決済

 

② ストック・オプション数及び加重平均行使価格

 

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

 

株式数(株)

株式数(株)

期首未行使残高

335,700

350,800

権利付与

46,300

権利行使(注1,2)

△31,200

△77,800

権利の満期消滅

期末未行使残高

350,800

273,000

期末行使可能残高

17,200

3,200

 

(注1) ストック・オプションは、すべて権利行使価格1株当たり1円で付与しております。

(注2) 当連結会計年度の権利行使時点の加重平均株価は1,579.6円(前連結会計年度は1,852.2円)であります。

 

③ 期末未行使ストック・オプションの行使価格の範囲及び加重平均残存期間

当連結会計年度における、未行使のストック・オプションの行使価格は1円(前連結会計年度は1円)であり、加重平均残存期間は4.9年(前連結会計年度は4.9年)であります。

 

 

④ 期中に付与されたストック・オプションの公正価値及び公正価値の測定方法
(ⅰ) 使用した評価技法

ブラック・ショールズ方式

(ⅱ) 公正価値並びにその主な基礎数値及び見積方法

 

 

前連結会計年度
(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

決議年月日

2018年7月5日

公正価値

1,731円

付与日の株価

2,080円

行使価格

1円

予想ボラティリティ(注)

28.29%

予想残存期間

10 年

予想配当

1株当たり 38円

無リスク利子率

0.12%

 

(注) 予想ボラティリティは各月末株価の前月末株価に対する値動き率を算定し、予想残存期間に対応する期間の

値動き率の標準偏差を年率にして算定しております。

 

(2) 譲渡制限付株式報酬制度

期中に付与した譲渡制限株式の内容は下記のとおりであります。

 

 

当連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

付与日

2019年8月1日

譲渡制限株式の付与数

52,831株

付与日における公正価値

1株につき1,774円

公正価値測定の算定方法

取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社普通株式の終値を基礎として算定

譲渡制限期間

30年間

 

 

(3) 株式報酬費用

当連結会計年度における、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれている株式報酬制度に係る費用は90百万円(前連結会計年度は79百万円)であります。

 

 

23.金融商品

(1) 資本管理

当社グループの資本管理方針は、投資家、債権者及び市場の信頼を維持し、将来にわたってビジネスの発展を持続するための強固な資本基盤を維持することであります。経営陣は、普通株主への配当水準のみならず、自己資本収益率も監視しております。自己資本とは、連結財政状態計算書における親会社の所有者に帰属する持分合計を指し、取締役会は自己資本比率を用いた資本管理を実施しております。

上記の目的を達成するため、当社グループは新株発行を行うことがあります。

当連結会計年度において、当社グループの資本管理に関する取組みに変化はありません。

当社グループの自己資本比率は以下のとおりであります。

 

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

自己資本(百万円)

263,593

278,053

331,992

総資産(百万円)

694,914

785,944

899,699

自己資本比率(%)

37.9

35.4

36.9

 

 

(2) 財務上のリスク管理

当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・市場リスク)に晒されており、当該リスクを回避又は低減するために、一定の方針に基づきリスク管理を行っております。デリバティブは、営業上の輸出入取引における為替リスク及び長期借入金の金利変動リスクを回避するためのみに利用し、投機を目的にデリバティブ取引を行っておりません。

 

(3) 信用リスク

① 概要

当社グループの営業活動から生じる債権である営業債権及びその他の債権並びに契約資産は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの社内規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を適宜把握しております。デリバティブ取引の執行・管理については、為替予約を伴う輸出入取引を行う場合には、所定の社内規程に基づき稟議決裁を行い、財務部門が実施しております。金利スワップ取引及び金利オプション取引を伴う長期借入金により資金調達を行う場合には、財務部門の申請により、所定の社内規程に基づき稟議決裁を行い、その内容は取締役会に報告しております。当社グループが利用しているデリバティブ取引につきましては、いずれも大手金融機関を利用しており、信用リスクは限定的と考えております。

なお、特定の取引先について重要な信用リスクのエクスポージャーはなく、特段の管理を要する信用リスクの過度な集中はありません。

金融資産の信用リスクに係る最大エクスポージャーは、連結財政状態計算書に表示されている減損後の帳簿価額であります。債務保証の信用リスクに係る最大エクスポージャーは、「36.偶発事象」に記載の保証債務の金額であり、そのリスクは僅少であります。

 

 

 

② 予想信用損失から生じた金額に関する情報

貸倒引当金の対象となる資産の残高は以下のとおりであります。

 

 

 

(単位:百万円)

区分

移行日

(2018年4月1日)

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

常に全期間の予想信用損失に等しい金額で測定

190,093

199,106

210,971

12ヶ月の予想信用損失に

等しい金額で測定

6,687

6,705

4,138

全期間の予想信用損失に

等しい金額で測定

全期間の予想信用損失に

等しい金額で測定

(信用減損)

3,616

5,568

5,104

 

本表における同一区分内における金融資産の信用リスク格付けは概ね同一と判断しております。

 

貸倒引当金は以下のとおりであります。当連結会計年度において貸倒引当金の変動に寄与した金融商品の総額での帳簿価額の著しい変動はありません。貸倒引当金は、連結財政状態計算書上、「営業債権及びその他の債権」及び「その他の金融資産」に含まれております。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

常に貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産

信用減損金融資産

常に貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産

信用減損金融資産

期首残高

131

3,022

253

4,935

期中増加額

156

2,285

245

563

期中減少額(目的使用)

△5

△42

△35

△286

期中減少額(戻入)

△44

△246

△43

△163

企業結合による変動

16

△85

△239

その他の増減

0

51

0

期末残高

253

4,935

231

5,049

 

(注)前連結会計年度において、取引先の財政状態の悪化により、貸倒引当金が増加しております。

 

(4) 流動性リスク

① 概要

当社グループは、借入金及び社債により資金を調達しておりますが、それら負債は、資金調達環境の悪化などにより支払期日にその支払を実行できなくなる流動性リスクに晒されております。

当社グループは、グループ財務業務基本方針に基づき、年度事業計画に基づく資金調達計画を策定するとともに、当社財務部は、定期的に、手許流動性及び有利子負債の状況等を把握・集約し、当社の取締役会に報告しております。

 

 

② 満期分析

金融負債(デリバティブ金融商品を含む)の期日別残高は、以下のとおりであります。

前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

契約上のキャッシュ・
フロー

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

非デリバティブ負債

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債務及び
その他の債務

156,357

156,357

156,357

社債及び借入金

243,965

247,389

75,351

32,288

11,575

21,908

29,423

76,842

その他の金融負債

34,629

37,328

4,985

4,153

3,874

3,481

3,012

17,820

小計

434,953

441,075

236,694

36,441

15,450

25,389

32,436

94,662

デリバティブ負債

 

 

 

 

 

 

 

 

為替予約取引

494

494

494

金利スワップ取引

433

433

28

144

7

229

24

小計

928

928

523

144

7

229

24

保証債務

8,487

8,487

合計

435,881

450,491

245,704

36,586

15,450

25,397

32,665

94,687

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

契約上のキャッシュ・
フロー

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

非デリバティブ負債

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債務及び
その他の債務

137,945

137,945

137,945

社債及び借入金

301,034

304,949

105,765

16,745

23,656

29,781

29,356

99,643

その他の金融負債

43,744

45,542

5,644

10,442

4,117

3,697

6,206

15,435

小計

482,724

488,437

249,354

27,187

27,773

33,479

35,563

115,078

デリバティブ負債

 

 

 

 

 

 

 

 

為替予約取引

11

11

11

金利スワップ取引

256

256

49

4

171

30

小計

268

268

61

4

171

30

保証債務

17,446

17,446

合計

482,992

506,151

266,862

27,187

27,778

33,650

35,563

115,108

 

 

 

(5) 市場リスク

① 概要

当社グループは、事業活動を行ううえで為替変動、金利変動などの市場の変動に伴うリスクに晒されております。市場リスクを適切に管理することにより、リスクの低減を図るよう努めております。また、当社グループでは、市場リスクを適切に管理する目的で主に為替予約、金利スワップなどのデリバティブ取引を利用することがあります。デリバティブ取引の執行・管理については、その目的、利用限度額、取引の範囲、組織体制などを定めた社内規程に従っており、実需に基づいたリスクの回避に限定して利用しております。当社グループでは投機目的でのデリバティブの利用は行わない方針であります。従って、当社が保有するデリバティブの公正価値の変動は原則として、対応する取引の公正価値の変動又はキャッシュ・フローの変動を相殺する効果を有しております。

 

② 為替リスク

当社グループは、海外でも事業活動を行っており、外貨建による売買取引において、為替相場の変動によるリスクに晒されております。当該外国為替相場の変動リスクを低減するために、必要に応じ為替予約や通貨スワップを利用してヘッジしております。

(a) 為替リスクに対するエクスポージャー

リスク管理方針に基づいて当社グループの経営陣に提供されている為替リスクに対するエクスポージャーに関する定量的データの要約は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

米ドル

1,520

2,618

 

 

(b) 為替リスクの感応度分析

為替変動が純損益及び資本に与える影響は軽微であるため、感応度分析は省略しております。

 

③ 金利リスク

当社グループは、借入金及び社債のうち、変動金利によるものは金利変動リスクに晒されております。当社グループは、当該リスクをデリバティブ取引(金利スワップ取引)によりヘッジしております。

(a) 金利リスクに対するエクスポージャー

当社グループの金利リスクに対するエクスポージャーは以下のとおりであります。なお、エクスポージャーの金額は、デリバティブ取引により金利変動リスクがヘッジされている金額を除いております。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

エクスポージャー純額

3,121

7,236

 

 

(b) 金利リスクの感応度分析

金利変動が純損益及び資本に与える影響は軽微であるため、感応度分析は省略しております。

 

 

④ 株価変動リスク

当社グループは、主に取引先企業等との関係の強化・維持を目的として事業運営上の関係を有する企業の株式を保有していることから、株価の変動リスクに晒されております。なお、株式については定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、取引先企業との関係を勘案して保有状況を定期的に見直しております。

(a) 株価変動リスクの感応度分析

当社グループが期末日現在において保有する資本性金融商品の市場価格が10%変動した場合に、その他の包括利益(税効果考慮前)が受ける影響は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ3,341百万円および3,134百万円であります。

ただし、本分析においては、その他の変動要因は一定であることを前提としております。

 

(6) デリバティブ及びヘッジ会計

① ヘッジの概要

当社グループは、外貨建債権債務、外貨建予定取引、社債及び借入金に係る金利変動リスク及び為替変動リスクをそれぞれヘッジするため、為替予約、通貨スワップ及び金利スワップを利用しており、ヘッジの要件を満たすものについてはヘッジ会計を適用しております。また、投機目的のためのデリバティブ取引は行わない方針であります。

デリバティブ取引の執行・管理については、為替予約を伴う輸出入取引を行う場合には、所定の社内規程に基づき稟議決裁を行い、財務部門が実施しております。金利スワップ取引を伴う長期借入金により資金調達を行う場合には、財務部門の申請により、所定の社内規程に基づき稟議決裁を行い、その内容は取締役会に報告しております。当社グループが利用しているデリバティブ取引につきましては、いずれも大手金融機関を利用しており、信用リスクはほとんどないものと考えております。

ヘッジ有効性評価の目的上、ヘッジ対象とヘッジ手段との間の経済的関係を判断するに当たっては、価値の変動に対して高度に相殺効果を有すると予想されるかどうかに基づいております。当社グループは、為替予約及び通貨スワップ契約のうち、スポットレートの変動のみをヘッジ手段に指定し、ヘッジ対象とヘッジ手段の主要な条件は一致しておりますので、ヘッジ関係にその存続期間中に影響を与えると予想されるヘッジ非有効部分の主な発生原因は限定的であります。また、金利スワップ取引については、変動金利を固定化するために使用しており、ヘッジ対象とヘッジ手段の主要な条件は一致しておりますので、ヘッジ関係にその存続中に影響を与えると予想されるヘッジ非有効部分の主な発生原因は限定的であります。

なお、デリバティブの帳簿価額は、連結財政状態計算書上「その他の金融資産」又は「その他の金融負債」に計上された金額であり、満期までの期間が1年超の金額は非流動資産又は非流動負債に分類しております。

 

② ヘッジ手段として指定した項目に関する情報

ヘッジ手段が連結財政状態計算書に与える影響は、以下のとおりであります。

移行日(2018年4月1日)

(単位:百万円)

 

契約額等

ヘッジ手段の帳簿価額

連結財政状態計算書
上の表示科目

 

資産

負債

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

 

 

為替リスク

 

 

 

 

為替予約取引

28,816

24

528

その他の金融資産

その他の金融負債

金利リスク

 

 

 

 

金利スワップ取引

33,193

516

その他の金融資産

その他の金融負債

 

 

 

前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

契約額等

ヘッジ手段の帳簿価額

連結財政状態計算書上の表示科目

ヘッジ非有効部分の計算に用いた
公正価値変動

 

資産

負債

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

 

 

 

為替リスク

 

 

 

 

 

為替予約取引

54,861

1,949

494

その他の金融資産

その他の金融負債

1,958

通貨スワップ

466

13

その他の金融資産

13

金利リスク

 

 

 

 

 

金利スワップ取引

25,812

433

その他の金融負債

83

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

契約額等

ヘッジ手段の帳簿価額

連結財政状態計算書上の表示科目

ヘッジ非有効部分の計算に用いた
公正価値変動

 

資産

負債

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

 

 

 

為替リスク

 

 

 

 

 

為替予約取引

33,834

4,582

11

その他の金融資産その他の金融負債

3,115

通貨スワップ

688

43

その他の金融資産

30

金利リスク

 

 

 

 

 

金利スワップ取引

23,192

256

その他の金融負債

177

 

 

 

③ ヘッジ対象として指定した項目に関する情報

ヘッジ対象が連結財政状態計算書に与える影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日

(2018年
4月1日)

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

キャッシュ・

フロー・

ヘッジ剰余金

連結会計年度

のヘッジ

非有効部分を

計算するため

に用いた

価値の変動額

キャッシュ・

フロー・

ヘッジ剰余金

連結会計年度

のヘッジ

非有効部分を

計算するため

に用いた

価値の変動額

キャッシュ・

フロー・

ヘッジ剰余金

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

 

 

 

為替リスク

 

 

 

 

 

予定取引

△506

1,958

548

3,115

1,810

外貨建借入金

13

4

30

16

金利リスク

 

 

 

 

 

借入金利息

△358

83

△301

177

△177

 

 

④ ヘッジ会計の適用による連結損益計算書及び連結包括利益計算書に与える影響

キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されたヘッジ手段が連結損益計算書及び連結包括利益計算書に与える影響は、以下のとおりであります。なお、ヘッジ非有効部分の金額に重要性はありません。

 

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日

(単位:百万円)

 

その他の包括利益に認識した報告期間のヘッジ損益

キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から純損益に
組替調整した金額

キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から非金融資産の
取得原価に振り替えた金額

為替リスク

1,971

金利リスク

83

176

 

(注)税効果考慮前の金額であります。

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日

(単位:百万円)

 

その他の包括利益に認識した報告期間のヘッジ損益

キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から純損益に
組替調整した金額

キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から非金融資産の
取得原価に振り替えた金額

為替リスク

3,145

△312

金利リスク

177

173

 

(注)税効果考慮前の金額であります。

 

⑤ ヘッジ会計を適用していないデリバティブ

当社グループは、ヘッジ会計の要件を満たさない場合においても、経済的に合理的である場合にはデリバティブ取引を利用しております。当該デリバティブ取引の公正価値の変動は純損益として認識しております。

 

 

(7) 金融商品の公正価値

金融商品の公正価値ヒエラルキーは、公正価値測定に用いたインプットのレベル区分に基づき、以下のいずれかに分類しております。

レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格

レベル2:レベル1以外の、直接又は間接的に観察可能な価格で構成されたインプット

レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプット

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、報告期間の末日時点で発生したものとして認識しております。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。

 

① 公正価値で測定されていない金融商品

公正価値で測定されていない主な金融商品に係る公正価値の測定方法は、以下のとおりであります。

a.長期貸付金

元利金の合計額を同様の新規貸付を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

b.社債

元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いて算定する方法によっております。

c.長期借入金

元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

 

公正価値で測定されていない金融商品の帳簿価額と公正価値ヒエラルキーは、以下のとおりであります。なお、帳簿価額と公正価値が近似している金融商品については、次表に含めておりません。

a.移行日(2018年4月1日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金(注)

6,886

6,928

6,928

長期借入金(注)

132,099

132,916

132,916

社債

20,000

20,048

20,048

 

 

b.前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金(注)

6,975

6,986

6,986

長期借入金(注)

156,511

157,641

157,641

社債(注)

30,500

30,880

30,880

 

 

 

c.当連結会計年度(2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金(注)

4,957

4,957

4,957

長期借入金(注)

189,754

190,593

190,593

社債(注)

40,250

40,556

40,556

 

(注) 1年以内に回収、1年以内に返済及び償還予定の残高を含んでおります。

 

 

② 公正価値で測定される金融商品

公正価値で測定される主な金融商品の測定方法は、以下のとおりであります。

a.デリバティブ

レベル2に分類されるデリバティブは、取引先金融機関から提示された価格等によっております。

b.株式及び出資金

株式の公正価値については、レベル1に分類される上場株式については取引所の市場価格、レベル3に分類される非上場株式については、合理的に入手可能なインプットにより、類似企業比較法又はその他適切な評価技法を用いて算定しております。なお、必要に応じて一定の非流動性ディスカウント等を加味しております。

 

公正価値ヒエラルキーのレベルごとに分類した、公正価値で測定される金融商品の内訳は、以下のとおりであります。

a.移行日(2018年4月1日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

24

24

その他

564

564

その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式及び出資金

38,033

18,024

56,057

合計

38,033

588

18,024

56,646

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

1,045

1,045

合計

1,045

1,045

 

 

 

b.前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

1,962

1,962

その他

575

575

その他の包括利益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式及び出資金

33,413

18,122

51,536

合計

33,413

2,538

18,122

54,074

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

928

928

合計

928

928

 

 

c.当連結会計年度(2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

4,626

4,626

その他

605

605

その他の包括利益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式及び出資金

31,343

18,898

50,242

合計

31,343

5,231

18,898

55,474

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

268

268

合計

268

268

 

レベル3に分類される金融商品は、主に非上場株式により構成されており、適切な権限者に承認された公正価値測定に係る評価方法を含む評価方針及び手続に従い、評価者が対象となる各金融商品の評価方法を決定し、公正価値を算定しております。その結果は適切な権限者がレビュー、承認しております。

 

レベル3に分類された金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の増減は見込まれていません。

 

 

レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

期首残高

18,024

18,122

その他の包括利益(注)

△3,509

△3,647

購入

8,866

8,328

売却

△542

△731

連結範囲の変動

△4,404

△3,182

その他の増減

△313

10

期末残高

18,122

18,898

 

(注) 連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含まれております。

 

(8) 認識の中止の要件を満たさない金融資産の譲渡

当社グループでは売上債権の一部について、手形の裏書等の方法により流動化を行っております。しかし、当該流動化債権の中には、債務者が支払を行わない場合に、当社グループに遡求的に支払義務が発生するものがあり、このような流動化債権については、金融資産の認識の中止の要件を満たさないことから、認識の中止を行っておりません。

移行日、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、このような譲渡資産を連結財政状態計算書の「営業債権及びその他の債権」にそれぞれ1,864百万円、1,955百万円及び1,604百万円計上し、また、当該資産の譲渡時に生じた入金額を「社債及び借入金」(流動負債)に同額計上しております。なお、これらの公正価値は帳簿価額と合理的に近似しております。

なお、IFRS第1号では、「金融資産及び金融負債の認識の中止」について、IFRSの遡及適用を禁止しており、当社グループは、この項目をIFRS移行日より将来に向かって適用しているため、IFRS移行日においては、日本基準に従い、上記の譲渡資産についても認識を中止しております。

 

 

24.売上収益

(1) 収益の分解

当社グループは、製品・サービス別の事業セグメントから構成されており、「産業ガス関連事業」「ケミカル関連事業」「医療関連事業」「エネルギー関連事業」「農業・食品関連事業」「物流関連事業」「海水関連事業」「その他の事業」の8つの報告セグメントより生じた顧客との契約から生じる収益を売上収益として計上しております。
 当社グループの売上収益は、「物品の販売」、「機器工事」、「役務の提供」の3つの種類に分解し認識しております。これらの分解された収益と当社グループの報告セグメントとの関連は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

産業ガス

関連事業

ケミカル

関連事業

医療

関連事業

エネルギー

関連事業

農業・食品

関連事業

物流

関連事業

海水

関連事業

その他の

事業

物品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガス

123,405

8,803

27,126

159,334

その他

19,007

22,917

76,029

13,184

133,312

34,550

79,508

378,510

機器工事

24,455

77,932

8,228

3,130

5,172

5,667

10,983

135,569

役務提供

7,279

11,422

4,193

42,775

3,202

68,873

174,147

22,917

174,187

52,732

136,443

47,947

40,217

93,694

742,288

 

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

産業ガス

関連事業

ケミカル

関連事業

医療

関連事業

エネルギー

関連事業

農業・食品

関連事業

物流

関連事業

海水

関連事業

その他の

事業

物品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガス

128,075

8,773

26,639

163,489

その他

22,147

27,479

82,066

12,707

134,245

33,844

86,354

398,844

機器工事

27,749

83,589

8,819

3,053

5,419

6,141

33,964

168,739

役務提供

10,992

13,483

3,802

44,993

4,737

78,010

188,965

27,479

187,913

51,969

137,298

50,413

39,986

125,057

809,083

 

 

 

(2) 契約残高

顧客との契約から生じた契約残高の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

移行日
(2018年4月1日)

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

顧客との契約から生じた
債権

178,816

182,283

183,363

契約資産

5,749

11,875

20,344

契約負債

1,603

2,400

3,751

 

 

当連結会計年度の期首時点で契約負債(流動)に含まれていた金額のうち当連結会計年度に収益として認識されなかった金額に重要性はありません。

また、当連結会計年度において、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。

 

(3) 残存履行義務に配分した取引価格

当社グループの主な履行義務は当初の予想期間が1年以内の契約の一部であるため、当連結会計年度末現在で未充足(又は部分的に未充足)の履行義務に配分した取引価格の総額に関する開示は省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。

 

(4) 顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産

当連結会計年度において、顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産の額に重要性はありません。また、認識すべき資産の償却期間が1年以内である場合には、実務上の便法を使用し、契約の獲得の増分コストを発生時に費用として認識しております。

 

 

25.販売費及び一般管理費

販売費及び一般管理費の内訳は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

給料諸手当及び賞与

44,769

47,290

退職給付費用

1,539

1,667

運賃荷造費

14,298

17,951

減価償却費及び償却費

10,376

11,969

その他

50,250

56,504

合計

121,235

135,383

 

 

 

 

26.その他の収益及び費用

その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

固定資産売却益

201

1,734

負ののれん発生益

2,089

補助金収入

666

648

その他

2,860

4,649

合計

3,728

9,122

 

 

その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

固定資産除売却損

2,696

997

事業整理損

355

1,277

その他

3,211

3,073

合計

6,263

5,348

 

 

 

27.金融収益及び金融費用

金融収益の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

受取利息

 

 

償却原価で測定する金融資産

147

167

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

5

39

受取配当金

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
金融資産

935

1,056

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

その他の金融収益

41

131

合計

1,130

1,395

 

 

金融費用の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

支払利息

 

 

償却原価で測定する金融負債

1,097

1,150

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

44

303

為替差損

49

32

その他の金融費用

627

695

合計

1,818

2,181

 

 

 

28.売却目的保有に分類される処分グループ及び非継続事業

(1) 非継続事業の概要

当社は、2018年3月に新日鐵住金㈱(現 日本製鉄㈱)および新日鉄住金化学㈱(現 日鉄ケミカル&マテリアル㈱)との間で、ケミカル関連事業の一部であるコークス炉ガスの精製事業および当該コークス炉ガスの精製に伴い分離される副産品の販売事業を譲渡する契約を締結し、2019年4月1日に譲渡を完了しております。これに伴い、当社のコークス炉ガスの精製事業および当該コークス炉ガスの精製に伴い分離される副産品の販売事業に関わる資産を売却目的で保有する非流動資産に分類し、かかる損益を非継続事業に分類しております。

また、産業ガス、医療ガス関連事業、海外貿易事業等を取り扱うその他の事業の連結子会社について、当該事業の譲渡を行った結果、2018年12月に事業活動を終了したことにより、かかる損益を非継続事業に分類しております。

 

(2) 売却目的保有に分類される処分グループ

(単位:百万円)

 

移行日
 (2018年4月1日)

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

棚卸資産

737

882

有形固定資産

12,399

13,119

 

 

(3) 非継続事業の損益

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

非継続事業の損益

 

 

収益

26,102

77

費用

△27,014

△298

税引前当期利益(△は損失)

△912

△220

法人所得税費用

86

1

当期利益(△は損失)

△825

△218

当期利益の帰属(△は損失)

 

 

親会社の所有者

△825

△218

非支配持分

 

 

(4) 非継続事業のキャッシュ・フロー

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

2,433

△103

投資活動によるキャッシュ・フロー

△3,290

14,195

財務活動によるキャッシュ・フロー

△400

△35

合計

△1,257

14,056

 

 

 

29.その他の包括利益

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

純損益に振り替えられることのない項目:

 

 

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の
公正価値の純変動

 

 

当期発生額

△8,263

△2,722

税効果額

2,785

△958

税効果調整後

△5,478

△3,681

確定給付制度の再測定

 

 

当期発生額

△2,578

△880

税効果額

750

377

税効果調整後

△1,828

△503

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する
持分

 

 

当期発生額

△159

23

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目:

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

 

当期発生額

△252

△3,387

税効果調整後

△252

△3,387

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の
有効部分

 

 

当期発生額

1,891

3,449

組替調整額

176

173

税効果額

△422

△1,039

税効果調整後

1,645

2,583

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する
持分

 

 

当期発生額

△40

42

その他の包括利益合計

△6,113

△4,922

 

 

 

30.1株当たり利益

(1) 基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益

 

 

(単位:円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

基本的1株当たり当期利益(△は損失)

147.33

147.43

継続事業

151.56

148.49

 非継続事業

△4.22

△1.06

希薄化後1株当たり当期利益(△は損失)

147.06

147.20

継続事業

151.28

148.26

 非継続事業

△4.22

△1.06

 

 

(2) 基本的1株当たり利益及び希薄化後1株当たり利益の算定上の基礎

① 普通株主に帰属する利益

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

親会社の普通株主に帰属する当期利益(△は損失)

28,815

30,430

継続事業

29,641

30,649

非継続事業

△825

△218

希薄化後の普通株主に帰属する当期利益(△は損失)

28,815

30,430

継続事業

29,641

30,649

非継続事業

△825

△218

 

 

② 期中平均普通株式数

 

 

(単位:千株)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

普通株式の期中平均株式数

195,578

206,407

ストック・オプションによる普通株式増加数

357

319

希薄化後普通株式の期中平均株式数

195,936

206,726

 

 

 

31.キャッシュ・フロー情報

(1) 非資金取引

主要な非資金取引の内容は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

リース取引に係る資産の取得額

5,436

5,991

 

 

(2) 財務活動に係る負債の変動

財務活動に係る負債の変動は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

期首残高

キャッシュ・フローを伴う変動

キャッシュ・フローを伴わない変動

期末残高

企業結合等

その他

短期借入金

32,699

19,723

2,574

54,998

債権流動化に伴う支払債務

1,864

91

1,955

長期借入金

132,099

21,059

3,629

△276

156,511

社債

20,000

10,000

500

30,500

リース負債

31,776

△4,629

405

5,423

32,976

合計

218,440

46,245

7,109

5,146

276,942

 

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

期首残高

キャッシュ・フローを伴う変動

キャッシュ・フローを伴わない変動

期末残高

企業結合等

その他

短期借入金

54,998

13,456

970

69,425

債権流動化に伴う支払債務

1,955

△351

1,604

長期借入金

156,511

27,843

6,201

△802

189,754

社債

30,500

9,750

40,250

リース負債

32,976

△6,029

630

5,637

33,214

合計

276,942

44,669

7,802

4,835

334,248

 

 

 

32.子会社

主要な子会社の状況については、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しております。

移行日、前連結会計年度及び当連結会計年度において、個々に重要性のある非支配持分を有する子会社はありません。

 

 

33.企業結合

当連結会計年度(2020年3月期)の企業結合の概要は以下のとおりであります。

なお、前連結会計年度(2019年3月期)において重要な企業結合は生じておりません。

 

1.インドPraxair India Private Limited の産業ガス事業の一部譲受及び子会社の増資

当社は、インドの子会社であるAir Water India Private Limited(以下、AW インディア社)を通じてPraxair India Private Limited(以下、Praxair インディア社)がインド東部において営む酸素・窒素・アルゴンの製造・販売・供給に関する事業を譲り受ける契約を、2019年6月14日付でPraxair インディア社との間に締結し、同社からの事業譲受を2019年7月12日に完了しました。

(1) 事業譲受の概要
① 相手企業の名称

Praxair インディア社

 

② 事業の内容

インド東部における酸素・窒素・アルゴンの製造・貯蔵・運搬・販売に関する一部の事業

(取引商品の保管・運送・販売に関わる事業を含む)

 

③ 取得日

2019年7月12日

 

(2) 事業譲受の目的

譲受の対象となる事業は、今後、インドの経済成長とともに産業ガス需要の拡大が見込まれ、且つ、当社が国内で豊富な運営ノウハウを有している高炉向けのオンサイトガス供給事業がその大部分を占めます。また、新たに液化ガスの製造・供給拠点を獲得できるという点で川上事業の構築に直結するものであり、当社の子会社であるEllenbarrie Industrial Gases Ltd.(以下、エレンバリー社)がインド東部地域を中心に展開しているローリー・シリンダー供給による川下事業との中長期的な事業戦略上の補完性が高いなど、インドにおける産業ガスビジネスの拡大に大きく寄与するものであります。

なお、本事業の譲受は、当社グループの子会社であるAW インディア社が行うこととし、事業譲受に係る必要資金については当社がAW インディア社が実施する増資を引き受ける方法により対応いたしました。

 

(3) 譲受価額

 

(単位:百万円)

 

取得日
(2019年7月12日)

現金

24,400

取得対価合計

24,400

 

 

当取得に直接要した費用として、アドバイザリー費用等444百万円を費用として処理しており、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

 

 

(4) 取得した資産及び引き受けた負債

取得日に取得した資産及び引き受けた負債は、以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

 

金額

流動資産

 

営業債権及びその他の債権(注)

1,282

棚卸資産

110

上記以外の流動資産

22

流動資産合計

1,415

非流動資産

 

有形固定資産

4,537

非流動資産合計

4,537

資産合計

5,953

流動負債

357

非流動負債

23

負債合計

381

取得した識別可能な純資産の公正価値

5,572

 

(注) 営業債権及びその他の債権は、契約上受け取るべき金額の総額である1,325百万円からなり、そのうち42百万円については取得日に回収不能と予想されております。

 

(5) 取得に伴い発生したのれん

 

(単位:百万円)

 

金額

取得対価の公正価値

24,400

取得した識別可能な純資産の公正価値

△5,572

取得に伴い発生したのれんの額

18,827

 

(注) のれんは、AW インディア社の今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力の合理的な見積りにより発生したものであります。認識されたのれんのうち、税務上損金算入が見込まれるものはありません。

   企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の金額等については、企業結合日における識別可能資産及び負債の特定を精査しており、取得価額の配分が完了していないため、のれんの金額は暫定的に算定された金額であります。

 

(6) 当社グループの業績に与える影響

取得日以降の被取得企業の売上収益及び当期利益、企業結合が期首に行われたと仮定した場合の結合後企業の売上収益及び当期利益は影響が軽微のため、記載を省略しております。

 

2.インドLinde India Limited の産業ガス事業の一部譲受

当社は、AW インディア社を通じてLinde India Limited(以下、Linde インディア社)がインド南部において営む酸素・窒素・アルゴンの製造・販売・供給に関する事業を譲り受ける契約を、2019年11月22日付でLinde インディア社との間に締結し、同社からの事業譲受を2019年12月16日に完了しました。

(1) 事業譲受の概要
① 相手企業の名称

Linde インディア社

 

② 事業の内容

インド南部における酸素・窒素・アルゴンの製造・貯蔵・運搬・販売に関する一部の事業

(取引商品の保管・運送・販売に関わる事業を含む)

 

③ 取得日

2019年12月16日

 

(2) 事業譲受の目的

当社は、今後の成長の柱の1つとして、海外事業展開のさらなる強化を掲げております。なかでもインドにおいては、2013年に地場の産業ガスメーカーであるエレンバリー社をM&Aすることによってインド市場への進出を果たし、2014年には当社グループの様々な製品・サービスの複合展開に向けた市場調査等を目的にAW インディア社を設立する等、インドを今後の海外展開における重点エリアと位置付けて事業基盤の拡大に向けた取り組みを強化してきました。

譲受の対象となる事業は、今後、インドの経済成長とともに産業ガス需要の拡大が見込まれ、且つ、当社が国内で豊富な運営ノウハウを有している高炉向けのオンサイトガス供給事業がその大部分を占めております。産業ガスの安定供給を通じて顧客との強固な信頼関係を構築することで、今後、粗鋼生産量の増大に伴って創出される事業機会の獲得にも繋げてまいります。

また、本件事業譲受によって新たに獲得するインドの南部地域における液化ガスの製造・供給拠点や顧客基盤と、インドの東部および東南部地域を中心にローリー・シリンダー事業を展開する当社子会社のエレンバリー社が有する製造拠点等の事業プラットフォームを繋げることで、近年、自動車やIT関連をはじめとした各種産業の集積が進み、産業ガスの需要が大きく拡大しているインド南部地域での事業展開を進めてまいります。

当社グループといたしましては、エレンバリー社をはじめとした従来の経営資源に加え、既に獲得したインド東部の事業基盤と本件事業譲受によって獲得するインド南部での事業基盤を戦略的に活用し、インド国内の産業ガス市場において確固たる地位を確立してまいります。

 

(3) 譲受価額

 

(単位:百万円)

 

取得日
(2019年12月16日)

現金

21,528

取得対価合計

21,528

 

 

当取得に直接要した費用として、アドバイザリー費用等399百万円を費用として処理しており、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

 

(4) 取得した資産及び引き受けた負債

取得日に取得した資産及び引き受けた負債は、以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

 

金額

流動資産

 

営業債権及びその他の債権(注)

515

棚卸資産

135

上記以外の流動資産

43

流動資産合計

694

非流動資産

 

有形固定資産

3,703

非流動資産合計

3,703

資産合計

4,398

流動負債

127

非流動負債

負債合計

127

取得した識別可能な純資産の公正価値

4,270

 

(注) 営業債権及びその他の債権のうち、取得日に回収不能と予想されているものはありません。

 

(5) 取得に伴い発生したのれん

 

(単位:百万円)

 

金額

取得対価の公正価値

21,528

取得した識別可能な純資産の公正価値

△4,270

取得に伴い発生したのれんの額

17,257

 

(注) のれんは、AW インディア社の今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力の合理的な見積りにより発生したものであります。認識されたのれんのうち、税務上損金算入が見込まれるものはありません。

   企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の金額等については、企業結合日における識別可能資産及び負債の特定を精査しており、取得価額の配分が完了していないため、のれんの金額は暫定的に算定された金額であります。

 

(6) 当社グループの業績に与える影響

取得日以降の被取得企業の売上収益及び当期利益、企業結合が期首に行われたと仮定した場合の結合後企業の売上収益及び当期利益は影響が軽微のため、記載を省略しております。

 

 

34.関連当事者

主要な経営幹部に対する報酬は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

固定報酬

785

761

譲渡制限付株式報酬

68

賞与

176

180

株式報酬

79

21

合計

1,041

1,032

 

 

 

35.コミットメント

有形固定資産の取得に係るコミットメントは、以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
 (2019年3月31日)

当連結会計年度
 (2020年3月31日)

有形固定資産の取得

6,885

2,444

 

 

 

36.偶発事象

保証債務

金融機関からの借入金に対し債務保証を行っております。

(単位:百万円)

 

移行日

(2018年4月1日)

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

関連会社等の銀行借入

13,388

8,415

17,405

従業員の銀行借入

72

29

8

その他

197

41

31

13,658

8,487

17,446

 

 

 

37.後発事象

該当事項はありません。

 

 

38.初度適用

当社グループは、当連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)からIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しております。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2019年3月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2018年4月1日であります。

 

(1)IFRS第1号の免除規定

IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について任意に免除規定を適用することができるものを定めております。

 

当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した主な免除規定は以下のとおりであります。

 

・企業結合

IFRS第1号では、IFRS移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号「企業結合」(以下「IFRS第3号」という。)を遡及適用しないことを選択することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用しないことを選択しております。この結果、移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、日本基準に基づく移行日時点での帳簿価額によっております。なお、のれんについては、減損の兆候の有無に関わらず、移行日時点で減損テストを実施しております。

 

・在外営業活動体の換算差額

IFRS第1号では、IFRS移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められております。当社グループは、在外営業活動体の換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなすことを選択しております。

 

・借入コスト

IFRS第1号では、適格資産に係る借入コストの資産化の開始日を移行日とすることが認められております。当社グループはこの免除規定を適用し、移行日以前の適格資産に係る借入コストは資産化しておりません。

 

・みなし原価

IFRS第1号では、有形固定資産,投資不動産および無形資産について、IFRS移行日現在の公正価値を当該日現在のみなし原価を使用することが認められております。当社グループは、一部の有形固定資産について、移行日現在の公正価値を当該日におけるみなし原価として使用しております。

 

・リース

IFRS第1号では、契約にリースが含まれているか否かの評価を移行日時点で判断することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているか否かを判断しております。

リース負債は、残りのリース料をIFRS移行日現在の借手の追加利子率で現在価値に割引いて測定を行っております。使用権資産は、リース負債と同額で測定しております。

 

・IFRS移行日以前に認識した金融商品の指定

IFRS第1号では、IFRS第9号「金融商品」(以下、「IFRS第9号」という。)における分類について、当初認識時点で存在する事実及び状況ではなく、移行日時点の事実及び状況に基づき判断することが認められております。また、移行日時点に存在する事実及び状況に基づき資本性金融商品をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められております。

当社グループは、IFRS第9号における分類について、移行日時点で存在する事実及び状況に基づき判断を行っており、資本性金融商品については、その全額をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定しております。

 

・株式報酬

IFRS第1号では、2002年11月7日以後に付与され、IFRS移行日より前に権利確定した株式報酬に対して、IFRS第2号「株式に基づく報酬」(以下「IFRS第2号」という。)を適用することを奨励しておりますが、要求はされておりません。当社グループは移行日よりも前に権利確定した株式報酬に対しては、IFRS第2号を適用しないことを選択しております。

 

 

(2)IFRS第1号の強制的な例外規定

IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「ヘッジ会計」、「非支配持分」及び「金融資産の分類及び測定」等について、IFRSの遡及適用を禁止しております。当社グループはこれらの項目について移行日より将来に向かって適用しております。

 

 

(3)調整表

IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は以下のとおりであります。

 

 

移行日(2018年4月1日)現在の資本に対する調整

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

資産の部

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

23,298

△864

869

23,303

 

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

185,216

△1,996

52

△709

182,562

(1),(9)

営業債権及び
その他の債権

商品及び製品

28,896

△28,896

 

 

 

仕掛品

8,442

△8,442

 

 

 

原材料及び貯蔵品

15,902

36,602

160

△3,895

48,769

(2)

棚卸資産

短期貸付金

10,736

△10,736

 

 

 

 

 

11,629

△3,460

2

8,171

 

その他の金融資産

 

 

2,218

12

2,231

 

未収法人所得税

その他

12,280

△1,967

45

△87

10,270

 

その他の流動資産

貸倒引当金

△1,781

1,781

 

 

 

 

282,991

△672

△2,319

△4,689

275,309

 

小計

 

 

13,136

13,136

 

売却目的で保有する資産

流動資産合計

282,991

12,463

△2,319

△4,689

288,445

 

流動資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

固定資産

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産

274,277

△12,399

11,762

3,573

277,213

(2),(3),
(4),(7)

有形固定資産

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

のれん

17,408

△3,957

13,451

(5)

のれん

その他

14,185

0

△414

13,771

(5),(6)

無形資産

投資その他の資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25,721

△170

25,551

 

持分法で会計処理
されている投資

退職給付に係る
資産

7,444

△882

6,562

(12)

退職給付に係る資産

投資有価証券

79,270

△15,650

△498

△1,167

61,952

(8)

その他の金融資産

長期貸付金

2,805

△2,805

 

 

 

繰延税金資産

5,260

65

38

861

6,226

(11)

繰延税金資産

再評価に係る
繰延税金資産

65

△65

 

 

 

その他

10,969

△8,843

7

△394

1,737

 

その他の非流動資産

貸倒引当金

△1,578

1,578

 

 

 

固定資産合計

410,109

△12,399

11,139

△2,381

406,468

 

非流動資産合計

資産合計

693,101

64

8,819

△7,071

694,914

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

 

 

 

 

 

 

 

負債及び資本

負債の部

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

114,429

19,406

612

△578

133,870

(1),(10)

営業債務及び
その他の債務

短期借入金

32,836

20,530

3,321

1,864

58,552

(9)

社債及び借入金

1年内返済予定の
長期借入金

20,530

△20,530

 

 

 

リース債務

2,676

△2,676

 

 

 

未払費用

18,463

△18,463

 

 

 

 

 

2,769

459

1,243

4,472

 (7)

その他の金融負債

未払法人税等

8,009

△616

11

7,405

 

未払法人所得税

その他の引当金

1,402

△336

9

△513

561

 

引当金

その他

24,856

△17

226

△634

24,431

 

その他の流動
負債

流動負債合計

223,205

64

4,642

1,381

229,294

 

流動負債合計

固定負債

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

20,000

△20,000

 

 

 

長期借入金

108,030

20,000

80

128,111

 

社債及び借入金

リース債務

19,108

△19,108

 

 

 

 

 

21,014

3,615

5,150

29,779

(7)

その他の金融
負債

役員退職慰労引当金

927

△927

 

 

 

退職給付に係る負債

8,664

1

8,666

(12)

退職給付に係る負債

その他の引当金

823

592

△127

1,289

 

引当金

繰延税金負債

10,635

902

△2,576

8,961

(11)

繰延税金負債

再評価に係る

繰延税金負債

902

△902

 

 

 

その他

6,157

△1,570

4,055

8,642

(4)

その他の非流動負債

固定負債合計

175,251

3,695

6,502

185,450

 

非流動負債合計

負債合計

398,456

64

8,338

7,884

414,744

 

負債合計

純資産の部

 

 

 

 

 

 

資本

資本金

32,263

32,263

 

資本金

資本剰余金

37,060

37,060

 

資本剰余金

自己株式

△4,089

△ 4,089

 

自己株式

利益剰余金

209,570

181

△20,770

188,980

(13)

利益剰余金

その他の包括利益
累計額

3,148

379

5,849

9,377

(14)

その他の資本の
構成要素

新株予約権

379

△379

 

 

 

 

278,333

181

△14,921

263,593

 

親会社の所有者に
帰属する持分合計

非支配株主持分

16,311

299

△34

16,575

 

非支配持分

純資産合計

294,644

481

△14,955

280,169

 

資本合計

負債純資産合計

693,101

64

8,819

△7,071

694,914

 

負債及び資本合計

 

 

 

資本に対する調整に関する注記

(1) 営業債権及び営業債務

当社グループは、日本基準では、一部の受託加工取引により発生した債権債務を売掛金及び買掛金として総額で表示しておりましたが、IFRSでは、純額で表示しているため、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務が減少しております。

 

(2) 棚卸資産

当社グループは、日本基準では「原材料及び貯蔵品」の貯蔵品に含めていた交換部品及び保守用の物品を、IFRSでは、有形固定資産に振り替えたため、棚卸資産が減少しております。

 

(3) 有形固定資産

当社グループでは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、一部の有形固定資産についてIFRS移行日現在の公正価値をみなし原価として使用する選択可能な免除規定を適用しております。IFRS移行日において、みなし原価を使用した有形固定資産の従前の帳簿価額は24,326百万円、公正価値は16,767百万円であります。

 

(4) 政府補助金

当社グループは、日本基準では、政府補助金を受領した時点で一括して収益を計上しておりましたが、IFRSでは、繰延収益として計上し、政府補助金により取得した有形固定資産の減価償却に応じて収益を計上しております。

 

(5) 非金融資産の減損

当社グループは、日本基準では、のれんは一定の年数で償却を行っており、減損の兆候がある場合にのみ資産から見込まれる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額との比較により減損損失の認識要否を判定しておりました。IFRSでは、のれんの償却は行わず、減損の兆候の有無に関わらず毎期減損テストを実施し、資産から見込まれる回収可能価額が帳簿価額を下回った一部ののれんについて、当該資産の帳簿価額と回収可能価額の差額を減損損失として計上しております。

 

(6) 資産性のない無形資産

当社グループは、日本基準では、その効果が長期にわたると判断した支出について、その効果が見込まれる期間にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは、無形資産の要件を満たさないことから支出時に一括で費用計上しているため、無形資産が減少しております。

 

(7) リース

当社グループは、日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりました。IFRSでは、借手のリースについてファイナンス・リース又はオペレーティング・リースに分類することはないため、リース取引について使用権資産及びリース負債を両建て計上しております。

 

(8) その他の金融資産(非流動資産)

当社グループは、日本基準では非上場株式を主として移動平均法による原価法により評価しておりましたが、IFRSでは、公正価値で評価することにより、その他の金融資産が減少しております。

 

(9) 債権流動化

当社グループは、日本基準では、債権流動化取引について営業債権を譲渡した際に、全額金融資産としての認識を中止しておりましたが、IFRSでは、一部の営業債権に関して金融資産の認識の中止要件を満たさないことから、営業債権及び借入金を両建て計上しているため、営業債権、社債及び借入金が増加しております。

 

 

(10) 賦課金

当社グループは、日本基準では、固定資産税等の賦課金に該当する項目について、納税した会計年度にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは、債務発生事象が生じた時点で一括して計上しているため、営業債務及びその他の債務が増加しております。

 

(11) 繰延税金資産及び繰延税金負債

当社グループは、日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したこと等により、繰延税金資産及び繰延税金負債の金額を調整しております。

 

(12) 退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債

当社グループは、日本基準では、数理計算上の差異は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは、数理計算上の差異は、発生時にその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。

日本基準では、過去勤務費用は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により費用処理しておりましたが、IFRSでは、過去勤務費用は、発生時に損益で認識することから、その調整を利益剰余金に認識しております。

また、IFRSでは、日本基準と異なり、確定給付制度が積立超過である場合には、確定給付資産の純額は資産上限額に制限されるとともに、過去の勤務に関する最低積立要件がある場合には、制度に支払うべき最低積立掛金が返還又は将来掛金の減額のいずれかとして利用可能とならない範囲で資産の減額又は負債の増額を行うことから、その調整をその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。

 

(13) 利益剰余金

IFRS適用に伴う調整による利益剰余金への影響は以下のとおりであります。なお、以下の金額は、関連する税効果及び非支配持分を調整した後の金額であります。

 

 

(単位:百万円)

 

 

移行日
(2018年4月1日)

有形固定資産に関する調整((3)参照)

 

△15,105

非金融資産の減損に関する調整((5)参照)

 

△4,311

無形資産に関する調整((6)参照)

 

△644

賦課金に関する調整((10)参照)

 

△1,126

退職給付に関する調整((12)参照)

 

385

その他

 

31

利益剰余金に関する調整合計

 

△20,770

 

 

 

 

 

(14) その他の資本の構成要素

当社グループは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、在外営業活動体に係る累積換算差額の残高を、移行日である2018年4月1日時点においてすべて利益剰余金に振り替えております。

 

(15) 表示組替

当社グループは、上記のほか、IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っており、主なものは以下のとおりであります。

・日本基準では、預入期間が3ヶ月を超える短期の定期預金を「現金及び預金」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは、流動資産の「その他の金融資産」に含めて表示しております。

・日本基準では「商品及び製品」、「仕掛品」及び「原材料及び貯蔵品」を独立掲記しておりますが、IFRSでは「棚卸資産」に一括して表示しております。

 

・日本基準では「短期貸付金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは、流動資産の「その他の金融資産」に一括して表示しております。

・日本基準では「貸倒引当金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは、「営業債権及びその他の債権」及び「その他の金融資産」に含めて表示しております。

・IFRSの表示規定に基づき、「商品及び製品」及び「有形固定資産」から「売却目的で保有する資産」に振り替えて表示しております。

・日本基準では、持分法で会計処理される投資について「投資有価証券」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは、「持分法で会計処理されている投資」として区分掲記しております。

 

(16) 連結範囲の差異

当社グループは、日本基準では連結範囲に含めず非連結子会社としていた重要性の低い一部の子会社を、IFRSでは、連結範囲に含めております。また、日本基準では持分法適用関連会社であった㈱堺ガスセンターを、IFRSでは、ジョイント・オペレーションとしております。

 

 

前連結会計年度末(2019年3月31日)現在の資本に対する調整

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

資産の部

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

32,621

△1,150

638

32,108

 

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

194,938

△9,415

△1,550

914

184,887

(1),(9)

営業債権及び
その他の債権

商品及び製品

33,740

△33,740

 

 

 

仕掛品

9,238

△9,238

 

 

 

原材料及び貯蔵品

17,167

42,096

666

△4,606

55,325

(2)

棚卸資産

短期貸付金

5,269

△5,269

 

 

 

 

 

6,766

△332

119

6,553

 

その他の金融資産

 

 

2,495

0

2,495

 

未収法人所得税

その他

14,689

4,229

△377

56

18,598

 

その他の流動資産

貸倒引当金

△2,343

2,343

 

 

 

 

305,323

△882

△955

△3,516

299,969

 

小計

 

 

14,002

14,002

 

売却目的で保有する資産

流動資産合計

305,323

13,119

△955

△3,516

313,971

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産

329,590

△13,119

12,021

3,601

332,093

(2),(3),
(4),(7)

有形固定資産

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

のれん

24,353

2

△1,581

22,775

(5)

のれん

その他

14,980

0

△350

14,629

(5),(6)

無形資産

投資その他の資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

26,746

△176

383

26,953

 

持分法で会計処理
されている投資

退職給付に係る
資産

4,407

△70

4,336

(12)

退職給付に係る資産

投資有価証券

77,349

△7,512

△3,128

△4,370

62,337

(8)

その他の金融資産

長期貸付金

8,133

△8,133

 

 

 

繰延税金資産

5,926

85

55

1,421

7,489

(11)

繰延税金資産

再評価に係る
繰延税金資産

85

△85

 

 

 

その他

15,942

△14,144

6

△447

1,356

 

その他の非流動資産

貸倒引当金

△3,045

3,045

 

 

 

固定資産合計

477,723

△13,119

8,782

△1,414

471,972

 

非流動資産合計

資産合計

783,047

7,827

△4,930

785,944

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

 

 

 

 

 

 

 

負債及び資本

負債の部

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

127,670

26,659

832

1,195

156,357

(1),(10)

営業債務及び
その他の債務

短期借入金

54,906

17,748

551

1,954

75,162

(9)

社債及び借入金

1年内返済予定の
長期借入金

17,498

△17,498

 

 

 

リース債務

2,968

△2,968

 

 

 

未払費用

16,855

△16,855

 

 

 

 

 

4,011

468

628

5,108

(7)

その他の金融負債

未払法人税等

8,000

△748

13

7,266

 

未払法人所得税

その他の引当金

1,528

△361

10

△244

933

 

引当金

その他

33,086

△9,485

54

△124

23,530

 

その他の流動負債

流動負債合計

262,516

501

1,931

3,409

268,358

 

流動負債合計

固定負債

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

30,250

△30,250

 

 

 

長期借入金

136,013

30,250

2,540

168,803

 

社債及び借入金

リース債務

21,277

△21,277

 

 

 

 

 

22,421

3,155

4,873

30,449

(7)

その他の金融負債

役員退職慰労引当金

1,214

△1,214

 

 

 

退職給付に係る負債

9,153

96

9,249

(12)

退職給付に係る負債

その他の引当金

370

601

972

 

引当金

繰延税金負債

7,151

921

△3,327

4,745

(11)

繰延税金負債

再評価に係る
繰延税金負債

921

△921

 

 

 

その他

5,480

△1,032

16

3,890

8,354

(4)

その他の非流動負債

固定負債合計

211,832

△501

5,712

5,531

222,575

 

非流動負債合計

負債合計

474,348

7,643

8,941

490,934

 

負債合計

純資産の部

 

 

 

 

 

 

資本

資本金

32,263

32,263

 

資本金

資本剰余金

36,651

24

36,675

 

資本剰余金

自己株式

△3,463

△3,463

 

自己株式

利益剰余金

228,015

6

△19,838

208,183

(13)

利益剰余金

その他の包括利益
累計額

△2,255

423

6,227

4,395

(14)

その他の資本の
構成要素

新株予約権

423

△423

 

 

 

 

291,634

6

△13,587

278,053

 

親会社の所有者に
帰属する持分合計

非支配株主持分

17,063

177

△284

16,956

 

非支配持分

純資産合計

308,698

183

△13,871

295,009

 

資本合計

負債純資産合計

783,047

7,827

△4,930

785,944

 

負債及び資本合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資本に対する調整に関する注記

(1) 営業債権及び営業債務

当社グループは、日本基準では、一部の受託加工取引により発生した債権債務を売掛金及び買掛金として総額で表示しておりましたが、IFRSでは、純額で表示しているため、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務が減少しております。

 

(2) 棚卸資産

当社グループは、日本基準では「原材料及び貯蔵品」の貯蔵品に含めていた交換部品及び保守用の物品を、IFRSでは、有形固定資産に振り替えたため、棚卸資産が減少しております。

 

(3) 有形固定資産

当社グループでは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、一部の有形固定資産についてIFRS移行日現在の公正価値をみなし原価として使用する選択可能な免除規定を適用しております。

 

(4) 政府補助金

当社グループは、日本基準では、政府補助金を受領した時点で一括して収益を計上しておりましたが、IFRSでは、繰延収益として計上し、政府補助金により取得した有形固定資産の減価償却に応じて収益を計上しております。

 

(5) 非金融資産の減損

当社グループは、日本基準では、のれんは一定の年数で償却を行っており、減損の兆候がある場合にのみ資産から見込まれる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額との比較により減損損失の認識要否を判定しておりました。IFRSでは、のれんの償却は行わず、減損の兆候の有無に関わらず毎期減損テストを実施し、資産から見込まれる回収可能価額が帳簿価額を下回った一部ののれんについて、当該資産の帳簿価額と回収可能価額の差額を減損損失として計上しております。

 

(6) 資産性のない無形資産

当社グループは、日本基準では、その効果が長期にわたると判断した支出について、その効果が見込まれる期間にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは、無形資産の要件を満たさないことから支出時に一括で費用計上しているため、無形資産が減少しております。

 

(7) リース

当社グループは、日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりました。IFRSでは、借手のリースについてファイナンス・リース又はオペレーティング・リースに分類することはないため、リース取引について使用権資産及びリース負債を両建て計上しております。

 

(8) その他の金融資産(非流動資産)

当社グループは、日本基準では非上場株式を主として移動平均法による原価法により評価しておりましたが、IFRSでは、公正価値で評価することにより、その他の金融資産が減少しております。

 

(9) 債権流動化

当社グループは、日本基準では、債権流動化取引について営業債権を譲渡した際に、全額金融資産としての認識を中止しておりましたが、IFRSでは、一部の営業債権に関して金融資産の認識の中止要件を満たさないことから、営業債権及び借入金を両建て計上しているため、営業債権、社債及び借入金が増加しております。

 

 

(10) 賦課金

当社グループは、日本基準では、固定資産税等の賦課金に該当する項目について、納税した会計年度にわたって費用計上しておりましたが、IFRSでは、債務発生事象が生じた時点で一括して計上しているため、営業債務及びその他の債務が増加しております。

 

(11) 繰延税金資産及び繰延税金負債

当社グループは、日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したこと等により、繰延税金資産及び繰延税金負債の金額を調整しております。

 

(12) 退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債

当社グループは、日本基準では、数理計算上の差異は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは、数理計算上の差異は、発生時にその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。

日本基準では、過去勤務費用は、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により費用処理しておりましたが、IFRSでは、過去勤務費用は、発生時に損益で認識することから、その調整を利益剰余金に認識しております。

また、IFRSでは、日本基準と異なり、確定給付制度が積立超過である場合には、確定給付資産の純額は資産上限額に制限されるとともに、過去の勤務に関する最低積立要件がある場合には、制度に支払うべき最低積立掛金が返還又は将来掛金の減額のいずれかとして利用可能とならない範囲で資産の減額又は負債の増額を行うことから、その調整をその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えております。

 

(13) 利益剰余金

IFRS適用に伴う調整による利益剰余金への影響は以下のとおりであります。なお、以下の金額は、関連する税効果及び非支配持分を調整した後の金額であります。

 

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度末
(2019年3月31日)

有形固定資産に関する調整((3)参照)

 

△14,988

非金融資産の減損に関する調整((5)参照)

 

△2,090

無形資産に関する調整((6)参照)

 

△582

賦課金に関する調整((10)参照)

 

△1,860

退職給付に関する調整((12)参照)

 

△1,100

その他

 

783

利益剰余金に関する調整合計

 

△19,838

 

 

 

 

 

(14) その他の資本の構成要素

当社グループは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、在外営業活動体に係る累積換算差額の残高を、移行日である2018年4月1日時点においてすべて利益剰余金に振り替えております。

 

(15) 表示組替

当社グループは、上記のほか、IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っており、主なものは以下のとおりであります。

・日本基準では、預入期間が3ヶ月を超える短期の定期預金を「現金及び預金」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは、流動資産の「その他の金融資産」に含めて表示しております。

・日本基準では「商品及び製品」、「仕掛品」及び「原材料及び貯蔵品」を独立掲記しておりますが、IFRSでは、「棚卸資産」に一括して表示しております。

 

・日本基準では「短期貸付金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは、流動資産の「その他の金融資産」に一括して表示しております。

・日本基準では「貸倒引当金」を独立掲記しておりますが、IFRSでは、「営業債権及びその他の債権」及び「その他の金融資産」に含めて表示しております。

・IFRSの表示規定に基づき、「商品及び製品」及び「有形固定資産」から「売却目的で保有する資産」に振り替えて表示しております。

・日本基準では、持分法で会計処理される投資について「投資有価証券」に含めて表示しておりましたが、IFRSでは、「持分法で会計処理されている投資」として区分掲記しております。

 

(16) 連結範囲の差異

当社グループは、日本基準では連結範囲に含めず非連結子会社としていた重要性の低い一部の子会社を、IFRSでは、連結範囲に含めております。また、日本基準では持分法適用関連会社であった㈱堺ガスセンターを、IFRSでは、ジョイント・オペレーションとしております。

 

 

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)の純損益及び包括利益に対する調整

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

売上高

801,493

△25,599

△706

△32,899

742,288

(1)

売上収益

売上原価

△631,232

22,788

788

30,250

△577,404

(1)

売上原価

売上総利益

170,261

△2,810

82

△2,649

164,884

 

売上総利益

販売費及び一般管理費

△126,681

1,093

△40

4,393

△121,235

(2)

販売費及び一般管理費

 

 

3,381

△96

442

3,728

 

その他の収益

 

 

△5,983

△66

△213

△6,263

 

その他の費用

 

 

1,307

△5

383

1,685

 

持分法による投資利益

営業利益

43,580

△3,011

△125

2,356

42,799

 

営業利益

営業外収益

6,624

△6,624

 

 

 

営業外費用

△3,227

3,227

 

 

 

特別利益

833

△833

 

 

 

特別損失

△7,972

7,972

 

 

 

 

 

1,858

△31

△696

1,130

 

金融収益

 

 

△1,993

△142

318

△ 1,818

 

金融費用

税金等調整前
当期純利益

39,838

594

△300

1,977

42,111

 

税引前当期利益

法人税、住民税
及び事業税
法人税等調整額

△11,768

230

△4

396

△11,145

 

法人所得税費用

 

28,070

825

△304

2,374

30,965

 

継続事業からの
当期利益

 

 

△825

△825

(3)

非継続事業からの
当期損失

当期純利益

28,070

△304

2,374

30,139

 

当期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社株主に帰属する
当期純利益

26,468

△181

2,528

28,815

 

親会社の所有者に
帰属する当期利益

非支配株主に帰属する

当期純利益

1,601

△122

△154

1,324

 

非支配持分に

帰属する当期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

連結範囲
変更の影響

認識及び
測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

当期純利益

28,070

△304

2,374

30,139

 

当期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

その他有価証券
評価差額金

△3,593

△1,884

△5,478

 

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

退職給付に係る調整額

△2,442

614

△1,828

 

確定給付制度の再測定

為替換算調整勘定

△286

34

△252

 

在外営業活動体の
換算差額

繰延ヘッジ損益

1,515

130

1,645

 

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の
変動額の有効部分

持分法適用会社に
対する持分相当額

△192

△7

△200

 

持分法適用会社に
おけるその他の
包括利益に対する持分

その他の包括利益合計

△4,999

△1,113

△6,113

 

その他の包括利益合計

包括利益

23,070

△304

1,260

24,026

 

当期包括利益

 

 

純損益及び包括利益に対する調整に関する注記

(1) 売上収益及び売上原価

当社グループは、日本基準では、代理人として関与した取引額を売上高及び売上原価として総額で表示しておりましたが、IFRSでは、純額で表示しているため、売上収益及び売上原価が減少しております。

 

(2) 販売費及び一般管理費

当社グループは、日本基準では一定期間でのれんの償却を行っておりましたが、IFRSでは、のれんの償却を行っていないため販売費及び一般管理費が減少しております。

 

(3) 表示組替

IFRSでは非継続事業を区分表示しており、非継続事業に関する売上収益から法人所得税については、表示組替に含めております。

 

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)のキャッシュ・フローに対する調整

IFRSに基づいた連結キャッシュ・フロー計算書と日本基準における連結キャッシュ・フロー計算書に重要な差異はありません。