(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、米国経済や欧州経済が堅調に推移したことなどにより緩やかな回復が見られたものの、中国経済の減速や原油安などから先行きは不透明な状況で推移しました。
一方、わが国経済は、政府の経済政策などを背景とした企業収益や雇用情勢の改善が見られましたが、個人消費の低迷や為替相場・株式市場での不安定さが増したことなどにより、景気回復に陰りが見え始めました。
当社グループの主需要先である造船業界では年明けからの環境規制強化を受けて、年末まで駆け込み需要の増加が見られましたが、産業機械業界では受注の減少、建設・建築業界では住宅着工戸数に一服感が見られました。
このような状況のもと、当社グループは世界市場に向けた新技術・新製品の開発、また、収益確保を目指した原価低減、経営の効率化に取り組んでまいりましたが、海外子会社においてレアル安などによる為替差損の影響を受けました。
その結果、当連結会計年度の売上高は461億34百万円(前期比0.4%増)、営業利益は22億54百万円(同47.8%増)、経常利益は19億94百万円(同22.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億3百万円(同32.0%増)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
機械装置
機械装置部門においては、4月にKOIKEテクノセンターにて開催した「2015年KOIKEプライベートフェア」に、定尺サイズの厚板高速加工が可能なファイバーレーザー切断機「FIBERTEC-Zシリーズ」や新型プラズマ切断装置「SUPER-400 ProⅡ」、高速穴開け加工が可能な新型ドリル「センターミスト式ドリルユニット」を搭載したNC切断機などの新製品を展示し、好評を得たことに加え、補助金制度や減税効果により設備更新が好調で、特に省エネ効果の高いファイバーレーザー切断機「FIBERGRAPH」の受注が増加しました。また、「アタックキャンペーン2015」において器具標準品(手動ガス切断機・溶断用圧力調整器等)の拡販に取り組むとともに、各地の造船所に対し、新型溶接台車「ウェルハンディミニストロング」や「ウェルバート」の実演販売活動を精力的に実施し、成果を得ることができました。さらに、新規にロスナイシステムの納入が完了するなど顧客のシステム化への対応も進めました。
海外においては、中国で開催された「第20回北京エッセン溶接溶断フェア2015」ではナビゲーションシステム搭載のCNC切断機を出展し、造船業界向けのセミナーを開催するとともに、米国で開催された「FABTECH2015」ではファイバーレーザー切断機を紹介し、多くの来訪者を集めることができました。また、アジアの当社代理店の営業員への販売トレーニングを実施するとともに、タイやインドネシアの展示会に小型CNC切断機などを出展し、積極的な営業活動を行いました。さらに、国際協力機構(JICA)からの要請によるブラジルの職業訓練校講師への鋼材切断技術に関する研修をKOIKEテクノセンターにて2度実施し、国家プロジェクトへの貢献ができました。
生産面においては、価格競争力強化を目的として、部品の一括発注システムの構築や仕様の標準化を推進し、原価低減に取り組みました。また、CO2レーザー切断機およびファイバーレーザー切断機の好調な納入を背景にNC切断機は高い生産量を維持するとともに、新開発の溶接台車の生産を開始しました。
その結果、売上高は209億44百万円(前期比1.4%増)、セグメント利益は17億62百万円(同53.2%増)となりました。
高圧ガス
高圧ガス部門においては、「2015年KOIKEプライベートフェア」を機に、切断・溶接装置販売に伴う新規ガス獲得活動を実施するとともに「アタックキャンペーン2015」においてシリンダーガスの拡販に取り組みました。また、新分野への取り組みとして、「2015国際次世代農業EXPO」において農作物の成長促進に効果のある「グリーンガス」を出展し、好評を得ることができました。しかしながら、建設機械関連では酸素・窒素・アセチレン、研究機関関連ではヘリウムの需要が減少し、販売量は低調に推移しました。
生産面においては、保安の確保・安定供給を第一に取り組むとともに、CE大型化による配送効率向上や新電力会社への移行などにより原価低減に努めました。
医療分野においては、「HOSPEX Japan2015」(医療福祉展)に手術室用映像システムと合わせて「クロモフェアF」(LED無影灯)を出展し、好評を得ることができました。酸素濃縮器においては、新製品「KM5 5touch」(軽量静音型酸素濃縮器)のレンタル件数および販売の増加により、売上を伸ばすことができました。また、「ジャスミン」(睡眠時無呼吸症候群治療装置)は、製品改良により評価が高まり、順調に契約を伸ばしました。
その結果、売上高は155億36百万円(前期比2.7%減)、セグメント利益は9億14百万円(同0.8%減)となりました。
溶接機材
溶接機材部門においては、当社の主需要先である建築・鉄骨向けの各種工事に一服感があったものの、溶接機・溶接材料の需要が底堅く推移したため、昨年を上回る販売量となりました。
溶接機器においては、「2015年KOIKEプライベートフェア」にて、今後の需要増加が見込まれる水素ガスに主眼を置き、水素ガスに対応するホースを初めて出展し、販売を開始するとともに、水素ガス用逆火防止器の受注活動にも努めました。また、安全器・ホース・マグネットの拡販を目的とした「サマーセール」、「アタックキャンペーン2015」の実施や「こいけ市」をはじめとした各種展示会での溶接機・関連商材の実演PR、溶接機材の物流網を活用した拡販を行い、成果を得ることができました。さらに、大手ユーザーから大型溶接ロボットの新規受注を獲得するとともに、個人向け一般市場への小型の溶接機・プラズマ切断機の販売増加を図るため、「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2015」への出展や首都圏のホームセンターでの実演を行い、多くの来場者を集めることができました。
その結果、売上高は86億44百万円(前期比1.1%増)、セグメント利益は2億54百万円(同9.1%増)となりました。
その他
その他の部門においては、ガス機器の品質向上、原価低減への取組、積極的な営業活動を行い、大学研究機関にヘリウム液化機2台を納入するとともに、来年度納入機の受注も確保することができました。
排ガス処理装置については、中国経済の減速に伴う設備投資計画延期などにより、十分な成果を得ることはできませんでしたが、SEMI規格を取得するとともに、新製品2機種を販売し、好評を得ることができました。
その結果、売上高は10億9百万円(前期比31.6%増)、セグメント利益は71百万円(同52.0%増)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は、86億78百万円と前連結会計年度末比5億12百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは29億3百万円の収入(前連結会計年度は38億81百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上と減価償却費によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは10億6百万円の支出(前連結会計年度は15億74百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出があったことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは12億97百万円の支出(前連結会計年度は17億1百万円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出と配当金の支払があったことによるものです。
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日) |
前年同期比(%)
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機械装置(百万円) |
18,938 |
107.1 |
|
高圧ガス(百万円) |
387 |
98.2 |
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報告セグメント計(百万円) |
19,325 |
106.9 |
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その他(百万円) |
- |
- |
|
合計(百万円) |
19,325 |
106.9 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)受注状況
当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
受注高(百万円) |
前年同期比(%) |
受注残高(百万円) |
前年同期比(%) |
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機械装置 |
13,766 |
83.9 |
4,630 |
76.1 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
3.受注高及び受注残高につきましては、標準機・部品等の金額を含めておりません。
(3)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日) |
前年同期比(%)
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機械装置(百万円) |
20,944 |
101.4 |
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高圧ガス(百万円) |
15,536 |
97.3 |
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溶接機材(百万円) |
8,644 |
101.1 |
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報告セグメント計(百万円) |
45,125 |
99.9 |
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その他(百万円) |
1,009 |
131.6 |
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合計(百万円) |
46,134 |
100.4 |
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
今後の世界経済は、米国や欧州の景気回復が期待されるものの、中国を始めとするアジア新興国の景気の下振れが懸念されており、先行きは不透明な状況となっております。
一方、わが国経済は、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、緩やかな回復に向かうことが期待されるものの、個人消費の停滞や為替の変動懸念などもあり、厳しい状況が予想されます。
このような情勢のもと、当社グループは世界市場に向けた新技術・新製品の開発および販売体制の一層の強化を図り、変化する市場に対応してまいります。
機械装置部門においては、「2016国際ウェルディングショー」をはじめとした各種展示会へ出展を行い、積極的な拡販活動を行います。また、新たな発振器を搭載したファイバーレーザー切断機や新型プラズマ切断装置を搭載した切断機を開発・販売し、さらなる品質向上や取扱製品の拡充に努めるとともに、海外拠点で低価格で高品質な製品を生産し、世界市場に向けた販売活動を実施してまいります。
高圧ガス部門においては、引き続き切断・溶接装置販売に伴う新規ガス獲得に向けた営業活動の強化に取り組んでまいります。また、関西地区にガス製造工場の新規建設を行うとともに、保安確保と安定供給のために、安全基準書の見直しと設備の老朽化対策を推進してまいります。
医療分野では、高齢化社会の到来による医療費抑制策で、厳しさが増していくと予想されますが、サービスの向上や高品質な製品の開発に取り組んでまいります。また、中国やインドネシアなどの海外市場開拓にも積極的に取り組んでまいります。
溶接機材部門においては、溶接材料の販路を拡大し増販を図っていくとともに、各種展示会でのPRなどにより、溶接機・安全機器・輸入商材・マグネット機器などの販売強化を行います。また、製商品別のセールや巡回PRの実施、取扱商材の拡大などに取り組み、業績向上に努めてまいります。
その他の部門においては、ガス機器の積極的な営業活動を行うとともに、品質向上、原価低減に取り組んでまいります。また、排ガス処理装置は、中国・台湾のユーザーに対して営業活動を実施するとともに、原価低減に取り組み、市場での競争力強化に努めてまいります。
当社グループは、企業の継続的な成長・発展と長期的な企業価値の向上を図るには、コーポレートガバナンスの強化、リスク管理の充実も重要な経営課題と認識しており、「内部統制システムの構築に関する基本方針」に基づき、法令遵守と企業倫理の徹底のため、グループ各社間との連携体制の強化に努め、内部統制システムを一層充実させてまいります。
また、人と技術と環境との調和を図り、世界市場において、お客様の満足と信頼を獲得する企業を目標に取り組んでまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
(1)売上計上時期の遅延によるリスク
当社グループでは、機械装置部門の中大型切断機、溶接機械等、高圧ガス部門の配管工事等の売上計上基準については検収基準を採用しておりますが、取引先の受入準備の遅れや、海外への輸出については現地における政変等環境の悪化により据付工事の進行に支障をきたし、その結果、検収ずれが生じ、売上計上時期が遅延する可能性があります。
(2)受注生産の影響によるリスク
当社グループでは、主に機械装置部門の中大型切断機、溶接機械等については受注生産を行っておりますが、他社との競争の激化による受注価格の低下、原材料価格の変動等により当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
(3)売上債権管理上のリスク
当社グループでは、売上債権の管理については取引先ごとに回収状況、滞留状況のチェックを行っております。今後も当社グループ全体で債権管理を強化し、滞留債権の発生防止に努めてまいりますが、取引先の業績悪化等による売上債権の回収遅延や貸倒れが発生する可能性があります。
(4)為替相場の変動によるリスク
当社グループの売上高に対する海外売上高の割合は、平成28年3月期において25.3%となっております。そのために当社グループでは為替予約等により為替変動のリスクをヘッジしておりますが、これにより当該リスクを完全に回避することは不可能であり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(1)連結子会社間の合併
当社は平成27年9月28日開催の取締役会において、当社の連結子会社である菅沼産業㈱及び東京酸商㈱の合併について決議いたしました。また、菅沼産業㈱及び東京酸商㈱は、平成27年10月21日付で合併契約を締結し、平成27年11月19日に開催されました菅沼産業㈱及び東京酸商㈱の臨時株主総会において承認されました。
詳細は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」のとおりであります。
(2)固定資産の譲渡
当社は平成27年12月21日開催の取締役会において、以下のとおり、当社保有の固定資産を譲渡することについて決議し、平成28年1月21日付けで契約を締結いたしました。
①譲渡の理由
当社が大阪府大阪市に所有しております事務所・倉庫・ガス充填工場について、移転計画に基づき、譲渡することといたしました。
②譲渡資産の内容
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資産の内容及び所在地 |
譲渡価額 |
帳簿価額 |
譲渡益概算 |
現況 |
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大阪府大阪市城東区中央 二丁目22番2、24番 土地面積 2,205.37㎡ |
1,205百万円 |
589百万円 |
616百万円 |
事務所 倉庫 ガス充填工場 |
③譲渡先の概要
譲渡先(上場会社)につきましては、契約上の都合により公表を控えさせていただきます。なお、譲渡先と当社との間には、記載すべき資本関係・人的関係・取引関係・関連当事者として特記すべき事項はありません。
④譲渡の日程
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イ.取締役会決議日 |
平成27年12月21日 |
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ロ.契約締結日 |
平成28年1月21日 |
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ハ.物件引渡日 |
平成29年3月末日(予定) |
当社グループは、ガス・溶接・切断の「トータルシステムサプライヤー」として先端技術の研究開発およびシステム製品の開発を積極的に推進しております。
現在の研究開発活動は機械装置部門を中心に、当社の機械技術部開発グループおよび連結子会社の技術開発部門において、相互に緊密な連携をとりながら行っております。
当連結会計年度における各部門の研究の目的、主要課題、研究成果および研究開発費は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は2億70百万円となっております。
(1)機械装置
NCレーザ切断機では、ファイバーレーザー切断機にて出力2kWと5kWタイプに、3kWと6kWタイプを新たに加え4機種をラインアップしました。また、2016年4月に開催される「2016国際ウェルディングショー」出展に向けて、定尺サイズを対象に最大早送り速度が毎分100mで高速加工する「FIBERTEC-Z」に6kWを搭載しました。
NCプラズマ切断機では、300Aクラスの汎用機搭載用モデルとして新型プラズマシステム「SUPER-300 ProⅡα」を開発し販売を開始しました。
NCガス切断機では、市場ニーズに対応させた標準機として「TECHNOGRAPH-EX」、「TECHNOGRAPH-FR」、「ECONOGRAPH-F」の3機種を製品化し、シリーズにラインアップしました。
CNCコントローラでは、グローバル仕様の切断機に搭載され対応可能な「KATANA」の開発と共に、世界ニーズに対応できる世界標準機の開発を継続して取り組んでおり、国内において「NANOGRAPH-K」、「TECHNOGRAPH-K」の各シリーズで「KATANA」搭載機の販売を開始しました。
ポータブル自動機では、作業現場で簡単に素早く機器をセットできる新型上進溶接用自動溶接機「ウェルバート」を開発し販売を開始しました。
引続き様々なお客様のニーズに応えられる製品の提供に努めてまいります。
なお、機械装置部門に係る研究開発費は、2億38百万円であります。
(2)高圧ガス
高圧ガス部門では、㈱小池メディカルが中心となって医療機器の開発を行っております。当連結会計年度においては、睡眠時無呼吸症候群の治療用装置を中心に開発活動に取り組んでおります。
なお、高圧ガス部門に係る研究開発費は、31百万円であります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(1)財政状態
当連結会計年度末の総資産は552億44百万円で、前連結会計年度末比10億19百万円の減少となりました。
①流動資産
流動資産合計は322億88百万円で、前連結会計年度末比85百万円の増加となりました。これは主に商品及び製品が3億76百万円減少の一方、現金及び預金が5億43百万円増加したことによるものです。
②固定資産
固定資産合計は229億56百万円で、前連結会計年度末比11億4百万円の減少となりました。これは主に投資有価証券が10億41百万円減少したことによるものです。
③流動負債
流動負債合計は201億9百万円で、前連結会計年度末比1億1百万円の増加となりました。これは主に短期借入金が2億10百万円増加したことによるものです。
④固定負債
固定負債合計は57億33百万円で、前連結会計年度末比13億4百万円の減少となりました。これは主に長期借入金が7億円減少、繰延税金負債が5億49百万円減少したことによるものです。
⑤純資産
純資産合計は294億1百万円で、前連結会計年度末比1億82百万円の増加となりました。これは主にその他有価証券評価差額金が6億96百万円減少の一方、利益剰余金が10億49百万円増加したことによるものです。
(2)経営成績
①売上高
売上高は461億34百万円で、前連結会計年度比1億86百万円の増加となりました。これは主に機械装置部門での受注量増加や溶接機材部門での溶接材料の需要が増加したことによるものです。
②営業利益
営業利益は22億54百万円で、前連結会計年度比7億29百万円の増加となりました。これは主に機械装置部門での受注量増加、原価低減と経営の効率化に取り組んだことによるものです。
③経常利益
経常利益は19億94百万円で、前連結会計年度比3億70百万円の増加となりました。
④親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は12億3百万円で、前連結会計年度比2億91百万円の増加となりました。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、第一部 企業情報 第2 事業の状況 4.事業等のリスクに記載しております。
(4)経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針につきましては、第一部 企業情報 第2 事業の状況 3.対処すべき課題に記載しております。
(5)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、第一部 企業情報 第2 事業の状況 1.業績等の概要に記載しております。