当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞局面から、アメリカや欧州では景気に持ち直しの動きが見られたものの、中国では景気回復に鈍化が見られ、依然として不安定な状況が続きました。
一方、わが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進んだことにより緩やかに回復しつつあるものの、未だ感染症の完全な収束の見通しは立っておらず、本格的な回復には至らない状況で推移しました。
当社グループの主需要先である建設業界・産業機械業界・造船業界では、需要回復の兆しが見られるものの、依然として市況は低調に推移しました。
このような状況のもと、当社グループは中期経営計画で掲げた「世界市場での顧客満足の実現」に向けた取組を継続し、売上高は増加しました。また、前年発生したブラジルレアル安に伴う大幅な為替差損が本年は解消されたことや、当社国内外の連結子会社において新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金を受給したことなどにより、経常利益は大幅に増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は579億46百万円で、前連結会計年度末比17億30百万円の増加となりました。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は249億1百万円で、前連結会計年度末比5億95百万円の増加となりました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は330億44百万円で、前連結会計年度末比11億34百万円の増加となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は196億52百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は5億95百万円(同41.7%増)、経常利益は9億50百万円(同135.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億48百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失は9百万円)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
a.機械装置
機械装置部門においては、新型コロナウイルス感染症の影響により顧客訪問が制限されたなか、WEB展示会の開催や切断機の「健康診断活動」の実施などによる営業活動の強化や、新製品開発などに注力しましたが、国内外の市況が低調に推移したことにより、売上高は減少しました。
その結果、売上高は62億85百万円(前年同期比4.8%減)、セグメント利益は2億円(同40.5%減)となりました。
b.高圧ガス
高圧ガス部門では、当社の主需要先である建設業界・産業機械業界の市況に復調傾向が見られたことにより、産業用ガスの出荷数量は回復基調で推移しました。また、医療分野では新型コロナウイルス感染症の影響により、パルスオキシメーター、酸素濃縮器、酸素流量計などの販売が好調に推移し、売上高は増加しました。
その結果、売上高は89億79百万円(前年同期比17.9%増)、セグメント利益は7億49百万円(同160.2%増)となりました。
c.溶接機材
溶接機材部門においては、溶接ロボットなどの設備投資需要の回復や、労働安全衛生法の改正に対応した作業環境測定機器や周辺機器の販売に注力したことなどにより、売上高は増加しました。
その結果、売上高は41億80百万円(前年同期比5.1%増)、セグメント利益は2億55百万円(同24.6%増)となりました。
d.その他
その他の部門においては、海外液晶パネルメーカー向け排ガス処理装置の販売が減少したことにより、売上高は減少しました。
その結果、売上高は2億6百万円(前年同期比45.9%減)、セグメント利益は15百万円(同79.4%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は108億24百万円で、前連結会計年度末に比べ2億53百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは14億75百万円の収入(前年同期は6億44百万円の収入)となりました。 これは主に減価償却費と売上債権の回収によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは5億31百万円の支出(前年同期は8億24百万円の支出)となりました。 これは主に有形固定資産の取得による支出があったことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは8億37百万円の支出(前年同期は8億56百万円の収入)となりました。 これは主にファイナンス・リース債務の返済があったことによるものです。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、112百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。