第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中で、アメリカや欧州では景気に持ち直しの動きが見られたものの、中国では景気回復に鈍化が見られ、依然として不安定な状況が続きました。

 また、わが国経済は、個人消費や一部の設備投資に持ち直しの動きが見られましたが、オミクロン株による感染の再拡大に対する懸念もあり、未だ先行き不透明感の強く残る状況となりました。

 当社グループの主需要先である建設業界・産業機械業界・造船業界では市況に回復の兆しが見られましたが、原材料価格の高騰や半導体不足を中心とした部品供給不足など、予断を許さない状況で推移しました。

 このような状況のもと、当社グループは中期経営計画で掲げた「世界市場での顧客満足の実現」に向けた取組を継続し、売上高は増加しました。また、前年発生したブラジルレアル安に伴う大幅な為替差損が本年は解消されたことや、当社国内外の連結子会社において新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金を受給したことなどにより、経常利益は大幅に増加しました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

①財政状態

 当第3四半期連結会計期間末の資産合計は585億23百万円で、前連結会計年度末比23億8百万円の増加となりました。

 当第3四半期連結会計期間末の負債合計は254億43百万円で、前連結会計年度末比11億37百万円の増加となりました。

 当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は330億80百万円で、前連結会計年度末比11億71百万円の増加となりました。

 

②経営成績

 当第3四半期連結累計期間の売上高は298億23百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は10億49百万円(同78.3%増)、経常利益は14億88百万円(同128.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億33百万円(同5587.9%増)となりました。

 

 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

a.機械装置

 機械装置部門においては、2021 KOIKEプライベートフェアにて新製品 フジクラ社製8KW-DBC(デュアルビームコントロール)発振器搭載ファイバーレーザ切断機を中心とした新製品、新技術を発表するなど営業活動に注力しましたが、海外市場では依然新型コロナウイルス感染症の影響により販売活動が制約され、売上高は減少しました。

 しかしながら、生産コストの削減に取り組んだことにより、利益は増加しました。

 その結果、売上高は94億47百万円(前年同期比4.6%減)、セグメント利益は4億65百万円(同46.6%増)となりました。

b.高圧ガス

 高圧ガス部門では、当社の主需要先である建設業界・産業機械業界の市況に復調傾向がみられたことにより、産業用ガスの出荷数量は回復基調で推移しました。また、医療分野では新型コロナウイルス感染症の影響により、パルスオキシメーター、酸素濃縮器、酸素流量計などの販売が好調に推移し、売上高は増加しました。

 その結果、売上高は139億16百万円(前年同期比19.1%増)、セグメント利益は11億14百万円(同114.4%増)となりました。

c.溶接機材

 溶接機材部門においては、溶接ロボットなどの設備投資需要の回復や、労働安全衛生法の改正に対応した作業環境測定や周辺機器の販売に注力したことなどにより、売上高は増加しました。

 その結果、売上高は61億77百万円(前年同期比7.2%増)、セグメント利益は3億41百万円(同30.1%増)となりました。

 

d.その他

 その他の部門においては、海外液晶パネルメーカー向け排ガス処理装置の販売が減少したことにより売上高は減少しました。

 その結果、売上高は2億82百万円(前年同期比40.1%減)、セグメント利益は20百万円(同74.0%減)となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1億58百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完成したものは、次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメント

の名称

設備の内容

完了年月

提出会社

本社

東京都墨田区

統括管理設備

2021年12月

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。