第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

 当第2四半期累計期間におけるわが国の経済は、政府による経済政策や日本銀行の金融緩和策を受けて、緩やかながら景気回復の動きがみられましたものの、中国を始めとするアジア新興国経済の減速や英国のEU離脱問題など、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。

 このような情勢のもとで、当社は、3カ年の新中期事業計画に基づき、基盤事業の再構築、コア事業の収益拡大及び新規事業の強化を通じて、持続的な成長に向けた収益基盤の強化に取り組んでまいりました。

 その結果、超微粒子酸化チタンの新製品の採用決定などの成果をあげることができましたものの、チタン酸リチウムの出荷数量が大幅に減少いたしましたので、当第2四半期累計期間の売上高は、2,887百万円(前年同期比9.3%減)となりました。

 一方、損益面につきましては、売上高の減少、設備稼働率の低下及び諸経費の増加などにより、営業損失は40百万円(前年同期は営業利益73百万円)、経常損失は53百万円(前年同期は経常利益58百万円)、四半期純損失は60百万円(前年同期は四半期純利益52百万円)となりました。

 

 セグメント別の概況は、次のとおりであります。

 

(酸化チタン)

 酸化チタンにつきましては、一部ユーザーでの在庫調整の影響を受け、出荷数量が減少いたしました。コア事業の超微粒子酸化チタンにつきましては、トナー外添剤向け及びUVカット化粧品向け新製品の採用決定により、出荷数量が増加いたしました。新規事業のチタン酸リチウムにつきましては、電気自動車向けの需要が低迷し、出荷数量が大幅に減少いたしました。

 以上の結果、当セグメントの売上高は2,033百万円(前年同期比7.5%減)となり、売上高の減少、酸化チタン及びチタン酸リチウムの設備稼働率の低下並びに諸経費の増加などにより、営業損失は41百万円(前年同期は営業利益61百万円)となりました。

 

(酸化鉄)

 酸化鉄につきましては、塗料向け製品は需要の回復により、出荷数量が増加いたしましたものの、トナー向け製品は市況の低迷により、出荷数量が減少いたしました。

 以上の結果、当セグメントの売上高は828百万円(前年同期比13.8%減)となり、売上高の減少及び設備稼働率の低下などにより、営業損失は7百万円(前年同期は営業利益5百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 資産につきましては、商品及び製品、原材料及び貯蔵品などの増加があったものの、受取手形及び売掛金、機械及び装置などの減少から、当第2四半期会計期間末11,118百万円と前事業年度末に比べて252百万円減少いたしました。

 負債につきましては、賞与引当金などの増加があったものの、短期借入金、長期借入金などの減少から、当第2四半期会計期間末5,796百万円と前事業年度末に比べて108百万円減少いたしました。

 純資産につきましては、四半期純損失の計上、配当金の支払いによる利益剰余金などの減少から、当第2四半期会計期間末5,322百万円と前事業年度末に比べて144百万円減少いたしました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

 当第2四半期累計期間におきましては、税引前四半期純損失、たな卸資産の増加、短期借入金、長期借入金の返済などの資金減がありましたものの、減価償却費、売上債権の減少などの資金増によりまして、前事業年度末に比べて4百万円増加(前年同四半期累計期間は32百万円減少)しており、資金の残高は375百万円となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発費の金額は145百万円であります。

 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。