第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

 当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、米中貿易摩擦の深刻化などの先行き不透明な状況はありましたものの、政府による経済政策や日本銀行の金融緩和策及び海外経済の着実な成長を背景に、緩やかな回復が続きました。

 このような情勢のもとで、当社は、3カ年の第5次中期経営計画(2019年3月期~2021年3月期)に基づき、当社の強みが生かせ、かつ、成長が見込める事業については、設備投資や研究開発投資など経営資源の集中化を推し進め、一方、収益性が低い事業については、その将来性等に検討を加え、販売の大幅縮小やコスト構造の抜本的改革に取り組むなど、会社全体の収益力を強化するとともに新たな基盤作りを推進してまいりました。

 その結果、酸化チタン機能製品及び酸化鉄の出荷数量が大幅に増加いたしましたので、当第1四半期累計期間の売上高は、前年同期を大幅に上回る1,915百万円(前年同期比22.5%増)となりました。

 一方、損益面につきましては、原材料価格の高騰はありましたものの、売上高の大幅な増加及び設備稼働率の上昇などにより、営業利益は166百万円(前年同期は営業利益11百万円)、経常利益は164百万円(前年同期は経常利益6百万円)、四半期純利益は159百万円(前年同期は四半期純利益2百万円)となりました。

 

 セグメント別の概況は、次のとおりであります。

 

(酸化チタン関連事業)

 酸化チタンにつきましては、輸出の大幅な減少などにより、出荷数量が減少いたしました。酸化チタン機能製品につきましては、UVカット化粧品向け新製品の採用及び自動車搭載用電池向け製品が好調に推移したことなどにより、出荷数量が大幅に増加いたしました。

 以上の結果、当セグメントの売上高は1,340百万円(前年同期比25.8%増)となり、原材料価格の高騰はありましたものの、売上高の大幅な増加及び設備稼働率の上昇などにより、営業利益は133百万円(前年同期は営業損失4百万円)となりました。

 

(酸化鉄関連事業)

 酸化鉄につきましては、汎用品向け製品及び化粧品向け新製品が好調に推移いたしましたので、出荷数量が大幅に増加いたしました。

 以上の結果、当セグメントの売上高は563百万円(前年同期比16.0%増)となり、売上高の増加及び設備稼働率の上昇などにより、営業利益は29百万円(前年同期比148.8%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

 資産につきましては、現金及び預金、機械及び装置などの減少があったものの、受取手形及び売掛金、原材料及び貯蔵品などの増加から、当第1四半期会計期間末11,089百万円と前事業年度末に比べて391百万円増加いたしました。

 負債につきましては、賞与引当金、長期借入金などの減少があったものの、支払手形及び買掛金、短期借入金などの増加から、当第1四半期会計期間末5,572百万円と前事業年度末に比べて305百万円増加いたしました。

 純資産につきましては、その他有価証券評価差額金の減少などがあったものの、利益剰余金の増加から、当第1四半期会計期間末5,517百万円と前事業年度末に比べて86百万円増加いたしました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

 当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

 当第1四半期累計期間における研究開発費の金額は68百万円であります。

 なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。