第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としています。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安・原油安を背景に企業収益や雇用情勢の改善により穏やかな回復基調が続いているものの、中国を中心とした新興国の景気減速や中東等における地政学的リスクの高まりなど依然として先行きは不透明な状況となっています。
このような環境のもと、当社グループは国内外の情報通信産業を中心に、顧客のニーズに基づいた多種多様なフッ化物製品の供給を行うとともに、特殊貨物輸送で培った独自のノウハウに基づいた化学品の物流を担う事業展開を行ってきました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は205億91百万円(前年同期比2.1%減)となりました。代替フロン部門の販売は増加したものの、表面処理部門において、液晶の薄化用途における国内向けの出荷が落ち込んだ影響等により売上高が減少しました。
利益面については、不採算子会社の清算による費用削減効果等により、当第3四半期連結累計期間の営業利益は7億79百万円(同352.0%増)となりました。また、原材料購入に充てる外貨の調達を目的として取り組んでいるデリバティブ取引の効果により為替差益を計上したことから、経常利益は8億89百万円(同16.5%減)となりました。また、北九州工場の建設に伴い北九州市から受給した補助金収入を特別利益に計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億63百万円(同31.0%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
①高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、表面処理部門や半導体液晶部門の販売が減少した結果、売上高は172億42百万円(前年同期比1.3%減)となりました。一方、利益面については、経費削減や稼働率上昇による採算改善の効果もあり営業利益は6億96百万円(同96.3%増)となりました。
②運輸
運輸事業につきましては、運送関連および倉庫関連等の取扱量が前年同期を下回った結果、売上高は31億74百万円(前年同期比3.1%減)となりました。一方、利益面については、軽油価格の下落等により営業利益は5億34百万円(同17.5%増)となりました。
③メディカル
メディカル事業につきましては、前期に引続き臨床試験等の先行投資費用が発生した結果、営業損失が4億69百万円(前年同期は3億94百万円の営業損失)となりました。
④その他
その他事業につきましては、不採算子会社の清算により販売が減少した結果、売上高は1億74百万円(前年同期比24.9%減)となりました。営業損益は、子会社清算による費用削減の結果、営業利益が5百万円(前年同期は2億13百万円の営業損失)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、8億16百万円です。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。