当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益が引き続き安定して推移し、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費に持ち直しの兆しが見られ、引き続き緩やかな回復基調にありますが、欧米の不安定な政治動向や北朝鮮情勢の緊迫化による影響が懸念され、依然として先行きは不透明な状況が続いています。
このような環境のもと、当社グループは国内外の情報通信産業を中心に、顧客のニーズに基づいた多種多様なフッ化物製品の供給を行うとともに、特殊貨物輸送で培った独自のノウハウに基づいた化学品の物流を担う事業展開を行ってきました。
当第3四半期連結累計期間の業績におきまして、活況な半導体市場を背景に半導体液晶部門の販売が増加したことにより、売上高は250億34百万円(前年同期比14.4%増)となりました。
利益面におきましては、売上高が前年同期比で増加したものの、主要原料の無水フッ酸価格について、期初より高騰した後、第2四半期については価格が低下基調に転じ、正常化に向かうものと想定しておりましたが、下期に入り再急騰していることから利益を大きく圧迫する要因となり、営業利益は22億86百万円(同33.9%減)となりました。営業利益の減少を受けて、経常利益は21億19百万円(同37.5%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億41百万円(同38.8%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
高純度薬品事業の売上高につきましては、主力である半導体液晶部門の出荷が国内外ともに好調に推移した結果、売上高は216億93百万円(前年同期比16.3%増)となりました。利益面については、主要原材料である無水フッ酸の購入価格が高騰した影響により営業利益23億47百万円(同32.2%減)となりました。
運輸事業につきましては、運送関連および通関輸出関連の取扱量が前年同期を上回った結果、売上高は31億94百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は6億4百万円(同9.2%増)となりました。
メディカル事業につきましては、前期に引続き臨床試験等の先行投資費用が発生した結果、営業損失が7億4百万円(前年同期は5億85百万円の営業損失)となりました。
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を下回った結果、売上高は1億46百万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は26百万円(同31.7%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産合計は493億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億82百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金の減少によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は167億74百万円となり、前連結会計年度末に比べ57億89百万円減少しました。主な要因は、有利子負債の減少によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は326億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億7百万円増加しました。主な要因は、転換社債型新株予約権付社債の行使に伴い資本金および資本準備金の増加によるものです。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、10億88百万円です。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。