第2 【事業の状況】

 

1 【業績等の概要】

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、為替相場および株式相場が不安定な状況にありましたが、政府の各種経済政策による下支えや原油価格の下落にも支えられ、緩やかな回復基調が持続してまいりました。また世界経済は、中国をはじめとする新興国は緩やかな成長が続いているものの、米国においては新政権移行に伴い不安要素が払拭できないままであり、加えて欧州経済においても英国のEU離脱問題を抱えていることから依然として不透明な状況が続きました。

 

このような状況の中で当社グループは、年度前半の円高の進展ならびに原油価格の下落の影響を受けつつも当連結会計年度から3年間を対象期間とした中期経営計画の基本方針に沿って、販売価格の適正化、積極的な拡販努力、製造合理化などによる一層の業績改善に注力してまいりました。

 

この結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は、210億円前連結会計年度比84百万円0.4%増)となりました。損益につきましては、営業利益は18億8百万円同1百万円0.1%減)、経常利益は18億28百万円同18百万円1.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億62百万円同1億52百万円13.7%増)となりました。

 

セグメント別の売上高の概況

区    分

前連結会計年度

当連結会計年度

増 減

金額

構成比

金額

構成比

金額

増減率

 

百万円

百万円

百万円

  精密化学品部門

10,422

49.8

10,325

49.2

△97

△0.9

  機能材部門

3,409

16.3

3,604

17.2

195

5.7

  機能樹脂部門

1,915

9.2

1,979

9.4

64

3.3

  化成品部門

4,728

22.6

4,603

21.9

△125

△2.7

化学工業セグメント

20,476

97.9

20,512

97.7

36

0.2

その他

440

2.1

488

2.3

47

10.8

合  計

20,916

100.0

21,000

100.0

84

0.4

 

<化学工業セグメント>

当セグメントの売上高は205億12百万円となり、前連結会計年度に比べ36百万円の増収となりました。

(精密化学品部門)

農薬中間体の出荷数量は増加したものの、医薬中間体や電子材料の出荷数量が減少したことにより、売上高は103億25百万円となり、前連結会計年度に比べ97百万円の減収(前連結会計年度比0.9%減)となりました。

(機能材部門)

接着剤・ゴム薬品ともに出荷数量が増加したため、売上高は36億4百万円となり、前連結会計年度に比べ1億95百万円の増収(同5.7%増)となりました。

(機能樹脂部門)

ワニスの出荷数量が増加したため、売上高は19億79百万円となり、前連結会計年度に比べ64百万円の増収(同3.3%増)となりました。

(化成品部門)

可塑剤の出荷数量は増加したものの、原料価格の下落に伴う販売価格の引き下げにより、売上高は46億3百万円となり、前連結会計年度に比べ1億25百万円の減収(同2.7%減)となりました。

 

 

<その他>

化学分析受託事業は、作業環境測定や排ガス測定の増加により、売上高は4億88百万円となり、前連結会計年度に比べ47百万円の増収(同10.8%増)となりました。

 

 

(2)  キャッシュ・フローの状況

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

増減(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

2,400

1,858

△541

投資活動によるキャッシュ・フロー

△895

△1,189

△293

財務活動によるキャッシュ・フロー

△1,471

△666

804

現金及び現金同等物に係る換算差額

△5

1

7

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

27

3

△23

現金及び現金同等物の期首残高

285

312

27

現金及び現金同等物の期末残高

312

316

3

 

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度に比べて3百万円増加し、3億16百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、18億58百万円の収入(前連結会計年度は24億円の収入)となりました。主なものは、税金等調整前当期純利益17億61百万円、減価償却費10億25百万円、法人税等の支払額9億9百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、11億89百万円の支出(前連結会計年度は8億95百万円の支出)となりました。主なものは、有形固定資産取得による支出11億84百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、6億66百万円の支出(前連結会計年度は14億71百万円の支出)となりました。主なものは、短期借入金の減少1億75百万円、長期借入金の返済による支出3億85百万円等であります。

 

 

2 【生産、受注及び販売の状況】

(1) 生産実績

当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

前連結会計年度

当連結会計年度

増減率

金額(千円)

金額(千円)

(%)

  精密化学品部門

9,564,088

8,570,554

△10.4

  機能材部門

2,932,066

3,057,656

4.3

  機能樹脂部門

1,930,147

2,006,620

4.0

  化成品部門

4,483,811

4,225,614

△5.8

化学工業セグメント

18,910,114

17,860,447

△5.6

その他

合  計

18,910,114

17,860,447

△5.6

 

(注) 1  金額は、販売価格で表示しております。

2  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3  セグメント間の取引については、相殺消去しております。

 

(2) 受注実績

当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。なお、化学工業セグメントは、受注生産は行っておりません。

セグメントの名称

前連結会計年度

当連結会計年度

増減率

金額(千円)

金額(千円)

(%)

その他

 

 

 

受注高

444,359

490,360

10.4

受注残高

21,441

23,687

10.5

 

(注) 1  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2  セグメント間の取引については、相殺消去しております。

 

(3) 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

前連結会計年度

当連結会計年度

増 減

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

増減率(%)

精密化学品部門

10,422,156

49.8

10,325,000

49.2

△97,156

△0.9

機能材部門

3,409,498

16.3

3,604,647

17.2

195,149

5.7

機能樹脂部門

1,915,654

9.2

1,979,718

9.4

64,064

3.3

化成品部門

4,728,821

22.6

4,603,342

21.9

△125,479

△2.7

化学工業セグメント

20,476,131

97.9

20,512,709

97.7

36,578

0.2

その他

440,570

2.1

488,114

2.3

47,544

10.8

合  計

20,916,701

100.0

21,000,824

100.0

84,122

0.4

 

(注) 1  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2  セグメント間の取引については、相殺消去しております。

3  主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下の通りです。

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

三菱瓦斯化学株式会社

5,399,918

25.8

5,441,315

25.9

住友化学株式会社

3,062,410

14.6

2,985,935

14.2

丸石化学品株式会社

2,047,584

9.8

2,227,884

10.6

 

 

3 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

(1)  経営方針

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

 

当社グループは、経営理念に基づき、経営基本方針を以下の通り定め、この基本方針に基づき開発・生産・販売される当社グループの製品および事業を、ハーモニックケミカルズと総称しております。当社グループは、このハーモニックケミカルズを追求し、持続的な成長と会社価値の向上を実現することを、経営基本方針としております。

 

① 地域社会との共存

② 環境との調和

③ 暮らしへの貢献

④ 顧客満足の追求

⑤ グローバル事業展開

⑥ ステークホルダーの期待に応える

 

(2)  経営戦略等

当社グループは、2016年度を初年度とする3ヵ年新中期経営計画『ATV2020』(ALL TAOKA

VISION 2020~ADVANCE TO VISION2020)を策定いたしました。当社グループは、当社グループの製品および事業をグローバルに展開し、快適で豊かな暮らしの実現に貢献することを会社の使命とし、中長期に目指すべき姿として、連結売上高300億円を到達目標に置いて収益基盤の強化をはかり、更なる成長へ邁進してまいります。

 

(3)  目標とする経営指標

当社グループは、事業の拡大・強化と事業効率向上による、高収益かつ強い財務体質を有する企業の実現に向け、平成31年3月期には売上高250億円、営業利益18億円を中期経営目標としております。

 

本中期経営計画の基本方針は以下のとおりです。

① 安全とコンプライアンスの徹底による健全経営

② 事業の持続的成長を目指したグローバル経営・連結経営の推進

③ 研究開発の総合力強化と独自製品の継続的開発上市による新製品化比率の向上

④ 主力製品の生産能力増強と供給体制の構築および既存機動工場の生産性向上と新規受託品目の獲得

⑤ 売上高営業利益率5.5%以上の継続的達成と自己資本当期純利益率(ROE)10%以上を達成

 

これらの基本方針に沿って、当社グループの更なる発展を図るべく努力してまいります。

 

(4)  経営環境および対処すべき課題

今後の経済見通しにつきましては、米国においては政府による経済政策の期待が高まる一方、保護主義的な政策が強まることになれば世界経済全体に悪影響を及ぼすことが懸念されます。欧州経済においては、地政学的リスクが引き続き払拭されない中で緩慢ながら景気回復基調にあり世界経済全体としては緩やかな回復が期待されます。日本経済におきましては、引き続き回復基調が続くと予想されますが、海外の政治経済情勢が変化することに伴う下振れリスクも払拭できないものと思われます。

 

このような状況において、当社グループは、中期経営計画の基本方針に沿い、事業基盤の更なる強化・発展に繋げていくため、平成29年7月に当社播磨工場において新多目的工場を稼働させる予定であり、精密化学品部門の事業拡大を図るため早期の安定供給の確立を目指してまいります。また新製品の開発ならびに既存製品の合理化を引き続き強力に推進し、各事業においてその機能製品を国内外へ安定的に提供し続けることにより、継続的に収益を生み出す企業グループを目指してまいります。

 

 

4 【事業等のリスク】

当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があるリスクには以下のようなものがあります。なお、以下の項目には将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 景気の変動によるリスク

当社グループは、直接的または間接的に製品を国内外に供給しているため、日本国内やアジアをはじめとする主要市場の景気動向から影響を受けます。そうした市場における景気後退は、当社グループの製品に対する需要減退となり、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 原料価格の変動によるリスク

当社グループは、原油・ナフサ価格に連動する石油化学製品のほか数多くの原料を国内外から直接または間接的に調達しております。そうした購入原料価格の変動をタイムリーに製品価格へ転嫁できない場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 為替相場の変動によるリスク

当社グループは、原材料の調達、製品輸出販売における外貨建て取引のほか、インドで運営する子会社など関係会社の活動に伴う現地通貨建て取引等を行っており、為替リスクが存在します。

 

(4) 特定の取引先への依存によるリスク

当社グループの扱う製品の中には特定の取引先への依存度が高いものや生産受託方式によるものが混在しております。そうした製品については、取引先の製法転換などによる製品の需要減退が発生した場合、当社グループの経営成績にマイナスの影響を与える可能性があります。

 

(5) 海外生産拠点における事業展開に関するリスク

当社グループは、インドに生産拠点を有し活動しておりますが、進出先において、予期しない法律または規制・制度等の変更、当社グループにとって不利な政治的または経済的要因、テロ、戦争その他の要因による社会的混乱等の発生により経営成績および財政状態に重要な悪影響を与える可能性があります。

 

(6) 研究開発におけるリスク

当社グループの研究開発は、中長期的な視点も織り込んで取り組んでおります。その範囲は既存製品群の改良研究から新規分野における研究まで多方面にわたっておりますが、研究開発という性格上、開発のスピードやタイミング、競争相手の存在などからの影響も受けるため、必ずしもその成果が直接的に経営成績へ反映されない場合があります。

 

(7) 知的財産権

当社グループは、他社と差別化できる技術とノウハウを蓄積し事業の競争力を強化してきましたが、当社グループ独自の技術・製品とノウハウの一部は、厳正な管理を行っているものの、予期せぬ事態により外部に流出する可能性があり、また、これらの知的財産の完全な保護が不可能なため、第三者が当社グループの知的財産を使用して類似製品を製造することを効果的に防止できない可能性があります。また将来、知的財産に係る紛争が生じ、当社グループに不利な判断がなされる可能性があります。

 

(8) 製品の品質

当社グループは、世界的に認められている厳格な品質管理基準に従って、各種製品を製造しておりますが、すべての製品について欠陥が無く、将来に亘ってリコールが発生しないという保証はありません。大規模な製品事故は、多額のコストや当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの経営成績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(9) 訴訟

当社グループは、国内および海外事業に関連して、訴訟、係争、その他の法律的手続きの対象となるリスクがあり、将来重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの経営成績および財政状態に重要な悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(10) 工場立地上のリスク

当社グループの工場を取り巻く立地環境は、今や結果的に市街地となったため、騒音、臭気問題等に対するクレームや住民による反会社運動、係争事件への発展による賠償義務などの将来的なリスクが存在し、経営成績への悪影響を与える可能性は否定できません。

 

(11) コンピューターシステムからの運営のリスク

当社グループは、会社運営の全般に亘ってコンピューターによる業務処理を実施しており、地震・火災等の災害によるハードウェアやネットワークの損傷、外部からのコンピューターウイルス攻撃によるシステムトラブルやデータ破壊、更には情報の盗難などを完全に防げる保証はありません。

 

(12) 固定資産の減損に係るリスク

当社グループは、固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。将来、業績の大幅な悪化等があった場合、減損損失が発生し、当社グループの経営成績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(13) 繰延税金資産の取崩しに係るリスク

当社グループは、将来の課税所得に関する予測・仮定に基づき、繰延税金資産の回収可能性の判断を行っておりますが、将来の課税所得の予測・仮定の変更や税率変動を含む税制の変更等により、繰延税金資産の一部ないし全部が回収できないと判断された場合、繰延税金資産は減額され、当社グループの経営成績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(14) その他のリスク

当社グループは、生産設備における定期検査、要員の教育、防災訓練等、適宜実施しておりますが、工場における火災事故や停電等が生産活動へ影響することを完全に排除できる保証はありません。

 

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

 

6 【研究開発活動】

当社グループは、国際競争がますます激化する市場の変化と、多様化する顧客ニーズに素早く対処するため、種々の新製品や工業化プロセスの開発を積極的に進めており、当連結会計年度末における研究開発人員は53名であり、研究開発費は7億11百万円であります。

 

セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。

<化学工業セグメント>

(精密化学品部門)

樹脂原料、電子材料、医・農薬中間体など当社の特徴が活かせる対象化合物に的を絞り、新規製品の早期の開発やプロセス開発に努めるとともに、それらの製法の合理化、新規用途の開発にも注力しております。

(機能材部門)

瞬間接着剤やエポキシ系接着剤、ゴム用添加剤の新規品目開発、性能向上、品質改良などに取り組むとともに、海外ニーズへの対応も進めております。

(機能樹脂部門)

紙用加工樹脂、ワニスについては技術サービスに力を入れ、顧客からの要望に対応した性能の向上、品質改良や新規品目の開発に取り組んでおります。

(化成品部門)

可塑剤などについては顧客からの要望に対応した品質改良に取り組んでおります。

 

<その他>

特記事項はありません。

 

 

7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態の分析

(流動資産)

当連結会計年度における流動資産の残高は102億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円減少いたしました。これは、主として、たな卸資産の増加を受取手形及び売掛金の減少が上回ったこと等によるものです。

(固定資産)

当連結会計年度における固定資産の残高は79億67百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億58百万円増加いたしました。これは、主として減価償却費等による減少を新多目的工場の新設などによる設備投資額が上回ったこと等によるものです。

この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて、1億57百万円増加し、181億69百万円となりました。

(流動負債)

当連結会計年度における流動負債の残高は67億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億17百万円減少いたしました。これは、主として未払法人税等や流動負債その他に含まれる未払金の減少等によるものです。

(固定負債)

当連結会計年度における固定負債の残高は28億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億36百万円減少いたしました。これは、主として長期借入金の減少等によるものです。

この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ10億53百万円減少96億43百万円となりました。

(純資産)

当連結会計年度における純資産の残高は85億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億11百万円増加いたしました。主として親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加によるものです。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度に比べて3百万円増加し、3億16百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、18億58百万円の収入(前連結会計年度は24億円の収入)となりました。主なものは、税金等調整前当期純利益17億61百万円、減価償却費10億25百万円、法人税等の支払額9億9百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、11億89百万円の支出(前連結会計年度は8億95百万円の支出)となりました。主なものは、有形固定資産取得による支出11億84百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、6億66百万円の支出(前連結会計年度は14億71百万円の支出)となりました。主なものは、短期借入金の減少1億75百万円、長期借入金の返済による支出3億85百万円等であります。

(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移

 

平成25年3月期

平成26年3月期

平成27年3月期

平成28年3月期

平成29年3月期

自己資本比率(%)

37.9

39.2

36.1

40.6

46.9

時価ベースの自己資本比率(%)

15.6

18.0

22.2

25.7

26.5

キャッシュ・フロー対有利子
負債比率(%)

243.3

124.9

587.0

96.8

97.7

インタレスト・カバレッジ・
レシオ(倍)

34.9

86.3

26.4

118.1

116.2

 

自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い

(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

(注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。

(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。

(注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。

 

(3) 経営成績の分析

当連結会計年度の業績等の概要につきましては「1  業績等の概要」をご参照ください。

(売上高)

当連結会計年度における売上高は210億円前連結会計年度比0.4%増)となりました。

これは主として、農薬中間体やゴム薬品の出荷数量が増加したことによるものです。

(売上総利益)

当連結会計年度における売上総利益は46億18百万円同2.0%増)となりました。

原料価格の低下、生産効率化・業務効率化による原価の削減に努めたことにより、売上総利益率は22.0%と前連結会計年度に比べ0.4%改善いたしました。

(営業利益)

当連結会計年度における営業利益は18億8百万円同0.1%減)となりました。

運送費及び保管費の増加などにより売上高営業利益率は8.6%と前連結会計年度と同水準となりました。

(経常利益)

当連結会計年度における経常利益は18億28百万円同1.0%増)となりました。

受取配当金の増加や為替差損の減少がありましたが、売上高経常利益率は8.7%と前連結会計年度と同水準となりました。

(特別損益)

当連結会計年度において、特別損失として67百万円を計上しております。これは主として、淀川工場の機械装置及び運搬具などの固定資産除却損を計上したものです。

(親会社株主に帰属する当期純利益)

当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は17億61百万円同2.8%増)となり、税金等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は12億62百万円同13.7%増)となりました。