2022年3月期第2四半期累計期間(以下、上期)及び通期の連結業績予想に関して、当社は2021年8月5日に、アクリル酸及びアクリル酸エステルの海外市況上昇によるスプレッドの拡大や、販売数量の増加、在庫評価差などの加工費の減少などから、当初の業績予想値を上方修正いたしました。その時点においては、第2四半期以降でアクリル酸及びアクリル酸エステルの製品海外市況は落ち着くものと見込んでおりましたが、想定よりも製品海外市況の高騰が続きました。
これにより、2022年3月期上期の売上収益は、2021年8月5日の業績予想値(以下、前回予想値)に対し30億円増収の1,730億円となる見込みです。
利益面につきましては、原料価格の上昇よりも販売価格の上り幅が大きくスプレッドが拡大することや、一般管理費や研究開発費が減少することなどから、営業利益は、前回予想値に対し22億円増益の152億円となる見込みです。また、税引前四半期利益は177億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は124億円となる見込みです。
2022年3月期通期の連結業績予想につきましては、上期の状況を踏まえ、足下の原油価格の高騰に伴う原料価格の上昇を考慮し販売見通しを見直した結果、売上収益は、前回予想値に対し300億円増収の3,550億円となる見込みです。
利益面につきましては、上期の上振れに加えて、下期では在庫評価差などの加工費が減少する一方、原料価格の上昇を受けて機能性化学品のスプレッドが縮小することを見込んでおります。これにより通期の営業利益は、前回予想値に対して20億円増益の240億円となる見込みです。また、税引前利益は285億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は205億円となる見込みです。
通期業績予想の為替レートは110円/米ドル、130円/ユーロ、国産ナフサ価格は54,300円/キロリットルとしております。
また、2022年3月期上期および通期の個別業績予想につきましても、同様の理由から上記のとおり修正いたします。
配当予想について
2022年3月期の配当予想につきましては、中間配当金は前回予想の1株当たり80円(普通配75円、記念配5円)から変更はありません。なお、期末配当予想については、原料価格の高騰や自動車減産等の影響を見極め、引き続き修正の要否を検討してまいります。
(注)上記の予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の数値は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。