第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における国内経済は、政府の経済政策や日本銀行による金融緩和策の継続などを背景に、企業収益の伸長や設備投資の回復傾向などにより、緩やかな上昇基調にて推移しました。また、海外においては、中国経済の減速観測を端緒とした世界的な株式市場の混乱や欧州経済の停滞等があり、先行きが不透明な状況下にあります。このような状況の中、当社グループでは、国内需要の取り込み強化や海外での拡販活動による売上の確保に努めました。

 その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は20,882百万円(前年同期比+9.5%)となり、営業利益は694百万円(前年同期比+37.1%)、経常利益は810百万円(前年同期比+13.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は625百万円(前年同期比+36.8%)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

①管材システム事業

 主力の配管材料は、好調な国内設備投資の継続により、バルブを中心に売上が堅調に推移しました。また、エンジニアリング事業において、昨年度に受注した大型物件の完工も寄与し、対前年で大幅に売上が増加しました。海外は米国および韓国において、バルブを中心とした管材需要の好調により、売上が堅調に推移しました。

 利益面では、売上高が伸びたことやバルブなどの高付加価値製品の販売の増加により対前年で増加しました。

 その結果、当セグメントの売上高は12,146百万円(前年同期比+17.4%)、営業利益は942百万円(前年同期比+102.2%)となりました。

 

②樹脂事業

 主力の素形材用途向け製品は、国内において一部の自動車向け顧客への販売が好調に推移したものの、建設機械向けの需要が依然として低調に推移したことなどにより、売上は伸び悩みました。また、海外において、旭有機材樹脂(南通)有限公司が中国の景気減速の影響を受け、中国国内販売が低調に推移しました。その結果、全体として売上は前年を下回りました。

建材や半導体・液晶パネル向け機能樹脂製品は、断熱材用途およびトンネル掘削時に用いる固結材「AGSR®」が順調に売上を伸ばしました。電子材料用途向け製品は、台湾を始めとした主要市場での市況が悪化しており、売上は伸び悩みました。また、工業用向け樹脂製品も、建材用途等の販売量が減少しました。

利益面においては、収益向上の一環として在庫拠点の集約化等を推進しておりますが、売上の減少、中国での販売価格下落の影響および在庫評価の厳格化による評価損の増加により損失が拡大しました。

 その結果、当セグメントの売上高は6,558百万円(前年同期比△1.1%)、営業損失は278百万円(前年同期の営業損失は74百万円)となりました。

 

③水処理・資源開発事業

主力の水処理事業においては、官需の上水、下水設備ともに更新需要案件が多く、また民需についても、都市部での旺盛なビル再開発案件、民間設備投資意欲の高まりを受け、売上は対前年を上回りました。また、水処理施設等のメンテナンス・維持管理事業についても、新規顧客の獲得や、修繕工事の受注が増加したことにより堅調に推移しました。しかしながら、資源開発事業については、長引く電力会社の投資圧縮の影響等により、売上高は対前年を大幅に下回る結果となりました。

利益面では、事業拡大に備えた人員増及び地熱用大型掘削機材の設備投資を行った結果、労務費及び償却費等が増加し、対前年を下回る結果となりました。

 その結果、当セグメントの売上高は2,178百万円(前年同期比+4.4%)、営業損失は9百万円(前年同期の営業利益は75百万円)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の資産は54,878百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,819百万円減少しました。これは主に受取手形及び売掛金などの流動資産、及び投資有価証券が減少したことによるものです。負債は15,736百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,853百万円減少しました。これは主に支払手形及び買掛金、及び短期借入金などの流動負債が減少したことによるものです。純資産は39,143百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円増加しました。これは配当金の支払いによる減少等がありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことによるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ458百万円減少し、7,480百万円となりました。

 営業活動により獲得した資金は、仕入債務の減少などによる資金減よりも、税金等調整前四半期純利益や減価償却費、売上債権の減少などによる資金増が上回ったため、938百万円(前年同期は1,513百万円の資金獲得)となりました。

 投資活動により使用した資金は、有形及び無形固定資産の取得による支出があったため、302百万円(前年同期は2,341百万円の資金使用)となりました。

 財務活動により使用した資金は、借入金の返済による資金減や配当金の支払いによる資金減により、1,103百万円(前年同期は47百万円の資金獲得)となりました。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発活動の総額は595百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。