当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。これにより、当第2四半期連結累計期間と比較対象となる前第2四半期連結累計期間の収益認識基準が異なるため、経営成績に関する説明においては前期比増減を記載しておりません。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
当社グループをとりまく経営環境は、未だ新型コロナウイルス感染症の収束を見通せない中にありますが、当社グループの事業範囲においては、感染拡大防止対策を取りながらも通常の事業活動を行える状況にまで戻ってまいりました。
当第2四半期連結累計期間の国内自動車生産台数は、当第2四半期連結会計期間に入り半導体不足に加えて、新型コロナウイルス感染症による東南アジアからの部品供給停滞の影響を受けたものの、前年を上回りました。国内の設備投資においては、半導体関連産業は堅調に推移したものの、その他の産業は引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響による慎重姿勢がみられました。海外においては、半導体関連産業を中心に設備投資が伸長しました。半導体デバイス用途においては、引き続き旺盛な需要が続き、電子材料の需要が伸長しました。
当社グループの事業活動においては、営業は主に電話、メール及びWEBを活用しつつ、可能な範囲で対面による活動を行いました。また、本社や営業所においては、引き続き在宅勤務を推奨し、工場や倉庫においては、部外者の立ち入りを原則禁止するとともに、マスク着用、手洗いうがいの励行をはじめとした感染症予防策を講じ、事業活動を行いました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は29,432百万円(前年同期の売上高は23,870百万円)となり、営業利益は2,492百万円(前年同期の営業利益は812百万円)、経常利益は2,634百万円(前年同期の経常利益は798百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,797百万円(前年同期の親会社株主に帰属する四半期純利益は616百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 管材システム事業
管材システム事業は、主力製品である樹脂バルブを武器に、耐食問題の解決と樹脂管材の機能性を追求した製品開発により樹脂管材市場を拡大することを基本戦略として、国内外での使用領域の拡大とお客様のお役立ちに注力した営業活動を推進しています。
国内向け樹脂バルブ等の基幹製品については、一般プラント向け設備更新需要は新型コロナウイルス感染拡大と原材料高騰による企業の設備投資に対する慎重姿勢が継続したものの、半導体関連の大型工事案件に支えられて、販売が堅調に推移し売上は前年を上回りました。
海外では、米国において、半導体関連産業をはじめとした設備投資需要の回復基調が継続しており、売上は前年を上回りました。また、中国と韓国においても、半導体や液晶関連への設備投資による需要増を受けて、売上は前年を大きく上回りました。
半導体製造装置向けのダイマトリックス製品は、日本をはじめ、韓国、台湾、中国向けの販売が伸長したことから、売上は前年を大きく上回りました。
利益面においては、原料高の影響を受けたものの基幹製品の海外販売やダイマトリックス製品などの売上増により前年を大きく上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は17,071百万円(前年同期の売上高は14,647百万円)、営業利益は1,900百万円(前年同期の営業利益は846百万円)となりました。
素形材用途向けの製品は、国内においてお客様の製造品質の改善につながる提案や新規のお取引先様への営業活動を行い、海外においてはお客様の品質要求に合わせた提案活動を継続して推進した結果、売上は前年を上回りました。
発泡材料製品の現場発泡断熱材は、ノンフロン系材料の施工品質を高める吹付施工機械の活用による営業に注力した結果、販売が堅調に推移し、またトンネル掘削用の固結材は、採用を頂いている工事案件が計画通りに進捗したことから、売上は前年を上回りました。
電子材料用途を主力製品とする高機能樹脂は、半導体の微細化に対応している国内大手レジストメーカー向けの低メタル製品に加え、レガシー半導体向けの製品の需要も引き続き堅調に推移し、海外でも、中国におけるLEDやレガシー半導体向けの需要が堅調に推移したこともあり、売上は前年を上回りました。
利益面においては、原料高の影響を受けたものの売上が増えたことで前年を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は8,786百万円(前年同期の売上高は6,856百万円)、営業利益は460百万円(前年同期の営業利益は173百万円)となりました。
水処理事業は、民間の大型請負工事が順調に進捗したことから、売上は前年を上回りました。
資源開発事業は、着工中の地熱開発工事、温泉設備工事ともに順調に進捗したことから、売上は前年を上回りました。
メンテナンス事業は、第1四半期連結会計期間に引き続き修繕工事の引き合い案件が少なかったこと、環境薬剤事業は、公共施設向けの落札件数が減少したことにより売上は前年を下回りました。
利益面においては、水処理事業や資源開発事業での売上の増加に加え、固定費の減少により前年に比べ大きく改善しました。
この結果、当セグメントの売上高は3,576百万円(前年同期の売上高は2,367百万円)、営業利益は54百万円(前年同期の営業損失は280百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の資産は69,239百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,507百万円増加しました。これは主に現金及び預金や受取手形、売掛金及び契約資産などの流動資産の増加によるものです。負債は20,322百万円となり、前連結会計年度末に比べ303百万円減少しました。これは主に短期借入金などの流動負債の減少によるものです。純資産は48,918百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,810百万円増加しました。これは主に利益剰余金や為替換算調整勘定の増加によるものです。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,768百万円増加し、12,166百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は税金等調整前四半期純利益や減価償却費、売上債権の減少などによる資金増により、3,864百万円(前年同期は1,841百万円の資金獲得)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、有形及び無形固定資産の取得による支出があったため、841百万円(前年同期は1,438百万円の資金使用)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、借入金の返済や配当金の支払いによる資金減により、1,499百万円(前年同期は1,083百万円の資金使用)となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発活動の総額は529百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。