文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用情勢や所得環境の改善を背景に個人消費も持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、海外におきましては、英国のEU離脱問題からの政情不安や米国における保護主義的政策などによる影響懸念など、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の下、当第1四半期連結累計期間の売上高は140億67百万円(前年同期比10.7%減)となり、営業利益は4億7百万円(同51.1%減)、経常利益は4億66百万円(同50.7%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は退職給付制度終了損35百万円を特別損失に計上したこと等により、3億76百万円(同39.3%減)となりました。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
① コーティング
プラスチック用コーティング材(『レクラック』・『フジハード』など)を取扱うコーティング部門におきましては、国内市場における需要は堅調であったものの、海外市場においては、英国子会社フジケム ソネボーン社の業績が英ポンド安の影響を受けるなど減収となり、売上高は前年同期を下回りました。
この結果、売上高は60億50百万円(同1.4%減)となり、営業利益は5億31百万円(同8.4%減)となりました。
② 塗料
建築用塗料を取扱う塗料部門におきましては、新築向け市場における施工棟数が前年同期と比べ伸び悩むなど、売上高は減少いたしました。
この結果、売上高は31億96百万円(同4.8%減)となり、営業利益は1億94百万円(同1.9%減)となりました。
③ 電子材料
導電性ペースト材(『ドータイト』)などを取扱う電子材料部門におきましては、海外向け市場における需要に回復の兆しが見えるなど、売上高は前年を上回りました。
この結果、売上高は7億55百万円(同8.8%増)となり、営業利益は30百万円(同68.4%増)となりました。
④ 化成品
『アクリベース』の商品名で販売する樹脂ベースやトナー用レジン、メディカル材料などを取扱う化成品部門におきましては、主要ユーザー向けの粘着剤ベースの需要が順調に推移するなど、売上高は増加いたしました。
この結果、売上高は10億15百万円(同15.9%増)となり、営業利益は98百万円(同120.0%増)となりました。
⑤ 合成樹脂
子会社藤光樹脂株式会社などが取扱うアクリル樹脂の原材料・加工品の販売におきましては、藤光樹脂株式会社において、取引先に対する貸倒引当金繰入額を計上したことなどにより、大幅な営業損失となりました。
この結果、売上高は30億72百万円(同34.7%減)となり、営業損失は4億46百万円(前年同四半期は営業損失8百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6億35百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。