文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用情勢の改善、輸出の増加、設備投資の伸長など、緩やかな回復基調が継続しているものの、貿易摩擦の拡大や原油価格上昇に加え、西日本を中心とした平成30年7月豪雨による国内経済への影響も懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の下、当第1四半期連結累計期間の売上高は143億21百万円(前年同期比1.8%増)となり、営業利益は8億95百万円(同120.1%増)、経常利益は9億48百万円(同103.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億92百万円(同57.5%増)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① コーティング
プラスチック用コーティング材(『レクラック』・『フジハード』など)を取扱うコーティング部門におきましては、自動車向け市場を中心に需要が堅調に推移するなど売上高は前年同期と比べほぼ横這いとなりましたが、原油価格の上昇に伴う原材料費の増加などにより、営業利益は前年同期を下回りました。
この結果、売上高は60億71百万円(同0.4%増)となり、営業利益は4億27百万円(同19.7%減)となりました。
② 塗料
建築用塗料を取扱う塗料部門におきましては、新築向け市場において、新製品の販売が好調に推移するなど需要が増加し、売上高は前年同期を上回りました。
この結果、売上高は33億89百万円(同6.0%増)となり、営業利益は2億55百万円(同31.5%増)となりました。
③ 電子材料
導電性ペースト材(『ドータイト』)などを取扱う電子材料部門におきましては、海外市場での需要が低迷するなど、売上高は減少いたしました。
この結果、売上高は6億98百万円(同7.6%減)となり、営業利益は27百万円(同12.6%減)となりました。
④ 化成品
トナー用レジン、樹脂ベース(『アクリベース』)やメディカル材料などを取扱う化成品部門におきましては、海外向けトナー用レジンの需要が伸び悩んだことなどもあり、売上高は前年同期を下回りました。
この結果、売上高は10億2百万円(同1.2%減)となり、営業利益は60百万円(同38.3%減)となりました。
⑤ 合成樹脂
子会社藤光樹脂株式会社などが取扱うアクリル樹脂の原材料・加工品の販売におきましては、カーエレクトロニクス分野や航空産業分野における商材の販売が拡大したことに加え、調達コストの見直しなども行ったことにより、売上高、営業利益とも前年同期と比べ増加いたしました。
この結果、売上高は31億94百万円(同4.0%増)となり、営業利益は1億27百万円(前年同四半期は営業損失4億46百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産・負債・純資産の状況)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ4億15百万円(前連結会計年度末比0.8%)減少し、514億79百万円となりました。
① 流動資産
現金及び預金の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ58百万円(同0.2%)減少し、308億41百万円となりました。
② 固定資産
投資有価証券の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ3億57百万円(同1.7%)減少し、206億39百万円となりました。
③ 流動負債
社債の償還などの結果、前連結会計年度末と比べ1億5百万円(同0.8%)減少し、133億63百万円となりました。
④ 固定負債
退職給付に係る負債の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ94百万円(同3.1%)減少し、29億41百万円となりました。
⑤ 純資産
為替換算調整勘定の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ2億16百万円(同0.6%)減少し、351億75百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の62.6%から62.7%へと0.1ポイント増加となり、1株当たり純資産額は、前連結会計年度末より7円32銭減少し、1,013円93銭となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6億58百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。