第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 (1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、各地で地震や豪雨などの自然災害が相次いだものの、堅調な雇用情勢による所得環境の改善や、企業収益の回復に伴う設備投資の増加など、緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済におきましては、米国と中国による貿易摩擦の深刻化や原油価格の上昇に伴う原材料価格の高騰など、先行き不透明な状況で推移いたしました。

このような環境の下、当第2四半期連結累計期間の売上高は282億59百万円(前年同期比2.3%減)となり、営業利益は16億1百万円(同29.4%増)、経常利益は17億24百万円(同26.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億91百万円(同6.5%増)となりました。

 

各セグメントの経営成績は次のとおりであります。

① コーティング

 プラスチック用コーティング材(『レクラック』・『フジハード』など)を取扱うコーティング部門におきましては、国内におきましては、自動車向け市場における需要が堅調に推移したものの、海外におきましては、欧州及び米国の子会社における業績が伸び悩んだことなどもあり、売上高は前年同期を下回りました。

この結果、売上高は121億10百万円(同1.3%減)となり、営業利益は8億6百万円(同23.2%減)となりました。

② 塗料

 建築用塗料を取扱う塗料部門におきましては、新製品を中心に販売が拡大し、リフォーム向け市場の需要の減少をカバーするなど、売上高は増加いたしました。

この結果、売上高は64億51百万円(同1.0%増)となり、営業利益は4億38百万円(同9.0%増)となりました。

③ 電子材料

 導電性ペースト材(『ドータイト』)などを取扱う電子材料部門におきましては、中国を中心としたアジア市場における需要が低調に推移したことなどにより、売上高は減少いたしました。

この結果、売上高は14億43百万円(同4.7%減)となり、営業利益は49百万円(同15.2%減)となりました。

④ 化成品

 トナー用レジン、樹脂ベース(『アクリベース』)やメディカル材料などを取扱う化成品部門におきましては、粘着剤用途が拡大したことに加え、メディカル材料分野が好調に推移いたしましたが、トナー用レジン分野における需要が減少し、売上高は前年同期を下回りました。

この結果、売上高は19億86百万円(同2.1%減)となり、営業利益は1億33百万円(同13.4%減)なりました。

⑤ 合成樹脂

 子会社藤光樹脂株式会社などが取扱うアクリル樹脂の原材料・加工品の販売におきましては、カーエレクトロニクス分野向け商材が好調に推移いたしましたが、液晶テレビ関連製品における需要が減退したことなどもあり、売上高は減少いたしました。

この結果、売上高は63億36百万円(同6.3%減)となり、営業利益は1億75百万円(前年同四半期は営業損失4億24百万円)となりました。

 

 (2)財政状態の状況

(資産・負債・純資産の状況)

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ4億15百万円(前連結会計年度末比0.8%)増加し、523億9百万円となりました。

① 流動資産

現金及び預金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ6億20百万円(同2.0%)増加し、315億18百万円となりました。

② 固定資産

ソフトウエアの減少などの結果、前連結会計年度末と比べ2億6百万円(同1.0%)減少し、207億90百万円となりました。

③ 流動負債

短期借入金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ2億75百万円(同2.0%)増加し、137億42百万円となりました。

④ 固定負債

退職給付に係る負債の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ78百万円(同2.6%)減少し、29億57百万円となりました。

⑤ 純資産

利益剰余金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ2億18百万円(同0.6%)増加し、356億10百万円となりました。

この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の62.6%から62.8%へと0.2ポイント増加となり、1株当たり純資産額は、前連結会計年度末より10円96銭増加し、1,032円21銭となりました。

 

 (3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1億30百万円増加し、119億20百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払が4億64百万円であったものの、税金等調整前四半期純利益17億24百万円や減価償却費7億82百万円などにより、14億17百万円の収入(前年同四半期連結累計期間は16億5百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出5億24百万円、無形固定資産の取得による支出55百万円などにより、7億31百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は13億29百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加により1億27百万円の収入などがあったものの、配当金により2億55百万円の支出、社債の償還により2億50百万円の支出などがあったため、4億65百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は7億64百万円の支出)となりました。

 

 (4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 (5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、13億31百万円であります。

  なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。