文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、記録的な豪雨や台風、地震などといった自然災害が相次いで発生いたしましたが、設備投資の拡大や、人手不足を背景とした雇用情勢・所得環境の改善などにより、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、海外経済におきましては、米中貿易摩擦の激化や中国経済の減速など、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の下、当第3四半期連結累計期間の売上高は424億3百万円(前年同期比2.5%減)となり、営業利益は24億78百万円(同22.9%増)、経常利益は26億54百万円(同19.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億83百万円(同7.8%増)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① コーティング
プラスチック用コーティング材(『レクラック』・『フジハード』など)を取扱うコーティング部門におきましては、主力の自動車向け市場において、欧州における需要の減少があったものの、ASEAN諸国及び国内での需要が堅調に推移するなど、売上高は前年同期と比べほぼ横這いとなりました。
この結果、売上高は183億98百万円(同0.6%増)となり、営業利益は12億88百万円(同10.4%減)となりました。
② 塗料
建築用塗料を取扱う塗料部門におきましては、新製品の需要が順調に推移するなど販売の拡大が引き続いており、売上高は前年同期と比べ増加いたしました。
この結果、売上高は98億78百万円(同1.3%増)となり、営業利益は7億16百万円(同8.5%増)となりました。
③ 電子材料
導電性ペースト材(『ドータイト』)などを取扱う電子材料部門におきましては、国際的な価格競争の激化などにより、アジア市場における需要が低調に推移するなど、売上高は減少いたしました。
この結果、売上高は21億22百万円(同4.9%減)となり、営業利益は71百万円(同18.4%減)となりました。
④ 化成品
トナー用レジン、樹脂ベース(『アクリベース』)やメディカル材料などを取扱う化成品部門におきましては、メディカル材料分野における需要が好調に推移いたしましたが、トナー用レジン分野における需要の落ち込みが大きく影響するなど、売上高は前年同期を下回りました。
この結果、売上高は29億83百万円(同2.0%減)となり、営業利益は2億29百万円(同2.1%減)となりました。
⑤ 合成樹脂
子会社藤光樹脂株式会社などが取扱うアクリル樹脂の原材料・加工品の販売におきましては、液晶テレビ分野における技術革新等が進行するなど、関連製品の需要が減退し、売上高は減少いたしました。
この結果、売上高は91億22百万円(同11.2%減)となり、営業利益は1億74百万円(前年同四半期は営業損失4億2百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産・負債・純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ1億66百万円(前連結会計年度末比0.3%)増加し、520億60百万円となりました。
① 流動資産
現金及び預金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ5億96百万円(同1.9%)増加し、314億94百万円となりました。
② 固定資産
投資有価証券の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ4億29百万円(同2.0%)減少し、205億66百万円となりました。
③ 流動負債
1年内償還予定の社債の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ4億71百万円(同3.5%)減少し、129億97百万円となりました。
④ 固定負債
リース債務の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ27百万円(同0.9%)減少し、30億8百万円となりました。
⑤ 純資産
利益剰余金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ6億64百万円(同1.9%)増加し、360億55百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の62.6%から63.9%へと1.3ポイント増加となり、1株当たり純資産額は、前連結会計年度末より23円32銭増加し、1,044円57銭となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、20億31百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。