第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 (1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、輸出を中心に弱さが見られるものの、雇用や所得環境の改善により緩やかな回復基調で推移いたしました。海外におきましては米中の通商摩擦、英国のEU離脱問題の動向、中東の情勢不安などもあり先行き不透明な情勢が続いております。

このような環境の下、当第3四半期連結累計期間の売上高は412億64百万円(前年同期比2.7%減)となり、営業利益は16億15百万円(同34.8%減)、経常利益は18億29百万円(同31.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億84百万円(同29.7%減)となりました。

 

各セグメントの経営成績は次のとおりであります。

① コーティング

 プラスチック用コーティング材(『レクラック』・『フジハード』など)を取扱うコーティング部門におきましては、主力の自動車向け分野の販売は国内、海外ともに低調に推移いたしました。化粧品容器やホビー用塗料向けのスペシャリティコーティング分野におきましては需要が堅調に推移いたしました。

この結果、売上高は169億17百万円(同8.0%減)となり、営業利益は5億17百万円(同59.9%減)となりました。

② 塗料

 建築用塗料を取扱う塗料部門におきましては、新築住宅向け市場におきましては、新製品の売上が寄与し、好調に推移いたしました。リフォーム向け市場におきましては、ほぼ前年度並みの売上で推移していますが、消費増税や台風被害の影響などにより10月以降の売上が低調に推移しています。

この結果、売上高は105億40百万円(同6.7%増)となり、営業利益は7億81百万円(同9.1%増)となりました。

③ 電子材料

 導電性ペースト材(『ドータイト』)などを取扱う電子材料部門におきましては、国内市場の売上は前年度並みに推移いたしました。また、海外市場を中心にパソコン・家電向け製品の売上が好調に推移いたしました。

この結果、売上高は22億53百万円(同6.2%増)となり、営業利益は1億22百万円(同72.0%増)となりました。

④ 化成品

 トナー用レジン、樹脂ベース(『アクリベース』)やメディカル材料などを取扱う化成品部門におきましては、トナー用レジンにおきましては、国内市場の売上は低調に推移いたしましたが、海外市場の売上が好調に推移しました。

この結果、売上高は30億33百万円(同1.7%増)となり、営業利益は2億63百万円(同14.8%増)となりました。

⑤ 合成樹脂

 子会社藤光樹脂株式会社などが取扱うアクリル樹脂の原材料・加工品の販売におきましては、液晶テレビ向け製品の需要は低調に推移いたしました。カーエレクトロニクス分野向け製品の売上は堅調に推移しました。

この結果、売上高は85億99百万円(同5.7%減)となり、営業損失は69百万円(前年同四半期は営業利益1億74百万円)となりました。

 

 (2)財政状態の状況

(資産・負債・純資産の状況)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ2億6百万円(前連結会計年度末比0.4%)増加し、521億46百万円となりました。

① 流動資産

受取手形及び売掛金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ3億34百万円(同1.1%)増加し、317億52百万円となりました。

② 固定資産

有形固定資産及び無形固定資産の減価償却の進行などの結果、前連結会計年度末と比べ1億29百万円(同0.6%)減少し、203億94百万円となりました。

③ 流動負債

未払法人税等の減少などの結果、前連結会計年度末と比べ44百万円(同0.3%)減少し、127億94百万円となりました。

④ 固定負債

リース債務の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ89百万円(同3.0%)増加し、30億32百万円となりました。

⑤ 純資産

利益剰余金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ1億61百万円(同0.4%)増加し、363億20百万円となりました。

この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の64.2%から64.6%へと0.4ポイント増加となり、1株当たり純資産額は、前連結会計年度末より10円42銭増加し、1,058円81銭となりました。

 

 (3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、20億15百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。