報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出の低迷や個人消費の停滞は続いているものの、年初から進んだ急激な円高・株安に一旦歯止めがかかったことや公的需要の下支えもあり、景気は徐々に上向いていく兆しが表れてもまいりましたが、まだ全体としては当面は横ばい圏内を脱し切れていない状況にあります。
このような状況のもと、当社グループでは、合成樹脂事業やその他事業を中心に売上高が増加したため、当第3四半期連結累計期間の売上高は644億7千1百万円と前年同四半期比1.4%の増収となりました。
利益面では、合成樹脂事業における原材料価格低下の影響等により、営業利益は34億6千5百万円(前年同四半期比102.1%増)、経常利益は33億3千2百万円(前年同四半期比111.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、遊休資産の譲渡に伴う特別利益計上により32億1千2百万円(前年同四半期比213.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
〔合成樹脂事業〕
新規顧客獲得に向けて営業活動を強化した結果、シュリンクフィルムを中心に販売数量が前年同四半期比4.0%増加しました。しかしながら販売単価引き下げの影響により、売上高は358億6百万円(前年同四半期比1.8%増)にとどまりました。営業利益は、足下では原油価格が上昇しているものの、当四半期連結累計期間までは原材料価格が総じて落ち着いていた影響に加え、不採算製品の見直しや歩留り改善等の固定費削減にも努めた結果34億5千9百万円(前年同四半期比49.3%増)となりました。
〔新規材料事業〕
スマートフォン市場の成長が鈍化している影響により、売上高は182億3千4百万円(前年同四半期比2.2%減)となりました。一方、営業利益は当四半期連結累計期間より生産を開始した新用途製品の拡販に加え、新工場において歩留り改善や固定費削減に努めた結果7億円(前年同四半期比176.8%増)となりました。
〔建材事業〕
パーティクルボードがフロア関連向けを中心に堅調に推移したことにより、売上高は60億2千5百万円(前年同四半期比3.4%増)となりました。営業利益は、増販効果に加え、接着剤等の原材料費が低下した影響等により6千9百万円(前年同四半期は営業損失7百万円)となりました。
〔その他〕
住宅着工数の増加を背景に木材加工(プレカット)事業並びに宅地造成及び建物建築事業が着実に伸びました。また、ホテル事業では閏年に行われる四国遍路の逆打ちと3年毎に行われる瀬戸内国際芸術祭の集客効果が重なり順調に推移しました。その結果、売上高は44億4百万円(前年同四半期比12.7%増)となりました。営業利益は、コスト削減に努めた効果に加え、前年同四半期に多額の貸倒引当金を積み増した反動増もあり4億7千4百万円(前年同四半期比82.6%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は6億7千3百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。