報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、依然として海外政治情勢等の動向に不透明感はあるものの、海外経済の改善に伴う輸出の増加や底堅い個人消費の下支えにより、景気は緩やかな回復を続けてまいりました。
このような状況のもと、当社グループでは、地道な販売活動に努めた結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は663億3千2百万円と前年同四半期比2.9%の増収となりました。
利益面では、増収に加えて新規材料事業における新工場の損益改善などにより、営業利益は44億1千6百万円(前年同四半期比27.5%増)、経常利益は44億4千万円(前年同四半期比33.3%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期のような特段の特別利益の計上がなかったことから31億7千9百万円(前年同四半期比1.0%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
〔合成樹脂事業〕
産業資材用フィルムや農業向けマルチフィルムを中心に販売数量が増加したため、売上高は364億9千3百万円(前年同四半期比1.9%増)となりました。一方、営業利益は当期首より上昇している原材料価格が第1四半期連結会計期間までは前年同四半期を下回っていたものの、第2四半期連結会計期間以降は一転して前年同四半期を上回って推移したことなどにより、31億5千3百万円(前年同四半期比8.8%減)となりました。
〔新規材料事業〕
大型液晶パネルの需要増加に伴い、光学フィルムの販売数量が増加したことで、売上高は191億1千9百万円(前年同四半期比4.9%増)となりました。営業利益は販売数量の増加に加えて、新工場の生産性が大幅に改善したことなどにより、19億2千1百万円(前年同四半期比174.1%増)となりました。
〔建材事業〕
パーティクルボードの販売数量がフロア関連向けに伸びたことにより、売上高は61億1千4百万円(前年同四半期比1.5%増)となりました。営業利益は、減価償却費などの固定費の削減により1億4千1百万円(前年同四半期比103.6%増)となりました。
〔その他〕
木材加工(プレカット)事業並びに情報処理システム開発事業の受注が好調であったことにより、売上高は46億5百万円(前年同四半期比4.6%増)となりました。営業利益は販売数量の増加により5億2千4百万円(前年同四半期比10.4%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は6億8千8百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。