第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、以下の追加すべき事項が生じております。
 なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響が今後も継続することにより、国内外の消費動向がさらに低下し、需要が大きく減少した場合、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により厳しい状況が続きました。また、経済活動の再開に伴う景気の持ち直しの動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染の再拡大への懸念などから、依然として先行きの不透明な状況が続いております。

このような状況のもと、当社グループでは、ほぼ全ての事業において新型コロナウイルス感染拡大による市場縮小の影響が続いていることなどにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は587億8千万円(前年同四半期比8.3%減)となりました。
 利益面では、合成樹脂事業においては変動コストが低位で推移したものの、大半の事業において売上高が減少したことなどにより、営業利益は27億1千5百万円(前年同四半期比4.5%減)、経常利益は28億5千8百万円(前年同四半期比0.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結累計期間のような特段の特別利益の計上がなかったことなどにより、18億8千6百万円(前年同四半期比21.4%減)となりました。
 

セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

 

 〔合成樹脂事業〕
  衛生材料向け詰替え用パウチ袋が堅調に推移したものの、消費増税及び新型コロナウイルス感染拡大による市況の悪化の影響を受けた建築材料用及び工業用フィルムなどの販売数量が減少し、売上高は346億8千万円(前年同四半期比6.0%減)となりました。一方、営業利益は、原料構成により変動コストが低位で推移したことや付加価値の高い製品の販売数量増加などにより、32億2千9百万円(前年同四半期比19.2%増)となりました。

 

 〔新規材料事業〕
 直近では一部製品の需要が回復してきたものの、依然として新型コロナウイルス感染拡大により国内外の様々な市場が縮小しており、光学フィルム製品や自動車関連製品で大きな影響を受け、売上高は160億1千6百万円(前年同四半期比7.3%減)となりました。営業利益は売上高の減少に加え、自動車関連やOA機器向け機能材料製品の販売が減少したことにより、5億3千3百万円(前年同四半期比41.0%減)となりました。

 

 〔建材事業〕
 消費増税及び新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより、新設住宅着工戸数が減少し、フロア関連向けパーティクルボードの販売数量の減少が続いていることや、上半期において転売商品の販売を終了したこと、前年6月に南洋材合板化粧板等の規格品販売を終了したことにより、売上高は46億1千万円(前年同四半期比17.9%減)となりました。営業利益は売上高の減少などにより、2億3千7百万円(前年同四半期比39.1%減)となりました。

 

 〔その他〕
 ホテル事業において新型コロナウイルス感染拡大の影響などを受け、宿泊及び宴会などの著しい減少が続いていることや、前年3月にオークラホテル高松の営業を終了したことなどにより、その他全体の売上高は34億7千2百万円(前年同四半期比18.8%減)となりました。営業利益は売上高の減少などにより、1億5千1百万円(前年同四半期比59.9%減)となりました。

 

(2) 財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ24億8千9百万円減少し、809億9千1百万円となりました。その主な内訳は、現金及び預金の増加12億9千4百万円、売上債権の減少23億6千8百万円、有形固定資産の減少13億8千2百万円によるものであります。
 一方、負債につきましては、借入金の減少16億2千2百万円、未払金の減少13億3千万円などにより、前連結会計年度末に比べ36億1百万円減少し、334億3千7百万円となりました。
 また、純資産は、利益剰余金の増加12億2千9百万円などにより、前連結会計年度末に比べ11億1千2百万円増加し、475億5千4百万円となりました。
 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて3.1ポイント上昇し、58.7%となりました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は7億1千3百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。