当第3四半期累計期間のわが国経済は、原油安、円安により企業業績は堅調に推移したものの、中国の景気減速の影響を受け、個人消費、設備投資の拡大は限定的となり、景気は足踏み状態となりました。今後は、株式市場の下落、円高など景気の先行きが懸念されるものの、財政政策効果により、景気回復は緩やかなものになると予想されます。
このような情勢のもとで、当社は、コスト合理化及び生産性向上に取り組むとともに、売価是正、拡販に注力し、収益改善に努めました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同四半期に比べ1億51百万円(1.1%)減少し、132億74百万円となりました。損益面におきましては、円安による輸出手取額の増加、原燃料価格下落により、営業利益は8億91百万円(前年同四半期比362.3%増)、経常利益は8億77百万円(同164.9%増)となりました。四半期純利益につきましては、大阪工場に係る特別損失2億62百万円を計上した結果、4億4百万円(同30.7%増)となりました。
セグメントの状況につきましては、ファイン製品部門の売上高は91億31百万円(前年同四半期比5.4%減)となり、セグメント利益(営業利益)は9億58百万円(前年同四半期比123.7%増)となりました。化成品部門の売上高は41億42百万円(前年同四半期比9.7%増)となり、セグメント損失(営業損失)は66百万円(前年同四半期は2億35百万円の損失)となりました。
流動資産は、棚卸資産が増加しましたが、売掛金の減少により前事業年度末に比べ2億75百万円減少し109億29百万円となりました。
固定資産は、新規製造設備、危険物倉庫など有形固定資産の増加により、前事業年度末に比べ6億85百万円増加し99億93百万円となりました。
この結果、総資産は209億22百万円となり、前事業年度末に比べ4億10百万円増加しました。
流動負債は、短期借入金が減少しましたが、買掛金及び未払金の増加により、前事業年度末に比べ58百万円増加し54億29百万円となりました。
固定負債は、前事業年度末に比べ25百万円減少し20億24百万円となりました。
この結果、負債合計は74億53百万円となり、前事業年度末に比べ33百万円増加しました。
純資産は、四半期純利益の計上により、前事業年度末に比べ3億77百万円増加し134億69百万円となりました。この結果、自己資本比率は前事業年度末63.8%から64.4%となりました。
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は5億85百万円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期累計期間において、提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
当第3四半期累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
当第3四半期累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は次のとおりであります。
事業所名 | 事業の種類別 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達方法 | 着手年月 | 完了予定 | |
総額 | 既支払額 | ||||||
千葉プラント | ファイン製品部門 | 製造設備 | 3,450 | 945 | 自己資金 | 平成28年 | 平成29年 |
(注) 上記の金額に消費税等は含まれておりません。