第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期累計期間のわが国経済は、相次ぐ自然災害の影響があったものの、企業収益の改善により設備投資は底堅く推移し、個人消費も緩やかに回復するなど、景気は回復基調が続きました。一方、海外経済は米中貿易摩擦の長期化による不確実性の高まりや新興国の景気減速などが懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社製品関連分野におきましては、ファイン製品関係は医農薬及び電子材料関連需要が堅調に推移し、化成品関係では関連需要が上期までの落ち込みから緩やかに回復しつつあります。

このような情勢のもとで、当社は、売価是正、拡販に注力するとともに、コスト削減に注力し、全社を挙げて収益確保に努めてまいりました。

この結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同四半期に比べ5.7%増収の137億8百万円となりました。利益面におきましては、原料価格上昇の影響がありましたが、利益率の高いファイン製品の販売数量増加などにより、営業利益は11億90百万円(前年同四半期比6.4%増)、経常利益は13億90百万円(前年同四半期比5.2%増)、四半期純利益は9億62百万円(前年同四半期比81.6%減)となりました。

 

セグメントの状況は、次のとおりであります。

(ファイン製品部門)

医農薬関連化学品は、欧州向け医薬中間体の出荷が寄与し増収となりました。機能性化学品は、電子材料関連製品向けが伸長しました。

この結果、当セグメントの売上高は107億85百万円(前年同四半期比7.8%増)、営業利益は12億16百万円(前年同四半期比26.9%増)となりました。

(化成品部門)

多価アルコール類は、販売数量は減少したものの、原料価格上昇による売価是正により、ほぼ前年同期並の売上高となりました。その他化成品は販売が低調でありました。利益面においては、製造コストの上昇などにより減益となりました。

この結果、当セグメントの売上高は29億23百万円(前年同四半期比1.4%減)、営業損失は26百万円(前年同四半期は1億58百万円の利益)となりました。

 

当四半期会計期間末の総資産は前事業年度末に比べ3億47百万円増加の295億50百万円となりました。

流動資産は、棚卸資産が増加しましたが、売掛金及び預け金が減少し、前事業年度末に比べ2億37百万円減少の146億59百万円となりました。
 固定資産は、ファイン製品製造設備の増強などにより、前事業年度末に比べ5億85百万円増加の148億90百万円となりました。

この結果、総資産は、前事業年度末に比べ3億47百万円増加し、295億50百万円となりました。

流動負債は、買掛金及び設備関係未払金が増加しましたが、未払法人税等が減少し、前事業年度末に比べ1億50百万円減少の66億28百万円となりました。

固定負債は、その他有価証券評価差額金に係る繰延税金負債の減少などにより、前事業年度末に比べ36百万円減少の29億26百万円となりました。
 この結果、負債合計は95億54百万円となり、前事業年度末に比べ1億86百万円減少しました。

純資産は、199億95百万円となり前事業年度末に比べ5億34百万円増加となりました。自己資本比率は前事業年度末の66.6%から1.1ポイント増加し、67.7%となりました。

 

(2) 資本の財源及び資金の流動性

当社は、円滑な事業活動に必要な水準の流動性の確保と財務の健全性維持を資金調達の基本方針としております。

当社は、上記の資金調達の基本方針に則り、国内金融機関との間で長期間に亘って築き上げてきた幅広く良好な関係に基づき、短期借入金を中心に必要資金を調達しております。

直接金融または間接金融の多様な手段の中から、その時々の市場環境も考慮した上で当社にとって有利な手段を機動的に選択し、資金調達を行っております。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は6億58百万円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 従業員数

当第3四半期累計期間において、提出会社の従業員数の著しい増減はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第3四半期累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。

 

(7) 主要な設備

当第3四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。