当第3四半期累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第3四半期累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい経済環境が続いているものの、ワクチン接種の普及による感染率や重症化率の低下が見られ、景気は緩やかな回復傾向で推移しました。しかし、オミクロン型の変異株の感染拡大や米国のインフレ懸念、中国政策リスクの高まりなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社製品関連分野におきましては、医農薬関連化学品は、欧州及びアジア向けの医薬関連製品の出荷が減少しました。機能性化学品は、触媒関連製品及び光学材料関連製品の出荷が増加しました。その他ファインは、樹脂関連製品等の販売は増加しましたが、「収益認識に関する会計基準」等の適用により、代理人取引に係る売上高が減少し減収となりました。
このような情勢のもとで、当社は、売価是正、拡販に注力するとともに、生産の合理化・効率化による製造原価低減など一層のコスト削減に取り組み、全社を挙げて収益確保に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は118億9百万円(前年同四半期比8.5%減)となりました。利益面では、原燃料価格高騰に加え、年度内の2回の定修によるコスト増加などにより、営業利益は4億94百万円(前年同四半期比61.8%減)、経常利益は6億81百万円(前年同四半期比51.1%減)となりました。四半期純利益につきましては、株式売却による特別利益3億72百万円を計上した結果、7億1百万円(前年同四半期比49.5%減)となりました。
(製品グループ別売上高)
(単位:百万円)
(注1) 第1四半期会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」等を適用し、従来は輸出許可日で収益を認
識していた指定仕向地渡し条件の輸出取引については、指定場所での引渡日に収益を認識することに変更し
たため、当第3四半期累計期間における売上高(166百万円)が減少しております。
(注2) 第1四半期会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」等を適用し、有償支給取引において対価の純
額を表示するため、当第3四半期累計期間における売上高(66百万円)が減少しております。
(注3) 第1四半期会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」等を適用し、代理人として行う取引において
対価の純額を表示するため、当第3四半期累計期間における売上高(1,610百万円)が減少しております。
(注4) 従来の化成品部門は、売上高の金額的重要性が低くなったこと及び一体的な事業と捉えることが適当であると
判断したため、ファイン製品のその他に含めております。
なお、第1四半期会計期間において、報告セグメントの区分を変更しております。この変更により、当社は単一セグメントとなることから、セグメント区分に基づく分析の記載を省略しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「(報告セグメントの変更等に関する事項)」をご参照ください。
流動資産は、売掛金が減少しましたが、第4四半期の定修に備えた販売製品の確保により棚卸資産が増加したことに加え、有価証券売却などによる現金及び預金の増加により、前事業年度末に比べ16億69百万円増加の146億9百万円となりました。
固定資産は、株式売却により投資有価証券が減少しましたが、ファイン製品製造設備新設などによる建設仮勘定の増加により、前事業年度末に比べ24億95百万円増加の216億13百万円となりました。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べ41億64百万円増加し、362億22百万円となりました。
流動負債は、未払法人税等及び賞与引当金が減少しましたが、買掛金及び短期借入金の増加などにより、前事業年度末に比べ19億95百万円増加の74億35百万円となりました。
固定負債は、ファイン製品製造設備新設に係る長期借入金の増加により、前事業年度末に比べ23億99百万円増加の69億51百万円となりました。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べ43億95百万円増加し、143億86百万円となりました。
純資産は、四半期純利益の計上により株主資本は増加しましたが、株式売却に伴うその他有価証券評価差額金の減少により、前事業年度末に比べ2億31百万円減少し、218億35百万円となりました。自己資本比率は前事業年度末の68.8%から60.3%となりました。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当社は、円滑な事業活動に必要な水準の流動性の確保と財務の健全性維持を資金調達の基本方針としております。
当社は、上記の資金調達の基本方針に則り、国内金融機関との間で長期間に亘って築き上げてきた幅広く良好な関係に基づき、短期借入金及び長期借入金により必要資金を調達しております。
直接金融または間接金融の多様な手段の中から、その時々の市場環境も考慮した上で当社にとって有利な手段を機動的に選択し、資金調達を行っております。
なお、ファイン製品製造設備(CMⅣプラント)を2021年3月に着工済みであり、今後も所要資金を金融機関から調達する計画であります。
当第3四半期累計期間において、当社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は7億75百万円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期累計期間において、提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
当第3四半期累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
当第3四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変更はありません。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。