第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
 
(1)当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
 
(2)当社グループは、前連結会計年度におきまして営業損失12百万円、経常損失511百万円、親会社株主に帰属する当期純損失710百万円、当第2四半期連結累計期間においては、営業損失47百万円、経常損失190百万円、親会社株主に帰属する当期純損失205百万円となりました。このような状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象等が存在しておりますが、インドネシア・タイで立ち上がった世界戦略車の新車種の量産効果を確実に手取ると同時に中期経営計画の方針(先行投下資金の回収優先)と重点施策(①ASEAN地域での収益拡大と財務基盤強化、②ものづくり構造改革による収益力強化、③ダイバーシティ推進およびグローバル人材育成とグローバル運営体制)を確実に実施すること。また、平成28年11月2日付プレスリリース「子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」にてお知らせしましたとおり当社のインドネシア子会社であるPT.ECHO ADVANCED TECHNOLOGY INDONESIAの株式を一部譲渡することにより同社は当社の連結子会社から持分法適用会社へ変更する予定であります。その結果、連結純資産が大幅に改善される見込みです。以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は存在しないと判断しております。
 

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策により、雇用情勢が改善し、景気は緩やかな回復基調となりましたが、中国及び新興国経済の減速等により、今後の景気の先行きに与える影響が不透明な状況にあります。

当社グループにおきましても、国内に於いては、概ね堅調に推移いたしました。しかし、海外のASEAN地域では引き続き需要の低迷が続いており、先行きが不透明な状況で推移しております。

その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は9,975百万円(前年同四半期比11.0%減)と減収となり、利益面では、徹底したコスト削減を実施しましたが、営業損失は47百万円(前年同四半期は営業損失89百万円)、経常損失は支払利息及びインドネシアでの為替差損の影響により190百万円(前年同四半期は経常損失366百万円)、税金等調整前四半期純損失は190百万円(前年同四半期は税金等調整前四半期純損失459百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は205百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失431百万円)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 ① 自動車部品事業

当事業の国内自動車部門におきましては、平成28年4月に発生した熊本地震の影響による大手自動車メーカーの操業停止等により、売上高は減少いたしました。また、海外自動車部門におきましては、タイのECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.では経済の低迷が長引き需要の低迷が続いており、インドネシアのPT. ECHO ADVANCED TECHNOLOGY INDONESIAでの増産等もありましたが、売上高は減少しました。

この結果、売上高は5,458百万円(前年同四半期比10.3%減)となりましたが、インドネシアのPT.Echo Advanced Technology Indoneshiaで為替差損の計上があり、セグメント損失は76百万円(前年同四半期はセグメント損失317百万円)となりました。

 ② 住宅設備・冷機部品事業

当事業の国内住宅設備部門におきましては、政府による各種住宅取得支援策により市場環境は改善しつつあり、新製品等の受注に努めましたが、売上高は減少いたしました。また、海外冷機部品部門におきましては、タイのTHAI KODAMA CO.,LTD及びベトナムのTHAI KODAMA (VIETNAM)CO.,LTD.では概ね順調に推移しいたしましたが、円高による為替の影響もあり売上高が減少しました。

この結果、売上高は4,162百万円(前年同四半期比11.2%減)となりましたが、中国の無錫普拉那(有)をこの部門に含めたことにより、セグメント利益は286百万円(前年同四半期比7.3%増)となりました。

 ③ エンターテイメント事業

当事業におきましては、映像用ソフトパッケージの需要は増加しましたが、ゲームソフトパッケージの需要が減少したことにより、売上高は減少しました。

この結果、売上高は354百万円(前年同四半期比19.0%減)、セグメント利益は5百万円(前年同四半期はセグメント損失39百万円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は17,220百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,272百万円の減少となりました。

資産では、流動資産が受取手形及び売掛金の減少等により580百万円減少し、固定資産が有形固定資産の減少等で692百万円減少しました。

負債では、流動負債が短期借入金の増加等により42百万円増加し、固定負債が長期借入金の減少等で903百万円減少しました。

純資産では、利益剰余金の減少等により411百万円減少しました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前第2四半期連結累計期間に比べ414百万円減少し、1,071百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は445百万円(前年同四半期は966百万円の資金の増加)となりました。これは主に、売上債権の減少等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は218百万円(前年同四半期は374百万円の資金の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出の増加等があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は135百万円(前年同四半期は91百万円の資金の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出の増加等があったことによるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は40百万円であります。

 

(6) 従業員数

当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。

 

(7) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。

 

(8) 主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

 

(9) 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策

当社は、事業等のリスクに記載した重要事象等を解消すべく、赤字の主要因であった、PT.ECHO ADVANCED TECHNOLOGY INDONESIAが昨年12月より大手自動車メーカーの世界戦略車の生産を開始した事により異常操業度損失がなくなり、足元では採算ラインを上回る受注を受け、この後も順次既に内示を受けている車種が次々と生産を開始いたしますので、赤字を解消するとともに、資本政策を検討し債務超過から脱却する予定でございます。なお、平成28年11月2日付プレスリリース「子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」にてお知らせしましたとおり当社のインドネシア子会社であるPT.ECHO ADVANCED TECHNOLOGY INDONESIAの株式を一部譲渡することにより同社は当社の連結子会社から持分法適用会社へ変更する予定であります。その結果、連結純資産が大幅に改善される見込みです。また、他の連結子会社におきましても、現在、当社で進めております「ものづくりの構造改革」を横展開してコストダウンを加速させ、収益を改善してまいります。以上のとおり、継続企業の前提に関する重要な不確実性は存在しないものと考えております。