当社グループは、前連結会計年度において営業損失352百万円、経常損失552百万円、親会社株主に帰属する当期純損失694百万円となりました。また、当第3四半期累計期間においても経常損失12百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失264百万円を計上しております。また、事業構造改革に係る外部コンサルタント費用等特別損失の計上により、個別財務諸表において債務超過の状態にあります。このような状況により、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象等が存在しております。
当社は当該状況を解消すべく、事業再生計画案の策定し、今後の再成長に向けた強固な収益体質の確立と財務体質の抜本的な改善を図るため、エンデバー・ユナイテッド株式会社が管理・運営する投資ファンドであるエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合(以下、「EU社」といいます。)との間で金銭支援のほか、人的支援、ノウハウの提供を通じたスポンサー支援に関する合意書を締結するとともに、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下、「事業再生ADR手続」といいます。)の利用申請することといたしました。
当社は、2020年1月8日事業再生実務家協会(同協会は、法務大臣より認証紛争解決事業者としての認証、及び経済産業大臣より事業再生ADR手続事業者としての認定を受けている団体です。)に対し、事業再生ADR手続についての正式な申請を行い、同日付で受理されました。また、2020年1月17日、第1回債権者会議を開催し、全てのお取引金融機関様の出席の下、債権の回収の一時停止、DIPファイナンスによる資金支援に係る債権について優先弁済権を付与すること他について承認を頂きました。続いて、2020年2月3日、第1回債権者会議の続行期日を開催し、事業再生計画案の概要の説明をいたしました。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社が判断したものです。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出や生産の弱さが続いており、米中貿易摩擦の長期化を背景とする海外経済の低迷や自然災害発生の影響等もあり、先行きは不透明な状況にあります。
当社グループにおきましては、国内の自動車部品事業では、三次元加飾工法や塗装品による乗用車部品は堅調に推移したものの、中東向け乗用車部品の需要が低迷し売上高は微減傾向となりました。また、新たに策定した再建中期計画の事業構造改革による成果が第2四半期から見え始めたことにより収益は改善いたしました。国内の住宅設備・冷機部品事業では、新規住宅着工並びにリフォーム需要とも低調に推移しており、消費税増税前の駆け込み需要が一部あったものの、10月以降の駆け込み需要の反動により売上高は減少しました。海外に於いては、ASEAN地域において一部で景気の回復基調が見え始めましたが、タイの冷蔵庫部品等の需要が減少し、経済が減速している中国での事業は引き続き販売が低迷しました。このような状況の中、当社は、2019年度を初年度とする3カ年の再建中期計画を策定し、事業構造改革を推進しまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は13,425百万円(前年同四半期比5.4%減)と減収となり、営業利益は136百万円(前年同四半期は営業損失302百万円)、経常損失は12百万円(前年同四半期は経常損失444百万円)、税金等調整前四半期純損失は176百万円(前年同四半期は税金等調整前四半期純損失444百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は264百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失509百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 自動車部品事業
当事業の国内自動車部門におきましては、主に三次元加飾工法や塗装品は堅調に推移しましたが、中東向け乗用車部品が微減傾向に推移いたしました。また、海外自動車部門におきましては、タイのECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.に於いても自動車生産減少方向にあり、売上高は減少しました。
この結果、売上高は8,133百万円(前年同四半期比5.7%減)、セグメント利益は280百万円(前年同四半期比14523.1%増)となりました。
② 住宅設備・冷機部品事業
当事業の国内住宅設備部門におきましては、10月からの消費税増税後の需要反動により秋以降の注文が減少ししたため、売上高は減少いたしました。海外冷機部品部門におきましても、タイのTHAI KODAMA CO.,LTDは新規アイテムの受注増がありましたが、冷蔵庫部品等の需要減がカバーできず、ベトナムのTHAIKODAMA (VIETNAM)CO.,LTD.も同様に冷蔵庫関係の需要が大きく落込み、売上高は減少いたしました。中国の無錫普拉那塑膠有限公司では、米中貿易摩擦の影響により中国市場の冷え込みが影響し、中国市場向けの製品が全般的に落ち込んだ結果、売上高は減少いたしました。
この結果、売上高は4,659百万円(前年同四半期比5.8%減)、セグメント利益は141百万円(前年同四半期比624.9%増)となりました。
③ エンターテイメント事業
当事業におきましては、ゲームソフトパッケージが繁忙期に需要が順調に推移したことにより、売上高は増加しました。
この結果、売上高は632百万円(前年同四半期比2.6%増)、セグメント利益は52百万円(前年同四半期比49.5%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は13,777百万円となり、前連結会計年度末に比べ865百万円の減少となりました。
資産では、流動資産が現預金及びその他の減少等により831百万円減少し、固定資産が有形固定資産の償却等により34百万円減少しました。
負債では、流動負債が短期借入金の増加等により15百万円増加し、固定負債が長期借入金の減少等で689百万円減少しました。
純資産では、利益剰余金の減少等により191百万円減少しました。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は37百万円であります。
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。
当社は当該状況を解消すべく、事業再生計画案の策定し、今後の再成長に向けた強固な収益体質の確立と財務体質の抜本的な改善を図るため、エンデバー・ユナイテッド株式会社が管理・運営する投資ファンドであるエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合(以下、「EU社」といいます。)との間で金銭支援のほか、人的支援、ノウハウの提供を通じたスポンサー支援に関する合意書を締結するとともに、2020年1月8日に「事業再生ADR手続」の利用を申請し、同日受理されました。
当社は、事業再生計画を遂行することにより当該状況を解消できるものと考えておりますが、これらの対策案は全お取引金融機関と協議を進めている途上であるため、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。