当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
① 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、2,123億85百万円で、前連結会計年度末に比べ111億99百万円増加いたしました。
流動資産につきましては149億38百万円増加いたしましたが、これは現金及び預金が70億95百万円増加したことに加え、受取手形および売掛金が39億23百万円、たな卸資産が26億56百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
固定資産につきましては37億38百万円減少いたしましたが、これは設備投資により有形固定資産が30億49百万円増加したものの、長期預金の短期振替により投資その他の資産が69億44百万円減少したことが主な要因であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、482億51百万円で、前連結会計年度末に比べ70億60百万円増加いたしました。これは支払手形及び買掛金が39億31百万円、賞与引当金が8億74百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、1,641億33百万円で、前連結会計年度末に比べ41億39百万円増加いたしました。為替換算調整勘定が円安により18億58百万円増加し、その他有価証券評価差額金が時価評価により17億55百万円増加したことが主な要因であります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は73.3%となりました。
② 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年9月30日)における世界経済ならびに日本経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響から経済活動が抑制されたため、一部の経済活動において持ち直しの動きがあるものの、厳しい状況が続きました。
このような情勢の下、当社グループは、「豊かな未来、社会の期待に化学で応える“The e-Material Global Company”」という経営ビジョンの下、2021年度を最終年度とする3カ年の中期計画「tok中期計画2021」に掲げた全社戦略の遂行に総力を挙げて取り組んでまいりました。
材料事業においては、5GやIoT等の普及に加え、パソコン、データサーバーやスマートフォン向けの半導体需要が好調に推移したため、売上は前年同期を大幅に上回りました。また、装置事業におきましても、受注済み装置の検収が進んだことから、売上は前年同期を上回りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,005億26百万円(前年同期比16.8%増)、営業利益は150億87百万円(同37.7%増)、経常利益は156億96百万円(同40.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は103億52百万円(同40.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a. 材料事業
当事業の内部取引を除いた売上高は、989億97百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益は、190億5百万円(同29.4%増)となりました。これは、エレクトロニクス機能材料部門および高純度化学薬品部門の売上が好調に推移したことが主な要因であります。
(単位:百万円)
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前第3四半期 連結累計期間 |
当第3四半期 連結累計期間 |
増減額 |
増減率 |
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売上高 |
84,595 |
98,997 |
14,401 |
17.0% |
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営業利益 |
14,688 |
19,005 |
4,317 |
29.4% |
部門別の概況は、次のとおりであります。
エレクトロニクス機能材料部門の売上高は、前年度を大幅に上回る573億68百万円(前年同期比18.5%増)となりました。これは、中小型液晶パネルの需要環境が変化したことにより、ディスプレイ用フォトレジストの売上が減少したものの、パソコン、データサーバーやスマートフォン向けなどの旺盛な半導体需要に支えられ、アジア地域を中心に半導体用フォトレジストおよび半導体製造の後工程に主に用いられる高密度実装材料の販売が好調に推移し、売上が増加したことが主な要因であります。
高純度化学薬品部門の売上高は、前年度を大幅に上回る413億49百万円(同14.6%増)となりました。これは、半導体製造プロセスに使用される半導体用フォトレジスト付属薬品の販売が好調に推移し、売上が増加したことが主な要因であります。
b. 装置事業
当事業の内部取引を除いた売上高は、15億29百万円(前年同期比2.5%増)となり、営業損失は、前年同期比191百万円改善し、2億43百万円となりました。
(単位:百万円)
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前第3四半期 連結累計期間 |
当第3四半期 連結累計期間 |
増減額 |
増減率 |
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売上高 |
1,492 |
1,529 |
37 |
2.5% |
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営業損失(△) |
△434 |
△243 |
191 |
― |
(2)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、72億6百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。