第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)における世界経済は、米国においては雇用環境や企業収益の改善等を背景に堅調に推移しており、欧州においても緩やかな景気回復が持続しております。中国では個人消費を中心に持ち直しが見られますが、景気の下振れリスクも依然として残る状況にあります。
 また、わが国経済は、輸出の伸びを背景として企業業績の改善が継続するなか、雇用環境の改善が続きましたが、その反面、依然として消費者の節約志向が続く状況となりました。
 このような状況の中、当社グループは中期経営方針である、「ハウスウエア合成樹脂製品分野の収益力の安定・強化」、「工業品合成樹脂製品分野の業容拡大」、「構造改善による収益力の強化」、「人材の育成」に注力してまいりました。
 この結果、売上高は572億39百万円(前年同期比101.1%)となり、営業利益は15億43百万円(前年同期比44.7%)、経常利益は22億25百万円(前年同期比61.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億14百万円(前年同期比58.1%)となりました。

 

セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

(日本)

ハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品においては、好調を博した「プロフィックス カバコ」のアイテム拡大や「ポーリッシュ 華麗なハンガー、アイロン台シリーズ」の第2弾となる新商品の市場投入及び取引先への積極的な企画導入等により売上拡大に注力し、伸び悩む個人消費のなか売上は前年と同水準となりました。工業品合成樹脂製品分野は、車両関連の減産の影響により受注が減少しました。利益面につきましては、構造改善による収益力強化に注力しましたが、原材料及び資材価格の上昇、物流コストの増加等の影響を大きく受け、前期比減益となりました。
 この結果、当セグメントの売上高は、171億73百万円(前年同期比98.5%)となり、セグメント利益(営業利益)は6億77百万円(前年同期比40.7%)となりました。

 

(中国)

ハウスウエア合成樹脂製品分野は、従来から販売をしている上海天馬精塑有限公司に加え、天馬精密工業(中山)有限公司においても販売を開始し順調に推移しましたが、工業品合成樹脂製品分野において、取引先の生産が東南アジアへシフトするなか、天馬精密注塑(深圳)有限公司を中心に売上減少を余儀なくされました。
 この結果、当セグメントの売上高は、169億76百万円(前年同期比87.3%)となり、セグメント利益(営業利益)は9億7百万円(前年同期比65.8%)となりました。

 

 

(東南アジア)

工業品合成樹脂製品分野において、ベトナム及びタイでの受注が好調に推移し、特にTENMA VIETNAM CO., LTD.で売上が大きく伸長し、TENMA (HCM) VIETNAM CO., LTD.においても、今年4月に完了した工場増築による生産能力増加により売上が増加しました。利益面につきましては、売上は伸長しましたが、PT. TENMA INDONESIAの新工場が稼働を開始したことによる立上げ費用及び中国からの生産移管や新規受注に係る立上げ費用等が重なり、前期比減益となりました。
 この結果、当セグメントの売上高は、230億90百万円(前年同期比117.1%)となり、セグメント利益(営業利益)は7億40百万円(前年同期比62.9%)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて12億17百万円増加し、914億92百万円となりました。これは、投資有価証券が4億21百万円、建物及び構築物(純額)が2億円それぞれ減少しましたが、現金及び預金が14億14百万円増加したこと等によります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて5億82百万円増加し、159億50百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が6億12百万円増加したこと等によります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて6億35百万円増加し、755億42百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が2億68百万円減少しましたが、利益剰余金が7億47百万円増加したこと等によります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、3億47百万円であります。

 

(5) 主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は、次のとおりであります。

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達
方法

着手年月

完了予定
年月

完成後の
増加能力

総額
(千円)

既支払額
(千円)

TENMA (HCM) VIETNAM CO., LTD.

ベトナム
ドンナイ省
ビエンホア市

東南アジア

合成樹脂製品製造設備

2,500,000

547,658

自己資金

平成30年3月

平成30年11月

新工場
建設

 

(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。