文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済政策及び金融緩和策などを背景に、企業業績や雇用環境に改善の動きが見られ、緩やかな回復基調で推移いたしました。
しかし、化学品業界では、原材料の市況により、原紙フィルム及びアルミ箔の値上げが行われ、ラミネート製品の原材料価格が上昇し、当社及び当社の属する業界は引き続き厳しい状況が続いております。また消費者の低価格志向は継続しており、当社を取り巻く環境は依然として不透明な状況で推移するものと思われます。
このような状況の中、当社グループは、ご好評を頂いております易開封加工の「直進くん®」や、乾燥剤の代わりに袋が湿度を吸収する「吸湿くん™」のほか、高速充填できる液体包装フィルム「マルトップ®ML」など、付加価値の高い包装資材の拡販に努めてまいりました。
また、これらの当社独自製品及び包装技術を、たくさんの方に知って頂くために、当期も4月に食の総合展示会「FABEX2017」に出展し、8月には名古屋で「第2回包装フィルム技術セミナー」を開催いたしました。技術部門におきましては、引き続き新製品の開発、当社独自製品の改良を行い、生産部門におきましては、製版・印刷・ラミネート・仕上げ加工の、各工程間のバランスを工夫しながら、生産性及び品質の向上に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間において売上高は、81億7百万円(前年同期比2.9%増)、損益面では、営業利益4億6千8百万円(前年同期比11.8%増)、経常利益5億3百万円(前年同期比12.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億8千7百万円(前年同期比9.9%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第2四半期連結累計期間において繰延税金資産を計上したことなどにより、減少したものです。
当第2四半期連結累計期間のトピックスといたしまして、公益社団法人日本包装技術協会が主催する、「日本パッケージングコンテスト」にて、当社の独自製品「まぜるっちゃん®」が食品包装賞を受賞しました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて4億6千5百万円増加し、123億2千万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が増加したことなどによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて1億5千7百万円増加し、67億9千8百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金等の増加額が、長期借入金の返済を上回ったことなどによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて3億8百万円増加し、55億2千1百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加などによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末日における現金及び現金同等物の四半期連結会計期間末残高は、21億8百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローについては、3億3千7百万円の増加(前年同期は3億4千1百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益及び減価償却費並びに仕入債務の増加が、売上債権の増加額を上回ったことなどによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローについては、1億1千4百万円の減少(前年同期は1億2千3百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローについては、2億2千万円の減少(前年同期は1億4千1百万円の減少)となりました。これは主に長期借入金の返済によるものであります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4千6百万円であります。