○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………5
(4)利益配分に関する基本方針及び当期の配当 ……………………………………………………6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………7
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………11
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ……………………………………………………11
(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………12
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間(2024年1月1日~2024年9月30日)における世界経済は、地域による温度差はあるものの全体としては緩やかな成長となりました。米国では底堅い個人消費により景気は堅調に推移しました。欧州は一部地域の低迷により緩やかな景気回復に留まりました。中国では不動産不況などにより景気低迷が継続しました。また、混迷を深めるロシア・ウクライナや中東情勢など地政学的な緊張がグローバルな経済活動のリスク要因になるなど、先行き不透明な状況が続きました。
かかる環境下、当社グループの業績においては、売上高は前年同期比40,460百万円(7.0%)増の614,834百万円、営業利益は12,220百万円(19.8%)増の73,923百万円、経常利益は12,588百万円(21.8%)増の70,341百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は10,147百万円(27.8%)増の46,634百万円となりました。
(単位:百万円)
[ビニルアセテート]
当セグメントの売上高は315,504百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は70,594百万円(同10.7%増)となりました。
ポバール樹脂:欧州向け物流が混乱する中、グローバルな安定供給体制を背景に、販売数量が増加しました。
光学用ポバールフィルム:順調な出荷が続いていましたが、第3四半期に入りパネルメーカーの出荷調整の影響を受け、販売数量は前年同期並みとなりました。なお、テレビ用パネル大型化の需要に応えるため、第2四半期に倉敷事業所で新設備の稼働を開始しました。
高機能中間膜:欧州の建築用途で景気低迷の影響が継続し、販売数量が減少しました。
水溶性ポバールフィルム:欧州で長引く景気低迷の影響を受けているものの、流通在庫の調整が進み、販売数量は増加しました。
EVOH樹脂〈エバール〉:食品包装用途は第2四半期以降回復基調となり、また自動車用途も堅調に推移したことから、販売数量は前年同期並みとなりました。サーキュラーエコノミー関連を中心とした今後の需要拡大に対応するため、シンガポールでの新プラントの建設(2026年末稼働予定、2024年3月26日公表)を決定しました。
[イソプレン]
当セグメントの売上高は56,076百万円(前年同期比19.7%増)、営業損失は5,569百万円(前年同期は営業損失4,066百万円)となりました。
イソプレンケミカル・エラストマー:自動車用途などを中心に需要が回復し、販売数量が増加しました。
耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ〉:堅調な自動車用途に加え、電気・電子用途でも需要が回復し、販売数量が増加しました。
[機能材料]
当セグメントの売上高は152,329百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は9,304百万円(同14.5%増)となりました。
メタアクリル:電気・電子用途を中心に需要の回復が見られ、販売数量が増加しました。なお、メタクリル酸メチルの生産能力の縮小を決定し(2024年6月27日公表)、収益改善の道筋をつけました。
メディカル:審美治療用歯科材料の販売が欧米を中心に順調に推移しました。
環境ソリューション:欧州の産業用途では景気低迷による影響が見られたものの、北米の飲料水用途を中心に、活性炭の販売が堅調に推移しました。米国の活性炭新設備は第1四半期に稼働を開始しました。
[繊維]
当セグメントの売上高は46,196百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は2,189百万円(同25.7%増)となりました。
人工皮革〈クラリーノ〉:自動車用途やスポーツ用途の需要回復により、販売数量が増加しました。
繊維資材:自動車用途で需要の回復が見られたものの、欧州の建材用途などが低調でした。
生活資材:不織布〈クラフレックス〉、面ファスナー〈マジックテープ〉ともに需要が低調でした。なお、不織布事業において、乾式不織布の事業撤退、及びメルトブローン不織布の生産能力縮小を決定しました(2024年7月26日公表)。
[トレーディング]
当セグメントの売上高は48,235百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は4,093百万円(同9.4%増)となりました。
繊維関連事業:資材関連は苦戦しましたが、スポーツ衣料用途が順調に推移しました。
樹脂・化成品関連事業:アジア市場を中心に販売が拡大しました。
[その他]
その他事業の売上高は37,073百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は1,905百万円(同227.7%増)となりました。
総資産は、棚卸資産の増加26,317百万円等の一方、現金及び預金の減少19,761百万円及びのれんの減少5,661百万円等により、前連結会計年度末比158百万円減の1,254,327百万円となりました。負債は、未払法人税等の増加8,520百万円等の一方、有利子負債の減少25,759百万円等により、前連結会計年度末比11,227百万円減の507,101百万円となりました。
純資産は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末比11,069百万円増の747,226百万円となりました。自己資本は729,226百万円となり、自己資本比率は58.1%となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績及び足元の事業環境を踏まえ、2024年8月9日に公表した2024年12月期通期(2024年1月1日~2024年12月31日)の業績予想を次のとおり修正いたします。
2024年12月期 通期連結業績予想数値の修正
(2024年1月1日~2024年12月31日)
(4)利益配分に関する基本方針及び当期の配当
当社は株主の皆様に対する利益配分を経営の重要課題と位置付け、現中期経営計画「PASSION 2026」における株主還元方針として、収益拡大による株主還元の充実を図っています。また、資本効率向上に向けて、事業ポートフォリオの高度化を始めとした各施策を推進しています。
2024年度の年間配当金額につきましては、中間配当及び期末配当予想をそれぞれ1株27円としており、1株当たり年間配当金(予想)は54円となる見込みです。また、2024年11月1日にお知らせしましたとおり、2024年5月14日開催の取締役会決議に基づき、2024年10月31日までに自己株式11,020千株、19,999百万円の取得を完了しました。
なお、2024年11月13日開催の取締役会において、自己株式30,000千株(普通株式、消却前の発行済株式総数に対する割合8.45%)を2024年11月29日付で消却することを決定しました。
該当事項はありません。
当社は、2024年5月14日開催の取締役会において自己株式の取得を決議し、2024年10月31日までに自己株式11,020千株、19,999百万円の取得を行いました。この取得等により、当第3四半期連結累計期間において、自己株式が18,965百万円増加し、当第3四半期連結累計期間末において、自己株式が44,620百万円となっています。
なお、当該決議に基づく自己株式の取得については、2024年10月31日をもって終了しています。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。なお、当第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりです。
(セグメント情報)
(単位:百万円)
(注)1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、エンジニアリング事業等を含んでいます。
2. セグメント利益又は損失の調整額△12,194百万円には、内部取引消去293百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△12,487百万円が含まれています。全社費用の主なものは、提出会社の基礎研究費です。
3. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整しています。
Ⅱ.当第3四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年9月30日)
(単位:百万円)
(注)1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、エンジニアリング事業等を含んでいます。
2. セグメント利益又は損失の調整額△8,594百万円には、内部取引消去3,390百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△11,985百万円が含まれています。全社費用の主なものは、提出会社の基礎研究費です。
3. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整しています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「機能材料」セグメントにおいて、減損損失3,527百万円を計上しています。なお、「機能材料」セグメントにおける当該減損損失のうち2,806百万円については、当第3四半期連結累計期間において、特別損失の事業整理損に含めて表示しています。