なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復が続きました。好調な企業業績を背景に設備投資が伸びたことに加え、良好な雇用情勢を受け、所得および個人消費が緩慢ながらも回復基調で推移しました。
また、世界経済は、米国政権の政策動向や朝鮮半島情勢の緊迫化などのリスクを抱えながらも、米国・欧州では緩やかな景気の拡大が続いたほか、中国経済も堅調な推移となりました。
このような環境のなか、当社グループでは、水素化関連製品をはじめとする高付加価値製品の販売に注力したほか、全社的な生産性向上の取組みにより、収益力強化を図りました。また、次の事業の柱とすべく、特殊油剤や新規可塑剤など新製品の早期市場投入を目指し開発を加速させました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、205億6千3百万円(前年同四半期比7.9%増)となり、損益面では、営業利益4億9千7百万円(前年同四半期は1億4千2百万円の営業損失)、経常利益5億8千万円(前年同四半期は1億2千7百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億5千5百万円(前年同四半期は2億8百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
主要製品の概況は次のとおりであります。
オレオケミカル製品は、界面活性剤の需要は低調でしたが、合成樹脂向け脂肪酸が堅調に推移したため、全体としては前年を上回る売上高となりました。
可塑剤は、主要販売先である住宅資材用途が堅調に推移し販売数量を伸ばしたほか、原材料価格上昇に伴う製品価格の見直しを進めたことにより売上高も増加しました。
機能性化学品は、水素化関連製品をはじめ、機能性エステルや自動車用途の油剤が好調に推移したことなどにより売上高は前年を上回りました。
樹脂原料製品は、自動車用途の海外向け販売で苦戦したものの、国内外で電機用途の販売を伸ばしたことが寄与し、売上高は増加しました。
樹脂添加剤は、海外向け販売が堅調に推移したことにより、全体として売上高は増加しました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前期末比11.8%増、金額で37億4百万円増加の349億7千2百万円となりました。
流動資産につきましては、当第3四半期連結会計期間末が休日であった影響などにより前期末比12.4%増、金額で19億8千6百万円増加の179億7千9百万円となりました。固定資産につきましては、投資有価証券について時価が上昇したことなどにより前期末比11.2%増、金額で17億1千8百万円増加の169億9千3百万円となりました。
流動負債につきましては、当第3四半期連結会計期間末が休日であった影響などにより前期末比28.1%増、金額で26億1千6百万円増加の119億1千4百万円となりました。固定負債につきましては、社債や長期借入金が減少したことなどにより前期末比6.0%減、金額で5億2千9百万円減少の82億3千3百万円となりました。
純資産につきましては、その他有価証券評価差額金が増加したことなどにより前期末比12.2%増、金額で16億1千7百万円増加の148億2千4百万円となりました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は39.9%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5億3千万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。