第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が見られたものの、米中貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱動向などの世界経済におけるリスクが高まり、先行き不透明な状況で推移しました。

このような環境のなか、当社グループにおきましては、収益改善に向けた取り組みを進めるとともに、水素化技術をはじめとするコア技術を用いた新製品の研究開発のスピードアップに努めました。

 

この結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、204億4千万円(前年同四半期比4.7%減)となり、損益面では、営業利益3億6千8百万円(前年同四半期比1.9%増)、経常利益6億6百万円(前年同四半期比14.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億8千7百万円(前年同四半期比21.8%増)となりました。

 

主要製品の概況は次のとおりであります。

オレオケミカル製品は、界面活性剤や不飽和アルコールについては好調を維持する一方でグリセリンは低迷する状況が続いており、原料価格も低位安定が続いたため、売上高は前年を下回りました。

可塑剤は、主要販売先である住宅設備資材用途において、国内外ともに需要が落ち込み、価格が下落するなど厳しい状況となりました。

機能性化学品は、自動車向け油剤等の需要の減少が続き売上高は前年を下回りました。

樹脂原料製品は、電材用途は国内外共に引き続き堅調に推移し、その他製品群においても回復がみられたため、前年を上回る売上高となりました。

樹脂添加剤は、国内向け販売は引き続き堅調に推移し、欧州向け販売も回復してきましたが、前半の低迷が大きく売上高は前年を下回りました。

 

 

②財政状態

当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末比1.4%増、金額で4億7千3百万円増加の352億3千8百万円となりました。

流動資産は179億7千万円となり、前連結会計年度末に比べ1億5千7百万円増加しました。これは主に、受取手形及び売掛金が4億2千6百万円、棚卸資産が5千4百万円それぞれ減少したものの、現金及び預金が7億3千3百万円増加したことなどによります。固定資産は172億6千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億1千5百万円増加しました。これは主に、投資有価証券が6千2百万円減少したものの、有形固定資産が3億9千5百万円増加したことなどによります。

流動負債は123億7千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億7千4百万円増加しました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が5億3千9百万円増加したことなどによります。固定負債は77億2千万円となり、前連結会計年度末に比べ4億9千1百万円減少しました。これは主に、長期借入金が4億5千1百万円減少したことなどによります。

純資産は151億4千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億9千万円増加しました。これは主に、利益剰余金が4億8千7百万円増加したことなどによるものであります

この結果、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は40.3%となりました。

 

(2) 事業上および財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5億5千5百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。