第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 (1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間の世界経済は、先進国を中心とした景気回復が継続したものの、欧州や東アジアなどを中心とした地政学的リスクにより、依然として先行き不透明な状態が続きました。わが国経済は、良好な企業業績見通しや雇用環境の改善を背景に緩やかな景気の回復基調が続きました。

化学業界におきましては、当期の基礎原料のナフサ価格は段階的に上昇しました。原油価格の上昇懸念もあり、世界的な景気動向ともあわせ先行き不透明感を残しています。

このような状況のもと、当社グループの5カ年経営計画「REACT1000-飛躍への行動を-」は、中間の年度であり、当社の第三の創業と位置づけております。ユニークさでトップになると掲げた「ユニ・トップ」のもと、今年度はお客様との緊密連携に努めた売上高拡大への強化を進めると共に、新設備を建設しておりました霞工場は、12月に非イオン界面活性剤製造設備の商業生産を開始し、未来づくりへの基盤とするマザー工場としての機能強化に一層努めました。

当第3四半期連結累計期間の業績といたしましては、売上高は430億99百万円(前年同四半期比10.4%増)、営業利益は39億34百万円(前年同四半期比38.9%増)、経常利益は36億76百万円(前年同四半期比38.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は25億26百万円(前年同四半期比42.5%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

<界面活性剤>

 界面活性剤の売上高は、総じて伸長しました。

 国内では、トイレタリー用途がやや低調に推移しましたが、機械・金属用途は好調に推移し、石鹸・洗剤用途は顕著に伸長しました。

 海外では、塗料・色材用途がやや低調に推移しましたが、ゴム・プラスチック用途は堅調に推移し、繊維用途は順調に推移しました。

 その結果、当セグメントの売上高は160億85百万円(前年同四半期比7.3%増)、営業利益は16億82百万円(前年同四半期比3.7%増)となりました。

 

<アメニティ材料>

アメニティ材料の売上高は、総じて伸長しました。

国内では、セルロース系高分子材料は、飼料用途が低調に推移しましたが、医薬品用途は順調に推移し、エネルギー・環境用途は好調に推移しました。ショ糖脂肪酸エステルは食品用途が堅調に推移しました。

海外では、ショ糖脂肪酸エステルは香粧品用途が好調に推移し、食品用途は伸長しました。

その結果、当セグメントの売上高は56億71百万円(前年同四半期比8.4%増)、営業利益は5億5百万円(前年同四半期比102.5%増)となりました。

 

 

<ウレタン材料>

ウレタン材料の売上高は、総じて伸長しました。

建築用途等の機能性ウレタンは大きく落ち込みましたが、土木用薬剤は公共工事の増加により大幅に伸長しました。フロン規制に関連する環境配慮型の合成潤滑油は伸長しました。

その結果、当セグメントの売上高は71億5百万円(前年同四半期比5.9%増)、営業利益は1億24百万円(前年同四半期比52.6%増)となりました。

 

<機能材料>

機能材料の売上高は、総じて大幅に伸長しました。

国内では、水系ウレタン樹脂は繊維用途が伸長し、難燃剤はゴム・プラスチック用途が伸長しました。光硬化樹脂用材料はIT・電子用途が顕著に伸長しました。

海外では、光硬化樹脂用材料はIT・電子用途が伸長し、難燃剤はゴム・プラスチック用途が顕著に伸長しました。

その結果、当セグメントの売上高は104億7百万円(前年同四半期比13.9%増)、営業利益は13億91百万円(前年同四半期比59.2%増)となりました。

 

<電子デバイス材料>

電子デバイス材料の売上高は、総じて顕著に伸長しました。

射出成形用ペレットは低迷しましたが、太陽電池用途の導電性ペーストは需要の回復により顕著に伸長しました。

その結果、当セグメントの売上高は38億29百万円(前年同四半期比28.5%増)、営業利益は2億31百万円(前年同四半期比2億26百万円の増加)となりました。

 

 (2) 経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (4) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、17億14百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 (5) 従業員数

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に重要な変動はありません。

 

 (6) 生産、受注及び販売の実績

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの生産及び販売実績に重要な変動はありません。

 なお、当社グループでは、受注生産を行っておりません。

 

 (7) 主要な設備

 当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は、次のとおりであります。

 

会社事業

所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達

方法

着手及び完了予定

年月

完成後の

生産能力

総額

既支払額

着手

完了

当社

四日市事業所

霞工場

三重県

四日市市

ウレタン材料

ウレタンシステム製造設備

2,040

(百万円)

自己資金及び

借入金

平成30年

5月

平成31年

6月

500トン/月