第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、以下の追加すべき事項が生じております。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(新型コロナウイルス感染症拡大に伴うリスク)

新型コロナウイルス感染症の拡大は、世界的な規模で感染者が増加し、社会経済活動に大きな影響を及ぼしております。当該感染症の影響により、当社グループでは一部の海外事業所における一時的な操業停止や一部の製商品における需要の減少が発生しました。

今後、新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化することにより、一部の製商品について需要が一層落ち込むほか、予想を上回る規模の事業所の操業停止、原材料の調達難による生産停止、物流機能の停滞等に至った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、政府から緊急事態宣言が発出され経済活動の自粛を余儀なくされ、多大な影響を受けました。また、世界各国の経済においても当該感染症拡大の影響により大幅な減速となり、国内外ともに依然先行きは不透明な状況が続いております。

このような中、当社グループは、永続的成長に向けて2025年までの全社基本ビジョンを「世界中のお客様から最も信頼されるイノベーション・カンパニー」と掲げ、3つの全社経営戦略(「イノベーションの推進」「グローバルネットワークの強化と拡大」「『勝ち続ける』経営基盤の構築」)のもと、激変する経営環境に左右されない強固な経営基盤の構築を図っているところであります。

 

当第2四半期連結累計期間の売上高は19,753百万円(前年同期比16.5%減)、営業利益339百万円(同55.9%減)、経常利益470百万円(同30.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益175百万円(同46.6%減)となりました。

 

セグメントの経営成績は次のとおりであります。なお、文中の各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。

 

(化学品事業)

売上高は14,004百万円(前年同期比18.8%減)、セグメント利益は378百万円(同50.4%減)となりました。

世界的な新型コロナウイルス感染症の影響を受け、主力である繊維加工用薬剤をはじめ、既存事業分野において、グローバル全体で売上高が大幅に減少しました。一方、特殊樹脂モノマー上市や環境衛生関連薬剤の売上高増加があったものの、アジア通貨に対する円高の影響もあり、化学品セグメント全体では売上高が減少しました。

このような状況下、休業や各国の助成金活用を含めコスト削減を実施しましたが、売上高減少及び昨年実施した設備投資による減価償却費増加により、セグメント利益は大幅に減少しました。

 

(化粧品事業)

売上高は5,449百万円(前年同期比3.6%減)、セグメント利益は801百万円(同3.8%減)となりました。

当社デミ コスメティクスにおいては、新型コロナウイルス感染症による市況の大幅悪化の影響を受けたものの、主力ブランド品への根強い支持を受け、売上高の減少幅を縮小しました。また、山田製薬株式会社における化粧品需要が悪化した一方で、手指消毒剤受注が大幅に伸長しました。化粧品セグメント全体では、コロナ禍の影響により売上高及びセグメント利益ともに減少しました。

 

(その他)

売上高は300百万円(前年同期比59.8%減)、セグメント利益は19百万円(同77.0%減)となりました。

②財政状態

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ、2,331百万円減少し52,722百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が888百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が1,918百万円及び有形固定資産が967百万円減少したことによるものであります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末の負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べ、1,766百万円減少し30,873百万円となりました。この主な要因は、借入金が687百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が1,534百万円、流動負債のその他(主に未払金)が796百万円、賞与引当金が240百万円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ、564百万円減少し21,849百万円となりました。この主な要因は、為替換算調整勘定が378百万円及びその他有価証券評価差額金が93百万円減少したことによるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計期間末に比べ795百万円増加し、6,727百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは1,346百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益515百万円、減価償却費1,337百万円、売上債権の減少額1,804百万円等の収入と、仕入債務の減少額1,478百万円等の支出によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは811百万円となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入116百万円の収入と、定期預金の預入による支出226百万円、有形固定資産の取得による支出820百万円等の支出によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られたキャッシュ・フローは389百万円となりました。これは主に、借入による収入(純額)700百万円、配当金の支払264百万円によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、982百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの運転資金・設備投資資金については、営業活動から獲得する自己資金及び金融機関からの借入による調達を基本としております。

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。