第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、製造業を中心とした一部の業種で改善が見られたものの、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言実施期間が長期間におよび、経済活動が制限される状況が継続しております。また、世界各国の経済は新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいる地域で景気回復の兆しがみられましたが、引き続きコロナ禍が拡大している地域もあり、国内外ともに依然先行きは不透明な状況が続いております。

このような中、当社グループは、永続的成長に向けて2025年までの全社基本ビジョンを「世界中のお客様から最も信頼されるイノベーション・カンパニー」と掲げ、3つの経営軸(「Innovation」「Efficiency」「Sustainability」)のもと、激変する経営環境をビジネスチャンスへと昇華し、社会からますます必要とされる価値を提供する事業に注力することで、着実に成長を遂げる真に強い企業集団へと生まれ変わるため、新たな5か年中期経営計画『INNOVATION25』(2021-2025)を掲げ、5つの全社基本戦略(「事業構造の大転換」「生産性改革」「財務基盤の強化」「サステナブル経営の推進」「大家族主義の進化」)に取り組んでおります。

 

当第2四半期連結累計期間の売上高は24,100百万円(前年同期比22.0%増)、営業利益1,413百万円(同315.8%増)、経常利益1,596百万円(同239.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,583百万円(同801.5%増)となりました。

 

セグメントの経営成績は次のとおりであります。なお、文中の各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。

 

(化学品事業)

売上高は16,665百万円(前年同期比19.0%増)、セグメント利益は908百万円(同139.9%増)となりました。

コロナ禍の影響が継続しているものの、全般的に流通在庫の積み上げ等による需要回復が見られるとともに、特殊樹脂モノマー、環境衛生関連薬剤やフッ素化成品が堅調に推移しました。また、アジア通貨に対する円安の影響もあり売上高は増加しました。

このような状況の中、昨年から実施している経費抑制の継続、一昨年実施した設備投資の減価償却費減少により、セグメント利益は増加しました。

 

(化粧品事業)

売上高は7,283百万円(前年同期比33.7%増)、セグメント利益は1,443百万円(同80.1%増)となりました。

当社デミ コスメティクスにおいては、度重なる緊急事態宣言による市況悪化の影響を受けたものの、主力ヘアケアブランドの拡販等により堅調に推移いたしました。山田製薬株式会社においては、大口受託案件の新商品増産に加えて新規顧客の獲得増により好調に推移しました。その結果、化粧品セグメント全体では売上高及びセグメント利益ともに増加しました。

 

(その他)

売上高は150百万円(前年同期比49.8%減)、セグメント利益は40百万円(同102.3%増)となりました。

②財政状態

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ、422百万円減少し52,752百万円となりました。この主な要因は、原材料及び貯蔵品が674百万円増加した一方、現金及び預金が448百万円、機械装置及び運搬具が330百万円及び受取手形及び売掛金が321百万円減少したことによるものであります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末の負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べ、3,006百万円減少し27,002百万円となりました。この主な要因は、借入金が2,808百万円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ、2,584百万円増加し25,750百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が1,489百万円、為替換算調整勘定が826百万円及びその他有価証券評価差額金が225百万円増加したことによるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ713百万円減少し、6,476百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは2,061百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益2,122百万円、減価償却費1,241百万円等の収入と、固定資産処分損益589百万円、法人税等の支払額471百万円等の支出によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出したキャッシュ・フローは25百万円となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入799百万円、定期預金の払戻による収入496百万円等の収入と、定期預金の預入による支出731百万円、有形固定資産の取得による支出561百万円等の支出によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出したキャッシュ・フローは3,066百万円となりました。これは主に、借入金の返済による支出(純額)2,777百万円、非支配株主への配当金の支払額198百万円等の支出によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,062百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの運転資金・設備投資資金については、営業活動から獲得する自己資金及び金融機関からの借入による調達を基本としております。

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。