当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境については、北米・欧州においては、緩やかながら景気回復が継続しました。アジアにおいては、中国の景気は緩やかに減速しつつある一方、東南アジアでは景気持ち直しの動きが見られました。インドでは景気が緩やかに回復しています。国内における景気は、生産や輸出は横ばいながら、弱さが見られます。
このような事業環境の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、188,228百万円と前年同期比6.2%の減収となりました。
営業利益は、コストダウンや品目構成の改善などにより、12,343百万円と前年同期比17.4%の増益となりました。
経常利益は、12,083百万円と前年同期比15.0%の増益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、6,866百万円と前年同期比19.1%の減益となりました。
(単位:百万円)
|
|
売上高 |
営業利益 |
||||
|
|
前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
前年同期比 |
前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
前年同期比 |
|
プリンティングインキ |
100,013 |
94,253 |
△5.8% |
2,857 |
4,322 |
+51.3% |
|
ファインケミカル |
35,341 |
32,400 |
△8.3% |
3,739 |
2,993 |
△20.0% |
|
ポリマ |
47,438 |
44,265 |
△6.7% |
3,089 |
4,506 |
+45.9% |
|
コンパウンド |
15,345 |
15,346 |
+0.0% |
1,232 |
1,326 |
+7.6% |
|
アプリケーションマテリアルズ |
13,645 |
12,538 |
△8.1% |
730 |
290 |
△60.3% |
|
その他、全社・消去 |
△11,194 |
△10,574 |
- |
△1,132 |
△1,093 |
- |
|
計 (含む為替影響) |
200,587 |
188,228 |
△6.2% |
10,515 |
12,343 |
+17.4% |
当社は、中期経営計画「DIC108」の開始に伴い、平成28年1月1日付でセグメント区分を変更しています。なお、前第1四半期連結累計期間実績については変更後のセグメントに組み替えて記載しています。
各セグメントの業績は次のとおりです。前年同期比の( )内の数値は、為替換算の影響を排除した増減比を表しています。なお、プリンティングインキセグメントの業績にはセグメント内の地域間取引が含まれており、合計金額は上記の業績数値と一致しません。
[プリンティングインキ]
・日本 売 上 高: 19,837百万円 前年同期比 + 1.9%
営業利益: 1,037百万円 前年同期比 2.2倍
パッケージ用インキの順調な拡販により、全体として増収となりました。
営業利益は、上記の売上状況に加え、コストダウンや品目構成の改善などにより、大幅な増益となりました。
・米州・欧州 売 上 高: 61,375百万円 前年同期比 △ 7.5% (+ 1.3%)
営業利益: 2,144百万円 前年同期比 +51.9% (+56.5%)
欧州及び北米では、パッケージ用インキは順調に推移しましたが、出版用インキ及び新聞用インキの需要減少の影響を受け、前年同期並となりました。中南米では、パッケージ用インキ及び出版用インキの出荷が好調に推移し、増収となりました。以上の結果、現地通貨ベースでは若干の増収となりましたが、円高の影響を受け、減収となりました。
営業利益は、合理化効果や品目構成の改善などにより、大幅な増益となりました。
・アジア・オセアニア 売 上 高: 15,448百万円 前年同期比 △11.3% (△ 2.7%)
営業利益: 1,089百万円 前年同期比 +12.4% (+24.7%)
中国では、パッケージ用インキの出荷が堅調に推移しましたが、出版用インキ及び新聞用インキが需要の減少を受け、減収となりました。東南アジアでは、出版用インキ及びパッケージ用インキが好調に推移し、増収となりました。オセアニアでは、出版用インキは好調に推移しましたが、新聞用インキの需要減少をカバーしきれず、減収となりました。インドでは、出版用インキが落ち込んだことなどにより、減収となりました。以上の結果、全体としては減収となりました。
営業利益は、コストダウンや品目構成の改善などにより、増益となりました。
[ファインケミカル]
売 上 高: 32,400百万円 前年同期比 △ 8.3% (△ 5.5%)
営業利益: 2,993百万円 前年同期比 △20.0% (△17.9%)
顔料は、国内では、カラーフィルタ用を中心に出荷が堅調に推移したことにより、前年同期並となりました。欧米では、機能性顔料の出荷が好調だったものの、その他顔料の需要減少を受け、減収となりました。TFT液晶は、新製品の緩やかな立ち上がりに加え、生産調整の影響を受けるなどしたため、減収となりました。以上の結果、全体としては減収となりました。
営業利益は、上記の売上状況などにより、減益となりました。
[ポリマ]
売 上 高: 44,265百万円 前年同期比 △ 6.7% (△ 4.2%)
営業利益: 4,506百万円 前年同期比 +45.9% (+52.3%)
国内では、需要は総じて堅調に推移しましたが、ポリスチレンなどの値下げ影響により、全体としては減収となりました。海外では、電気・電子向けなどで需要が減少したことにより、減収となりました。以上の結果、全体としても減収となりました。
営業利益は、コストダウンなどにより、大幅な増益となりました。
[コンパウンド]
売 上 高: 15,346百万円 前年同期比 + 0.0% (+ 3.5%)
営業利益: 1,326百万円 前年同期比 + 7.6% (+10.0%)
PPSコンパウンドは、海外の出荷が拡大したことに加え、国内において需要が順調に回復したことにより、増収となりました。ジェットインキは、国内外で出荷が順調に拡大し、増収となりました。以上の結果、全体としては現地通貨ベースでは増収となりましたが、円高の影響を受け、前年同期並に留まりました。
営業利益は、品目構成の改善などにより、増益となりました。
[アプリケーションマテリアルズ]
売 上 高: 12,538百万円 前年同期比 △ 8.1% (△ 7.1%)
営業利益: 290百万円 前年同期比 △60.3% (△60.4%)
中空糸膜モジュールやヘルスケア食品は、出荷が好調に推移し、増収となりましたが、工業用粘着テープが、スマートフォン向け需要停滞の影響を受け、全体としては、減収となりました。
営業利益は、上記の売上状況などにより、減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当四半期連結累計期間は第1四半期連結累計期間であり、四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。このため、キャッシュ・フローの状況に関する分析について記載していません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は、2,861百万円であり、このほか、当社及びDICグラフィックス株式会社において、製品の改良・カスタマイズに関わる費用など技術関連費用が、3,615百万円あります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の体制及び方針に重要な変更はありません。