当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境については、北米・欧州においては、景気回復が緩やかに継続しています。アジアにおいては、中国の景気は徐々に減速しつつある一方、東南アジアでは景気持ち直しの動きが見られました。インドでは、景気がゆっくりと回復しています。国内における景気は弱さも見られるものの、緩やかな回復基調が続いています。一方、世界経済は、英国のEU離脱問題に伴い先行き不透明感が高まりつつあります。
このような事業環境の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、377,695百万円と前年同期比7.8%の減収となりました。
営業利益は、高付加価値品の成長やコストダウンなどにより、26,072百万円と前年同期比15.5%の増益となりました。
経常利益は、金融収支の改善などにより26,690百万円と前年同期比22.3%の増益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、16,969百万円と前年同期比11.0%の増益となりました。
(単位:百万円)
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売上高 |
営業利益 |
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前第2四半期 連結累計期間 |
当第2四半期 連結累計期間 |
前年同期比 |
前第2四半期 連結累計期間 |
当第2四半期 連結累計期間 |
前年同期比 |
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プリンティングインキ |
203,980 |
185,597 |
△9.0% |
7,445 |
8,346 |
+12.1% |
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ファインケミカル |
68,871 |
65,773 |
△4.5% |
6,847 |
6,976 |
+1.9% |
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ポリマ |
97,889 |
89,666 |
△8.4% |
7,059 |
9,396 |
+33.1% |
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コンパウンド |
31,545 |
30,800 |
△2.4% |
2,433 |
2,825 |
+16.1% |
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アプリケーションマテリアルズ |
29,005 |
26,677 |
△8.0% |
1,148 |
905 |
△21.1% |
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その他、全社・消去 |
△21,669 |
△20,817 |
- |
△2,361 |
△2,376 |
- |
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計 (含む為替影響) |
409,620 |
377,695 |
△7.8% |
22,570 |
26,072 |
+15.5% |
当社は、中期経営計画「DIC108」の開始に伴い、平成28年1月1日付でセグメント区分を変更しています。なお、前第2四半期連結累計期間実績については、変更後のセグメントに組み替えて記載しています。
各セグメントの業績は次のとおりです。前年同期比の( )内の数値は、為替換算の影響を排除した増減比を表しています。なお、プリンティングインキセグメントの業績にはセグメント内の地域間取引が含まれており、合計金額は上記の業績数値と一致しません。
[プリンティングインキ]
・日本 売 上 高: 39,338百万円 前年同期比 + 0.4%
営業利益: 2,176百万円 前年同期比 +97.4%
パッケージ用インキは出荷が順調に推移しました。加えて、接着剤や新製品の拡販もあり、全体として増収となりました。
営業利益は、上記の売上状況に加え、コストダウンや品目構成の改善などにより、大幅な増益となりました。
・米州・欧州 売 上 高: 119,969百万円 前年同期比 △11.4% (+ 0.4%)
営業利益: 3,767百万円 前年同期比 △ 6.4% (+15.7%)
欧州及び北米では、出版用インキ及び新聞用インキは需要減少の影響を受け減収となりましたが、パッケージ用インキの成長により、前年同期並となりました。中南米では、パッケージ用インキ及び出版用インキの出荷が好調であったことにより、増収となりました。以上の結果、現地通貨ベースでは若干の増収となりましたが、為替の影響を受け、減収となりました。
営業利益は、現地通貨ベースでは二桁増益ながら、為替の影響を受け、減益となりました。
・アジア・オセアニア 売 上 高: 30,935百万円 前年同期比 △12.8% (△ 0.8%)
営業利益: 2,355百万円 前年同期比 + 0.6% (+14.8%)
中国では、景気減速による需要減少の影響を受け、全品目で減収となりました。東南アジアでは、出版用インキ及びパッケージ用インキが大きく成長し、増収となりました。オセアニアでも、出版用インキ及びパッケージ用インキの出荷が好調に推移しましたが、新聞用インキの需要減少をカバーしきれず、減収となりました。インドでは、新聞用インキの落ち込みにより、減収となりました。以上の結果、全体としては減収となりました。
営業利益は、高付加価値品の成長やコストダウンなどにより、増益となりました。
[ファインケミカル]
売 上 高: 65,773百万円 前年同期比 △ 4.5% (+ 1.0%)
営業利益: 6,976百万円 前年同期比 + 1.9% (+ 8.3%)
顔料は、国内では、カラーフィルタ用を中心に出荷が好調に推移したことにより、増収となりました。欧米においては、化粧品用は大きく成長し、その他顔料の出荷も堅調に推移しましたが、為替の影響を受け、減収となりました。TFT液晶は、中国の新工場からの大幅な出荷増に加え、遅れていた国内からの新製品の出荷が本格化したことで、ほぼ前年同期並まで回復しました。以上の結果、現地通貨ベースでは増収となりましたが、為替の影響により減収となりました。
営業利益は、品目構成の改善などにより、増益となりました。
[ポリマ]
売 上 高: 89,666百万円 前年同期比 △ 8.4% (△ 4.9%)
営業利益: 9,396百万円 前年同期比 +33.1% (+40.1%)
国内では、需要は総じて堅調に推移しましたが、ポリスチレンなどの値下げの影響により、全体としては減収となりました。海外では、電気・電子向けがやや回復するなど、需要は堅調に推移しましたが、製品値下げや為替の影響などにより、減収となりました。以上の結果、全体として減収となりました。
営業利益は、コストダウンなどにより、大幅な増益となりました。
[コンパウンド]
売 上 高: 30,800百万円 前年同期比 △ 2.4% (+ 3.1%)
営業利益: 2,825百万円 前年同期比 +16.1% (+20.4%)
PPSコンパウンドは、国内外の出荷が好調に推移したことにより、増収となりました。ジェットインキは、国内外の出荷が堅調に推移しましたが、為替の影響などにより、減収となりました。以上の結果、全体としては現地通貨ベースでは増収となりましたが、為替の影響などを受け、前年同期並に留まりました。
営業利益は、品目構成の改善などにより、大幅な増益となりました。
[アプリケーションマテリアルズ]
売 上 高: 26,677百万円 前年同期比 △ 8.0% (△ 6.3%)
営業利益: 905百万円 前年同期比 △21.1% (△20.4%)
中空糸膜モジュールやヘルスケア食品は、出荷が好調に推移し、増収となりましたが、工業用粘着テープが、スマートフォン向け需要停滞の影響を受け、全体としては、減収となりました。
営業利益は、上記の売上状況などにより、減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
[営業活動によるキャッシュ・フロー] 30,402百万円 (前第2四半期連結累計期間 2,683百万円)
当第2四半期連結累計期間は、税金等調整前四半期純利益が22,668百万円、減価償却費が16,930百万円となりました。また、運転資本の減少により5,901百万円の資金を取得した一方、法人税等に9,785百万円を支払いました。以上の結果、営業活動により得られた資金の総額は30,402百万円となりました。
[投資活動によるキャッシュ・フロー] △19,006百万円 (前第2四半期連結累計期間 △8,168百万円)
当第2四半期連結累計期間は、設備投資に13,950百万円の資金を使用したことなどにより、投資活動に使用した資金の総額は19,006百万円となりました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー] 14,844百万円 (前第2四半期連結累計期間 10,096百万円)
当第2四半期連結累計期間は、借入により20,113百万円の資金を調達した一方で、剰余金の配当として3,792百万円を支払いました。以上の結果、財務活動により得られた資金の総額は14,844百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、5,730百万円であり、このほか、当社及びDICグラフィックス株式会社において、製品の改良・カスタマイズに関わる費用など技術関連費用は、7,400百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の体制及び方針に重要な変更はありません。