当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境については、北米・欧州においては、景気回復が緩やかに継続しました。アジアにおいては、中国及び東南アジアでは、景気持ち直しの動きが見られました。インドでは、景気がゆっくりと回復しています。国内における景気は弱さも見られるものの、緩やかな回復基調が続いています。一方、世界経済は、英国のEU離脱問題に伴い、先行き不透明感が依然として続いています。
このような事業環境の中、当第3四半期連結累計期間の売上高は、出荷は堅調ながら為替の影響などにより、559,515百万円と前年同期比9.2%の減収となりました。
営業利益は、高付加価値品の成長やコストダウンなどにより、40,337百万円と前年同期比9.3%の増益となりました。
経常利益は、金融収支の改善などにより41,739百万円と前年同期比17.4%の増益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、25,278百万円と前年同期比9.9%の増益となりました。
(単位:百万円)
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売上高 |
営業利益 |
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前第3四半期 連結累計期間 |
当第3四半期 連結累計期間 |
前年同期比 |
前第3四半期 連結累計期間 |
当第3四半期 連結累計期間 |
前年同期比 |
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プリンティングインキ |
309,333 |
273,045 |
△11.7% |
12,918 |
13,510 |
+4.6% |
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ファインケミカル |
102,943 |
97,310 |
△5.5% |
10,043 |
10,897 |
+8.5% |
|
ポリマ |
146,386 |
133,326 |
△8.9% |
11,478 |
14,308 |
+24.7% |
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コンパウンド |
47,514 |
45,414 |
△4.4% |
4,281 |
3,837 |
△10.4% |
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アプリケーションマテリアルズ |
43,188 |
40,565 |
△6.1% |
1,800 |
1,396 |
△22.5% |
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その他、全社・消去 |
△32,938 |
△30,145 |
- |
△3,619 |
△3,611 |
- |
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計 (含む為替影響) |
616,426 |
559,515 |
△9.2% |
36,901 |
40,337 |
+9.3% |
当社は、中期経営計画「DIC108」の開始に伴い、平成28年1月1日付でセグメント区分を変更しています。なお、前第3四半期連結累計期間実績については、変更後のセグメントに組み替えて記載しています。
各セグメントの業績は次のとおりです。前年同期比の( )内の数値は、為替換算の影響を排除した増減比を表しています。なお、プリンティングインキセグメントの業績にはセグメント内の地域間取引が含まれており、合計金額は前述の業績数値と一致しません。
[プリンティングインキ]
・日本 売 上 高: 59,126百万円 前年同期比 △ 0.7%
営業利益: 3,554百万円 前年同期比 +78.9%
パッケージ用インキ及び新聞用インキは出荷が順調に推移しましたが、売上高は、全般的な製品価格の低下により、前年同期並となりました。
営業利益は、上記の出荷状況に加え、コストダウンや品目構成の改善などにより、大幅な増益となりました。
・米州・欧州 売 上 高: 174,886百万円 前年同期比 △14.9%(△ 1.2%)
営業利益: 6,328百万円 前年同期比 △11.1%(+ 7.9%)
欧州及び北米では、パッケージ用インキは成長しましたが、出版用インキ及び新聞用インキの需要減少により、減収となりました。中南米では、パッケージ用インキ及び出版用インキの出荷が好調であったことにより、増収となりました。以上の結果、全体としては為替の影響などを受け、減収となりました。
営業利益は、現地通貨ベースでは増益となりましたが、為替の影響を受け、減益となりました。
・アジア・オセアニア 売 上 高: 45,906百万円 前年同期比 △13.7%(△ 0.7%)
営業利益: 3,593百万円 前年同期比 △ 7.4%(+ 6.5%)
中国では、出版用インキ及びパッケージ用インキの出荷は堅調に推移しましたが、製品価格の低下により全品目で減収となりました。東南アジアでは、出版用インキ及びパッケージ用インキが大きく成長し、増収となりました。オセアニアでは、出版用インキ及びパッケージ用インキの出荷が好調に推移しましたが、新聞用インキの需要減少をカバーしきれず、減収となりました。インドでは、新聞用インキの落ち込みにより、減収となりました。以上の結果、全体としては為替の影響などを受け減収となりました。
営業利益は、高付加価値品の成長やコストダウンなどにより現地通貨ベースでは増益となりましたが、為替の影響により減益となりました。
[ファインケミカル]
売 上 高: 97,310百万円 前年同期比 △ 5.5%(+ 2.4%)
営業利益: 10,897百万円 前年同期比 + 8.5%(+15.6%)
顔料は、国内では、カラーフィルタ用を中心に出荷が好調に推移したことにより増収となり、一方、欧米では、化粧品用は大きく成長しましたが、為替の影響を受け、減収となりました。TFT液晶は、中国の新工場からの出荷増に加え、遅れていた国内からの新製品の出荷が本格化したことで、大幅に回復しました。以上の結果、現地通貨ベースでは増収となりましたが、為替の影響により減収となりました。
営業利益は、品目構成の改善などにより、増益となりました。
[ポリマ]
売 上 高: 133,326百万円 前年同期比 △ 8.9%(△ 4.9%)
営業利益: 14,308百万円 前年同期比 +24.7%(+32.0%)
国内では、製品価格低下の影響により、全体としては減収となりましたが、出荷は総じて堅調に推移しました。海外では、電気・電子向けは堅調に推移しましたが、製品価格の低下や為替の影響などにより、減収となりました。以上の結果、全体として減収となりました。
営業利益は、コストダウンなどにより、大幅な増益となりました。
[コンパウンド]
売 上 高: 45,414百万円 前年同期比 △ 4.4%(+ 2.6%)
営業利益: 3,837百万円 前年同期比 △10.4%(△ 2.9%)
PPSコンパウンドは、国内外の出荷が好調に推移したことにより、増収となりました。ジェットインキは、国内は輸出で為替の影響を受けましたが、海外は出荷が好調に推移し、ジェットインキ全体としては、前年同期並となりました。以上の結果、全体としては現地通貨ベースでは増収となりましたが、為替の影響を受け、減収となりました。
営業利益は、上記の売上状況により、減益となりました。
[アプリケーションマテリアルズ]
売 上 高: 40,565百万円 前年同期比 △ 6.1%(△ 3.9%)
営業利益: 1,396百万円 前年同期比 △22.5%(△20.8%)
中空糸膜モジュールは、好調な出荷が継続し、増収となりましたが、工業用粘着テープが、スマートフォン向け需要停滞の影響を受けたことなどにより、全体としては、減収となりました。
営業利益は、上記の売上状況などにより、減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当四半期連結累計期間は第3四半期連結累計期間であり、四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。このため、キャッシュ・フローの状況に関する分析について記載していません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は、8,447百万円であり、このほか、当社及びDICグラフィックス株式会社の製品の改良・カスタマイズに関わる費用など技術関連費用は、11,084百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の体制及び方針に重要な変更はありません。