第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年12月31日)におけるわが国の経済は、中国をはじめとする新興国における経済の減速、英国のEU離脱に加え、今後の米国経済の先行きに対する懸念等により、景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。

 このような状況の中、当社グループは、主力製品の増販およびあらゆるコストの低減により、利益の確保に引き続き努めてまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が332億2千3百万円で前年同四半期比22億6千3百万円の減収(6.4%減)となりましたが、利益面では、営業利益は10億9百万円で前年同四半期比4億6千6百万円の増益(86.0%増)、経常利益は12億3千3百万円で前年同四半期比5億1千2百万円の増益(71.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億5百万円で前年同四半期比3億6千2百万円の増益(81.6%増)となりました。

 

 次に、セグメント別に概況をご報告いたします。

 

(インキ事業)

 オフセットインキは、市場縮小化が継続する中、売上確保に努めましたが、数量および売上高は前年同四半期に比べ減少いたしました。

 グラビアインキは、食品包材向けを始めとして全般的に堅調に推移するなかで顧客別対応に注力し、数量および売上高は前年同四半期に比べ増加いたしました。

 インクジェットインクは、産業用機能性インクの伸長により、数量および売上高は前年同四半期に比べ増加いたしました。

 印刷用材料は、オフセットインキと同様に市場の縮小化が進行する中、売上維持に努めましたが、売上高は前年同四半期に比べ減少いたしました。

 印刷機械は設備入替等の需要が少なく、売上高は前年同四半期に比べ減少いたしました。

 この結果、インキ事業の売上高は、116億2千9百万円で前年同四半期比6億5千4百万円の減収(5.3%減)となりましたが、セグメント利益はコスト削減の効果もあり、5億4千8百万円で前年同四半期比1億1千1百万円の増益(25.6%増)となりました。

 

(化成品事業)

 合成樹脂用着色剤は、包装用途向け機能製品の伸長および自動車用途向け製品の受注が堅調に推移し、数量および売上高は前年同四半期に比べ増加いたしました。

 合成樹脂成形材料は、スポット受注はありましたが、数量および売上高は前年同四半期並みとなりました。

 この結果、化成品事業の売上高は、149億2千6百万円で前年同四半期比8千1百万円の増収(0.6%増)となり、セグメント利益は売上構成の変化により、12億4千4百万円で前年同四半期比3億9百万円の増益(33.0%増)となりました。

 

(加工品事業)

 水処理用資材は順調に推移したものの、震災復興向け土木資材の工事減により、売上高は前年同四半期に比べ大幅な減少となりました。

 この結果、加工品事業の売上高は、64億5千3百万円で前年同四半期比16億8千7百万円の減収(20.7%減)となりましたが、セグメント利益は水処理用資材、環境対応型土木資材の増販および一軸延伸フィルムのコスト改善により、3億3千1百万円で前年同四半期比1億1千8百万円の増益(55.6%増)となりました。

 

(不動産賃貸事業)

 不動産賃貸事業の売上高は、2億1千3百万円で前年同四半期比4百万円の減収(2.2%減)、セグメント利益は1億2百万円で前年同四半期比1千万円の減益(9.3%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

  当第3四半期連結会計期間末の総資産は461億1千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億7千8百万円増加いたしました。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加12億2千6百万円、たな卸資産の減少5千9百万円、有形固定資産の減少2億5千2百万円及び投資有価証券の時価上昇等に伴う増加9億9千万円等によるものです。

  負債合計は243億5千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億9千6百万円増加いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加21億8千5百万円、短期借入金の減少4億8千万円、1年内返済予定の長期借入金の減少2億1千万円、賞与引当金の減少3億2千5百万円、長期借入金の減少8億7千7百万円、繰延税金負債の増加3億5千万円及び退職給付に係る負債の減少2億7千2百万円等によるものです。

  純資産の部は217億6千2百万円となり前連結会計年度末に比べ11億8千1百万円増加いたしました。主な要因は、利益剰余金の増加6億4千3百万円及びその他の包括利益累計額の増加5億2千2百万円等によるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

  当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、9億4千3百万円であります。

  なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)従業員数

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数の著しい増減はありません。

 

(6)生産、受注及び販売の実績

  当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。

 

(7)主要な設備

  当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。