第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、新たに決定または締結した経営上の重要な契約等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

(経営成績の分析)

 当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢に改善が見られるなど緩やかな回復基調が続いていた景気が、直近の実質GDP成長率においてマイナスに転じるなど回復の動きに足踏みの状況がみられます。また、海外では中国経済の失速懸念とそれに伴う金融市場の不安定から先行きに不透明感が高まっています。

 このような状況の中で、国内売上高は、1,603百万円と前年同期(1,550百万円)に比べ、53百万円(3.4%)の増収となりました。これは、農薬用中間物及び機能性用中間物は減少しましたが、医薬用中間物が新製品の寄与もあり大幅に増加したためです。

 一方、輸出売上高は、661百万円と前年同期(1,154百万円)に比べ、492百万円(42.7%)の大幅な減収となりました。これは、医薬用中間物及び機能性用中間物は増加しましたが、農薬用中間物で米国向けがユーザーでの在庫調整により大幅に減少したためです。

 この結果、総売上高は2,264百万円となり、前年同期(2,704百万円)に比べ439百万円(16.3%)の減収となりました。また、輸出比率は29.2%(前年同期42.7%)となりました。

 利益につきましては、採算の改善していたドル建て輸出売上の減少、前年同期に比べ対ドルで大幅な円安になったことによる輸入原料価格の高騰の影響、競争激化、米国向け農薬用中間物の在庫調整での工場稼働率の低下等により、営業損失は142百万円(前年同期60百万円)となりました。営業外損益では為替差益20百万円を計上したこともあり、経常損失は123百万円(前年同期33百万円)、四半期純損失は133百万円(前年同期36百万円)となりました。

 

(財政状態の分析)

 当第2四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ994百万円減少の9,671百万円となりました。これは主に、商品及び製品が500百万円、投資有価証券が時価の変動により78百万円増加しましたが、受取手形及び売掛金が1,160百万円減少したことによるものです。

 負債につきましては、前事業年度末に比べ888百万円減少の4,504百万円となりました。これは主に、借入金が773百万円減少したことによるものです。

 また、純資産は前事業年度末に比べ105百万円減少の5,166百万円となり、自己資本比率は53.4%(前事業年度末49.4%)となりました。

 

(キャッシュ・フローの状況)

 当第2四半期累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加額が454百万円となりましたが、売上債権の減少額が1,160百万円となったことなどにより、644百万円の収入(前年同期 1,280百万円の収入)となりました。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出144百万円などにより、145百万円の支出(前年同期 186百万円の支出)となりました。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済を進めたことなどにより、815百万円の支出(前年同期 1,062百万円の支出)となりました。

 以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期会計期間末残高は491百万円となり、前事業年度末に比べ304百万円減少しました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題については、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(3)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発費の総額は134百万円です。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4)生産及び販売の実績

 当第2四半期累計期間における、生産及び販売実績は、下記のとおりであります。

 なお、当社の事業は、有機化学合成に基づく中間物の製造、販売、研究及びサービス等を行う単一セグメントであるため、セグメント情報を記載しておりませんので、「生産及び販売の実績」については製品の種類別ごとに記載しております。

① 生産実績

区分

 生産高(千円)

前年同四半期比(%)

前第2四半期累計期間

当第2四半期累計期間

医薬用中間物

373,067

927,281

+148.6

農薬用中間物

1,951,551

1,163,326

△40.4

機能性用中間物

335,934

318,360

△5.2

その他用中間物

61,868

57,986

△6.3

界面活性剤

152,161

175,992

+15.7

合計

2,874,584

2,642,948

△8.1

 (注) 金額は、販売価格(消費税等抜き)によっております。

② 販売実績

 区分

販売高(千円)

前年同四半期比(%)

前第2四半期累計期間

当第2四半期累計期間

医薬用中間物

481,733

986,518

+104.8

農薬用中間物

1,519,969

600,614

△60.5

機能性用中間物

423,773

434,433

+2.5

その他用中間物

67,679

74,806

+10.5

界面活性剤

197,014

148,502

△24.6

その他

14,444

20,080

+39.0

合計

2,704,615

2,264,954

△16.3

 (注)1 金額には、消費税等は含まれておりません。

2 主な輸出先、輸出販売高の増減は、次のとおりであります。

輸出先

輸出販売高(千円)

 前年同四半期比(%)

前第2四半期累計期間

当第2四半期累計期間

北米

890,001

109,450

△87.7

欧州

259,042

344,150

+32.9

アジア他

5,185

207,642

+3,904.6

合計

1,154,229

661,243

△42.7